2012/5/27(日)東京優駿
何だかんだと忙しくて久しぶりになってしまいました。今日は東京優駿(日本ダービー)を観戦してきました。
天気が良かったこともあり、競馬場は熱気があふれ、これぞG1という感じでした。ブームの頃とは比べるべくもないですが、それでも人波に押されて観戦すると、これがG1だなあと感慨深く思います。感覚的には11万~12万人くらいの感じでしょうか。
大相撲はチケットが余ってしまい、オートレースはついに禁断の払戻率の引き下げを行う状況など、伝統的なレジャーはどれも危急存亡の秋を迎えていますが、ありがたいことに、競馬はダービーや有馬記念など必ず人が集まるイベントがあるので、まだマシなほうでしょう。とりあえず増えはせずとも、ファンがこれ以上減らないように競馬界全体で努力して欲しいものです。
さて、前置きが長くなりましたが、ダービーは絶対にひっかかると思われていたディープブリランテが岩田騎手の豪腕に導かれて優勝。フェノーメノが2着。クラブ馬、それもサンデーRの馬が1、2着という結果になりました。まあダービーでも近い将来こういうことが起きるだろうなとは思っていましたが、思っていたよりも早くその機会が訪れました。今後も社台グループ、特にノーザンファームの上位独占はたびたび起こるでしょう。
今日のレースの上位馬で特に印象に残ったのはトーセンホマレボシ。前哨戦でレコードで走ってしまうような馬は本番は潰れるのが常なのですが、今日は先行してレースを引っ張り、最後まで粘って3着。この馬は怪我しなければ将来必ず活躍するでしょう。
ディープブリランテ (ディープインパクト) 1着
募集時評価 E-E-B-C
馬はもちろん強かったが、今日の勝利は、レースが前半上手い具合に速い流れになってくれたことも大きい。矢作師もレース後に言っていたが、好スタートからハナに立ってしまうかというところで、うまい具合にゼロスが行ってくれてトーセンホマレボシもついていってくれたため、この馬にとっては「やった!」と言える展開。直線に入って早めに仕掛けて前をとらえ、ゴール寸前フェノーメノに猛追されるもなんとかしのぎきって優勝。乗り方としても、これしかない、と言えるものだったし、今日はすべてがうまく行った。この馬はノーザンファーム生産ではなく、他所から買ってきて募集された馬。生産馬でも走るし、他所から買ってきても走るしでは、サンデーRの勢いは当分続きそうだ。関係者の皆様優勝おめでとうございます。
フェノーメノ (ステイゴールド) 2着
募集時評価 C-C-C-E
惜しい、悔しい2着。位置取り、仕掛けどころもベストだったろうし、100%の力を出した。しかし残念ながら2年連続のステイゴールド産駒のダービー制覇は達成できなかった。青葉賞のレース振りは確かに強かったが、メンバーも強くなる本番でそのまま通用するかとなると疑問で、馬券では軽視してしまった。勝った馬は展開を味方につけられたので、その分の差であるとも言えるが、じゃあどういう展開だったらこの馬が勝つのかといわれても悩む。ハナ差2着で負けた蛯名騎手の気持ちを慮ると気の毒ではあるが、これが競馬。また秋に向けて頑張って欲しい。
ワールドエース (ディープインパクト) 4着
募集時評価 D-D-E-E
やってしまったか、という感じ。その言葉しかない。タメて差す、タメて切れる、そのための訓練を重ねてきたが、それがかえって呪縛になったというか、馬が勝手に仕掛けどころを遅らせてしまったのかもしれない。馬の具合は万全だったと思う。パドックでも一番外側を回って、好調子をアピールするかのようだった。勝負どころで少しモタモタしてしまい、4角で、これはダメだという位置取りに。今日の馬場ではあの位置取りでは空でも飛ばない限り万事休すだろう。それでも最後は4着まで詰めて能力をアピールしたが、勝負付けが済んだ後でのことなので、どう評価するか。騎手が言うには直線でジリジリとしか伸びなかったとのことだが、あの位置からあの脚を使って、上がり最速の33.8でジリジリ?ワールドエースはしゃべれないので、ワールドエースの名誉のために代わりに言ってあげよう。ジリジリはお前のほうだと。
ベールドインパクト (ディープインパクト) 9着
募集時評価 E-C-C-C
デキが悪いということはなく、当然万全の仕上げだったとは思うが、パドックではちょっと硬さがある感じだった。実力は出し切ったという感じだろう。秋に向けての成長に期待したい。
グランデッツァ (アグネスタキオン) 10着
募集時評価 B-C-E-C
期待していたが、残念な結果だった。明らかに距離が長い感じの止まり方で、やはり2000mまでの馬ということか。マイルのほうがかえって向くかもしれない。馬自体は初めて実物を見たが、流れるような歩きをする馬で、いい馬であるのは間違いない。クラシックでは戴冠はならなかったが、まだまだこれから頑張ってくれるだろう。
アルフレード (シンボリクリスエス) 13着
募集時評価 C-E-C-D
硬い馬場を気にして全力を出し切れなかったとのこと。距離かな、という気もするが、今回のところはいずれにしても仕方ないだろう。秋以降どうなるのかは不明だが、短めの距離を使っていったほうが良さが生きる気がする。

















