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October 16, 2011

一口馬主の金言その1

偉そうなタイトルをぶち上げましたが、大した内容ではありません。一口馬主で成功・・・とまでは行かないまでも、とにかく大ダメージを喰らわないためにはどうしたらいいか、どのようなことを心に留めておくべきかについて考えたいと思います。

元ネタとして、昨年出版されたムック本の「一口馬主完全攻略読本(洋泉社)」の中に、「本当に走るクラブ馬を見抜く10か条」という記事があり、それが非常によい内容だったので、それを参考に考えたいと思います。

ちなみに、今年も上記の本の続刊である「一口馬主最強攻略読本」(赤色の表紙の本です)が出ていますが、昨年出た「一口馬主完全攻略読本」(白色の表紙の本です)のほうが内容は優れていると思います。この手の本に限らず、こういうハウツー系の本は必ず1作目が最高の出来です。必ず1作目に筆者の書きたい内容のほぼ全部が含まれています。2作目以降は1作目の焼き直しや、本質から外れた部分が多く、あきらかに二番煎じの感がある場合が多いですね。もちろん、今年出た赤色の表紙のほうも読み物としては面白いですよ。でも白色の本のほうが本質を突いた内容が多かったように思います。白色の表紙のほうは中古だったら買えると思うので、興味があったら読んでみてください。読んで損はないと思います。

すいません、話が脱線してしまいましたが、今日は第1回目として、以下の金言を奉ります。


【金言その1:リーディング上位種牡馬の産駒を買え】

あたりまえじゃないか!という声が聞こえてきそうですが、これ意外と大事だと思います。

私が一番最初に入ったクラブは実はラフィアンでした。ラフィアンには当時はリーディングとは無縁の種牡馬の産駒もいたりして、とにかくバラエティに富んでいました。結局私はラフィアンは2年足らずでやめてしまうのですが、ラフィアンのようなラインナップが普通だと思っていました。

次に入った社台、キャロットはいわゆるサンデー系の種牡馬の産駒がたくさんいて、価格も高い馬がたくさんいました(ラフィアンにも高い馬はいましたよ、もちろん)。正直、高いなあ~というのが第一印象で、そうすると自然に安い馬に目が行きますよね。せっかく社台系のクラブに入ったんだから社台系種牡馬の産駒がいいなと思いつつも、なるべく安いのがよい・・・となるとリーディング下位種牡馬の産駒ばかり目に入ってくる。馬体も良さそうだ。これはきっと走る。間違いない!とまあ、こういう罠に嵌ってしまいがちです。

そのとき、長く一口馬主をやっている方から、「絶対にリーディング上位種牡馬の産駒を選んだほうがよい」と助言を受けました。経験則として、やっぱり種牡馬が何より重要で、種牡馬の能力で産駒の能力の大部分が決まると。

実績のない種牡馬の産駒は母系がよくても、手を出さない。それだったら母系は地味だが、リーディング上位種牡馬の産駒を狙うべきと思います。

今年のキャロットにも、イマイチな種牡馬の産駒はいます。もちろん絶対に走らないわけではないですし、反例を挙げればマイナー種牡馬で重賞勝ちする馬も結構いますしね。ただ、特別な思い入れや自信があるわけでもなく、そういう馬に出資するのは、もう一度良く考えてからにしたほうがいいでしょう。今の時代にオグリキャップを探すのはちょっと無謀な気がします。

一応、このブログは、社台、サンデー、キャロット、あと東京サラブレッドに興味のある方が見られていると思っていますので、この金言を1番目とします。他のクラブでは当てはまらない場合もあると思いますので、その点はご容赦を。

で、リーディング上位で良さそうなのは、やっぱり、キングカメハメハ、ネオユニヴァース、アグネスタキオン、クロフネ。牝馬だったらファルブラヴなんかもいいんじゃないでしょうか。

ディープインパクト産駒は高すぎますよね~。私は個人的にはディープインパクト産駒はマイラーが多くなるのではと感じているので、よっぽど気に入らなければ買わないかな。

最後は個人的な好みの話になってしまいましたが、もし心に迷いがあるときは、この金言を思い出してみてください。

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