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January 28, 2014

ゼンノロブロイの実力2014(その1)

 今日は種牡馬の実力の第2弾です。みんな大好き?ゼンノロブロイについてです。


1.全馬
Robroy_zentai

 全体で見た場合の成績は、一言、戦力外、という感じですね。もちろん、2011年産馬は良血馬が多く、実際勝ち上がり率も良いのですが、その2011年産のデータは今回は含まれていません。あくまで2007年産~2010年産までの4世代のみでの話です。
 ゼンノロブロイは、牡馬も牝馬も、関東も関西も、回収率、打率、長打率及び三振率、すべてのデータが平均を下回っています。
 データを見る限りは、結果論ですが、何で種牡馬として社台SSにいられるのかが不思議なくらいです。


2.社台G
Robroy_shadaig

 社台Gのみで見た場合は、少しだけ光も見えます。全体としてはやはりすべてのデータが低いのですが、関東牝馬だけは、何とか恰好がつくデータとなっています。それでも長打があるわけでもないですし、積極的に覚えておきたいという内容でもないですね。関東牝馬は価格が低い分、回収率も結果として高くなったということでしょう。
 一応特徴的なことは、珍しく、関東馬のほうがデータが良いということですね。ゼンノロブロイ自身が関東馬だったことも影響しているのでしょう。


3.その他
Robroy_sonota

 社台G以外のその他の牧場のデータは、かなり厳しいという感じですね。クラブ馬としての当たりはゼロというのが実情です。こちらは社台Gとは違って、関西のほうが優勢です。と言っても、データが良いわけでもないですが。


4.社台G牧場別
Robroy_shadai_bokujoubetsu

 社台G内の牧場別では、社台Fが高いです。ただ高いのは牡馬だけで、牝馬は良くないですね。ただし、母集団の数が少ないだけというのもありますし、社台F生産の牝馬では、過去に唯一のG1馬であるサンテミリオンも出ているわけですから、牝馬が良くないというわけではないと思います。
 一方のノーザンFは牝馬のほうが高いですね。ただこれも、長打があるわけでもなく、たまたまというか、結果としてこうなったというだけの気がします。
 白老F、追分F産馬については、残念としか言いようがない状況ですね。


5.体重別

体重別牡馬
Robroy_taijubetsu_boba

 牡馬を体重別で見てみると、馬体重が大きいほうが良いという、牡馬全体の共通項が当てはまらないのが特徴的です。クラブ馬で見るとこういう結果になってしまうのですが、競馬界全体で見た場合は、ペルーサ、トレイルブレイザー、ルルーシュなど、高賞金を稼いでいる馬はいずれも馬体重が500kg近いかそれ以上の大型馬です。単にクラブ馬には活躍馬がほとんどおらず、そのために、こういう全体の傾向とかけ離れた傾向が出たとも思えます。クラブ馬でも、別に小さめの馬で結果が出ているわけでもないので、小さめの馬を重視するとか、そういう戦法は大怪我をするかもしれません。


体重別牝馬
Robroy_taijubetsu_hinba

 牝馬のほうは、体重別で見る限りは特に大きな特徴はないですね。440kg~470kgくらいが、成績が良さげである感じです。一応、440kg~470kgの牝馬は、回収率68.6%、打率0.211、長打率0.000、三振率0.316となります。ゼンノロブロイ牝馬の平均よりは良くはなりますが、大して褒められた数字でもないです。


 次回は引き続きゼンノロブロイの価格別、クラブ別データを見た上で、まとめていきたいと思います。

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Comments

競馬悟空さん、こんにちは。連日のデータ分析お疲れ様です。とても参考になります。
何となくイメージはありましたが、こうして数字を並べていただくと、ロブロイは種牡馬としてはどうしようもなく厳しいですね。打率が低く、長打もなく、それでいて三振が多いとは、某関西球団によくいる新外国人のようです。
それでいながら当方、悟空さんが出資されている3歳馬の下に出資してしまいました。繁殖レベルの向上で、成績に劇的な変化が現れることを期待してはいますが・・・。

Posted by: レッドスター | January 29, 2014 at 07:40 AM

おはようございます。

私は年一頭馬を選ぶようにしており、なかなかロブロイ産駒を選択するような機会に巡り会えてないのですが、あまりよい結果には結び付いてないようですね。

早い時期に出走するイメージはありますね。ロブロイ産駒。

Posted by: ラロ | January 29, 2014 at 08:26 AM

はじめまして!いつも拝見させていただいてます。そして出資馬選びの際にはとても参考にさせていただいています!
12年産はシェアザストーリーの12に一口行きました。ロブロイ産駒のデータを見るとあまり強気になれないですが、馬自体は非常に良く見えたんですよね~。なんとか今後のデータを底上げる活躍を期待しています。
勝手ながらブログをリンクさせていただきました。今後もよろしくお願いします。

Posted by: ぴこっと | January 29, 2014 at 12:12 PM

レッドスターさん、こんにちは!
そうですよね、本当に年棒が無駄になったなっていう感じの外国人選手みたいですね。もっとうと、1年目にそこそこ活躍して、2年目以降複数年契約したらダメになったみたいなケースかもしれません(笑)。ロブロイ産駒から長打が出てくるとすれば、やはり11年産、12年産がポイントだと思います。11年産はそれなりの結果が出ていますし、12年産も良血が多いので期待できそうではあります。一口の出資というのも、馬券と一緒で、賭けの部分がありますので、あとは結果が出るのを待つしかないでしょう。シェアザストーリーの12は普通に考えたら走ると思うんですが。。

Posted by: 競馬悟空 | January 29, 2014 at 12:26 PM

ラロさん、こんにちは!
年1頭ということであれば、ゼンノロブロイ産駒が選出される余地はなさそうですね。ロブロイは早い時期にデビューできる馬も多い反面、未出走で終わる馬も結構いるんですよね。いずれにしても、第一希望の1頭として選出される種牡馬ではなさそうです。

Posted by: 競馬悟空 | January 29, 2014 at 12:28 PM

ぴこっとさん、はじめまして、コメントいただきありがとうございます!
シェアザストーリーの12は走りそうな雰囲気のある馬で、私自身も出資するか悩みました。過去のデータを重視するのか、自分の眼を信じるのか、ケースバイケースだとは思いますが、出資された以上は、データを覆すような活躍を期待したいですよね。
リンクの件了解いたしました。どうもありがとうございます。私の方も早速リンクさせていただきました。ぴこっとさんのブログのこれからにも期待しております!また遊びに来てくださいね。

Posted by: 競馬悟空 | January 29, 2014 at 12:32 PM

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