2013年 G1サラブレッド 募集時評価(関東)
今日はG1サラブレッドの関東馬です。仕事やらなんやらで夜中になってしまいましたが、なんとかG1サラブレッドまで終わりました。
1 アイランドファッションの12
父 ディープインパクト
母父 (Petionville)
牡 6000万円
東 木村哲也
募集時評価 C B B B
厩舎ランク 14.4
血統レベル A
母年齢 12
ノーザンF
血統 66.2% 0.250 0.125 0.083
厩舎 22.4% 0.000 0.000 0.429
総合 44.3% 0.125 0.063 0.256
指数 2656
ディープ産駒だからトモの大きさはこんなもんでいいだろう。4月生まれだがバランスは良く、後ろに力もある。非常にまとまりのあるディープ産駒という印象。
血統的にはノーザンF産のディープ産駒ということで、長打が出やすい組み合わせ。現3歳のクラブ馬の成績が芳しくなかったためディープ産駒のデータが悪くなってしまっているが、やはりクラシックを狙うならディープ産駒の瞬発力は魅力だ。
厩舎は今年社台Gが良血馬を多く預けている厩舎。牧場の期待の表れであるので、現状のデータを鵜呑みにしないほういいだろう。
2 キャッシュインクルーデッドの12
父 ディープインパクト
母父 (Include)
メス 3600万円
東 古賀慎明
募集時評価 D C C C
厩舎ランク 25.3
血統レベル A
母年齢 8
白老F
血統 37.8% 0.143 0.000 0.429
厩舎 57.9% 0.267 0.000 0.333
総合 47.8% 0.205 0.000 0.381
指数 1722
動き自体は悪くないし、トモも薄目だがディープ産駒の牝馬ならこんなもんで特に問題ないとも思う。全体として悪くないのだが、1月生まれだしもう少し何かアピールポイントがあると良かったのだが。総じて普通と感じる。
血統的には母は米G1馬で筋は通っている。全兄は新馬戦2着の後は出走していないが、それなりの競馬は見せてくれていたので、この馬も全然ダメということはなさそうだ。今のところ白老F産のディープ牝馬があまり走っていないのは気にかかるところではあるが。
厩舎は可もなく不可もなくという感じで、社台G生産のクラブ馬ではこれといった成績は挙げていない。長打がないのがちょっと残念。
3 ディラローシェの12
父 ディープインパクト
母父 (デインヒル)
メス 5000万円
東 戸田博文
募集時評価 B B B B
厩舎ランク 22.8
血統レベル A
母年齢 13
追分F
血統 67.0% 0.333 0.000 0.000
厩舎 94.7% 0.111 0.037 0.296
総合 80.8% 0.222 0.019 0.148
指数 4042
ディープ産駒にしては非常に珍しく、ボリューム感のある馬体の馬。馬格もあって全体に力強く、特に後ろに力があるのは良い。全体として良い馬に違いないのだが、ただ、馬体が大きすぎるのが少し怖い。骨格自体がデカい感じのつくりなので重くは感じないのだが、まだかなり大きくなりそうだ。500kgくらいで止まってくれればいいが。この血統は上が大きくなりすぎて苦労しているので、その点の心配はある。
血統的にはフェノーメノの半妹なので、ステイゴールドがディープに変わってもやはり素晴らしい瞬発力を見せてくれるだろう。
厩舎は半兄を預っている厩舎だからこの血統のことは良くわかっているだろうし、大事にしてくれるだろう。
4 ノーブルステラの12
父 ディープインパクト
母父 (Monsun)
メス 3200万円
東 堀宣行
募集時評価 C B C B
厩舎ランク 44.7
血統レベル A
母年齢 11
社台F
血統 117.2% 0.182 0.091 0.182
厩舎 90.8% 0.207 0.069 0.310
総合 104.0% 0.194 0.080 0.246
指数 3327
いかにもバネがありそうなディープ産駒。冬毛で見栄えはしないが、バランスは良く、リズムよく歩けている。柔かい感じはしないが、距離は短めのところのほうが良さそうなので、そんなに気にする必要はないだろう。
血統的には、全姉はもう一つ波に乗り切れなかったものの、それでも実力のあるところは見せてくれていた。ディープ産駒の場合は上がそれなりに走っていれば確実性は高まると思うので、この馬もその点期待できそうだ。
厩舎は勝率にこだわる美浦のエース厩舎。基本的に万全でなければ使わない厩舎なので、レース出走数は自然と少なくなるだろうが、最高ランクの厩舎の一つには間違いない。
5 アルスノヴァの12
父 キングカメハメハ
母父 (ダンスインザダーク)
メス 2800万円
東 尾関知人
募集時評価 B A B B
厩舎ランク 31.1
血統レベル AA
母年齢 7
白老F
血統 42.5% 0.077 0.000 0.462
厩舎 26.7% 0.000 0.000 0.500
総合 36.7% 0.038 0.000 0.481
指数 1027
これはまたデカくなりそうな馬で、骨格からして雄大なので、まだもう少し大きくなるだろう。バランスもよく、歩きもリズムよく雄大で、後ろに非常に力があるのがいい。一目見ていい馬だと思う。
血統的には、母父ダンスインザダークで父キンカメはショウリュウムーンなどの成功例がある配合だけに面白い。ただ、白老産のキンカメ牝馬に成績自体はデータ上褒められたものではないので、その点の判断は難しい。
厩舎は転厩馬のせいでデータは悪くなっているが、昨年勝ち星を大きく伸ばした伸び盛りの厩舎。こういういい馬が所属するのも頷ける。とにかくこの馬は大きさだけが心配。"
6 ロフティーエイムの12
父 ハービンジャー
母父 (サンデーサイレンス)
メス 1800万円
東 二ノ宮敬宇
募集時評価 C B B B
厩舎ランク 23.1
血統レベル B
母年齢 10
追分F
血統 55.3% 0.209 0.000 0.269
厩舎 49.5% 0.308 0.000 0.308
総合 52.4% 0.258 0.000 0.288
指数 943
動きは良いのだが、ちょっと胴が長め。ハービンジャー産駒の割に柔かい動きができていて、肩の出もよく、後ろに力もある。これからの成長次第では面白そうだ。
血統的には新種牡馬だから未知数なことが多いが、こういう柔かい感じのほうに賭けてみるという手はあるかも。大ハズレの危険性もあるので、そこが難しいところではあるが。
厩舎はステイゴールド産駒ばっかりの感じがしてしまうが、他の種牡馬の産駒も当然預かっている。ただ、社台G生産のクラブ馬で見た場合はそんなに成績は良くない。
7 エンプレスティアラの12
父 ハーツクライ
母父 (クロフネ)
牡 2800万円
東 大竹正博
募集時評価 B A B B
厩舎ランク 32.4
血統レベル A
母年齢 8
ノーザンF
血統 176.7% 0.333 0.111 0.000
厩舎 21.6% 0.111 0.000 0.444
総合 99.2% 0.222 0.056 0.222
指数 2777
バランスも整っていて、後ろに非常に力があるし、歩くリズムも良い。ただ問題は、両前が開き気味なこと。父のハーツクライがそうだったから、こういう産駒が出るのはわかっているが、それで大丈夫なのかどうかは走ってみるまでわからない。
血統的には祖母がG1馬で、それ以外は今のところ大物はいない。一つ上の全兄は他クラブでの募集で、この馬よりトモは大きかった。ただ、全体の動きはこちらのほうが良いと思う。全兄弟でもタイプが違うので、どっちがより活躍するのかも興味深いところだ。
厩舎は徐々に成績を上げてきて、いよいよいい馬が集まり始めてきた厩舎。関東の中では近いうちに大きく伸びる可能性のある厩舎だろう。
8 スムーズセイリングの12
父 ハーツクライ
母父 (クロフネ)
牡 2000万円
東 伊藤大士
募集時評価 B D D D
厩舎ランク 11.4
血統レベル B
母年齢 9
白老F
血統 74.3% 0.333 0.000 0.167
厩舎 33.0% 0.143 0.000 0.571
総合 53.6% 0.238 0.000 0.369
指数 1073
トモは大きさがあっていいのだが、硬い感じの馬で、あまり体を大きく使えていない。
血統的にはダイナフェアリーから続く母系だが、最近この系統からは今一つ活躍馬が出ていないのが残念だ。
厩舎はまだ成績的に今一つのところで、ちょっと信頼に足ることろではなさそうだ。
9 セリメーヌの12
父 ハーツクライ
母父 (Dr Fong)
メス 2000万円
東 田中清隆
募集時評価 E C C D
厩舎ランク 19.7
血統レベル B
母年齢 6
社台F
血統 105.2% 0.500 0.000 0.125
厩舎 172.7% 0.333 0.000 0.000
総合 144.2% 0.417 0.000 0.063
指数 2884
トモが薄く、あまり後ろに力を感じない。動きもあまり良いとは思わない。
血統的には、母はG1勝ちこそないもののフランスの活躍馬。この馬は確実性の高いハーツクライの牝馬だけに、面白味はあるかもしれない。
厩舎は社台G生産のクラブ馬とはあまり縁がないところだが、安めの馬で結果を出しておりデータは良い。G1馬も出しているところだし安心感はある。
10 ドリームスケイプの12
父 ハーツクライ
母父 (エルコンドルパサー)
メス 1600万円
東 矢野英一
募集時評価 D B C B
厩舎ランク 25.5
血統レベル A
母年齢 11
ノーザンF
血統 92.8% 0.600 0.000 0.000
厩舎 72.1% 0.375 0.000 0.125
総合 82.5% 0.488 0.000 0.063
指数 1319
やや立ち肩で、トモも薄目。それでもかなり力強い動きができる馬で、歩くリズムは良い。牝馬だしこういう感じの馬体でも結構やるかもしれない。
血統的には叔父にユートピアがいて、この母系からいつか大物が出てもおかしくない。ハーツクライ牝馬の確実性と、血統背景からの一発を期待したい。
厩舎はデータ的にはまあまあで、打率は高めで三振率低め。確実性の高いハーツ牝馬と照合するデータなのも面白い。値段分は稼いでくれる可能性は高そうだ。
11 ミルグレインの12
父 マンハッタンカフェ
母父 (Polish Precedent)
牡 3200万円
東 高木登
募集時評価 C C C C
厩舎ランク 18.9
血統レベル AA
母年齢 15
社台F
血統 164.5% 0.250 0.125 0.375
厩舎 37.2% 0.000 0.000 0.667
総合 92.6% 0.125 0.063 0.521
指数 2963
良くも悪くも中庸な感じの馬で、どこも悪くない反面、とくに目立つところもない。
血統的には半兄にG1馬ファイングレインがいる血統馬だが、ファイングレイン以降は正直パッとしていない。母も15歳だし、ここでまた花が咲くかというとちょっと疑問には感じる。
厩舎は毎年それなりの勝ち星を挙げているが、社台G生産クラブ馬では全く結果が出ていない。そういうところにいい馬が行くのだろうかという素朴な疑問は残る。"
12 タンタスエルテの12
父 ゼンノロブロイ
母父 (Stuka)
牡 3000万円
東 国枝栄
募集時評価 E C C C
厩舎ランク 38.5
血統レベル A
母年齢 10
白老F
血統 13.0% 0.000 0.000 0.333
厩舎 69.5% 0.258 0.032 0.161
総合 41.2% 0.129 0.016 0.247
指数 1237
牡馬としてはやはりトモが薄いと思う。データを見る限り全然結果の出ていない種牡馬だけに、こういうタイプから急に活躍馬が出るかというと、ちょっとどうかなとは思う。
血統的には半姉がこのクラブでの活躍馬で、母はチリのG1馬。筋が通っている血統背景ではあるが、そこそこの牝馬につけてもあまり結果が出てこなかった種牡馬との配合だけにどうだろうか。
厩舎は美浦の一流厩舎だから何も心配はない。
13 ローズジプシーの12
父 ゼンノロブロイ
母父 (Green Desert)
メス 1600万円
東 天間昭一
募集時評価 E C C C
厩舎ランク 16.1
血統レベル B
母年齢 14
社台F
血統 0.0% 0.000 0.000 1.000
厩舎 23.7% 0.053 0.000 0.474
総合 11.9% 0.026 0.000 0.737
指数 190
動きは悪くないのだが、この馬も後が貧相な感じ。牝馬とはいっても、もう少し後ろに力感は欲しい。
血統的には、データ上は買う要素がない馬になる。
厩舎も社台G生産のクラブ馬とは縁のない厩舎で、昨今の厩舎の預託頭数の制限の余波でこういう厩舎にも馬が回ってきたということだろうか。色々考えるとあまり期待値を感じない。
14 サミットヴィルの12
父 ゼンノロブロイ
母父 (Grand Lodge)
メス 1800万円
東 加藤征弘
募集時評価 E C D C
厩舎ランク 26.6
血統レベル B
母年齢 12
ノーザンF
血統 81.6% 0.375 0.000 0.000
厩舎 89.8% 0.190 0.048 0.095
総合 85.7% 0.283 0.024 0.048
指数 1542
この馬もトモが薄目のゼンノロブロイ産駒。同じようなコメントが続いてしまうが、もう少し後ろに力が欲しいところ。
血統的には兄姉は堅実に勝ち上がっているが、ディープ産駒で1勝止まり。種牡馬のランクが明らかに下がってそれ以上を期待できるかという話になる。
厩舎はデータ上は平均的な厩舎。関東の中では良いほうだとは思うが、特にプラスを感じるようなところでもない。
15 ロイヤルクリッパーの12
父 シンボリクリスエス
母父 (アグネスタキオン)
メス 1000万円
東 萩原清
募集時評価 C D D D
厩舎ランク 31.9
血統レベル D
母年齢 6
追分F
血統 82.7% 0.400 0.000 0.400
厩舎 69.7% 0.095 0.048 0.286
総合 80.3% 0.248 0.024 0.343
指数 803
後ろに力がないのか後ろ足の踏込がグラグラしていて頼りない。前後のバランスもあまり良いとは思えない。
血統的には近親に全くと言っていいほど活躍馬がいない。この値段も頷ける。
厩舎は関東では成績を挙げているところ。大事にしてくれる厩舎ではあるが、大事にされ過ぎてしまっても困る場合もあるので、好き嫌いが分かれるところだろう。
16 テイクミーハイヤーの12
父 ネオユニヴァース
母父 (トニービン)
メス 1800万円
東 尾形充弘
募集時評価 D D C C
厩舎ランク 25.4
血統レベル D
母年齢 12
追分F
血統 32.1% 0.000 0.000 0.333
厩舎 48.4% 0.231 0.000 0.077
総合 40.3% 0.115 0.000 0.205
指数 725
トモが薄目だし、飛節から下が細く感じる馬で、全然後ろに力を感じないのがどうか。
血統的にはネオユニヴァースの牝馬だけに気性が心配だが、この馬はおとなしいよう。ただ、気性が良くても、基本的にデータが良くない組み合わせだけに、あまり強気にはなれない。
厩舎は、私的には論外のところで、何というか言葉では言い表せないのだが、とにかくよくわからない厩舎だ。
17 シーリーコートの12
父 ゴールドアリュール
母父 (Distorted Humor)
牡 2400万円
東 大久保洋吉
募集時評価 C D E D
厩舎ランク 17.9
血統レベル C
母年齢 8
追分F
血統 67.1% 0.143 0.000 0.000
厩舎 192.3% 0.313 0.063 0.125
総合 129.7% 0.228 0.031 0.063
指数 3113
硬い馬。ゴールドアリュール産駒らしい馬であるが、特にトモが良いわけでもないし、2月生まれでそれなりに成長していることも考えると、あまり推すべき内容はないかなと思う。
血統的には活躍馬が近親におらず、ちょっと値付けが高い気がする。
厩舎は定年が近づいてきて預託馬が減ってきている。しかし名うての名伯楽であることには変わりない。牧場側の言うことをあまり聞かないみたいなので、この馬で芝から使い始めることも予想され、そういう点ではヤキモキするかも。ただ、馬房が空き放題になると思われるので、早期に入厩してどんどん出走してくれるだろう。とにかく早くレースに数多く出て欲しいということであれば、意外に面白いかもしれない。
18 プレンティフェスタの12
父 ファルブラヴ
母父 (シンボリクリスエス)
牡 2000万円
東 武藤善則
募集時評価 C C C C
厩舎ランク 22.3
血統レベル B
母年齢 7
社台F
血統 29.5% 0.000 0.000 0.250
厩舎 56.1% 0.200 0.000 0.300
総合 44.3% 0.100 0.000 0.275
指数 886
右前を回し気味に出してくるのが少し気になるが、前後のバランスも良いし、それなりにまとまっている。
血統的には母父シンボリクリスエスで、父が今さらながらのファルブラヴの牡馬。これ以上ないくらい地味な組み合わせだ。ファルブラヴの牡馬でも走っている馬はいるにはいるが、好き好んで選びたくなる血統ではないのも確か。祖母は重賞勝ち馬だが、それ以外の活躍馬はやや遠い感じ。血統的には推す材料はなさそうだ。
厩舎は社台G生産のクラブ馬もそこそこ預かっているが、そんなに結果は出せていない。
すべての面で地味な馬だ。
19 ネバーエンディングの12
父 ウォーエンブレム
母父 (エンドスウィープ)
牡 1800万円
東 加藤征弘
募集時評価 C D C C
厩舎ランク 26.6
血統レベル D
母年齢 10
白老F
血統 81.1% 0.300 0.000 0.200
厩舎 89.8% 0.190 0.048 0.095
総合 85.4% 0.245 0.024 0.148
指数 1538
立ち肩でバランスはあまり良くない。トモはそこそこあって、動き自体は悪くはない。
この血統は体質が良くない産駒が多く、動きは良く見えても途中で頓挫する場合があるのでその点が心配。
厩舎は悪いところではないが、特に社台G生産クラブ馬と相性がいいというわけではない。
20 アズサユミの12
父 ウォーエンブレム
母父 (サンデーサイレンス)
メス 1600万円
東 手塚貴久
募集時評価 C C D C
厩舎ランク 22.9
血統レベル C
母年齢 17
ノーザンF
血統 128.8% 0.333 0.000 0.167
厩舎 157.8% 0.375 0.125 0.125
総合 130.4% 0.354 0.063 0.146
指数 2087
手先の軽さが目立つ馬で、硬さはあるが全体としてまとまってはいると思う。ただ、やはりウォーエンブレム産駒だけに、何かの拍子で気性が爆発しないか心配ではある。何となくそういう要素は秘めているように感じた。
血統的には全兄がオープン勝ちしていて、その点は期待が持てる。中央で複数勝てている兄姉が多くいて、その点は頼もしい。ただ母が17歳ではあるので、あまり上に似た期待をするものどうか。
厩舎は預かっている馬は少なめではあるが、社台G生産のクラブ馬で確実に成績を出しているところ。その点は期待できそうだ。
21 ティークリッパーの12
父 ワイルドラッシュ
母父 (トニービン)
牡 1400万円
東 黒岩陽一
募集時評価 B B B B
厩舎ランク 6.1
血統レベル D
母年齢 17
追分F
血統 42.0% 0.118 0.000 0.412
厩舎 105.9% 0.286 0.000 0.143
総合 69.8% 0.202 0.000 0.277
指数 977
母父トニービンの血からなのか、柔らかさを感じる馬で、この父の産駒にしては芝でもやれそうな気がする。トモも大きさが合って全体として見栄えがする馬。動きもすこぶる良い。
血統的には近親に活躍馬がいない血統で、この値段になったのも納得がいく。父がダート種牡馬だからこの馬もダートでもやれそうだが、芝も面白そうな気はする。
厩舎は若手の開業間もない厩舎で、データは他厩舎からの転厩馬のものだから意味がないデータ。成績的にはまだまだだし、前の厩舎の負の遺産を引きずっているわけだから、急に成績が上昇するのは難しい気はする。
22 外)レディシャツィの12
父 Curlin
母父 (Privately Held)
牡 2800万円
東 藤沢和雄
募集時評価 C C D D
厩舎ランク 39.8
血統レベル A
母年齢 7
追分F
血統 57.9% 0.220 0.000 0.293
厩舎 83.3% 0.450 0.050 0.050
総合 73.5% 0.335 0.025 0.171
指数 2059
硬い感じのマル外。動きとしては可もなく不可もなくで、特別良く見えるところはない。
血統的には母がペルーの年度代表馬。南米の母から活躍馬が出ることもあるから、一発の魅力はあるが、こういうマル外が最近は走ったためしがない。
厩舎は美浦の重鎮で、かつてはこの厩舎というだけで募集馬は大変な人気になった。最近は今一つ歯車が合っていない感じだが、まだまだ活躍馬を送り出してくれるはず。この厩舎が好きなら面白いかもしれない。
明日はサンデーR関西その1の予定です。間に合うかどうかはわかりませんが。。
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