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November 23, 2011

一口馬主の金言その4

今日は、たまには一口馬主の金言をということで。

【金言その4:長距離牝馬に注意】

まず最初に、牝馬限定で一番長い距離の重賞って何でしょうか。オークスですよね。2400mのオークスはクラシックレースですので、一生に一度しか出れません。次に長い距離のレースはエリザベス女王杯の2200m。これら以外の重賞はすべて2000m以下。秋華賞のトライアルのローズSなんかも知らないうちに2000mから1800mになってたりと、2000m以上の牝馬限定重賞は増えることは今後もないでしょう。

結局、2000m超で真価を発揮しそうな牝馬が狙えるレースはこの2つのレースしかないわけです。

いやいや、重賞だG1だのと、それはちょっと夢見すぎでしょう。結局はほとんどの場合条件戦なんだから、とおっしゃるかもしれませんが、その条件戦も長距離の牝馬限定戦というのはありません。牝馬限定戦があるのは2000m戦までだと思うので、それ以上の距離のレースでは常に牡馬と戦わなくてはなりません。

まあ500万条件以上ならば、ある意味、牡馬と戦わなくてはいけないのも、やむを得ないと我慢できます。しかし問題は未勝利戦です。2000m超の未勝利戦には、年明けになると、最悪のケースだと、クラシックで好走するような牡馬、そこまでいかずとも、将来的にはオープンまで行くであろう牡馬が出てきてしまいます。もちろんそんな馬は何頭もいっぺんには出てきませんが、そういうのが一頭いても、牝馬のこっちは2着では勝ち上がれないわけです。

牝馬同士なら楽勝なのになあ~と思いつつも結局は勝ちあがれずに時間切れ。これが最悪のパターンですね。

短い距離なら牝馬限定戦で楽に勝ちあがっているはずなのに、長距離向きだったために引退。残念ですが、これが現実なので仕方ありません。

ということで、短い距離に対応できそうにない牝馬は特に気をつけておいたほうがいいでしょう。カタログのコメントにもそれとなく長距離向きだと書いてあることもありますからね。


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