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February 21, 2014

マンハッタンカフェの実力2014(その2)

 マンハッタンカフェの実力2014の続きです。


6.価格別

価格別牡馬
Cafe_kakakubetsu_boba

 牡馬を価格別に見てみると、高い馬だからといって成績が良いわけではないですね。価格とともに三振率は下がっていきますので、一応は価格との関連性は保持できているようです。やはり社台G以外の牧場の生産馬でも活躍馬が多く出ている種牡馬だけに、母系のレベルが上がれば結果がついてくるという感じではなさそうです。


価格別牝馬
Cafe_kakakubetsu_hinba

 牝馬は非常に特徴的です。理論に完全に反して、価格が上がるにつれデータが悪くなるという逆進性があります。一番低価格帯にはレッドディザイアが含まれているから、それも当然と思うかもしれませんが、打率、三振率も逆進性があります。競馬は血統のゲームでもありますから、価格が高くなるにつれてデータが悪くなるということは基本的には起こりえないはずなのですが、マンハッタンカフェ産駒の牝馬については生じています。
 母集団が少なすぎることが原因かもしれないと思い、過去のマンハッタンカフェ産駒のクラブ牝馬全部で調べてもやはり同様の逆進性が認められました。
 さらに、これを補強するデータとしては、現実に高額賞金を稼いだ牝馬の中にも、安目の価格で競り落とされていたというのもあります。フミノイマージンは903万円、テイエムオーロラは525万円で落札されています。
 こういう逆進性が起きる理由は全くの不明ですし、今後社台G生産の良血馬が登場すれば傾向は変わるかもしれません。ただ、間違いなく言えるのは、母系のレベルを無視して活躍馬が出てくる可能性は常にあるということです。もちろんどの種牡馬であってもそういうことはありうるわけですが、その期待値がマンハッタンカフェ牝馬の場合高めなのではないかということです。
 一方で、その反動と言うかなんと言うか、三振率も非常に高いという難しさを持っているようです。


7.クラブ別

クラブ別牡馬
Cafe_kurabubetsu_boba

 クラブ別データは、母集団が少なすぎるのでほとんど意味がないですが、やはり社台RHがよさそうではありますね。シルクはリニューアル前の話なので、今後の参考にはならないでしょう。


クラブ別牝馬
Cafe_kurabubetsu_hinba_2

 牝馬は、社台F生産馬がいたはずなのに、なぜか社台RH募集は今回のデータではゼロ。グリーンや東京に回ったようです。よくわからないですが不思議ですね。シルクが高いですが、これもリニューアル前の話になるので、やはり今後の参考にはならないでしょう。


8.まとめ

 マンハッタンカフェ産駒も、牡馬と牝馬で明確に区別して考えたほうがよさそうです。

 まず、牡馬については、基本的にはオーソドックスな考え方でいいのかなと思います。社台G生産馬なら関西重視で社台F生産馬を狙いつつ、できれば大型馬であってほしいというところですね。過去に凄く高額な馬も募集されたことがありますが、期待されたほどの成績ではありませんでした。牡馬の場合はデータの逆進性と言えるようなものはありませんが、高額馬が走るという血統的な原則は当てはまらない感じです。
 血統的には中庸な感じでも、馬体やデータ等で見どころがある馬を狙ったほうが面白そうではあります。

 次に牝馬ですが、こちらはデータから攻略するのはほぼ不可能でしょう。あまりデータにとらわれず、安目の馬から大当たりを掴むという、ある種のくじ引き的な感覚で考えたほうが案外うまくいくのかもしれません。
 残念ながら三振は間違いなく多いということを念頭に置きつつも、バットに当たったら場外ホームランが出るかもしれないという夢を見させてもらえそうです。
 安くて大きめの馬を選んで、あとはひたすら祈る。これくらいしかデータからは読み取れません。

 マンハッタンカフェはもちろんサンデー系の種牡馬ではありますが、ドイツ系の異系の血が入っている珍しい種牡馬でもあります。血統の難しい話は抜きにしても、そういう異系の血が、遺伝の乱数を動かして母系のレベル以上の馬を出す要素となっているのかもしれませんね。

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Comments

競馬悟空さん、こんばんは^^

意外なほど募集頭数が少ないですね(^_^;)僕が出資した2頭も社台&NFなので、貴重だったのかもしれません(>_<)今後はもう少し頭数が増えていけばいいかなと思います(^_^)v
P.S.牝馬の価格別グラフがクラブ別になってますよ~。

Posted by: レプティリア | February 22, 2014 at 12:46 AM

レプティリアさん、こんばんは!
ご指摘ありがとうございました~。似たような表が多くて間違ってしまいました。助かりました。社台G生産馬はこれからは少しずつ増えてくると思うので、これからどういう馬が出てくるのかが楽しみですね。古馬になってから活躍する馬も多いので、成長力にも期待したいところです。

Posted by: 競馬悟空 | February 22, 2014 at 01:10 AM

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