新春BIG対談
1月1日にグリーンチャンネルで、昨年に引き続き、社台の吉田照哉さんと、ビッグレッドの岡田繁幸さんの対談が放送されました。グリーンチャンネルに加入されている方はご覧になられた方も多いかと思いますが、一口馬主的にも興味深い話が多かったですね。そのなかで気になった内容について、かいつまんで書こうと思います。
まず最初に、例の昨年のジャパンカップの体当たりの件についてですが、お二方とも、妨害ではなく「競馬」の範囲内ということで一致していました。これは競馬歴20年の私の考えとも一致していましたので、正直うれしかったです。吉田さんは、岩田騎手が騎乗停止になったのもおかしいとおっしゃってました。まあ、もう結論の出ている話ですので、ここで今さらどうこう言うのはやめたいと思います。
そして4冠馬ジェンティルドンナについてですが、さすがの岡田さんも、馬体からはここまで強い馬には思えなかったと。体自体が大きく、走らせてみるとストライドが大きくパワフルな走りをし、良馬場なら今後も大活躍だろうというお話でした。
あと、ステイゴールド産駒についての話も、お二方とも熱く語ってましたね。吉田さんが、ステイゴールドを手放したことについては笑いながらも「痛恨」と語っていたのはおもしろかったです。一方、岡田さんはステイゴールドは敏捷性はディープ産駒よりも優れていると褒めていました。ただ、気性についてはどの馬もキツイと。それでも丈夫で道悪にも強いし、体重も軽い産駒が多いので故障の心配が少ないのもいいとお二方とも話していました。とにかく、ステイゴールド産駒の話をするときの岡田さんは笑顔でしたね(笑)。
ステイゴールド産駒であるオルフェーヴルについては、お二方とも凱旋門賞も当然勝てるものと思っていたと。負けたのは日本では考えられないくらい重くなる馬場というのもあるが、とにもかくにも気性の問題というのが岡田さんの分析でした。これは競馬最強の法則のインタビューでのスミヨン騎手の説明と一致しています。
で、日本馬は本当に強くなったと。岡田さんも毎年外国産馬を買いに行くが、いつも強い馬は日本にいる(日本で生産されている)と思うと。こういうお話を聞くと、私なんかは外国産馬に出資するのは結構リスクあるのかなあとも思ってしまいます。
あと、例の馬券で儲けて何億もの追徴課税をされたという話について、岡田さんは、そういうバカげた税務の考えはおかしいとし、でも近いうちに丸く収まるだろうというようなことをおっしゃっていました。この税金お話については、機会があったら私もすこし思うところを書きたいと思っています。
その他いろいろなお話がありましたが、お二方とも競馬の明日を真剣に考えておられ、ためになる話が多かったです。またぜひ来年も対談して欲しいです。
Comments
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
この対談見たかったですね、すごくおもしろそう。
ステイゴールドはやはり、お二人とも評価されてるんですね。
スタイルリスティックの12がステイゴールド産駒なので、
東サラに頑張ってもらって募集馬にしてほしいなあなんて思ってます。
Posted by: youchan | January 04, 2013 11:14 PM
youchanさん、あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。
対談はタイトル通り非常にBIGな内容でした。ステイゴールドの評価は高かったですねえ。私も吉田代表が痛恨と思う気持ちが、この記事の次の記事で調べた内容を考えると納得できました(笑)。
スタイルリスティックの12はぜひとも東サラのラインナップに加えて欲しいですね。私も切に願っています!
Posted by: 競馬悟空 | January 05, 2013 12:08 AM