ステイゴールドの実力2014(その2)
ステイゴールドの実力の後半部分です。なお、価格別、クラブ別ともに、社台G生産馬だけだと母集団が少なすぎるため、ステイゴールドについては、全牧場の生産馬を対象に価格別、クラブ別のデータを出しています。
6.価格別
牡馬を価格別に見てみた場合の、6,000万以上のところは、オルフェーヴルとリヤンドファミユの兄弟ですから、あまり参考になるデータではないです。あまりにも偏りすぎてますからね。3,000万未満の区分で見ると、回収率、打率、長打率いずれもそんなに大差ないかなと思います。三振率だけはやはり高めに馬のほうがよくなるのかなと思いますが、それ以外の項目は価格との関係性はあまりなさそうです。
そう考えると、やはりステイゴールド産駒はあまり母系の血統レベルに左右されないのかもしれません。そもそもオルフェーヴルだって、血統的に見たら母系は超一流ではないわけです。全兄がいたからこそ6,000万という値付けになったわけで、本来的にはあまり母方の「格」というものに縛られない種牡馬なのかもしれません。
牝馬のほうは、ほとんどが低価格帯の馬であるため、あまり価格別のデータ自体が意味をなさないですね。大会馬が走るというイメージがないというよりは、そもそも高い馬自体が存在していないため、今後高額牝馬がもし現れた場合にどう判断するのかは迷いますね。あまり価格にこだわらないほうがよさそうです。
7.クラブ別
クラブ別では、そもそも今回表に挙げているクラブ所属馬自体が多くないので、なんだかスカスカな感じがしますね。それだけ、色々なクラブでそれなりの結果を出せているという証拠でしょう。
牡馬のトップは当然サンデーRです。オルフェーヴルとフェノーメノがいるのですから当然の結果ですね。社台RHもエクスペディションやフェイトフルウォーがいますので、高くなります。
牝馬のほうは、さすがに頭数が少なすぎて、データとしての体をなしてないです。
8.まとめ
ステイゴールド産駒は小柄な馬が多いものの、走らせてみたら全身バネというようタイプがいて、その運動神経の良さで突き抜ける活躍をする馬が何頭も出てきました。本当にすごい種牡馬だなと思います。
タフネスさも売りの一つなので、その点で牡馬のほうが優れているため、牡馬の成績のほうが良くなっているような気もします。牝馬でも運動神経の良さがあって、タフな馬なら上級条件に達することができる可能性はあるでrしょうし、これからは牝馬も嫌わずに注目していきたいですね。
クラブ馬をデータ面から絞り込むなら、まずは白老F産の牡馬ということになるでしょう。7頭いて、回収率803.3%、打率0.571、長打率0.429、三振率0.000、と素晴らしいデータになります。回収率はオルフェーヴルが引っ張り上げているというのもありますが、それを抜いたとしても、打率、長打率ともに良いのですから、やっぱり何かあるんでしょうね。育成とかで接し方のコツとかがあるんでしょうか。まあその辺は考えてもわからないので、とりあえず良いということだけ押さえておきましょう。
ステイゴールド産駒は小さい産駒が多いし、あまり大きくないほうがいいんじゃないかという思いもあるのですが、意外にも480kg以上の社台G生産の牡馬という区分だと非常に安定しています。今回のデータだと7頭いて、勝ち上がり率は100%です。回収率376.0%、打率 0.571、長打率0.286、三振率0.000、となり、狙ってみる価値はありそうです。社台G生産で、デカいステイゴールド産駒の牡馬がいたらとりあえず注目しておいたら面白いかもしれません。
牝馬のほうは、なんだかよくわからなければ、前回書いたように450kg台以上で出走できそうな、とりあえず体が大きいのを選んでおいたらチャンスはありそうです。ただ、牝馬の場合は小さいからダメというわけでもないです。自信があるなら小さめの馬でも、420kg台以上でで走れそうな馬から当たりを引くこともできるでしょう。
後は、活躍するかしないかには、やっぱり何か血統的なこともカギとなっているんでしょう。とりあえず、ミスプロとの相性の悪さは結構知られています。アルコセニョーラとか活躍馬もいないわけではないのですが、それなりに数がいるはずなのに、やっぱり目立たないですよね。母系にMr. Prospector が入っていたら、とりあえず避けるとか、消極的戦法ではありますが、私みたいにあまり自信がないのであれば、そういう戦法で消していくのもアリだと思います。
おそらく今年の募集でも各クラブで産駒が人気になると思いますが、価格も含めてどうなるのか楽しみにしたいですね。
Comments
競馬悟空さん、こんばんは^^
ステゴはキンカメと真逆で母系の血統の良さというのには左右されませんね。ミーハーではないんですね(>_<)(笑)
最近はレッドリヴェールが出てきたおかげで、牝馬でも血統的にステゴの柔らかさを補う血があれば走ることがわかってきたので、今年はぜひしっかり検討して出資できたらなぁと思います(^_^)vでも競争率が激しそう…(-_-)(笑)
Posted by: レプティリア | February 14, 2014 11:21 PM
今年ステゴ産駒にどの様な値付けをしてくるか楽しみですが、かなり急騰してくるんじゃあないでしょうか?キンカメ産駒にも同じ事は云えるでしょうけど…。
Posted by: ねこだねこきち | February 15, 2014 10:31 AM
競馬悟空さん、こんにちわ。
年が明けてもう2月ですね。
6月の社台の募集が近づいてきました。
今から会社の有休の予定を検討中です。
旅行を兼ねているので今から楽しみです。
Posted by: ランテ | February 15, 2014 04:37 PM
レプティリアさん、こんにちは!
そうでしょうねえ、やはり母系の血統レベルにはあまり左右されないみたいですね。だから余計に難しいというのもあるんでしょうが。。牝馬も走り出してきているので、コレという馬がいれば検討したいですね。今年の人気がどうなるのかが見ものです。
Posted by: 競馬悟空 | February 16, 2014 11:27 AM
ねこだねこきちさん、こんにちは!
ステイゴールド産駒は種付け料が高騰していることもあり、やはり値段は上がらざるを得ないでしょうね。キングカメハメハ産駒は元々値段は高かったので今以上のUPはどうでしょうか。結局は総会員の総資金量はある程度一定なので、どれもこれも高騰するということはないと思うのですが。。その分不人気種牡馬の産駒を安目にして吸収するということもあるのかもしれないですね。いずれにしても、どれくらいの値段で落ち着くのか気になります。
Posted by: 競馬悟空 | February 16, 2014 11:32 AM
ランテさん、こんにちは!
本当にうかうかしているとすぐにツアーになってしまいますよね。色々な調整が必要ですから忘れないように色々と準備しておきたいですね。それまでにデータ面の整理も終わらせておかないといけませんので、ちょっと焦ります(笑)。
Posted by: 競馬悟空 | February 16, 2014 11:35 AM