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June 06, 2013

2013年 社台RH 募集時評価(関西その1)

 今日から募集時評価の記事を書きます。最初は社台RHからです。関西馬のほうが気になる人が多いという現実から、関西馬を先にやります。

 毎度申し上げていることではございますが、私はただの競馬好きで、何かの特別な能力・情報を持っているわけではありません。読まれた方にとって不快な内容も含まれているかとは思いますが、単なるバカの個人的な見解に過ぎませんので、枯葉も山の賑わいと受け流していただければと思います。


44 オンブルリジェールの12
父 ディープインパクト
母父 Double Bed
牡 6000万円
西 矢作芳人
募集時評価 C D D C
厩舎ランク 33.1
血統レベル B
母年齢 13
社台F
血統 81.3% 0.333 0.111 0.000
厩舎 40.6% 0.143 0.000 0.429
総合 60.9% 0.238 0.056 0.214
指数 3655

 品のある綺麗な馬だが、あまり力強さは感じない。また柔らかい感じでもないのでその辺がどうか。ただ、ディープ産駒はこういう感じの馬でも普通に上級クラスで活躍するので、気にしないほうが良いかも。
 血統的には特別目立つ内容はないが、厩舎はダービートレーナーでもある有力厩舎に所属する。ただ所属厩舎は実は社台G生産クラブ馬ではそんなに実績を残しておらず、クラブ馬でダービー馬を出しているとはいっても過信はできないかも。


45 ゴジップガールの12
父 ディープインパクト
母父 Dynaformer
牡 7000万円
西 平田修
募集時評価 B A B A
血統レベル A
母年齢 6
社台F
血統 81.3% 0.333 0.111 0.000
厩舎 88.1% 0.250 0.150 0.250
総合 88.7% 0.292 0.131 0.125
指数 6210

 体を大きく使ったリズミカルな動きができている。トモもディープ産駒としては十分で、柔らかい動きができているし当然芝での活躍が見込まれるだろう。繋ぎの角度も丁度いい感じで不安はない。
 血統的には、母が米G1馬で、輸入牝馬にディープという期待の組み合わせ。ただし、母父がディープと相性の良くないRoberto系というのが難しいところ。
 所属厩舎は社台Fから信頼されている厩舎で、社台G生産馬から定期的に長打を出せている。いい馬を預かれる要素を持っている厩舎だろう。


46 ヴァイオレットラブの12
父 ディープインパクト
母父 ドクターデヴィアス
メス 3600万円
西 大久保龍志
募集時評価 D C C C
血統レベル A
母年齢 15
社台F
血統 117.2% 0.182 0.091 0.182
厩舎 52.3% 0.188 0.063 0.438
総合 78.9% 0.185 0.077 0.310
指数 2839

 ディープ産駒としては良くも悪くも普通かなという感じ。良血の雰囲気を感じる綺麗な馬ではあるが、トモも薄目で後ろにあまり力を感じない。また、馬体重がかなり小さめなのが気にかかる。
 血統的には半姉にG1馬コイウタ、全兄にベールドインパクトがいる信頼性の高い血統で、特に全兄に活躍馬がいるのは心強い。
 厩舎はリーディング上位の常連という感じではあるが、以外にも社台G生産クラブ馬ではあまり結果を出せていない。単なるめぐり合わせかも知れないが気になるところだ。


47 エアトゥーレの12
父 ディープインパクト
母父 トニービン
メス 4000万円
西 安田隆行
募集時評価 C B B B
血統レベル AA
母年齢 15
社台F
血統 117.2% 0.182 0.091 0.182
厩舎 130.9% 0.250 0.063 0.438
総合 118.2% 0.216 0.077 0.310
指数 4727

 まとまりがあって良い馬と思う。良いリズムで歩けていて、それなりに後ろに力も感じるし、柔らかさもある。4月生まれでこれなら十分だろう。
 血統的には全兄が今のところ価格の割には今一つなのが気になるところだが、血統的背景からは走るはずの馬だし、不安点は母年齢がややオーバー気味なところくらいか。
 厩舎は短距離得意で、有力短距離馬がひしめいている。桜花賞が一番向きそうなこの馬にとってはぴったりだろう。


48 リトルアマポーラの12
父 キングカメハメハ
母父 アグネスタキオン
牡 6000万円
西 藤岡健一
募集時評価 B B B A
血統レベル A
母年齢 7
白老F
血統 82.7% 0.100 0.100 0.400
厩舎 101.4% 0.286 0.000 0.071
総合 96.2% 0.193 0.050 0.236
指数 5771

 うまく全身運動できていて、キンカメ産駒にしては柔らか味もあって、母父タキオンによる硬さはない。前後のバランスが整っていてまとまりがあるのもいい。
 血統的には、クラブからのG1馬の初仔で期待されるが、白老産キンカメ産駒の期待値が高くないことがやや気になるところ。
 厩舎は好き嫌いが分かれるところだが、成績的にも、社台G生産クラブ馬については可もなく不可もなくと言ったところ。騎手に偏りが出るのが嫌でなければ悪くはないだろう。


49 リュートフルシティの12
父 キングカメハメハ
母父 ウォーエンブレム
牡 2800万円
西 藤岡健一
募集時評価 C C C B
血統レベル D
母年齢 7
追分F
血統 37.2% 0.143 0.000 0.286
厩舎 101.4% 0.286 0.000 0.071
総合 71.1% 0.214 0.000 0.179
指数 1991

 馬体的には可もなく不可もなく。値段なりのキンカメ牡馬という感じか。そこそこまとまっているとも言えるし、逆にあまり大物感を感じることもない。どこか悪いところがあるわけではないが、目立つ部分もない。
 血統的にはキンカメ産駒の鬼門とも言えるMr. Prospectorのクロスを持っており、データ上も偶然にもそれを裏付けるかのような長打率ゼロ。
 厩舎は上記48と同様だが、好き嫌いが分かれるところ。こちらも長打率ゼロ。データ上からはあまり面白味がなさそうだ。


50 マンハッタンフィズの12
父 キングカメハメハ
母父 サンデーサイレンス
牡 8000万円
西 石坂正
募集時評価 C B B A
血統レベル A
母年齢 11
社台F
血統 75.2% 0.200 0.200 0.100
厩舎 159.2% 0.324 0.162 0.216
総合 117.2% 0.262 0.181 0.158
指数 9377

 非常に品のある馬で、歩く姿には見どころがある。ただキンカメ牡馬にしてはそれほどトモがあるタイプではないのでその点がどうか。硬さはなく、力強く歩けているのは良いと思う。
 血統的には叔父にマンハッタンカフェ、兄姉に重賞勝ち馬がいる豪華な血統。社台F生産のキンカメ牡馬の長打率は2割となっていて、高額キンカメ牡馬が走るというデータに乗っかる馬ではある。
 厩舎は全姉、半兄で結果を残せなかったところから、社台Gと最も相性が良いと思われる厩舎のうちの一つである厩舎に変わってきた。義理を無視してのスイッチに本気度がうかがえる。


51 ブーケフレグランスの12
父 キングカメハメハ
母父 ダンスインザダーク
牡 5000万円
西 西園正都
募集時評価 B B C B
血統レベル AA
母年齢 7
社台F
血統 75.2% 0.200 0.200 0.100
厩舎 72.6% 0.286 0.000 0.143
総合 77.6% 0.243 0.100 0.121
指数 3882

 立派なトモをしていて、キンカメ牡馬としては確実性がありそうだ。キンカメ産駒らしい若干の硬さはあるものの、全体の動きとしてはリズム良く歩けていてまとまりがある。
 血統的には叔父・叔母にダイワメジャー、ダイワスカーレットがいる良血馬で、この値段も納得。クラシックよりもやや短めの距離適性になりそうな気がするが、そのほうが確実性は増すだろう。
 厩舎は社台RHの所属馬は目立たないが、社台G生産馬はそこそこ預かっている。ただあまり結果を出せていないため、個人馬主預託馬の成績のほうが目立っている厩舎ではある。好調な厩舎でもあり、また諸般の馬房の関係で、今年はこの厩舎に預託馬が増えているというのもありそうなので、この厩舎の本年所属馬のどれかが走りそうな気はする。それがこの馬の可能性は大いにありそうだ。


52 ライムキャンディの12
父 キングカメハメハ
母父 タニノギムレット
メス 2800万円
西 藤岡健一
募集時評価 A C B C
血統レベル B
母年齢 7
社台F
血統 114.5% 0.375 0.125 0.250
厩舎 101.4% 0.286 0.000 0.071
総合 113.7% 0.330 0.063 0.161
指数 3183

 素晴らしく目立つトモをしていて牡馬だったら最高だったのにな、と思ってしまう。硬さは感じず、距離はそこそこもつかもしれない。
 血統的には叔父にダービー3着のベルシャザールがいて、キンカメとの配合も合いそうだ。キンカメ牝馬全体では成績は低調なのだが、社台F生産のキンカメ牝馬は意外にも好成績をあげてる。そういう意味ではデータ的にも面白い馬ではある。
 厩舎は馬房優先主義であり、鞍上の面でも不安はあるが、三振率は低く、そこまで嫌われるべき厩舎ではないのかもしれない。総合的に見れば面白い馬だと思う。


53 マンティスハントの12
父 ダイワメジャー
母父 Deputy Minister
牡 3200万円
西 須貝尚介
募集時評価 B C C C
血統レベル B
母年齢 11
追分F
血統 87.7% 0.228 0.053 0.298
厩舎 147.1% 0.333 0.000 0.250
総合 117.4% 0.281 0.026 0.274
指数 3757

 ダイワメジャー産駒らしい良いトモをしていて、前後のバランスもとれている。ただ背中がやや長めで、その点確実性という点ではどうなのかなと思う。また、あまり大物感を感ずる馬体でもない。ただ、4月生まれだし、まだこれからかなり大きくなると思うので、そのあたりの成長力も計算に入れておきたい。
 血統的には近親にG1馬こそいないものの、メーデイアなど成長力のある近親が多く、早期から始動できるダイワメジャーとの組み合わせは面白そうだ。
 厩舎は早くも上位厩舎としての定位置を取りつつある厩舎で、早速クラブ馬からもG1馬を出した。社台Gから信頼されるのも当然の腕利き厩舎だけに、人的側面は心配無用だろう。


54 バルドネキアの12
父 ダイワメジャー
母父 Indian Ridge
牡 4000万円
西 橋口弘次郎
募集時評価 B B C B
血統レベル B
母年齢 17
社台F
血統 71.9% 0.199 0.070 0.210
厩舎 102.7% 0.211 0.053 0.211
総合 80.1% 0.205 0.061 0.210
指数 3206

 ダイワメジャー産駒らしい姿のわかりやすい馬。容量のあるトモを持ち、柔らかさはあまり感じないものの、後躯にも力強さがあり、確実性は非常に高そうだ。4月生まれでこれだけの見栄えなら十分すぎるほどだ。
 血統的には全兄がまったくダメだったのが非常に気になるが、全兄は肩に窮屈なところがあった。この馬は全くそういうところはなく非常にバランスがとれているので違うと思いたい。その全兄以外の兄姉のほとんどが中央で勝ち上がっているという確実性の高い母だが、さすがに高齢となってきた。その点は確かに心配材料ではある。
 厩舎は、このクラブといえばこの厩舎と言われるほどの有名厩舎だが、ローズキングダム以降はあまり社台G生産馬での活躍馬はみられない。引退も近づいているため預託頭数も少なくなったが、名伯楽の腕前を発揮できる素材ではあるだろう。


55 キュートエンブレムの12
父 ダイワメジャー
母父 ウォーエンブレム
メス 1600万円
西 吉村圭司
募集時評価 C B B A
血統レベル A
母年齢 7
社台F
血統 105.5% 0.262 0.037 0.257
厩舎 113.1% 0.500 0.000 0.250
総合 114.6% 0.381 0.019 0.253
指数 1833

 非常にリズムよく歩けている馬で、体全体を大きく使って歩けているのは好印象。トモの大きさはそれほどでもないが、後ろにも力を感じるし、柔らか味もあって、牝馬としては十分の馬体をしている。
 血統的には叔母にエイジアンウインズやエバーブロッサムなどのG1馬を含む活躍馬がおり、しっかりした裏付けがある。
 厩舎は2012年開業の厩舎で、厩舎のデータは他厩舎からの移籍馬の成績が反映されているため高く出ているだけで、実際は何の意味もないデータ。ただ関西の若手調教師の中では伸びる可能性のある厩舎だと思うので、そこに賭けるのは面白いかも。
 あと、この馬はコメントから推察するに、母父ウォーエンブレムだけあって気性に問題がありそうな感じはするので、その点は気になるところだ。


56 ラピッドオレンジの12
父 ハービンジャー
母父 エルコンドルパサー
牡 4000万円
西 安田隆行
募集時評価 C B B B
血統レベル B
母年齢 9
社台F
血統 71.9% 0.199 0.070 0.210
厩舎 130.9% 0.250 0.063 0.438
総合 101.4% 0.224 0.066 0.324
指数 4056

 右後の着地が若干気になるが、バランスの良い馬体でまとまっている。動きも柔らか味があって良い。
 血統的には新種牡馬だけにどういう方向性に出るのか全くわからないが、馬体を見る限りは芝でやれそうな気がする。
 厩舎はダートや短距離で特に実績をあげているだけに、この馬もそういう方向性を見込まれているのかもしれない。


57 ミュゲドボヌールの12
父 ハービンジャー
母父 バブルガムフェロー
メス 1800万円
西 石坂正
募集時評価 B D D C
血統レベル D
母年齢 12
白老F
血統 50.0% 0.116 0.006 0.374
厩舎 159.2% 0.324 0.162 0.216
総合 104.6% 0.220 0.084 0.295
指数 1883

 やや硬さが目立つ馬で、母父バブルだけにダート方面に出るかもしれない。いいトモをしており、繋ぎもやや立ち気味で短め。ダートではそこそこ確実にやっていけそうな気がする。ただその場合、中央の牝馬がダートで一体何を目指すのかという疑問は常につきまとう。
 血統的には近親に活躍馬はおらず、その分値段も安めになっている。
 厩舎は最高なので、厩舎の力に期待したい。


58 ダンスインザムードの12
父 ハービンジャー
母父 サンデーサイレンス
メス 4000万円
西 松田博資
募集時評価 C B C B
血統レベル AAA
母年齢 11
社台F
血統 105.5% 0.262 0.037 0.257
厩舎 190.9% 0.244 0.098 0.244
総合 148.2% 0.253 0.067 0.250
指数 5927

 リズミカルに歩けてはいるが、特別どこかに魅力があるわけではない。ただやはり血統からくる品の良さはあり、今後どこかの時点で急成長があるのかもしれない。
 血統的には言うまでもない最高ランクの馬。新種牡馬ハービンジャーの実力が試されると言ってもいい組み合わせで、よっぽどの事態が発生しない限り勝ち上がれないようなことはないだろう。
 厩舎は言うまでもなく牝馬に定評のある厩舎であり、走らないと沽券に係わる馬だからこそ、この血統でも厩舎の異動があったのだろう。そういう意味では走る前から色々な宿命を背負った馬とも言える。最高の血統と最高の厩舎のゴールデンコンビの結成で、どういう結果になるのか楽しみだ。


59 ワーキングウーマンの12
父 ハービンジャー
母父 フジキセキ
メス 1600万円
西 岡田稲男
募集時評価 C C D C
血統レベル D
母年齢 8
白老F
血統 50.0% 0.116 0.006 0.374
厩舎 52.5% 0.118 0.059 0.353
総合 51.3% 0.117 0.033 0.364
指数 820

 やや硬さを感じる馬ではあるが、全体としてまとまりはある。牝馬だしトモはこんなものだろう。あまり目立つところはない。
 血統的には活躍馬からは遠く、G1馬となるとダイナコスモスまで遡らなければならない。だからこの値段ということもあるだろう。
 厩舎はあまり人気がないところで、個人的には論外とまでは思っていないが、何故人気がないのかを推し量るに、結局成績を出せていないからという単純な理由に突き当たる。厩舎打率等を見れば一目瞭然だろう。ただ、この厩舎だからといって、全部の馬が走らないわけではないので、その辺が難しいところだ。


60 アルヴァーダの12
父 ハーツクライ
母父 Hernando
牡 3600万円
西 荒川義之
募集時評価 C C C C
血統レベル B
母年齢 12
社台F
血統 92.4% 0.167 0.083 0.250
厩舎 138.6% 0.286 0.143 0.286
総合 115.5% 0.226 0.113 0.268
指数 4159

 値段通りいい馬だとは思うのだが、1月生まれだし、それなりに良く見えて当然というのもあるはず。それにしてはそこまで目立つようなところもない。何か悪いところがあるというわけではないが、パンチに欠ける。
 血統的には兄姉はコンスタントに勝ち上がってはいるものの活躍馬はおらず、やはり目立つところがない。そういう意味ではやや割高に感じる馬ではある。
 厩舎は人気になりにくいところだが、実は社台G生産馬でしっかり成績を出せている。そういう意味では期待馬を預かる素質を持った厩舎のはずだ。


61 コートアウトの12
父 ハーツクライ
母父 Smart Strike
メス 4000万円
西 松永幹夫
募集時評価 C B D C
血統レベル A
母年齢 14
社台F
血統 105.2% 0.500 0.000 0.125
厩舎 122.1% 0.167 0.083 0.083
総合 113.6% 0.333 0.042 0.104
指数 4544

 半姉もそうだったが若干硬い感じのする馬。ただこの血統はそのほうが走るのだと思うから、これはこれでいいのだと思う。全体としてまとまりのある馬体なのは良い。
 血統的には半兄がシンボリクリスエス産駒でG1馬、半姉はディープ産駒で桜花賞2着と、この上ない血統。父ハーツクライでも同様に期待できる。ハーツクライの牝馬は長打こそ出ていないものの、やたらと打率が高く、クズが出る可能性は極めて少ない。確実性は相当高いだろう。
 厩舎は最近勢いが感じられない厩舎で、厩舎データはレッドディザイアの威光で回収率は高くなっているが、打率は高くない。特に、それなりの高額馬で最近あまり結果を出せていないところをどう考えるかだろう。


62 ゴットザビートの12
父 ハーツクライ
母父 フレンチデピュティ
メス 1600万円
西 木原一良
募集時評価 C C E E
血統レベル B
母年齢 10
白老F
血統 104.6% 0.500 0.000 0.500
厩舎 16.5% 0.000 0.000 0.400
総合 60.5% 0.250 0.000 0.450
指数 969

 かなり硬さが目立つ馬で、母父の硬さが出てしまったのかなという感じ。特に左肩はちょっと気になる。そのせいか歩くリズムも悪くなってしまっている。あと、繋ぎがかなり立ち気味なのも結構気にかかる。
 血統的には祖母は米国で結構な活躍馬だが、その他は近親に目立つ活躍馬はいない。値段通りの血統だがハーツクライの牝馬だけに募集価格程度の活躍は見込めるかもしれない。
 厩舎はデータを見る限り、うーん、と言わざる得ない感じ。総合するとこの馬だけ急に活躍というのはデータ的には考えにくい感じだ。


63 ファーストバイオリンの12
父 マンハッタンカフェ
母父 Dixieland Band
牡 7000万円
西 須貝尚介
募集時評価 B B B B
血統レベル A
母年齢 14
社台F
血統 164.5% 0.250 0.125 0.375
厩舎 147.1% 0.333 0.000 0.250
総合 155.8% 0.292 0.063 0.313
指数 10905

 実に雰囲気のある馬で、これが社台F代表が、確か何かの雑誌か本かで自慢していた馬かと納得がいく。非常に品のある馬で、歩かせても滑らかな動きでリズムよく動けている。4月生まれだからまだこれからどんどん成長していくし、今の段階でこれならば十分だろう。
 血統的には、母はアメリカから韓国に移動し、韓国から社台が購入してきたという面白い馬。半兄が米国の活躍馬だから、この馬も当然期待できるはず。母年齢も14歳とギリギリのところだし、走る要素は満たしている。
 厩舎は若手でもクラブ馬からも信頼され、かつ、成績を出している、すでにトップクラスの厩舎だ。この馬を預けられるということで、その信頼性の高さがうかがえる。
 方向性としては当然クラシックを目指さなければいけないが、マンハッタンカフェの代表産駒になってもいい素質馬だろう。


 今日はここまでになります。明日は社台RH関西の残りをやる予定です。

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Comments

競馬悟空さん、こんばんは!
これほど凝った募集馬評価レポートを見たことがありません。客観的なデータの裏付けと優れた馬を見る観察力。じっくり読み込んで参考にさせていただきます。ライムキャンディは馬体も血統もかなり好きですが、やはり厩舎が。。。 40口なので慎重になりますね。

Posted by: うりうり | June 06, 2013 at 08:17 PM

書類で春日部へ

Posted by: 始まりました〜 | June 06, 2013 at 11:11 PM

競馬悟空さん、こんばんは^^

毎度お疲れ様ですm(_ _)m
今回はこれまでの集大成的と新たなデータを加えて、さらに背中を後押しする分析になってますね、すばらしい(*^_^*)
全馬を見て、僕が興味を持ったのは50、53、58、63番ですかね。
その中でやはりキンカメ50番とマンカフェの63番はとても気になりますが、実際に行くなら53番でしょうか~(^^)/
まだまだ募集馬いそうなので大変ですが、
頑張ってください。楽しみにしてます!(^^)/~

Posted by: レプティリア | June 06, 2013 at 11:25 PM

競馬悟空さん、こんばんわ!
早々のアップの速さに驚愕しております。
実際今年の募集は悩ましいメンバー構成であることは間違いないですよね…。
その中で私も指針とさせて頂きたいのが競馬悟空さんのブログです。
私ももっと勉強させて頂きますので今後とも宜しくお願い致します。

Posted by: ねこだねこきち | June 07, 2013 at 01:11 AM

うりうりさん、こんにちは!
お褒めの言葉をいただきありがとうございます。一応データは完全な客観データですので、ぜひ色々と活用なさってください。馬体云々のほうは、まあ、話4分の1くらいで楽しんでいただければと思います(笑)。ライムキャンディの12はいいですよねえ。キンカメの牝馬は個人的にはないかなと思っていたのですが、この馬だけは残したいという感じです。やはり厩舎は気になりますよね。私的にはこの厩舎は、調整に不満があるというよりは、ここぞというところで息子になってしまうのがつらいなと思います。我々出資者は調教師は選べても、騎手は選べないので、その辺が悩みどころです。。

Posted by: 競馬悟空 | June 07, 2013 at 01:14 PM

レプティリアさん、こんにちは!
ありがとうございます。色々考えてきたことをようやっと形にできたという感じです。東サラやシルクもこの方式でやっていく予定ですので、その際はお楽しみください。
マンハッタンフィズの12は、石坂厩舎に入って、明らかに勝負気配ですよね。絶対に走らせるというクラブ側の意気込みを感じます。
ファーストバイオリンの12もさすがのデキ。この馬に関しては、馬そのものよりも、須貝厩舎ってそんなに信頼されているのかと、そっちのほうが驚きでした。
マンティスハントの12は成長力がありそうで良いですよね。
まだまだ続きますので、また見に来てください!

Posted by: 競馬悟空 | June 07, 2013 at 01:21 PM

ねこだねこきちさん、こんにちは!
ご覧いただきありがとうございます!データのほうは前々から加工の準備はしていたので、今はそんなに大変じゃないんですが、やはり募集時評価のほうはDVDを何度も見るしかないので時間がかかってしまいます。でもなんとか、それなりのペースでUPしていきますので、色々と考える際の材料にしてみてください。

Posted by: 競馬悟空 | June 07, 2013 at 01:29 PM

競馬悟空さん、こんにちは。
皆様書かれていますが、まさにこれまでの集大成といった完成度で、充実ぶりに感心する次第です。
さすが社台の本家本元で、目移りするようなラインナップですね。この中では(価格とのバランスも考えれば)、エアトゥーレとブーケフレグランスに魅力を感じます。
とは言え、一口100万円オーバーと言われてしまうと、桁が2つ違うなあと・・・。他頭数分割系のクラブしか縁がない当方にとっては、本家本元はやはり敷居が高過ぎます。Yオーナーのところの分析を、心よりお待ちしています。

Posted by: レッドスター | June 08, 2013 at 11:59 AM

レッドスターさん、こんばんは!
お褒めいただきありがとうございます。
今日見てきましたが、ブーケフレグランスの12は良かったですね。クラシックというタイプではないかもしれませんが、活躍しそうな雰囲気でした。
Yオーナーのところも、今回と同様の募集時評価をやる予定ですので、楽しみにしておいてくださいね!

Posted by: 競馬悟空 | June 08, 2013 at 11:06 PM

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