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October 25, 2013

馬体重(その1)

 馬は大きいほうがいいのか小さいほうがいいのか。色々と気になるところです。気になるなら調べてみようということで、早速馬体重をベースにいつものデータを調べてみました。
 今日はまず、牡馬を見てみましょう。


【牡馬:馬体重との関係】
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・社台RH、サンデーR及びキャロットの2006年産~2010年産馬について、出走時平均馬体重をベースデータ集計しています。
・出走時馬体重の平均ですので、未出走の馬は母集団に含まれていません。
・~399は、399kg以下の馬、550~は、550kg以上の馬。その他は10kgごとに、400だったら、400kg~409kgの馬のデータになります。
・回収率・・・募集価格に対する獲得賞金の割合です。100%を超えていれば募集価格分は回収したことになります。ただし維持管理費及び税金等は考慮されていない値なので、100%超だから利益が出ているというわけではありません。
・打率とは、募集馬全体のうちに、回収率100%以上馬の占める割合のことです。
・長打率とは、募集馬全体のうちに1億円以上獲得した馬の占める割合です。
・三振率とは、募集馬全体のうちに獲得賞金が0円の馬が占める割合です。獲得賞金0円の馬とは、レースに出走したものの1回も掲示板に載らなかった馬及びデビューできなかった馬の合計となります。
・代表馬は、その馬体重の区切りの中で、1億円以上稼いだ馬を賞金順にピックアップしました。


 まず馬体重が小さい方から見ていきましょう。出走時平均馬体重が420kg台以下の馬は、過去5世代ではほとんど活躍馬はいないですね。遡れば、410kg台では活躍馬としてクラフトマンシップがいます。420kg台になると、これにドリームジャーニー、ステイゴールド、ロサードが加わる感じです。ドリームジャーニーやステイゴールドという種牡馬級の活躍をした馬がいるので、小さくても大丈夫と思ってしまいそうですが、データ的には、小さい牡馬は明らかに不利だと言えます。もちろん、ステイゴールド等がいるので、活躍馬が絶対に出ないとは言えないのですが、まあ、せいぜい5年に1度くらいの確率でしかないだろうと思います。

 430kg台までくると、ようやっと最近の活躍馬の中でフレールジャックが該当する感じです。それでも回収率は全体の平均の100%に比べて約半分の48.7%。決して良いとは言えないです。

 440kg台でようやっと回収率も60%近くになり、打率も2割を超えます。過去の名馬だと、デイープインパクトもここに入ってきます。ディープインパクトはすごく小さかったようなイメージがついて回りますが、データ的には、そこまで小さいと言われるほどでもなかったのかなと思いますね。でも、400kg台だと確かにデータ的にはまだ物足りない感じです。

 450kg台に入ると、一気にデータが変わります。オルフェーヴルやローズキングダムなどがいるため、回収率は跳ね上がっていますが、打率も一気に良くなります。このあたりが境界線なのかなという気はしますね。

 460kg台から520kg台まではどこも平均して高いですね。便宜的に10kgごとに区分けしているので、少し凸凹していますが、総じて高いです。480kg~520kgは長打も出やすい牡馬のゴールデン体重?と言えるかもしれません。 平均して520kg台というと、デカすぎるなという気もしないでもないのですが、実はかなりの好成績帯域です。

 530kg台以上になると520kg台までと比較すると、やや成績的に落ちてくるなあというのは否めないのですが、それでもなぜか550kg台以上の帯域では高成績だったりします。デカいからダメというのは違うのかもしれません。


 表を見ていくと、やはり総じて小さい牡馬は不利だと言えるでしょう。種牡馬云々抜きにしても、平均して440kg台、できれば450kg台で走れる馬が安心できるレベルの大きさということになろうかと思います。

 逆に大きい馬についてですが、平均して520kg台で出走するようなかなりの大型馬でも、実はかなりの高成績で、嫌うどころか、むしろ積極的に買うべき要素ということになります。さすがに530kg台以上になると、やや大きすぎるのかなあという気もしないでもないですが、それでも、データ的には小さい馬よりよっぽどマシということになりそうです。

 ただ、今回のデータには未出走の馬は入っていません。超大型馬のうちには、結局出走できなかったという馬もいるでしょうから、あくまで、出走できるのであれば大型馬は悪くないということになるでしょうか。

 今回のデータの牡馬のうち、80%以上は450kg台~520kg台の間に入っていますので、募集馬を選んでいく際に、そんなに馬体重に注目する必要はないかもしれません。あくまで、すごく小さいとか、すごく大きいとかいう場合のみ気にすればいいでしょう。

 次回は牝馬を見たいと思います。


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Comments

競馬悟空さん、こんばんは。
やはりある程度馬体重があった方が良いというデータが出ましたね。自分の出資馬を調べたら450Kg以上の馬が9割いました(笑)500Kg以上でも半分でした。どんだけ大型馬が好きなんだと思いました。多分これからも変わらないと思いますが…。
データ収集お疲れ様でした。

Posted by: パパディー | October 25, 2013 at 10:58 PM

競馬悟空さん、こんばんは^^

いつもデータ作成お疲れ様です(*^_^*)
はっきりしたデータですね(^_^)v募集の時期に大きいから…と敬遠する必要はなさそうですね(^^)/今まで「ちょっと大きいかな…」と躊躇していましたが、これからはあまり気にせずに行きたいと思います(^^)/~

Posted by: レプティリア | October 26, 2013 at 01:07 AM

競馬悟空さんおはようございます^^
確かダートの方がより顕著に相関するんですよね。
「大型馬は仕上がりが遅い」なんて定説もあるから、稼ぐ機会は細い馬よりも減りそう・・・なんてのはイメージなんでしょうね。
細い方が仕上がりは早いけど早く限界が来て大型馬に追い抜かされるんでしょうか・・・。

Posted by: コズン | October 26, 2013 at 08:51 AM

パパディーさん、こんばんは!
500kg以上が半分以上ですか。それでもデータ上は悪くないですよね。パパディーさんのように大きい馬が好きな人のほうが、自然と成績も良くなると思いますので、今のまま進んだほうが良さそうですよね。私もパパディーさんを見習わないと!

Posted by: 競馬悟空 | October 26, 2013 at 11:04 PM

レプティリアさん、こんばんは!
大きいからといって、ただそれだけで避ける必要はないと思います。頓挫した場合に長引くとか色々弊害もあるかも知れませんが、それでも小さい馬を選ぶよりは大きすぎるくらいのほうが、まだ期待できそうです。ただ、大きい馬の場合は、やはりバランスや脚元にはより注意を払いたいところではありますね。

Posted by: 競馬悟空 | October 26, 2013 at 11:08 PM

コズンさん、こんばんは!
大型馬は確かにダート馬が多いと思います。調べたデータの中でも、グレープブランデー、ベルシャザール、インペリアルマーチなどは全部ダートでの実績馬ですし。520kg台以上で出てくる馬はダートで頭角を現すことも多いでしょうね。
コズンさんのおっしゃる通りで、確かに大型馬は仕上がりが・・怪我が・・と思いがちですが、結局体が小さかったら勝ち上がれもしないし、その後頭打ちになることも多いってことなんでしょうね。大型馬のほうが上のクラスに行っても通用することが多いのではないかと思います。

Posted by: 競馬悟空 | October 26, 2013 at 11:14 PM

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