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November 06, 2011

募集馬を選ぶ

さて、クラブは決まったとしましょう。次に、いよいよ、クラブの募集馬からどの馬を選んで出資するかという話です。最初はこの馬!と決めて入会しても、その後やっぱりこの馬も欲しい、いや、あの馬もいいんじゃないかと色々と悩むのが一口馬主の醍醐味ですね。その選び方も人それぞれ千差万別と思います。この選び方が正しいとか、そんなのはありませんので自由に選べばいいわけです。しかし、迷ってしまってなかなか決められないとか、なるべくなら大失敗したくないので他人の選び方を参考にしたいという方は、以下に私(競馬悟空)自身の選び方を記しますので、参考にしてみてください。


1.まず馬体

カタログ、DVDを見て、まず募集馬の馬体を見ます。カタログも見るには見ますが、基本的にDVDのみから判断します。昔は、まず血統から判断していましたが、08年産から変えました。馬体を重視するようになったのは、やはりなるべく故障しない馬を選びたいという思いからです。いくら能力があっても、未勝利戦終了時までに勝ちあがれなければどうしようもありませんので。というわけで、馬体でもまず重視するのは脚が丈夫そうかどうか。次にトモが立派かどうか。そして全体のバランス、歩様という感じで見ていきます。


2.血統

馬体を見て、出資馬を絞り、その中から血統面を考慮してさらに絞り込みます。基本的に募集馬は血統的な背景で価格が決まっています。特別な事情がない限りは母馬の血統背景と種牡馬のランクで価格が決まるわけです。私もお金が無限にあるなら超良血馬が欲しいです。ただ、予算には限りがありますので、予算の範囲内でよさそうな血統の馬を選びます。その際以下のことを頭に置いています。

①母は活躍馬でなくともよい
→母がG1勝ち馬だったり、世界的な良血だったりする場合は、それだけで通常の2倍くらいの値付けになってしまいます。母がG1馬でも、その仔が走らなかった例は結構ありますので、母の成績自体はそれほど気にしません。もちろん成績が良いにこしたことはありませんが。

②近親に活躍馬がいる
→母の競走馬時代の成績は気にしない代わりに、その母系が繁栄しているか、つまり、おじ、おば、など近親に活躍馬がいるかを重視します。何代遡っても活躍馬がいないのでは、活躍する可能性は非常に低くなると思います。

③兄姉の活躍は気にするが、G1勝ち馬の弟妹は避ける
→兄姉の活躍は気にします。やはり上がまったく走っていないのはマイナスですよね。ただし、G1馬の弟妹はなるべく避けます。なぜなら高いから。G1馬の弟妹となると、通常価格の3倍くらいの値段がつくこともまれではありません。それで走らなかったら大ショックですからね。兄弟が重賞勝ち、又は重賞に届かなかったけど、重賞で好勝負をしていたくらいの馬の兄弟が狙い目と思っています。


3.厩舎

さて、ここまででほぼ出資馬が厳選されました。最後は所属予定の厩舎が自分の中で「問題」厩舎でないかどうかです。何年も一口馬主をやっていると、相性というか、何というか、この厩舎とは合わないなというところが出てきます。私にとっては良い厩舎でも他の人にとってはダメ厩舎の場合もありますし、もちろんその逆もあります。これは人それぞれの感じ方もあるので、どの厩舎がその人にとっての「問題厩舎」となるのかは最初からはわかりません。とにかく、その問題厩舎に所属しないことがまず第一条件。

次に単純にリーディング上位厩舎かどうか。なるべく上位の厩舎がいいですが、上位過ぎるのも実は問題。上位厩舎は預託頭数が多く、60頭の上限ギリギリの預託頭数がいることがほとんどです。そうすると自分の出資馬が仕上がっていても厩舎の馬房に空きが無く入厩できないという事態になります。ダービーに出るような強い馬だったら問題ないですが、1勝できるかどうかの馬の場合、そういう上位厩舎では、あからさまにお荷物扱いされます。そこそこの馬の場合はあまり上位過ぎない厩舎のほうが幸せな場合もあるのです。


4.価格

最後にコストパフォーマンスを考えます。補償もなくなったことだし、高すぎる馬は怖いです。私はある程度、範囲を決めてあって、牡馬なら4,000万円以下で1,600万円以上の馬。牝馬は2,000万以下の馬。こういうふうにある程度の範囲を決めてあります。ただ、こういうふうに価格の範囲に縛りを入れてしまうと、オルフェーヴル(6,000万円)や、トゥザグローリー(1億2,000万円)のような馬は絶対に持てなくなります。価格は一番大事な部分でもありますが、ある程度の柔軟性を持って対応したほうがいいでしょう。


5.作戦

さらには作戦です。社台やキャロットでは人気馬は票が集中し、抽選になります。そのため、抽選を突破する運が必要です。運に自信がない人は、無理に超人気馬を狙わず、抽選を避けて確実に出資できる馬を狙うという作戦もあります。上記手順で出資馬を選定するわけですが、いくらいい馬を選んでも抽選で外れれば仕方ありません。こればっかりはどうしようもありませんが、せめて日ごろの行いを清く正しくしておくことくらいでしょうか(笑)。


迷っている人の参考になれば幸いです。

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