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May 12, 2013

2013年度募集に向けて(その3 馬体)

 厩舎、血統的内容ときて、やっぱり3番手には馬体ですね。
 以前は馬体が一番大事だと思っていたんですが、最近は厩舎や血統のほうが重要だと考えています。しかしながら、やはり馬体も重要ですよね。今年も募集時評価は、トモ-肩-後脚-リズムの4項目を中心に見ていきたいと思っています。一応、私が気に留めているポイントは以下の通りです。


①トモ

 トモは競走馬のエンジンともいうべき部分ですから、大事なことは間違いありません。基本的には大きければ大きいほど良いと思います。しかし、種牡馬によってはトモが大きい馬は出ないタイプもいますので、その辺はある意味血統ありきでの判断になろうかと思います。ディープインパクトやステイゴールド産駒はトモが大きいのはほとんどいないですし、逆にキングカメハメハやダイワメジャーなどは比較的トモの大きい馬を見つけやすい種牡馬だと思います。そういう意味では、馬体的には、キングカメハメハ産駒やダイワメジャー産駒のほうが、走りそうな馬は見つけやすいかもしれません。逆にディープインパクトやステイゴールド産駒は馬体からだけで判断するのは非常に難しいと思います。
 あと、牡馬に関してはトモが大きければほとんどの場合は、中央でも1勝はできるくらいの能力はあると思います。牡馬はトモが大きい馬を積極的に狙うのは合理的な選択だと思います。一方、牝馬の場合はそうとも言えないですね。牝馬の場合も基本はトモが大きいほうが良いとは思うのですが、トモが大きくパワータイプでダート向きと思っても、牝馬の場合は交流重賞に出れるようなレベルにでもならない限り案外早く頭打ちになってしまうかもしれません。トモに迫力がなくても芝で活躍する牝馬はたくさんいますので、非常に難しいです。


②肩

 肩はクラシックを目指す馬なら寝肩で可動域の大きい柔かいタイプが良いと思いますが、短距離やダートを目指すなら立ち肩でもいいですし、硬い感じでも別に構わないと思います。逆から考えると、中長距離向きと思える血統なのに妙に立ち肩で、ゴツゴツしたタイプというのは危険な香りがします。


③後脚

 後脚は左右にブレずに、歩幅が大きく踏込みが深いタイプが基本的には良いと思っています。あとは妙にギクシャクしていないことでしょうか。本当に真っ直ぐで力強いタイプなんてそうそういないので、気にしすぎてもいけないとは思いますが、後脚に難のある馬は後になってデビューまでに時間がかかることがありますから、なるべく様子見したいところではあります。人によって、これはおかしいとか、これくらいは大丈夫とか、感じ方が違うと思うので、最後は自分自身がどう思うかが決め手になるでしょう。


④リズム

 良いリズムで歩けている馬というのは、自然とバランスが良く、運動神経も発達していて、結果故障も少なくなると考えています。大物感という言葉と一番直結しやすいポイントのように思います。ただ、いくらリズム良く歩けていても、ダメな馬はやっぱりダメだったりするので、難しいですね。


⑤繋ぎ

 前脚については、弓脚は避けたいとか、内向、外向を避けたいとかいうのもあるのですが、一番大事なのは繋ぎだと思います。繋ぎが短く、異常なまでに立っている馬は故障する確率が高いと思います。その傾向は過去の募集馬を見てもほぼ間違いないと思います。成長とともに繋ぎが寝てくる場合もあるのですが、あるレベルを超えて繋ぎが立っている馬は、そのままのことが多いと思います。私自身は、繋ぎが立ち過ぎている馬には、他の項目がいくら素晴らしくても出資はしないです。厩舎・血統が優れていても、このワンポイントだけで対象外とするくらい、非常に重要なポイントだと思います。
 じゃあ繋ぎが寝ていればいいのかというと、そうでもないと思います。繋ぎが寝すぎているのも、競走能力に関しては劣っていることがありますので注意が必要です。何と言ったらわかりませんが、柔らかすぎる馬、という感じでしょうか。力が上に抜けてしまう感じで、前に進んでいかないことがありえます。若干繋ぎが立っていたり、短かったりするよりも、むしろ寝すぎているほうが競走能力的に危ないこともあると思います。


 上記はあくまで私自身の勝手な解釈ですので、あまり気にしないでください。ラフィアンの岡田さんとかが全馬について解説してくれるなら、私もそれに乗っかりたいですが、残念ながらそういうことはないので、データと自分の過去の経験で判断していく他ないです。強い馬を持って、その馬のレースを見て、毎年少しずつでも何か新たな発見があれば、より楽しめるのではないかと思っています。

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Comments

競馬悟空さん、こんばんは^^

馬体は僕もいろいろ本などから情報を得て、カタログ等見ましたが、難しいですよね(-_-;)
なので、最近は血統から見て、その後に馬体を見るようにしています。だからといって、わかってるわけではないので、今年も悟空さんの馬体診断は楽しみにしています!(^^)/
やはり僕が一番に目が行くのがつなぎですね。去年キャロの馬で素晴らしい馬体をしてるのに、つなぎがあからさまに短く立っているのがいて、「これはないだろう」と思っていたのに、いつしか満口になってました(笑)

Posted by: レプティリア | May 12, 2013 at 11:32 PM

競馬悟空さん、こんばんは!
自分はDVDを重視した世代から、育成が順調に進み、2才戦で勝ち上がれる馬が引けるようになりました。DVDは20%位の低速で前後の繋ぎの柔軟さ、後脚の力強さと全体の歩くリズムをチェックします。馬体重やサイズが大きくてリズム良く歩ける馬が好きですね。スロー再生を繰り返すので毎年6月と9月は疲れ目に悩まされます(笑)
競馬悟空さんの馬体診断は大変判りやすく、今年も楽しみにしています。

Posted by: うりうり | May 13, 2013 at 12:35 AM

始めまして。
いつもみてます。勉強になりますm(._.)m
伊藤雄二先生が肩の角度と繋ぎの角度は比例してくると言っていたそうです。
産まれた仔馬でも競争能力の判断がつくと言って、良く仔馬を購入していったそうですよ。

Posted by: ひろたん | May 13, 2013 at 03:51 AM

レプティリアさん、こんにちは!
私も何もわかっていない現状ですが、とりあえず、ごく一部に楽しみにされている方もいらっしゃるようですので(笑)、今年も募集時評価はやろうと思います。繋ぎは本当に大事ですよね。牧場では大丈夫でも、トレセンに入って速いところをやったり、レースで全速力で走ると、やっぱり問題が生じる場合があると思います。一番困るのが、繋ぎ以外はすべて良いという場合ですね。キャロットのその募集馬も、繋ぎ以外は最高だと思って出資された方も多いのかもしれません。こればっかりは、自分の経験に照らして、どこまでが大丈夫でどこからか危険かを判断するしかなさそうです。


Posted by: 競馬悟空 | May 13, 2013 at 12:53 PM

うりうりさん、こんにちは!
DVDはやっぱり大事ですよね。横の比較もできますし、世代間の縦の比較もできますので、間違って捨てないように気をつけないといけないです。私も脚はスロー再生で見ます。やっぱり少しでも気になるところがあったら覚えておきたいですし。私も一口馬主を始めたころのように何の基準もなく見ていた頃よりは、今のほうが早めのデビューで故障しにくい馬を選べているような気がします。私も6月はDVDと格闘して頑張ります!

Posted by: 競馬悟空 | May 13, 2013 at 12:59 PM

ひろたんさん、はじめまして、コメントいただきありがとうございます!
馬体云々は参考になるかは非常に怪しいですが、種牡馬などのデータのほうはすべて客観データなので安心して参考にしてください(笑)。
伊藤雄二師の相馬眼は凄かったですよね。ウイニングチケットも生まれた直後に見て、走ると思ったという話をどこかで読んだことがあります。肩の角度より繋ぎの角度が立ち気味の場合は危険ということかもしれないですね。
またぜひ遊びに来てくださいね!

Posted by: 競馬悟空 | May 13, 2013 at 01:04 PM

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