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February 20, 2014

マンハッタンカフェの実力2014(その1)

 第6弾はマンハッタンカフェです。社台Gの生産馬が少ないので、母集団が少なくなってしまい、データの信頼性は落ちてしまいますが、とりあえず見てみましょう。


1.全馬
Cafe_zentai

 まず全体のデータを見て思うことは、回収率は平均を超えて、100%まで達しています。ここは良い点ですね。次に打率と長打率ですが、これは平均くらい。そして、最後の三振率が極端に高いのが特徴的です。全体で三振率が0.452というのはリーディング上位種牡馬の中では飛び抜けて悪いです。
 そのデータの原因は、牝馬の三振率0.650というかなり厳しい数字です。これが全体に影響しているわけです。牡馬の三振率は0.273と、これも褒められる値ではないですが、まあ許容範囲でしょう。
 牝馬は、3頭中2頭は箸にも棒にもかからない成績になってしまうというのが最近のクラブ馬の現状のようです。


2.社台G
Cafe_shadaig

 マンハッタンカフェ産駒は、社台SSにいる種牡馬でありながら、社台G生産馬が極端に少ないので、この区分のデータも今一つ意味があるのかどうか疑問なところではあります。無理やりデータを表にするとこうなりました。
 こちらもデータを下げているのは牝馬の方ですね。5頭しか母集団がないデータで何かを断じることもできないですが、少なくともレッドディザイア引退後は不作の状態と言えそうです。
 牡馬からはG1馬も出ていますので、定期的に活躍馬が出てくるものの、毎年ではないという感じでしょうか。


3.その他
Cafe_sonota

 マンハッタンカフェは元々、社台G以外の牧場で人気の種牡馬だったこともあり、社台G以外の牧場生産のクラブ馬のほうが多いです。成績も社台G生産馬とそんなに遜色ない感じです。長打がないことになっていますが、本当はサンディエゴシチーが獲得賞金1億超えに達しています。ただ、この馬は無料の募集馬のようでして、こういう無料馬をデータに含むべきかどうかは非常に悩みましたが、全体の整合性が取れなくなるので外しています。なので、実際は長打があるということです。
 その他の牧場で見ても、やはり牝馬の三振率の高さは非常に目立ちますね。15頭いて9頭が獲得賞金ほぼゼロなわけですから、ハズレの多いくじ引きという感じでしょうか。一方で回収率はそんなに悪くないというか平均以上で、それなりのヒットも含まれているというところが難しい種牡馬です。


4.社台G牧場別
Cafe_shadai_bokujoubetsu

 ただでさえ少ない社台G生産馬を牧場別に示してもデータとしてはほとんど無意味であると思いますが、一応区分するとこうなります。社台F生産の牡馬が唯一のオアシスという感じで、他はかなりの荒れ地という印象を受けます。このデータから何かを読み取るのは難しいですが、いずれにしても当たり外れの幅が非常に大きな種牡馬であることは間違いなさそうです。


5.体重別

体重別牡馬
Cafe_taijubetsu_boba

 牡馬を体重別で見てみても、体重による優劣はそんなになさそうだなあという印象を受けます。ただ、これも母集団が少ないので信用できるかどうかはわかりません。むしろ、過去のクラブ馬全部を見てみると、グレープブランデー、マンハッタンスカイ、アーバニティー、サンディエゴシチーの長打となる牡馬4頭はすべて出走時平均馬体重が500kg以上。牝馬のレッドディザイアも480kgと、活躍馬はすべて大型馬です。したがって、突き抜けるような活躍を見せるのは大型馬であるというのは間違いないと思います。今回のデータよりも、素直に大型馬を信じたほうがよさそうです。


体重別牝馬
Cafe_taijubetsu_hinba

 牝馬の方も、極端に小さくなければ馬体重はあまり関係なさそうな気もしますが、そもそも牝馬の成績自体が近年はそんなに褒められたものではありませんので、何とも言えないですね。レッドディザイアは大型馬でしたし、クラブ馬ではありませんが、フミノイマージン、セラフィックロンプなどもやはり大きめの馬でしたので、牝馬も突き抜けるなら大型馬だと思われます。


 次回は、価格別、クラブ別、そして、まとめと続きます。


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Comments

競馬悟空さん、こんばんは。
このデータは興味深いです。シルヴァースカヤの12がいるからです。
しかし今の所は社台系には殆どいなかったのでわからない所が多いです。実馬は見学の時はかなり良かったので、自分の眼を信じたいです(笑)

Posted by: パパディー | February 20, 2014 at 09:55 PM

こんばんは。毎日楽しく拝見しています(^^)。

確かにマンカフェは「ひだか」のイメージがありますし、社台グループだったら社台F生産馬が(グレープやレッドディザイア、ロッカヴェラーノなど)好成績を残すイメージがあります。

そのことを重々承知していながら、3年連続で(実質的に)白老F生産のマンカフェ牡馬(ヴァーティカルサン、サンジェナーロ、ラフアップの12)に魅力を感じて出資している僕は、相当リスキーなことをしているのだな・・・と改めて感じました(><)。

それでも、今年の産駒連名簿で真っ先にマンカフェの仔をチェックしているのですから、もはや重症としかいいようがないような・・・(^^;)。

Posted by: ノルブリンカ | February 20, 2014 at 10:40 PM

競馬悟空さん、こんばんは^^

マンカフェは社台であまり優遇されなかったのに自力で道を開きましたよね~(*^_^*)それでリーディングまで獲っちゃうんだから凄いです(^_^)v僕も現役時代はあまり好きじゃなかったんですが、一口では2頭も出資しました(^^)/しかし、レッドスピリッツは関西牝馬でまさにデータ通り未勝利引退。レッドラウディーは関東牡馬ですが、まだ勝ててませんからね(>_<)この馬が数字を引っ張り上げてくれることを願いたいです(-人-)

Posted by: レプティリア | February 20, 2014 at 10:52 PM

パパディーさん、こんにちは!
おっしゃるとおり、今までは社台系の生産馬が少ないので本当のところはよくわからないというのが現状です。ただ、当たり外れが大きいのは、牝馬の場合は特に顕著なので、まさに各個人の眼が問われるのかなと思います。私はこの種牡馬の牝馬の出資馬が新馬戦で惨敗してしまったので、眼はないのかもしれません。。

Posted by: 競馬悟空 | February 21, 2014 at 12:37 PM

ノルブリンカさん、こんにちは!
結局のところ母集団の数も少なくて、社台生産馬も少ないので、年度によって大きくブレが出るのだと思います。社台Fに偏っているのも、社台Gで唯一そこそこ種付していたのが社台Fだけだったということでしょうし、今後は他のグループ牧場の産駒もそれなりに数が出てきますから、データは変わっていくと思います。確かに、ややリスキーな種牡馬ではありますが、牡馬はそんなにリスキーではないと思いますよ。ただ、その分牡馬は値段が高いので、全部が全部、回収できるような馬になるかと言うと、データから考えるには難しさがあるかもしれないですね。そのかわり、ホームランが出る可能性もあるし、古馬になってから成長する馬も多いですから、捨てがたい魅力のある種牡馬ですよね。

Posted by: 競馬悟空 | February 21, 2014 at 12:42 PM

レプティリアさん、こんにちは!
社台Fで以前話を聞いたところでは、日高地方からの引き合いが多くて、社台Gではあまりつけるチャンスがなかったと、おっしゃってました。逆に言うと、無理してでもつけたいほど魅力的でもなかったということなんですかね(笑)。牝馬はかなり倍率の高いくじ引きにならざるを得ない感じですが、牡馬はそこそこは安定していると思います。古馬になってから良い馬が多いので、レッドラウディーはとにかく無事に、まず一つ勝ってほしいですよね。

Posted by: 競馬悟空 | February 21, 2014 at 12:46 PM

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