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January 11, 2014

ベスト競馬ダービースタリオン

 なつかしいゲームを急に思い出してしまいました。競馬好きでゲーム好きなら誰でも知っている超有名ゲームの初代です。後に出る全国版と区別して「関東版」などと呼ばれもしました。

 ゲームそのものの出来の良さは言うまでもないですが、今思うと、このゲームが後の競馬界に与えた功績にも多大なものがありました。個人的には、馬事文化賞を100回受賞しても良いくらい、競馬にプラスの影響を与えたと思います。

 このゲームは、競馬が世の中全体から持たれている偏見を和らげ、その当時の子供を含めた若い世代を、後の競馬ファンとして取り込むことに貢献しました。当時は丁度競馬ブームということもあり、このゲーム自体も口コミでその面白さがどんどん広がっていき、品薄になったほどでした。

 そこころは、競馬に関するゲームというか、ソフトというものは、「予想ソフト」しか想像つかなかったので、そこにある日突然「競走馬育成」という理解不能なジャンルのゲームが登場したのには本当に驚きました。私自身、丁度実際の競馬を始めた時期でもありました。ダービースタリオンに興味はありましたが、友人からゲームの内容の説明を聞いても、最初はよく意味がわかりませんでした。とにかく面白いからやってみろということで、友人から借りてやってみて、初めてその面白さが理解できたくらいです。

 ゲームのプレイヤーは、いわゆるオーナーブリーダーとなって、牧場と、1頭の繁殖牝馬と、1,500万円の資金を与えられます。そこから競走馬を生産して、トレセンに入厩させ、調教をし、競馬に出走させ、賞金を得て、また新たな競走馬を生産するという循環を永久に繰り返します。

 調教は、プレイヤーが調教師に、芝・ダート、馬なり、一杯などと指示を出せました。ウッドもポリトラックもない時代、それどころか、関東には坂路もありませんでしたね。非常に懐かしいです。

 騎手の選択もプレイヤーが行います。騎手は「おたべ」、「よこのり」、など実在の騎手をモデルにしていました。実名ではありませんでしたが、かえってそのほうが愛着があった気がします。騎手にはあらかじめランクが設定してあって、「おたべ」は当然Aランク。その他の騎手もリーディングの順位に従ってランク付けがされていました。さらに秀逸だったのは、その騎手選択の画面に、その騎手の説明が20文字程度で端的に書いてあったことです。「にげさしじざい じつりょく ナンバーワン」など、競馬を知らない人でも、実在する騎手の特徴をイメージできました。

 ライバルとなってレースに出走してくる競走馬も、実在馬に名前も能力も非常に似ていましたね。サッカーボール(サッカーボーイ)、ベリーナイス(メリーナイス)、シルバーストーン(ホワイトストーン)などです。競馬ファンは、脳内でゲーム中の表記と実際の馬名を連携させる必要がありました。せっかくG1に持ち馬が出ても、サッカーボールがいると、「ああ、こりゃ勝てないな」と思ったものです(笑)。

 まあ、書きはじめるとキリがないのですが、何で急にこのゲーム、しかも初代の関東版を思い出したかというと、ゲームセンターCXという番組で、よゐこの有野がやっているのをたまたま見たからです。

 ゲームセンターCXというのは、CSのフジテレビ(有料)でやっている番組で、有野がひたすら古いゲームに挑戦し続けて、クリアを目指すという番組です。ゲームの中ではなぜか課長という役職になっていて、有野課長と呼ばれています。DVDもたくさん出ていて、かなり売れているのでゲーム好きの人は知っている人も多いと思います。

 そのゲームセンターCXで、先日有野課長がダービースタリオンをやっていたのです。有野課長は競馬はあまりよくわかっていないらしく、ダービー制覇を目指すということでやり始めたのですが前途多難でした。
 牧場にいる繁殖に、いきなりミルジョージをつけたり。。

 実際にゲームやっていた方なら、この後の展開がすぐに理解できると思いますが、当然に破産(笑)。そういう初心者にありがちなミスを繰り返しつつ、なんとかそれなりの馬が生産でき、朝日杯に出走。
 しかし、最後の直線でサッカーボールに差されて惜敗。有野課長が「サッカーボールめ~~」というのを聞いて、当時の気持ちを思い出しました。

 そうこうしているうちに、ついに皐月賞に出走できる馬ができ、皐月賞は惜しくも敗れたものの、万全の態勢でダービーに向かいます。しかしながらそこで、有野課長得意のチョンボが発生。なんと6月2週にカレンダーの矢印が向いている状態でAボタンを。。「あ、やってもうた」みたいな感じで次週になってしまい、まさかのダービー登録忘れという悲劇が(笑)。当時やってた人なら誰でも一度は経験ありそうな、このチョンボをテレビで見れるとは思いませんでした(笑)。

 その有野課長のチョンボを見て、急きょプロデューサーが出てきて、「遊びじゃないんですよ」とお叱り。有野課長が、「ゲームって遊びじゃないのかあ~~」という一幕も笑えました。

 結局番組ではダービーは勝てなかったのですが、さらに続きがありました。11月にゲームセンターCXのイベントが武道館であり、そこで、ダービースタリオンに再挑戦したと。この様子も番組で流されました。イベントにはゲームの作者の薗部氏も来ていて、有野課長が薗部氏に、調教方法を「芝ですか?ダートですか?」と指示を仰ぐ場面もありました(笑)。

 そして、ダービーに出走し、なんとそこで、「あっと おどろく だいたんな きじょう」のEランク「おがわ」騎手を手配。それでも見事、サクマチヨノオー(サクラチヨノオー)を撃破してダービー制覇するという内容でした。

 この「おがわ」という騎手は実在ではなく、他の騎手が全部お手馬で埋まってしまった場合の救済用の騎手という位置づけです。それで勝ったのだから盛り上がりとしては素晴らしかったです。

 とまあ、この番組を見てから、ずっと頭の中に、ダービースタリオンの出馬表画面の音楽が流れてしまっていまして(笑)。非常に懐かしくもあり、なかなか頭の中で音楽が鳴りやまないので困っているところでもあります(笑)。

 久しぶりにファミコン版のダビスタをやりたくなってきましたね。
 それから、ゲームセンターCXはゲーム好きの人は楽しめると思いますので、興味があったらぜひDVDを見てみてください。ちなみに私はDVD全巻持ってます。


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Comments

競馬悟空さん、こんばんは。ゲームセンターCXお好きですか。同じですね(笑) 私もほとんど見てます。一番好きなのはストリートファイターII、魔界村、カイの冒険、忍者龍剣伝の回とかですかね。あのゆるーい感じがたまらんですね。ADさんも個性的で、カメラマンの阿部さんも魅力的で。タマゲーとか企画ものも面白くて。長くなるのは必至なので、この辺で(笑)

Posted by: 谷中小学校 | January 11, 2014 at 08:58 PM

競馬悟空さん、こんばんは^^

僕はダビスタ3からやり始めたので、すでにスーファミだった気がしますが、薗部さんの作品は「ベストプレープロ野球」が好きでした。後で薗部さんの作品だと知ったので、「あぁ、自分は薗部さんの作る世界観が好きなんだ」と思いましたね。ダビスタはそこからどんどん進化していきましたね~。あれがなければ血統には興味持てなかったと思います(^_^;)

Posted by: レプティリア | January 11, 2014 at 09:08 PM

谷中小学校さん、こんばんは!
ゲームセンターCX面白いですよね!私も忍者龍剣伝の回とか、何度見ても楽しめます。なんかいつまでも見てられるゆるい感じがいいですよね。なんか今度渋谷のパルコに番組が期間限定で、レトロゲームカフェを作るらしいですよ。阿部さん作成のメニューもあるらしいですので是非行ってみたいなと思っています~。

Posted by: 競馬悟空 | January 12, 2014 at 09:06 PM

レプティリアさん、こんばんは!
ベストプレープロ野球は私もやってました~。選手のデータをエディットして、監督気分で結構はまってました。薗部さんのゲームはバランスが素晴らしいですよね。まさにその名の通りバランスオブゲームっていう感じです(笑)。私もやっぱりダビスタがなければ、血統的なことは全く理解できないでいたでしょうね。敷居を低くしたという意味で、本当に偉大なゲームだと思います。

Posted by: 競馬悟空 | January 12, 2014 at 09:09 PM

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