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January 22, 2014

種牡馬の実力2014(総合その8)

 今日はクラブ別データをさらに価格帯別に細分化したものです。
 価格別のデータは牡馬と牝馬に分けてあります。
 なお、社台G(社台F、ノーザンF、白老F、追分F)の生産馬のみを抜き出したデータです。社台G以外の生産馬はデータに含まれていませんのでご注意ください。


1.牡馬

社台RH
Shadairh_kakakubetsu_boba

 社台RHの牡馬は1,800万~2,399万のところに注目ですね。レインスティック、セイリオス、カリバーン、フェイトフルウォーと、いずれも大ホームランとはいかないまでも、渋太く獲得賞金が1億円を超えてきています。これらの馬がいずれも2,000万円というのも特徴的ですね。マジックナンバーと言えるような面白い数字(値段)です。高額馬でなくとも楽しめそうなところが社台RHの良さでしょう。社台RHには牡馬で1,800万円未満の馬はほとんどいないので、最近では実質的な最低価額付近の馬が活躍するというのも面白いですね。
 社台RHの牡馬の場合は、価格帯が上がるにつれて、回収率は下がっていってしまいます。端的に言うと、値付けが高いということになってしまうでしょう。高額馬から長打が出ないというわけではないのですが、長距離砲だと思っていたのが、怪我その他により、結果として、とんだ大型扇風機だったということが多いように思います。育成の方針が変わってきて、今後このあたりもどう変化していくのか注目ですね。


サンデーR
Silk_kakakubetsu_boba

 サンデーRの牡馬の場合は、社台RHと逆で、値段が高ければ高いほど活躍するという感じです。そうは言っても、打率は3割程度ですから、7割は募集価格まで稼げていないわけです。リスクはありつつも夢を見られるという感じです。
 1,800万~2,399万の価格帯もデータ的には良いです。ただ、回収率はフェノーメノが大きく引っ張り上げていて、長打はフェノーメノだけ。それでも、募集価格くらいには達する馬も多くいるので、必ずしも安めの馬がダメということでもなさそうです。


キャロット
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 キャロットの牡馬は、やはり1,800万未満の牡馬は厳しいですかね。長打もありません。この価格帯に多くを望むのは、やはり厳しそうです。
 一方で、好成績なのはやはり6,000万以上の高額帯。G1馬、クラシックホースも出ていますし、三振率ゼロというのもいいですね。4,000万~5,999万の価格帯も長打は出ていますが、回収率的にはもう一歩というところ。その他の価格帯は大体平均的です。結論としては、高額馬のほうが夢は見れそうだということでしょう。


東サラ
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 東サラが社台Gから買ってきた牡馬については、3,000万~3,999万のやや高めくらいのところがデータが良いですね。まあ、あくまで参考までということです。


グリーン
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 グリーンの牡馬については、価格帯に偏りがあります。高い馬はほとんどないですね。いずれにしても、牡馬はちょっと厳しい感じです。


シルク
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 シルクの牡馬については、2,400万未満の価格帯にほとんどの馬が入っており、価格に偏りがあります。3,000万台が良く見えますが、母集団自体が少ないのであまり意味はなさそうです。
 シルクはクラブ自体がリニューアルされていっている段階でもあり、年度によって変わってくる可能性もあります。
 例えば、シルクは、2010年産のみに限ったほうが、すべてのデータが高くなります。2010年産の牡馬に限れば、回収率73.4%、打率0.250、長打率はゼロ、三振率0.167となり、平均データを上回っています。勝ち上がり率は66%に達し、社台RHの64%、サンデーRの60%、キャロットの63%を上回ります。社台G生産馬に限れば、シルクは2010年産馬においてすでに結果を十分出していると言えます。
 さらに、このシルク所属の2010年産牡馬を1,800万~2,399万の価格帯だけで見ると、実に、勝ち上がり率は9割に達しています。回収率もすでに88.6%まで達していて、さらに、まだ4歳馬ですから、これからもっと稼いでくれるでしょう。
 今後もこの傾向が続くのか、高めの馬にシフトしていくのかも注目ですね。


G1
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 G1サラブレッドについては、2009年と2010年の2世代しかいないので、成績があまり振るわないのも致し方ないのかなとも思います。ただ、もう少しやれても良かったのかなという気もしますね。


2.牝馬

社台RH
Shadairh_kakakubetsu_hinba

 社台RHは牝馬のデータは高めですね。回収率も平均より高めですし、どの価格帯にも穴がないという感じです。最近では安めの価格帯からメーデイアなどもでて、侮れないなと思います。高額馬からも桜花賞馬のマルセリーナが出ていますし、第一希望で外れた場合の第2、第3希望は社台RHの牝馬にしておくという作戦は悪くなさそうです。


サンデーR
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 サンデーRの牝馬については、1,400万未満の低額帯と3,200万以上の高額帯を除けば、どれも平均している感じですね。高額帯にはジェンティルドンナもいて、牝馬でも青天井で活躍する馬が出てくるのも魅力です。サンデーRの場合は、高額馬は牡馬も牝馬もどっちも走っているので、どちらにいくのか迷いますね。それ以前に実績がなければ話にならないというのもありますが。


キャロット
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 キャロットの牝馬は、活躍している印象なのですが、データでみると、良くないです。3歳にハープスターがいるので、また来年のデータでは傾向が変わっているかもしれませんが、盲目的に牝馬を信仰するのは、データを考えるならやめたほうが良さそうです。特に、1,800万未満の価格帯は三振率もかなり高めなので、出資したはいいけれども、惨敗を繰り返すという馬に巡り合う可能性も高いです。


東サラ
Tokyo_kakakubetsu_hinba

 東サラの牝馬はものすごく極端な結果ですね。母集団も少ないですし仕方ないかもしれません。ただ、3歳にもレッドリヴェールがいるように、定期的に社台G生産馬の牝馬でG1級が登場することには注目しておきたいです。


グリーン
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 グリーンの牝馬は長打こそ少ないものの、安くて走る馬が多くて素晴らしいですね。夢を見るのとはちょっと方向性が異なるかもしれませんが、安定して一口生活を楽しめるという意味では、このクラブの牝馬は最高かもしれないです。


シルク
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 シルクの社台G生産の牝馬については、牡馬同様、2009年以前と2010年産を分けて考えたほうが良いでしょう。2010年産からはG1馬も出ていますし、以前とは質が異なると感じます。実際にデータで見ると、2007年~2009年産は、回収率12.2%、打率0.000、長打率0.000、三振率0.480となっています。一方2010年産は、回収率79.5%、打率0.250、長打率0.000、三振率0.438 となり、明らかにデータ上2010年産のほうが上回っています。今後どのように傾向が変わっていくのかに注目したいです。


G1
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 G1サラブレッドは、今のところ牝馬のほうが頑張れている印象です。2世代のみのデータでこの成績なら立派な方でしょう。これで一本でも長打が出てくれれば恰好がつくのですが。今後に期待したいです。


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