募集時評価の傾向と対策
2月の東京開催も今週末で終わり、新馬戦もあと少しになってきました。まだデビューできていない3歳馬たちには早くデビューして欲しいですね。
さて、今日は新企画というわけではないのですが、募集時評価で勝手にAとかBとかつけてるものについて、2009年産馬については現時点で一定の傾向があることがわかったので、それを記しておきます。
2009年産のキャロットの募集馬は87頭で、その中で先週までに勝ち上がった馬は19頭でした。現時点での勝率は21.8%となります。
統計的に考えると、この21.8%を上回る成績を残しているグループがあれば、それは出資馬を絞り込むのに役に立つかもしれません。そういう意味で、ある傾向があります。
それはトモです。
WEBをよくご覧いただいている方はご存知かと思いますが、募集時評価の一番左側の評価が「トモ」になります。2009年産で「トモ」が「A」評価以上だったのは以下のとおり9頭いました。
アーカイブ 牡 A-A-B-B
クラウドチェンバー 牡 A-C-B-B
ヴィルトゥオーサ メス A-C-C-C
フェアリーライン メス A-C-E-C
ロンダドール メス A-C-D-C
プラチナスレッド 牡 S-C-B-B
マデイラ 牡 A-D-C-C
エンブレムローザ 牡 A-C-C-B
オレニホレルナヨ 牡 A-B-C-B
この中ですでに勝ち上がっているのは、アーカイブ、クラウドチェンバー、フェアリーライン、マデイラ、オレニホレルナヨの5頭。9頭中5頭の勝ち上がりですから、勝ち上がり率は55.6%になります。これはなかなか素晴らしい数字です。特に牡馬に限れば5頭中4頭が勝ち上がっており勝ち上がり率は80%です。
こう考えると、やはりトモを重視するのが一番確実なのかなあと思います(特に牡馬の場合)。もちろん、この統計自体が「単なる偶然」の可能性もありますので、鵜呑みにはできない部分もありますが。。
でも、とにかく一つは勝てる馬を!と考えるならトモを重視するのは決して悪くない作戦でしょう。
さてさて、そう考えると、2010年産の牡馬でトモがAで残っている馬は。。
キャロットでは1頭残ってますね。規格外の馬体重の馬が。。。どうなるのか非常に興味深いです。
そして東京サラブレッドでは2頭残っています。そのうち1頭は私が何度も注目馬に取り上げているあの馬です。しつこく注目しているのには、それなりに理由があったのです。もう1頭は少し順調さを欠いているので注目馬には取り上げていないですが、自分としては注目しています。
まあ、まだ2月ですので、最終的には未勝利戦が終わってみないことにはわかりませんが、よい結果がでることを祈りたいです。
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