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January 25, 2013

牡馬と牝馬

 種牡馬の実力ということで色々な種牡馬の回収率を軸として調べているのですが、まだ途中ではありながらも、色々と気づくところもありました。

 今日の話は牡馬と牝馬についてです。
 以前、一口馬主の金言のところで、牡馬と牝馬で迷ったら牡馬を選べというようなことを書きました。確かに、1億円以上稼ぐような馬を常に狙っていくのならそれは間違いではありません。後でデータも出しますが、データの裏付けもあります。
 一方、回収率を重視した場合には必ずしもそうは言えないということがわかりました。

 種牡馬ごとに色々データを集めていて、今のところ、ディープインパクト、キングカメハメハ、ステイゴールド、シンボリクリスエス、クロフネ、ハーツクライ、マンハッタンカフェ、ネオユニヴァース、ゼンノロブロイ、スペシャルウィークというリーディング上位20位内に入る10頭についてだいたい調べ終わりました。これら各種牡馬のうち残ってるものついては、今後引き続き記事にしていきます。今日は中間集計というわけではないですが、これら10頭の産駒(2006年産~2009年産)全部をベースに、牡牝の差を見てみたところ、募集価格に対する回収率については、むしろ牝馬のほうが高くなってしまいました。

【回収率】
全体 121.6%
牡馬 117.8%
牝馬 129.7%

 もちろん、このデータの中にはブエナビスタやジェンティルドンナのような歴史的名馬も含まれているので、世の中全体に通じるデータではないと思います。あくまで社台G生産の募集馬に限定した場合のみではありますが、データ上は、牝馬のほうが回収率は高くなりました。
 リーディング上位20頭の種牡馬を全部調べればもう少し牝馬が下がりそうな気がしますが、それでも牡牝でそれほど差はつきそうもありません。
 結局のところ、社台Gの価格設定が絶妙だとも言えます。たまに、世界と比較して、牝馬が牡馬に比してこんなに安いのは日本だけ、などと言われたりもしますが、そんなことはなさそうです。最終的にはちゃんと辻褄の合った値段で募集されているということなのですね。

 ただ、やはり長打率では牡牝で圧倒的な差が出ました。

【長打率】
全体 0.073
牡馬 0.112
牝馬 0.030

 回収率では牡牝で差はつかなかったにもかかわらず、長打率(1億円以上稼ぐ確率)は、牝馬よりも牡馬のほうが3倍以上の高確率ということになります。結局牝馬の場合は、上級条件に行けばいくほど厳しくなっていき、オープンでそれなりにやっていけるような1億円以上稼ぐ馬というのはなかなかいないということですね。一方、条件戦でコツコツ値段なりに稼ぐというのであれば、牝馬でも十分楽しめる可能性が高いということです。

 まあ回収率と言っても、あくまで募集価格に対する回収率であり、維持費の分は考えていません。実際には安い牝馬で回収率が100%以上でも維持費のせいで実質かなりの損失ということもあります。したがって、牝馬のほうが回収率が良いから得だと短絡的には決められませんが、牝馬は損とは言えないということです。

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Comments

競馬悟空さん、こんばんわ!
私の現在の出資馬ラインアップも牡馬三頭なので今年も牡馬を狙ってみようと思っているのですが、気持が揺らいでしまいそうです。
牡馬牝馬共にそれぞれ良さがあるとは思いますが、悟空さんなら長く付き合っていくならどちらを取るのが良いと思われますか?
宜しければご教授下さいませ。

Posted by: ねこだねこきち | January 26, 2013 at 07:57 PM

今までは勝てないので牝馬ばっかり狙っていました(笑)
3~4割値段違いますよね!?

最近は、選んだ馬が勝ち始めて来たので感覚で馬を買っていますね。

後、牝馬だったら落ち込んだら引退が早いですが、牡馬は転厩したりしてしぶといですよね^^

1勝出来る馬や、晩成型の馬は牡馬がいいと思い始めていますよ。

Posted by: 松 | January 27, 2013 at 03:33 AM

ねこだねこきちさん、こんにちは!
私はやっぱり牡馬と牝馬なら、牡馬のほうを選びたいですね。まず、牡馬は種牡馬になる可能性があること。これが大きいですね。やはり夢は大きく持ちたいですし(笑)。また、牡馬は気性が悪くても去勢すれば軽減される場合もありますが、牝馬で気性難はどうすることもできません。これらを考えると、牡馬のが夢があるなと思います。クラブでもやはり牡馬から売れていきますし、皆さん、同じように考えておられるのかもしれません。
 あと、データ上でも、1億円以上活躍するような馬の割合は牡馬が圧倒的に優位ですし、無理に牝馬を選ぶ必要もないかなあと思っております。
 でも最近は牝馬でホームランもあり得ますので、いい牝馬がいると迷いますよね(笑)。

Posted by: 競馬悟空 | January 27, 2013 at 12:17 PM

松さん、こんにちは!
牝馬は確かに安いので、金銭的に厳しかったり、追加でもう1頭欲しいときとかには、目が向きますね。募集価格に対する回収率的には牡馬と変わらないですし、むしろ牡馬よりもいいくらいでしたので。
 ただ、やはり牝馬は、1600万条件以上になると、牝馬の限定戦が非常に限られてきてしまうので、そこから先は厳しくならざるを得ませんね。そう考えると、牡馬のほうが準オープン以上に上がってもしぶとく活躍してくれる可能性が高いので安心ですね。どのクラブでも一次募集では牡馬から売れていくので、まずは牡馬から検討するというのもアリかもですね。

Posted by: 競馬悟空 | January 27, 2013 at 12:23 PM

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