キャロット厩舎ランク(関東)
今日はキャロットの厩舎ランクの関東編です。
早速ですがR値の一覧表です。
(注)以前は×100をせずに、連対率のように少数値をそのまま使用していましたが、小数だと色々と面倒なので、比較しやすいように100を掛けて使用することとします。
(注1)上記の表は各年のR値及び3年間の平均値を表しています。
(注2)2012年は9月7日現在の数値です。
(注3)色付けの意味は以下の通りです。厩舎名の色は平均値の色と同じ色になっています。
R値40以上・・・ピンク色・・・非の打ち所のない超一流厩舎
R値35以上・・・オレンジ色・・・成績上位の一流厩舎
R値30以上・・・黄色・・・一流厩舎に次ぐ上位厩舎
R値20以上・・・白色・・・特に自慢できるような成績ではない普通の厩舎
上記以下・・・灰色・・・成績が芳しくない厩舎
やはりというか、堀厩舎が関東では突出した成績ですね。他の厩舎に10ポイント以上の差をつけるという圧倒的な数値ですから、当分この状況は続きそうです。色々と問題が生じやすい厩舎ですが、その経営手腕は明らかです。逆に言えば、関東でこれだけの経営成績を残すということは、それだけ周囲との軋轢が生まれやすいということでもあるでしょう。R値がこれだけ高いということは、無駄なレースに使わないということであるため、必然的にこの厩舎に所属した馬は出走数が少なくなるはずです。安い馬を使い倒して稼ぐというような発想は一切ない厩舎ですので、そういうタイプの馬が堀厩舎に所属予定になっている場合は、将来が不安視されます。現状の関東の厩舎で追放があるとすれば、この厩舎だけかなとも思います。
次のオレンジランクには、藤沢厩舎、国枝厩舎は予想通りですが、萩原厩舎も入りました。藤沢厩舎は以前ほどの勢いはありませんが、まだまだ関東では一流の厩舎です。その藤沢厩舎と同様に国枝厩舎も安定して好成績を残して頑張っています。
その国枝厩舎の上を行くのが萩原厩舎です。勝利数だと関東で現状8位ですが、このR値で比較するとかなり上位になります。この萩原厩舎も堀厩舎タイプのレースを選んで使うタイプの厩舎と言えるでしょう。数を使って欲しい馬がこの厩舎所属の場合は、理想と現実のギャップに悩まされることになるでしょう。キャロットクラブとは相性の良い厩舎ですし、信頼して良い厩舎だと思います。
黄色ランクに入ったのは、加藤征厩舎だけでした。この厩舎も昨年はR値が40に達していますし、今後も期待できる一流厩舎です。
関東で信頼に足る厩舎は、基本的には上記の5つの厩舎ということになるでしょう。関東馬でも上記の5厩舎に入る馬はチェックが必要かもしれませんね。
それから、関東はやっぱりグレーのランクの厩舎が多いですね。これは、ブラック厩舎を引き継ぎ、再生中の新規開業調教師が多いので仕方ないと言えば仕方ないです。
ただ、いくら仕方ないといっても、何年経ってもグレーから抜けられない厩舎はこの先は暗いですし、そういう厩舎に所属する馬はやはり期待薄と考えていいでしょう。
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