« 2012/12/16(日)結果 | Main | 今年もあと数時間 »

December 25, 2012

2012年厩舎ランク

 今年も中央競馬の全日程が無事終了しました。全日程終了とともに、各種リーディングも確定しましたので、今日は以前にもやった厩舎ランクの2012年終了時点での一覧を示しておきたいと思います。
 厩舎ランクが何なのかについては、このブログ内を「厩舎ランク」で検索してもらえれば出てくると思います。
 一応、今回の一覧はキャロットと東サラの2011年産が所属する厩舎は全部網羅していると思います。

 さて、まずは関西です。

2012west

*****
(注1)上記の表は各年のR値及び3年間の平均値を表しています。
(注2)2012年中央競馬全日程終了時の数値です。
(注3)色付けの意味は以下の通りです。厩舎名の色は平均値の色と同じ色になっています。

R値40以上・・・ピンク色・・・非の打ち所のない超一流厩舎
R値35以上・・・オレンジ色・・・成績上位の一流厩舎
R値30以上・・・黄色・・・一流厩舎に次ぐ上位厩舎
R値20以上・・・白色・・・特に自慢できるような成績ではない普通の厩舎
上記未満・・・灰色・・・成績が芳しくない厩舎


※R値の算式

(A×2+B)/C×100=R

最近半年間の1着の数=A
最近半年間の2着の数=B
最近半年間の出走回数=C
厩舎ランクの元となる数値=R(高いほどよい)

(注)上記では最近半年となっていますが、本表では各年1年分で計算しています。
*****


 関西は上位厩舎は納得の有名厩舎ばかりですね。 
 リーディング1位の池江厩舎がR値でもトップとなり、名実ともにナンバーワン厩舎と言っていいでしょう。ただ、何度も繰り返しになりますが、1位ということは、それだけ「勝ち」にこだわっているわけであり、その分、勝てそうもない馬は後回し又は放置になる可能性も高いのだということを忘れてはいけないでしょう。

 後半戦で音無厩舎、松田博厩舎が実力を発揮して追い上げ、オレンジ色のランクまで押し上げてきました。さすが実力厩舎だけに、年間で帳尻を合わせてきました。オレンジ色以上の厩舎は来年も安泰でしょう。

 黄色ランクの厩舎のなかでは、何と言っても須貝厩舎の活躍が顕著でした。年々ランクを上げており、3年平均だと黄色になってしまっているだけで、すでに実績は最上位ランクでしょう。来年以降も当然活躍が期待されます。
 あと、笹田厩舎も地味ではありますが、年々ランクを上げてきています。出走回数は少ないながらも確実に勝ちを狙って使っていますので、厩舎経営はうまく行ってそうです。友道厩舎のようなタイプとして来年以降の活躍が期待できそうです。

 次は関東を見てみましょう。

2012east

 関東ではR値の1位は堀厩舎です。関東では唯一のピンク色の厩舎です。この厩舎はとことん勝ちにこだわっている厩舎ですので、厩舎の経営力という点では関東で一番でしょう。来年以降もこの厩舎に入る期待馬は期待通りの活躍が見込めそうです。

 オレンジ色のランクには関東で勝利数1位の藤沢厩舎、国枝厩舎、及び、萩原厩舎が入っています。このあたりも変化はないですし、安定勢力ですね。これらの厩舎は来年も心配ないでしょう。
 
 黄色のランクで注目は久保田厩舎でしょう。2010年以降は重賞勝ちこそないものの、ここ最近は厩舎ランクが年々再上昇し、復活の気配です。良い流れに乗ってきてるので、来年以降期待できそうです。

 その他では、尾関厩舎が厩舎ランクを大きく上げてきました。今年は36勝と、重賞勝ちはないものの勝ち星を伸ばしてきました。この厩舎にいい馬が入ってきたらぜひ注目したいですね。

 来年の募集時の頃にはまたどういう変化が起こっているのかが楽しみです。


|

« 2012/12/16(日)結果 | Main | 今年もあと数時間 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 2012/12/16(日)結果 | Main | 今年もあと数時間 »