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October 21, 2013

ツアー後に思うこと(血統)

 血統については色々な考え方がありますよね。大雑把に考えれば、種牡馬ごとの分類でも血統ですし、繁殖牝馬ごとの分類でも血統に関することになります。さらにもっと深く考えた場合の父と母父の組み合わせ等で考えるニックスや、5代血統表で見た場合のクロスなどのほうが、「血統」っぽいかもしれないですね。

 血統についてどう考えるかは人それぞれですが、確実に言えるのは、血統は全然気にしないという人は競馬サークルにはまずいないだろうということです。血統を完全に無視した馬選びというのは、プロはやらないでしょう。逆にどこまで血統を気にするかについては、競馬サークルの関係者でも温度差がありそうです。

 生産する側から考えてみましょう。ここでいう生産者は中小規模の生産者を前提にします。生産者側から考えると、一番大事なのは、とにかく「売れる馬」であることです。現在で考えれば、ディープインパクト産駒だったらほぼ確実に売れるでしょうから、やっぱりまず第一に大事なのは種牡馬でしょう。
 トップランクの種牡馬でないなら、やはり大事なのは母系の繁殖成績ということになるでしょう。兄姉に活躍馬がいれば高値で売れるのは確実ですし、せめて叔父・叔母くらいに活躍馬がいてくれれば売りやすいでしょう。
 あとは、やっぱり明らかに傾向があると思われるニックスも大事にされると思います。例としては極端すぎるかもしれませんが、最近で言えば黄金配合となる組み合わせとなる牡馬であれば、青天井で高値がつく可能性もあるでしょう。生産者であれば誰でも気にする配合だと思います。
 売れるか売れないかで、とりあえず大事なのは、この辺くらいだと思います。もちろん、生産者の方々の中には血統理論や考え方があって、「この馬は○○の3×4だから云々」という思いもあるのかもしれませんが、セリや庭先で買うほうからすれば、そんなことに耳を貸す人は少ないと思います。
 買う側の競馬サークルの関係者でも、その幼駒の父と兄姉くらいしか気にしない人もいますし、あまり深入りする人は少ないのかもしれません。

 そうすると、いくら生産者側に夢やロマンがあっても、売れなければやっていけないわけですから、自然と無難な配合の馬が多く産まれてくるのかなと思います。最初から特定の馬主さんに売る目的でない限りは、基本的には無難な配合に収束していくのが自然な流れでしょうか。
 無難な配合というのは、いわゆるBest×Bestという、良血繁殖にリーデング上位種牡馬をつけるということになるでしょう。こうやって考えていくと、夢もロマンもヘッタクレもないつまらない結論になってしまいます。

 ただ、そうは言っても、必ずしもBest×Bestから活躍馬が出ると決まっていないのが競馬の醍醐味でもあります。生産者の方々も無難で現実的な売れる配合を生産しつつも、時には冒険的な夢とロマンの配合をすることもあるでしょう。Best×Bestではコストも青天井になるわけですから、なるべく他に先んじて、好配合となる馬を生産できれば優位に立てるはずです。もちろん、一口馬主でも、そういうのを見抜ければ優位に立てるでしょう。

 私は、一口馬主においては、基本は配合の妙みたいなのには、あまりこだわらないほうがいいのではないかなと個人的には思います。以前ちょっと調べたときも、3×3みたいな強烈な配合は、最近はあまり結果がでていませんでした。10年、20年と続けていく前提ならば、配合の妙よりは、リーディング上位種牡馬かどうか、母系の繁殖成績がどうかだけで考えたほうがブレは少ないと思います。
 もちろん過去には配合の達人がいて、実際に配合の妙が繰り返されて現在まで血統の更新が進んでいるのは重々承知ですが、馬を買う側の人間が配合云々を気にしすぎると落とし穴に嵌る気がします。低価格帯の馬のみに出資すると決めているなら、配合の妙の部分に絞って選ぶという手もあるとは思いますが、中価格帯以上は、一般的な、種牡馬、繁殖、あとは有名なニックス程度を気にするくらいにとどめておいた方がいいのかもしれないなと最近は思います。そのほうが大失敗は防げるのではないかなというのが、今までの経験で思うことです。

 血統に関しては決まった正解はないですし、いつかはその大海の中に突き進んでいきたいという思いもありますが、深すぎて怖いというのもありますね。

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Comments

競馬悟空さん、こんばんは。
確かに余りこだわらない方が良いのかと思いますね。人それぞれですが…。少なくとも自分は固定観念は持たない様に心がけています。
追伸、牧場見学でシルクは勧められませんでした(笑)

Posted by: パパディー | October 21, 2013 at 10:50 PM

競馬悟空さん、こんばんは^^

血統はホントに奥が深いですよね~(^_^;)調べれば調べるほど、底なし沼のようにはまっていきます(^_^;)(笑)
僕の場合は、一口始めて最初のころは血統はそれこそかじる程度で馬体重視でしたが、それで結果が出なかったので、今は血統に重きを置いてます(^^)/
生産者の方からすると、確かに大多数に受けそうな最大公約数的な配合をするのが一番無難なんでしょうね(-_-)渡邊隆オーナーが僕は好きなんですが、そんな配合する人はいませんよね(笑)
僕は今後も馬体を考慮に入れつつ、血統重視でやっていきたいと思います(*^_^*)まぁ結果が出なければ、方針転換するかもしれませんが…(>_<)(笑)

Posted by: レプティリア | October 21, 2013 at 11:18 PM

パパディーさん、こんにちは!
血統の詳細ばかりに目が行ってしまい、結果として他の弱点や欠点にも盲目的になってしまうとまずいかもしれないですね。確かに固定観念をもたないというのは大切ですね。馬も常に進化しているわけですから。シルクは勧められなかったですか(笑)。無理にクラブを増やす必要はないですよね。なんというか、クラブ入会のタイミングにも流れがありますよね。

Posted by: 競馬悟空 | October 22, 2013 at 12:30 PM

レプティリアさん、こんにちは!
私はあれもこれも適当に気にしつつ、自分に都合のいい理論だけあてはめて選んでいたら全然ダメでした(笑)。一口馬主の先輩から言われたことなどを思い出して考え直して今に至るのですが、血統については判断が難しいですよね。考えれば考えるほど奥深くて深みにはまってしまいますし。渡邊隆オーナーのようなオーナーブリーダーであれば、まさに自分の好みの通りに配合できるでしょうが、通常の生産牧場だと難しいところが多いでしょうね。でも、自分の思い描く配合の馬が走ったときの喜びは何にも勝るでしょうねえ~。

Posted by: 競馬悟空 | October 22, 2013 at 12:36 PM

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