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November 18, 2013

ウイニングポスト2の思い出

 今週で今年の東京開催も終わりになり、最終週の今週はジャパンカップですね。ジャパンカップになると不思議と思いだしてしまうのが、「ウイニングポスト2」です。

 ウイニングポスト2は、今も続くKOEIの人気競馬シミュレーションゲームの第2弾として、1995年に発売されました。初代ウイニングポストが持つ馬主シミュレーションという要素をさらに深めた内容のゲームでした。PC版よりも先にスーパーファミコン版が発売されたのですが、結構夢中になって遊びました。

 初代ウイニングポストは、適当にやってればそのうちに強い馬が産まれてきて、どんどんG1を勝てるようになる楽しいゲームだったのですが、ウイニングポスト2は全く逆のゲームでした。今、現実に一口馬主をやっていると、ウイニングポスト2の世界観が、一番現実に近いんじゃないかなとよく思い出すくらい、難易度が高かったです。

 何が難しいって、とにかくクラシックを含め、G1を勝たせてもらえないんです(笑)。というのは、各世代に、特別な馬名を持った、いわゆるスーパーホースが登場することがあらかじめ決まっていて、そのスーパーホースがとにかく強い。サードステージ、アンビリーバブル、モナコマイスター、などなど・・・。とにかくこのスーパーホースたちがやたらと強くて、自分の生産した馬ではなかなかG1を勝てないんですね。
 今から思うと、何でそんな苦行みたいなゲームをやっていたんだというのもありますが、それはそれで楽しかったんでしょうね。

 そして、このゲームの中で、2017年のジャパンカップに、アメリカ史上最強馬といわれる馬がやってきます。その名はスノーウェーブ。時代背景を考えると、1992年から3年連続で日本馬がジャパンカップを制したものの、まだまだ日本馬は外国馬には敵わないと思われていた頃ですから、アメリカ史上最強馬という期待値は今とは比べ物にならないくらい高かったのです。ゲームの中でもそういう「特別な馬」という扱いなわけです。

 そして、なんと、そのスノーウェーブの馬主は、ジャパンカップ後に、スノーウェーブを種牡馬として日本に売ってもよいと言ってるとか。プレイヤーである自分に、そのスノーウェーブの購入打診があるわけです。
 しかも、この馬主は、プレイヤーである自分がジャパンカップに出走させる馬が、もしスノーウェーブに勝ったなら、種牡馬としての購入金額を2/3に割り引いてやるという対決を挑んでくるのです。

 全然関係ないですが、藤沢和雄調教師の本にこういう一節が出てきます。バブルガムフェローでJCに挑戦した平成9年のジャパンカップで、優勝したピルサドスキーの調教師であるマイケル・スタウトから握手を求められ、「カズ、オレはお前の国が好きだよ」と満面の笑みで言われ、悔しい思いをしたと。アゴアシ日本持ちで招待され、2年連続で1億円以上の賞金をもらえれば、そりゃあ日本が好きになるだろうと。

 何というか、この頃までは、アメリカとかヨーロッパは日本の競馬レベルからしたら程遠い存在で、藤沢師が感じたように、日本は常に見下されているような感覚だったんですね。

 で、ゲームの中でもそれはしっかりと再現されているわけです(笑)。どうせ勝てるわけないから、万が一勝てたら安く売ってやるという上から目線の勝負を挑まれるわけです。
 ゲームですから、こっちももちろん受けて立つわけですが、このスノーウェーブという馬がとんでもなく強い。。普通の日本のG1馬レベルで戦うと下手すると大差をつけられてしまうくらい強かったと記憶しています。スーパーファミコン版ではバグというか裏技があって、セーブしてリセットすると枠順が変わるので、何度もリセットを繰り返し、それで何とか敵を大外枠に入れて(スーファミ版では大外が圧倒的に不利な仕様だったのです)自分は内枠を取って戦うというインチキをしても勝てない。。私の友人はインチキ戦法でスノーウェーブに勝ったと言ってましたが、私は結局一度も勝てなかったですね。

 まあ、負けても金さえ払えば種牡馬としては買えるのですが、そのスノーウェーブの種牡馬としての能力が凄い。適性距離が1000m~3600mという反則的な能力の種牡馬なわけです。このスノーウェーブを手に入れてからはゲームの難易度が変わります。どんどん強い馬が産まれるようになりますから。

 とまあ、ここまで書くと、スノーウェーブって実在した種牡馬に似てますよね。もちろん、あの名種牡馬サンデーサイレンスのことです。このゲームが発売されたのは1995年ですから、ちょうどサンデーサイレンス旋風が吹き荒れはじめた頃ですね。もしかするとゲームのほうが一歩先に競馬の未来を予想していたのかもしれません。

 2017年なんて、このゲームをやっていた頃には、遠い遠い未来の話だと思っていましたが、あと4年になってしまいました。2017年ジャパンカップにゲームと同じように史上最強馬が現れるのでしょうか。それまでに日本馬が世界を制しているのでしょうか。そんな色々なことを考えながら、今年もジャパンカップを楽しみたいと思います。

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Comments

競馬悟空さん、こんばんは^^

おもしろいですね(笑)
僕はダビスタ派でウイポは敷居が高い気がして、結局やったことはないんですが、リアリティを追求してるイメージはあったので、このエントリを読んで、自分の想像通りだなと思いました(^_^;)(笑)
今だったら違うストーリーで、対外国との構図を描いてくれるのでしょうかね?

Posted by: レプティリア | November 18, 2013 at 10:27 PM

競馬悟空さん、こんばんは。
私が競馬を見始めたのがちょうど95年でした。
JCはLando→Singspiel→Pilsudskiと外国馬が勝ち続けて
勝手に世界の壁みたいなものを感じていましたねー。
いま振り返って、2着が全部日本の牝馬だったことに
驚きましたが…。

ウイポといえば、ついにサードステージが
登場しなかったことが残念でなりません。

Posted by: かつげん | November 19, 2013 at 02:08 AM

競馬悟空さんこんにちは^^
私もかつげんさんと同様に競馬を見始めた頃、あれは中学1、2年であったと思いますが、ランドが勝った時でした。

そのせいか今でもマル外を心のどこかで無条件で優秀だと特別視してしまう気がしています。
しかし実際には今や日本馬のレベルも上がり一口で回収率を考えると未知のマル外に手を出す必要はないんですかね~。

Posted by: コズン | November 19, 2013 at 10:04 AM

競馬悟空さん、こんにちは!

ウイニングポスト2僕もやってました。
あの頃はまだ武野ミヤが幅を利かせていたあたりに世相を感じますね(笑)

そして、難易度がとにかく高かった。
ダビスタ3の凱旋門賞なんて絶対勝てませんでしたもん。
あっちはリセットすると1週進んでしまいますし。

てか、当時の競馬ゲームブームは凄かったですよね、
ダビスタ3から火がついて、
ウイポ4の頃には「ウイニングポスト通信」っていう雑誌まで創刊されましたよね。
小学生が「ネアルコのクロスが・・・」なんて言ってるところを見たら、世界のホースマンは腰を抜かすのではないでしょうか(笑)

Posted by: ユウイチ | November 19, 2013 at 11:58 AM

レプティリアさん、こんにちは!
ウイニングポスト2は古いゲームですが、最新のウイニングポストよりもある意味リアルだと思います。なかなか勝てないという点で(笑)。実際、牧場ツアーとかに行って思いましたが、馬の世界は人とのつながりが第一で、縁がなければどんなに金を持っていてもセリ以外では馬は買えないですし、だれも預かってくれないという世界なんですよね。そういうリアリティもこのゲームではよく再現されていると思います。日本馬が強くなって、外国産馬、外国馬の脅威が相対的に薄らいでいる現状ですから、マル外来襲みたいなイベントは考えにくいですかね。ウイニングポスト2は難しすぎるので(笑)、やるならウイニングポスト6とかがいいですよ。簡単ですし、自分の実際の出資馬が勝てないときにやると気晴らしになるかも?

Posted by: 競馬悟空 | November 19, 2013 at 12:54 PM

かつげんさん、こんにちは!
確かにJCは牝馬が活躍するレースでもあるんですよね。トウカイテイオーも結局父系は断絶になりそうですし、ゲームの世界ぐらいではサードステージに頑張って欲しかったですが、これも時勢ということでしょうかねえ。残念です。

Posted by: 競馬悟空 | November 19, 2013 at 12:56 PM

コズンさん、こんにちは!
ランドが勝った時ですね。私はヒシアマゾンの単勝を勝っていましたね(笑)。
私もやっぱりいまだにマル外っていうと、なんか恐怖感、畏怖感、また、高級感を感じてしまいますよ。私が競馬を始めたときは丁度マル外旋風が吹き荒れたときでしたし、ヒシマサルなんて、一時はミホノブルボンより強いんじゃないかと大真面目に言っている人もいたくらいですしね。何か、未知のものに対する恐怖感とともに、特別な何かを持っていそうという気になりますよね。
今現在はやはりマル外はよっぽど日本の馬場に向く馬か、さもなければダートでないと難しそうですよね。エイシンのオーナーが一口クラブを始めてマル外募集をするなら買いますが(笑)、そうでもない限り、あまり興味がわかないというのが、今の私の気持ちです。

Posted by: 競馬悟空 | November 19, 2013 at 01:04 PM

ユウイチさん、こんにちは!
そうですね、武野氏(笑)が幅きかせてましたよねえ。私も思わず伊達に牧場を構えたりしました。時代を感じます。今思うと当時の競馬ブームは本当に凄かったですね。ウイニングポスト通信ありましたねえ(笑)。今考えると本当に不思議なくらい競馬が熱かった時代ですね。薗部さんも全然ダビスタの次回作を出してくれる気配ないですし、ちょっと残念です。未来の競馬ファンをつかむためには、ゲームってやっぱり重要ですよね。

Posted by: 競馬悟空 | November 19, 2013 at 01:09 PM

競馬悟空さん、こんばんは。
相変わらずこの記事は人気ありますね(笑)最近はやっていませんが、やはり好きです、ウイポ。サードステージみたいな、愛馬が欲しいです。

Posted by: パパディー | November 19, 2013 at 11:17 PM

いやー、懐かしいですね。
他のウイポが何世紀でもやれるのに対し、
2は30年縛りってのが、絶妙でしたね。
スノーウェーブを手に入れて、無双状態が始まるころに終わるもどかしさが、無情の世界観というか(笑)
もうコーエーもウイポ7の焼き直ししか出す気は無さそうですが、8を開発してほしいものです。

Posted by: youchan | November 20, 2013 at 12:05 PM

パパディーさん、こんばんは!
ウイニングポストは今さらながら馬主シュミレーションとしては本当によくできたゲームだと思います。ゲームの中に出てくるようなスーパーホースを一度は持ってみたいものですよね。

Posted by: 競馬悟空 | November 20, 2013 at 08:58 PM

youchanさん、こんばんは!
そうなんですよねえ、初代のつもりでやってると、30年って意外とあっという間に終わってしまうんですよね。2はウイニングポストシリーズでは異色でしたし、正直、昔はクソゲーだったなと思ったこともありましたが、今考えると、あのなかなか勝てないところが実にリアルなシュミレーションだったんだなあと感心します。ウイニングポストシリーズもネタ切れっていうのもあるでしょうし、何より競馬人気自体が今一つなので、メーカーも昔のように力を入れたがらないんでしょうね。8がいつか出ることに期待したいです。

Posted by: 競馬悟空 | November 20, 2013 at 09:01 PM

はじめまして。ウイニングポスト2の記事があったので書き込みさせていただきます。
2は自分が二番目にやった競馬ゲームで(一番最初はクラシックロード)競馬にはまるきっかけとなったゲームでした。
イベントが発生すると、今度はどんなイベントなんだろうと毎回わくわくしたのを思い出します。
ホームページでウイニングポスト2の記事も少し書いてますのでよろしければご覧ください。

Posted by: ぷりんこ | December 18, 2013 at 01:04 AM

ぷりんこさん、はじめまして、コメントいただきありがとうございます!
私もクラシックロードもやりましたよ!あれも結構ゲームバランスが良くて面白かったですよね。私はウイニングポストは2よりも初代の方を多くやってた感じです。2は難しすぎました。。ただ、今になって思うと、その難しさがリアルだったというか、そういうゲームを20年も前に出してたKOEIはすごいなと改めて思います。特に2の、知り合いがいないと世界が広がっていかないという仕様は、実に現実的で競馬サークルをうまく表現しているなと思いました。ぷりんこさんのホームページも拝見いたしました。すごいやりこみですね!素晴らしいです。なんか、私もまたウイニングポスト2をやりたくなってきました(笑)。

Posted by: 競馬悟空 | December 19, 2013 at 10:07 AM

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