一口馬主の金言その2
【金言その2:よくわからない好き嫌いを言うな】
金言その2です。好き嫌いは人それぞれ色々あると思うんですが、それはある意味当然だし、尊重するべき部分でもあると思います。ただし、馬選びの際に、よくわからない好き嫌いを言ってはいけません。
具体的には、「毛色が嫌い」、「種牡馬が嫌い」、「この繁殖の系統は嫌い」、などなどなど。。
挙げれば色々あると思います。
まずは、毛色が嫌いっていうのは論外ですよね。ゲームに出てくる馬主じゃあるまいし、芦毛しか買わないとか。それはそれで凄いとは思いますが、一口馬主的に「いい馬」を選ぶ方向性には進まないでしょう。もちろん、種牡馬と同じ毛色がいい、とかそういうのは大いにアリだと思います。ここで問題にしているのは、完全な好みで、芦毛が好きとか、黒鹿毛がかっこいいとかそういうことです。
次に、種牡馬が嫌い、っていうの結構ありますよね。現役時代に馬券で痛い思いをしたとか。現役時代のイメージからちょっと好きになれないっていうのがよくあるパターンかと思います。私もあまりマンハッタンカフェにはいい思い出がなくて、どちらかというと色眼鏡で見てしまっていた時期がありました。そういうことをやっていると、せっかくのいい馬を見逃してしまうことにつながります。素直にデータ、要するにサイヤーランキングを重視して種牡馬の良し悪しは判断したほうがいいでしょう。
なお、厩舎や騎手の好き嫌いっていうのは、ちょっとまた違う側面がありますし、厩舎については、また後の金言に出てくる予定なので、ここでは除外しておいてください。
とにかく大事なことは、常に冷静に、感情的にならずに馬選びをするってことですね。
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