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February 2014

February 28, 2014

2012年産ダイワメジャー産駒の注目馬

 2012年産のダイワメジャー産駒の中から注目馬を見てみましょう。社台RHとサンデーRから1頭ずつピックアップしてみました。


<社台RH>
54 バルドネキアの12
父 ダイワメジャー
母父 Indian Ridge
牡 4000万円
西 橋口弘次郎
募集時評価 B B C B
血統レベル B
母年齢 17
社台F
誕生日4月26日

募集時から非常にバランスの良い馬で、現在510kg台まで成長しています。募集時には母が高齢なのがマイナス要素と考えてはいましたが、それ以外の点はすべてにおいてまとまっているというか、隙がない馬ですね。クラブ馬で数々の名馬を育ててきた名伯楽も引退の時期が近づいてきましたが、この馬でその調教師人生の掉尾を飾ってくれると嬉しいですね。


<サンデーR>
151 レディスキッパーの12
父 ダイワメジャー
母父 (クロフネ)
牡 2800万円
西 西園正都
募集時評価 A B C B
血統レベル D
母年齢 5
ノーザンF
誕生日2月4日

この馬はトモに良さがありましたし、母も若いのがいいですね。血統的に近親にそれほど活躍馬がいないのが気にはなりますが、今のところ、ダイワメジャー産駒は母方の血統レベルにはそれほど左右されないのかなとも思いますので、ここは目をつぶりたいところです。馬体からも気性面からも、やはり短距離が向きそうで、所属厩舎も短距離得意のところですし、適材適所と言えそうです。ノーザンF産で関西牡馬は今回のデータだと5頭いて、データは、回収率164.0%、打率0.600、長打率0.000、三振率0.000、となっており、信頼性はかなり高そうです。すでに520kgくらいあって、かなり大きめなので、勝ち上がりは間違いないと思いたいところです。あとは、どこまで出世できるかでしょう。POGとかでも穴っぽいところで押さえておいたら面白いかもしれませんね。


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February 27, 2014

本当にあった恐い馬券の話

 最近データの話ばっかりなので、今日はくだらない話を。。

※以下は完全なノンフィクションですが、役に立つような話は最後まで読んでも一切出てきませんので、あらかじめご了承ください。


 丁度20年前になります。まだ私が学生だったときのお話です。サークルの先輩の家で、その日もいつも通り麻雀をしておりました。

 すでに半荘が終わろうというときに、K先輩がやってきました。
 K先輩は、やってくるなり、「大変だ、Y(先輩)がナリタブライアンを買うって言ってる。」と深刻な表情で話し出しました。

 ちょうどその週の週末には、二冠馬ナリタブライアンがシンボリルドルフ以来、10年ぶりの三冠馬の夢を乗せて菊花賞に出走するのです。

 何が「大変」なのか、全く理解できない私は、K先輩にその意味を尋ねました。

 何でもK先輩の話では、過去にY先輩と一緒に競馬に何度も行っているけれども、とにかくY先輩が大本命の馬を買うと必ず負けるのだとか(笑)。

 私が、いくらなんでもそんなことはないでしょうと、笑いながら言うと、K先輩はY先輩の逆武勇伝を滔々と語りだし、極めつけに、前年の二冠馬ミホノブルボンもY先輩のせいで負けたのだと熱く述べるのでした。

K先輩 「おまえが買うと絶対負けるからミホノブルボンの馬券は買うな、特に単勝は絶対に買うなって言ったんだ。だけどYはそんなことあるわけないって言って、ミホノブルボンの単勝を3万買ったんだ。そのせいでミホノブルボンは負けたんだ。」

と真顔で語っていました。K先輩曰く、せっかく三冠馬が誕生すると思って楽しみにしていたのに、Y先輩のせいで、K先輩の夢もミホノブルボンの夢も崩れ去った。もう二度と同じ間違いを犯してはいけないと(笑)。

 じゃあ、具体的にどうやってY先輩にナリタブライアンの馬券を買わせないようにするのかという話になりました。

 K先輩の作戦は、サークル内で馬券もよく当てているし、何より仲間内で競馬の知識が一番豊富な私(悟空)が、Y先輩に、ナリタブライアン不安説を植え付けるというものでした。

 当時20年前はサンデーサイレンス出現前のスピード競馬の時代で、私が今も使っている「スピード指数」はよく当たりました。馬連しかない時代でしたから、高配当が出る確率は今よりもずっと少なく、そんな中で何度も万馬券を当てていた私はサークルの先輩の中でも一目置かれていたわけです。

 週末が近づくに連れ、競馬の話題が多くなります。サークルでY先輩と顔を合わせると、当然のように菊花賞はどうする?という話になりました。

 実際戦前の戦力分析では、トライアルの京都新聞杯でナリタブライアンはスターマンに敗れたものの、明らかに仕上がり途上でしたし、勝ったスターマンは距離的に本番は厳しい。ナリタブライアンの頭は堅く、2番手、3番手もエアダブリン、ヤシマソブリンの2頭で堅いだろうというのが大方の予想でした。私も実際そう思っていましたし、いくら穴党の私でも、ここでナリタブライアンに逆らうのは厳しいので、無難にナリタブライアンからエアダブリン、ヤシマソブリンの2頭の馬連で勝負のつもりでした。

 K先輩とY先輩は仲良しですし、私もどちらとも仲良しでしたが、K先輩があれだけ真剣に語っていたので、ここでY先輩にナリタブライアンの馬券を買わせるのは競馬界のためにならないと思い(笑)、心にもなく、

「ナリタブライアンは危ないかもしれませんよ。実際前走負けてますしね。距離もやってみないとわかりませんから。」
などと、穴党の人が無理やり不安点を探すようなことを言ってみました。

 私自身がY先輩に信頼されていたというのもあり、Y先輩は、「うーん。そうかあ・・。」とかなり迷った様子でした。
 その後、もちろんK先輩も、Y先輩がナリタブライアンを買わないように、あの手この手で不安を煽ったらしく、結局Y先輩はナリタブライアンは一切買わないという結論になったと、K先輩が喜んでいたのを覚えています。

 結果はご存じのとおり、ナリタブライアンが7馬身差で圧勝し、10年ぶりの三冠馬になりました。K先輩をはじめ、私も、その他の競馬仲間もほとんど馬券を当てました。

 しばらくたった後、サークルの飲み会で、不意にK先輩が、Y先輩に菊花賞のネタばらしをしました。Y先輩は、さすがに、「なんでそんなことすんの~」と、呆れていました。それでも、K先輩が、「おまえ(Y)が馬券を買わなかったおかげで、ナリタブライアンは三冠馬になれたんだ!競馬界全体の役に立ったんだ!」と熱く語ると、最後はY先輩も、「じゃあ、まあ、良かったのかな(笑)」ということで酒が進んだのでした。

 馬券が外れて良かったもないんですが(笑)、楽しい学生時代の一コマを思い出しました。


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February 26, 2014

ダイワメジャーの実力2014(その2)

 ダイワメジャーの実力2014の続きです。


6.価格別

社台G生産価格別牡馬
Daiwa_kakakubetsu_boba

 牡馬を価格別に見ても何か特徴的なことがあるわけでもないですね。高めの価格設定の良血馬が必ず走るというわけでもなければ、低めの価格の馬がダメということもない。今回のこのデータは社台G生産馬のみで算出していますが、社台G生産馬以外の成績が良いことも考えると、やはり母系のレベルよりも種牡馬自身の能力を伝えやすい種牡馬なのかもしれません。そのため、似たような体型、レース振りの産駒が多く、また、三振も少ないかわりに場外ホームランも出にくいという感じになっているのかも知れませんね。


社台G生産価格別牝馬
Daiwa_kakakubetsu_hinba

 牝馬の方も価格別に見ても特に何かがあるということはないですね。エピセアロームは1,800万、エクセラントカーヴは2,000万だったことを考えると、長打は中価格帯に出ていることになります。やはり牝馬も母方の血統レベルに左右されるということは少ないのかもしれません。


7.クラブ別

社台G生産馬クラブ別牡馬
Daiwa_kurabubetsu_boba

 クラブ別ではシルクが相性が良いですね。フラムドグロワールもいますし。サンデーRとキャロットもそこそこ頑張っている感じです。社台RHはグループオーナーズのほうに振り分けられた馬から長打が出た分、クラブのほうはたまたま低めになってしまったということでしょう。


社台G生産馬クラブ別牝馬
Daiwa_kurabubetsu_hinba

 牝馬はキャロットが相性が良さそうです。低めから中価格帯で走ってくれている馬が多く、ローガンサファイア、サンブルエミューズなどがいます。他のクラブは似たり寄ったりですね。


8.まとめ

 ダイワメジャー産駒については、今回のデータにおいては、まだ2世代分しか対象とならないため、他の種牡馬と比較すると不利な値が出ています。それでも、それなりに格好のつくデータを出してくれていいますし、非常に安定性の高い種牡馬だと思えます。たしかに、ディープインパクトなどは2世代分のデータでも十分すぎるほどの結果を出していたので、それと比較したら見劣りはするのかもしれません。でもリーディング4位としての実力は見せてくれていると思います。

 データを見ると、三振率が低く、牡馬は勝ち上がり率も非常に高いです。そういう安定性の良さが、生産者にも購買者にも人気となっている理由でしょう。全然ダメという馬が非常に少なく、1つは勝ってくれるというような産駒を多く出す種牡馬は、生産者にとっては種付けしやすく、かつ、売りやすい。また買う側からしても、買いやすいでしょうから。

 牡馬については、とにかく三振率が低く、また勝ち上がり率が非常に高いというのが特徴です。今回のデータで、全牧場の牡馬を対象にすると、勝ち上がり率は実に63%です。これはかなり高めの値だと思います。牡馬はとにかく安全確実という印象が強いですね。

 ダイワメジャー産駒の牡馬は一目でダイワメジャー産駒とわかるものも多く、似たような顔つき、似たような体型の馬が多いように思います。その結果、飛び抜けた産駒は出にくく、かといって、全然ダメの馬も少なく、似たような成績にもなりやすいのかもしれません。

 まだ2世代のデータしかない状態で傾向を掴むのは難しいです。今のところでいうと、安全策で行くならば、社台G生産の関西牡馬で、480kg台以上となる馬が、回収率135.6%、打率0.429、長打率0.000、三振率0.000、となり、非常に安定しています。7頭いて6頭勝ち上がっていますので、勝ち上がり率も86%と非常に高いですね。

 ただし、馬体中のところでもふれたとおり、オリービンとかカレンブラックヒルとかはそこまで大きい馬ではないですからね。このデータに素直に乗っかると長打が出ないことにもなってしまうので、難しいです。

 牝馬については、あまりダイワメジャーに似ていないほうがいいのかもしれませんね。少なくとも大きいほうが良いということはなさそうですし、あまりムチムチしたタイプよりは、それなりに牝馬らしいタイプのほうが良いのかもしれません。一方で、エピセアロームやマーブルカテドラルのように非常に筋肉質なタイプも走っていますので、いわゆる牝馬らしいというタイプよりは、ややゴツゴツしてたほうがいいのかもしれません。この辺はこの先もっとデータが増えてくればわかってくるのかもしれないですね。

 牝馬のほうは、今のところはデータ的にこれが良さそうというのは見つけられないです。今後の活躍馬の状況を見ればだんだんと傾向が出てくると思います。

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February 25, 2014

ダイワメジャーの実力2014(その1)

 種牡馬の実力2014も第7弾となります。今回はダイワメジャーについて見ていきましょう。


1.全馬
Daiwa_zentai

 まず最初に、ダイワメジャーについては、2009年産と2010年産の2世代しか今回のデータの対象となっていません。したがって、回収率、打率、長打率のいずれにおいても、2007年産からの4世代分又は2008年からの3世代分が対象となっている種牡馬と比較して不利なデータとなってしまっています。この点はあらかじめご承知おきください。三振率については世代数は関係ありませんので他の種牡馬と一律に比較可能です。

 そういう前提を置いて見た場合には、全体として悪くはないですね。三振率は牡馬牝馬とも低く、箸にも棒にもというような馬が出る確率は少ないようです。この安定性が人気の秘密でもあるのでしょう。なお、長打率はゼロとなってしまっていますが、純粋なクラブ馬ではありませんが、社台グループオーナーズの募集馬では、エピセアローム、オリービン、エクセラントカーヴと牡馬牝馬ともに長打があります。振り分けでたまたまクラブ馬では長打ゼロとなっているだけで、今後はクラブ馬からも長打が出てくるものと思います。


2.社台G
Daiwa_shadaig

 社台SSにいる種牡馬ですが、社台G生産のクラブ馬のほうが全体平均よりもデータは低く出ています。非常に珍しいタイプの種牡馬です。社台G生産馬のほうが母集団が多いので、決めつけはできませんが、だいたいどんな場合でも社台G生産馬のほうがデータ的には高く出るのが普通なので非常に印象的です。理由としては、社台G生産馬の値付けが相対的に高めであるということが考えられます。値付けが高すぎたのか、これから古馬になって活躍する馬が増えてきて帳尻が合うのかは、今は判断できません。今後そのへんは明らかになっていくでしょう。


3.その他
Daiwa_sonota

 社台G以外で生産されたクラブ馬のほうが、現時点では平均すると、回収率、打率、三振率のいずれにおいても社台G生産馬を上回っています。まだ2世代のみのデータですので決めつけはできませんが、やはりこの種牡馬も、母系のレベルよりも、自身の種牡馬としての能力を仔に伝えていくタイプの種牡馬なのかもしれません。


4.社台G牧場別
Daiwa_shadai_bokujoubetsu

 社台Gの牧場別では、今のところノーザンFが一歩リードという感じに見えます。グループオーナーズの馬のことを考えると、エピセアロームはノーザンFですが、オリービンとエクセラントカーヴは社台F生産です。今のところで考えると、社台F及びノーザンF生産馬がやや信頼性が高いでしょうか。


5.体重別

体重別牡馬
Daiwa_taijubetsu_boba

 牡馬を体重別で見てみると、まずわかりやすいのが、そもそも小さい馬がほとんどいないということ。そのため、特に体重別にどこかで区切って優劣が大きく出るということはありません。
 ただ、安定感という点では大きな馬のほうが上かもしれません。勝ち上がり率を見てみると、480kg台以下の牡馬は50%。一方490kg台以上の牡馬は勝ち上がり率が86.7%と非常に高くなります。
 とは言っても、今回のデータに入っていないオリービンはそんなに大きくない馬ですし、大きさにこだわると長打を逃すことにもなりかねません。でかければ良いという単純な方程式は今のところ通用しなさそうです。


体重別牝馬
Daiwa_taijubetsu_hinba

 牡馬は小さい馬はほとんどいなかったのですが、牝馬は小さめの馬も結構います。しかも活躍馬のエクセラントカーヴなんかも小さい馬です。データでも420kg台で十分勝負になっていると考えられます。牝馬のほうは420kg程度以上であれば心配ないでしょう。
 牝馬の場合は逆に大きすぎるとあまり芳しくないようです。480kg台以上だと、回収率23.3%、打率0.143、長打率.000、三振率0.286、となります。
 牡馬は筋肉質で大きさがある馬が良くても、牝馬の場合はそういうタイプではなく、すっきりしたタイプのほうが走るのかもしれません。


 次回は、価格別、クラブ別を見て、まとめていきたいと思います。

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February 24, 2014

2012年産マンハッタンカフェ産駒の注目馬

 今日は月曜日ですが競馬がありました。雪の影響で延期された共同通信杯も今日行われました。イスラボニータは強かったですね。相変わらずの大きなフットワークで、余裕のレース振りでした。決して高額の部類ではなく、また、第一希望で埋まらなかった馬からこういう活躍馬が出ると、今後も宝探しの甲斐があるというものですね。

 今日は2012年産のマンハッタンカフェ産駒の中から注目馬を見てみましょう。

<社台RH>
63 ファーストバイオリンの12
父 マンハッタンカフェ
母父 Dixieland Band
牡 7000万円
西 須貝尚介
募集時評価 B B B B
血統レベル A
母年齢 14
社台F
誕生日4月12日

社台RH生産の牡馬で、関西馬。所属厩舎も関西で一番勢いのあるところですから、データ的にはこれ以上を望むべくもありません。血統的には半兄に米国G1馬がおり、つい先日、半兄も勝ち上がりました。半兄は未勝利戦とはいえ、完全に前をカットされて馬が横向いてしまった状態から加害馬をエアグルーヴのように差し切りました。この馬にもそういう末脚が備わっているといいですね。値段的に明らかに相場よりも高い設定だったのは、社台F代表がこの血統に思い入れがあるからでしょう。結果的に安かったと思えるような活躍を願いたいです。熱発などがあって順調ではない現状ですが、その分体は460kg台まで増えてきました。できればもう一回り大きくなって春を迎えたいところです。マンハッタンカフェ産駒だけに色々と時間がかかってクラシックには結局間に合わないということになってしまうかもしれませんが、その分古馬になってからも楽しめそうな馬です。


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February 23, 2014

2014/2/23(日)結果

 今日は東京競馬場でセントポーリア賞とフェブラリーSを見てきました。


【東京9R芝2000mセントポーリア賞】

ティックルゴールド (ステイゴールド) メス1,600万 9着
募集時評価 C-B-C-C

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 スッキリした感じの馬体ですが、仕上がりは良さそうに見えました。レースでは気性的な問題もあってか、最後は粘り切れませんでしたが、混合戦ですし、今日は強い牡馬も多くいたので仕方ない部分もあると思います。牝馬同士で、先行できればまたいいレースを見せてくれると思います。


 そしてフェブラリーSを見てきました。

★ベルシャザール 3着
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 1番人気でレースを迎えましたが、パドックではデキは万全に見えました。叩き台という仕上がりではなく、G1用の仕上がりだったと思います。レースでは出遅れと言うよりは二の脚がつかない感じで中団より後ろの位置取りになってしまいました。中盤が緩んだこともあって、4角では出番なしのようにも見えましたが最後は地力で3着まで押し上げてゴール。今日の流れでは仮にもう少し前につけたとしても着差は詰められたかもしれませんが、着順は変わらなかった感じもします。16頭で競馬をやっているのですから、そうそう毎回都合の良い流れにもならないでしょう。ただ、最後3着まで押し上げたのは立派でしたね。ぜひこのまま無事に行って、ドバイでもいい走りを見せてもらいたいものです。

 それから、今日はまさかの事件が起きました。私は自分の出資馬が出るG1レースでは、基本的に勝負馬券は買わず、記念馬券のみ買うことにしています。自分が馬券買って負けたら嫌だなとか色々考え始めると胃が痛くなるので、最近は記念馬券だけ買っています。
 記念馬券というのは、出走馬全馬の単勝馬券を100円ずつ買って、記念として取っておくという、他愛のないものです。今日もレース前に記念馬券を買って、レースを見ました。
 レースが終わって、レースの結果にはそれなりに納得しつつ帰ろうと思いました。連れに、換金しないのかと言われましたが、いや、オレ馬券買ってないよとそのまま正門に向かったところで気がつきました。
 あくまで記念馬券なので、通常はそのうちの1枚が当たっても換金せずに持って帰って机にしまっておくのですが、さすがに今日の単勝馬券は机にしまうのはもったいなさすぎる(笑)。あわてて換金して、まさかのお小遣いをもらって帰路に着きました。
 単勝270倍もの馬券が当たったのは競馬歴20年以上になりますが初めてです。正確には当たったというよりは、買っただけという感じですが、それでも何だか嬉しいもんですね。

 今日はレース前に、久しぶりに大國魂神社でお祈りしてから競馬場に臨んだのですが、どうも神様が願い事を勘違いされたようで、馬券的にはまさかの大当たりとなりました。

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February 22, 2014

2014/2/22(土)結果

 今日はヒヤシンスSを見に行ってきました。


【東京10Rダ1600mヒヤシンスS】

★レッドアルヴィス (ゴールドアリュール) 牡5,800万 6着
募集時評価 S-B-B-A

140222alvis

パドックでは落ち着いていて、相変わらず馬体は目立っていました。馬体中の増減もなく調子は良さそうに見えました。レースでは出負けしましたが、離されるようなことはなく、そのまま中団の後ろで外々を回り直線へ。ハイペースでしたが、なぜか前は全く止まらず、前に行った2頭で決着。直線でじりじりと伸びて追い上げるも6着まで。レースの流れが完全な前残りの流れになってしまったので、結果として後手を踏んで外々を回ってしまっては出る幕はありませんでした。今日は残念でしたが、このメンバーでも馬体は目立ちますし、仕切り直してまたいいレースを見せてくれるでしょう。


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February 21, 2014

マンハッタンカフェの実力2014(その2)

 マンハッタンカフェの実力2014の続きです。


6.価格別

価格別牡馬
Cafe_kakakubetsu_boba

 牡馬を価格別に見てみると、高い馬だからといって成績が良いわけではないですね。価格とともに三振率は下がっていきますので、一応は価格との関連性は保持できているようです。やはり社台G以外の牧場の生産馬でも活躍馬が多く出ている種牡馬だけに、母系のレベルが上がれば結果がついてくるという感じではなさそうです。


価格別牝馬
Cafe_kakakubetsu_hinba

 牝馬は非常に特徴的です。理論に完全に反して、価格が上がるにつれデータが悪くなるという逆進性があります。一番低価格帯にはレッドディザイアが含まれているから、それも当然と思うかもしれませんが、打率、三振率も逆進性があります。競馬は血統のゲームでもありますから、価格が高くなるにつれてデータが悪くなるということは基本的には起こりえないはずなのですが、マンハッタンカフェ産駒の牝馬については生じています。
 母集団が少なすぎることが原因かもしれないと思い、過去のマンハッタンカフェ産駒のクラブ牝馬全部で調べてもやはり同様の逆進性が認められました。
 さらに、これを補強するデータとしては、現実に高額賞金を稼いだ牝馬の中にも、安目の価格で競り落とされていたというのもあります。フミノイマージンは903万円、テイエムオーロラは525万円で落札されています。
 こういう逆進性が起きる理由は全くの不明ですし、今後社台G生産の良血馬が登場すれば傾向は変わるかもしれません。ただ、間違いなく言えるのは、母系のレベルを無視して活躍馬が出てくる可能性は常にあるということです。もちろんどの種牡馬であってもそういうことはありうるわけですが、その期待値がマンハッタンカフェ牝馬の場合高めなのではないかということです。
 一方で、その反動と言うかなんと言うか、三振率も非常に高いという難しさを持っているようです。


7.クラブ別

クラブ別牡馬
Cafe_kurabubetsu_boba

 クラブ別データは、母集団が少なすぎるのでほとんど意味がないですが、やはり社台RHがよさそうではありますね。シルクはリニューアル前の話なので、今後の参考にはならないでしょう。


クラブ別牝馬
Cafe_kurabubetsu_hinba_2

 牝馬は、社台F生産馬がいたはずなのに、なぜか社台RH募集は今回のデータではゼロ。グリーンや東京に回ったようです。よくわからないですが不思議ですね。シルクが高いですが、これもリニューアル前の話になるので、やはり今後の参考にはならないでしょう。


8.まとめ

 マンハッタンカフェ産駒も、牡馬と牝馬で明確に区別して考えたほうがよさそうです。

 まず、牡馬については、基本的にはオーソドックスな考え方でいいのかなと思います。社台G生産馬なら関西重視で社台F生産馬を狙いつつ、できれば大型馬であってほしいというところですね。過去に凄く高額な馬も募集されたことがありますが、期待されたほどの成績ではありませんでした。牡馬の場合はデータの逆進性と言えるようなものはありませんが、高額馬が走るという血統的な原則は当てはまらない感じです。
 血統的には中庸な感じでも、馬体やデータ等で見どころがある馬を狙ったほうが面白そうではあります。

 次に牝馬ですが、こちらはデータから攻略するのはほぼ不可能でしょう。あまりデータにとらわれず、安目の馬から大当たりを掴むという、ある種のくじ引き的な感覚で考えたほうが案外うまくいくのかもしれません。
 残念ながら三振は間違いなく多いということを念頭に置きつつも、バットに当たったら場外ホームランが出るかもしれないという夢を見させてもらえそうです。
 安くて大きめの馬を選んで、あとはひたすら祈る。これくらいしかデータからは読み取れません。

 マンハッタンカフェはもちろんサンデー系の種牡馬ではありますが、ドイツ系の異系の血が入っている珍しい種牡馬でもあります。血統の難しい話は抜きにしても、そういう異系の血が、遺伝の乱数を動かして母系のレベル以上の馬を出す要素となっているのかもしれませんね。

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February 20, 2014

マンハッタンカフェの実力2014(その1)

 第6弾はマンハッタンカフェです。社台Gの生産馬が少ないので、母集団が少なくなってしまい、データの信頼性は落ちてしまいますが、とりあえず見てみましょう。


1.全馬
Cafe_zentai

 まず全体のデータを見て思うことは、回収率は平均を超えて、100%まで達しています。ここは良い点ですね。次に打率と長打率ですが、これは平均くらい。そして、最後の三振率が極端に高いのが特徴的です。全体で三振率が0.452というのはリーディング上位種牡馬の中では飛び抜けて悪いです。
 そのデータの原因は、牝馬の三振率0.650というかなり厳しい数字です。これが全体に影響しているわけです。牡馬の三振率は0.273と、これも褒められる値ではないですが、まあ許容範囲でしょう。
 牝馬は、3頭中2頭は箸にも棒にもかからない成績になってしまうというのが最近のクラブ馬の現状のようです。


2.社台G
Cafe_shadaig

 マンハッタンカフェ産駒は、社台SSにいる種牡馬でありながら、社台G生産馬が極端に少ないので、この区分のデータも今一つ意味があるのかどうか疑問なところではあります。無理やりデータを表にするとこうなりました。
 こちらもデータを下げているのは牝馬の方ですね。5頭しか母集団がないデータで何かを断じることもできないですが、少なくともレッドディザイア引退後は不作の状態と言えそうです。
 牡馬からはG1馬も出ていますので、定期的に活躍馬が出てくるものの、毎年ではないという感じでしょうか。


3.その他
Cafe_sonota

 マンハッタンカフェは元々、社台G以外の牧場で人気の種牡馬だったこともあり、社台G以外の牧場生産のクラブ馬のほうが多いです。成績も社台G生産馬とそんなに遜色ない感じです。長打がないことになっていますが、本当はサンディエゴシチーが獲得賞金1億超えに達しています。ただ、この馬は無料の募集馬のようでして、こういう無料馬をデータに含むべきかどうかは非常に悩みましたが、全体の整合性が取れなくなるので外しています。なので、実際は長打があるということです。
 その他の牧場で見ても、やはり牝馬の三振率の高さは非常に目立ちますね。15頭いて9頭が獲得賞金ほぼゼロなわけですから、ハズレの多いくじ引きという感じでしょうか。一方で回収率はそんなに悪くないというか平均以上で、それなりのヒットも含まれているというところが難しい種牡馬です。


4.社台G牧場別
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 ただでさえ少ない社台G生産馬を牧場別に示してもデータとしてはほとんど無意味であると思いますが、一応区分するとこうなります。社台F生産の牡馬が唯一のオアシスという感じで、他はかなりの荒れ地という印象を受けます。このデータから何かを読み取るのは難しいですが、いずれにしても当たり外れの幅が非常に大きな種牡馬であることは間違いなさそうです。


5.体重別

体重別牡馬
Cafe_taijubetsu_boba

 牡馬を体重別で見てみても、体重による優劣はそんなになさそうだなあという印象を受けます。ただ、これも母集団が少ないので信用できるかどうかはわかりません。むしろ、過去のクラブ馬全部を見てみると、グレープブランデー、マンハッタンスカイ、アーバニティー、サンディエゴシチーの長打となる牡馬4頭はすべて出走時平均馬体重が500kg以上。牝馬のレッドディザイアも480kgと、活躍馬はすべて大型馬です。したがって、突き抜けるような活躍を見せるのは大型馬であるというのは間違いないと思います。今回のデータよりも、素直に大型馬を信じたほうがよさそうです。


体重別牝馬
Cafe_taijubetsu_hinba

 牝馬の方も、極端に小さくなければ馬体重はあまり関係なさそうな気もしますが、そもそも牝馬の成績自体が近年はそんなに褒められたものではありませんので、何とも言えないですね。レッドディザイアは大型馬でしたし、クラブ馬ではありませんが、フミノイマージン、セラフィックロンプなどもやはり大きめの馬でしたので、牝馬も突き抜けるなら大型馬だと思われます。


 次回は、価格別、クラブ別、そして、まとめと続きます。


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February 18, 2014

やり方

 ここのところ少し忙しいこともあり、種牡馬の実力の次回はもうしばらくお待ちください。
 今日はどうでもいい話を少し。

 何事も手法や、「やり方」というものがあって、それが定型化されたものが定跡だったりするわけです。そういう定型化されたものを変えるっているのは、すごく手間や時間がかかったりするものですし、何より、自分が慣れ親しんだ方法を変えるっていうのは気分的にも嫌なものです。

 もちろん、そのやり方で万事うまく行っているなら、何も考える必要はないのですが、どうもおかしい気がするとか、こだわりの方法で進んでみても、なかなか結果が出ないというときは、やはりその方法論に問題があるのかもしれません。

 以前、グリーンチャンネルの「岡田繁幸の Run for the classic」で、岡田総帥は、「他人の真似をするのが近道」とおっしゃってました。人それぞれ思うところがあって生きているわけですから、他人の真似をするというのも精神的には楽ではないかもしれません。ただ、私もやはり、この岡田総帥が言うことは正しいと思います。
 自分自身ですべてを切り拓ければそれはそれで素晴らしいことですが、なかなかそうもいきません。なので、なるべく他人の知恵や経験を取り込んで、自分の力にできたらいいなと思います。上手くいかないときは真似をするというのも一つの方法でしょう。いい大人が猿真似をしてられるかというのもありますが、きっと得るものもあると思いますし、思いもよらなかった発見があるかもしれません。

 一口でも、やはり何年も同じやり方で上手くいかないときは、思い切って戦略を大きく変えるというのも手だと思います。結局は何事も試行錯誤ではあるので、やってみないことには始まりませんから、とにかく変えてみるというのも面白いかもしれません。
 今年は牡馬しか買わないとか、一定の値段までの馬しか買わないとか。逆に一定に金額以上の馬だけ買うとか、友人が出資する馬に丸乗りしてみるとか。。考えてみたら色々と面白そうですね。

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February 16, 2014

2012年産ステイゴールド産駒の注目馬

 ステイゴールド産駒の注目馬ということで、以下の3頭をピックアップしてみました。


<社台RH>
72 オリエンタルアートの12
父 ステイゴールド
母父 メジロマックイーン
牡 1億8000万円
西 池江泰寿
募集時評価 S A B A
血統レベル AA
母年齢 15
白老F
誕生日1月31日

まずは値段からいってもこの馬でしょう。言うまでもなく、あのオルフェーヴルの全弟で、かつ、この化け物級の馬体。1億8,000万での募集も納得のスーパーホース候補ですね。POGでも、ほぼ1番人気間違いなしではないでしょうか。頓挫さえなければ、走らないということはほとんどありえないとは思います。借金してでも出資したかった(笑)と思いたくなるような素晴らしい馬です。データ的にも、白老F産の牡馬ということで、ほぼ完ぺきです。もちろん、所属厩舎もオルフェーヴルと同じで隙はありません。とにかくデビューが待ち遠しいですね。


<社台RH>
34 ディアウィンクの12
父 ステイゴールド
母父 タイトスポット
牡 1億円
二ノ宮敬宇
募集時レビュー B A B B
血統レベル A
母年齢 14
社台F
誕生日4月16日

次にこの馬でしょう。ナカヤマフェスタの全弟ですから、POGでも相当人気するでしょうね。1億円の馬ですから、動きや馬体が良いのは当然ですが、この馬は4月生まれにもかかわらず、もう480kg台と大きさがあるのもいいですね。ステイゴールド産駒でも大きさがある方が安定感がありますから、これは走るでしょう。所属厩舎もステイゴールド産駒に気合が入っているところですから、デビューが楽しみです。


<シルク>
11 ルシルク12
父 ステイゴールド
母父 (Dynaformer)
牡 4,000 万
戸田博文
募集時レビュー A A B B
血統レベル B
母年齢 8
ノーザンファーム
誕生日 4月8日

カタログの馬体は非常に見栄えがしましたし、DVDの動きも良く見えました。こちらもステイゴールド産駒で実績のある厩舎に入りますし、馬体もステイゴールド産駒にしてはそこそこサイズがありますので、この先が楽しみです。最近の動画を見る限り実に順調そうですし、リニューアル後のシルクの名を高めてくれるような馬に育つといいですね。

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February 14, 2014

ステイゴールドの実力2014(その2)

 ステイゴールドの実力の後半部分です。なお、価格別、クラブ別ともに、社台G生産馬だけだと母集団が少なすぎるため、ステイゴールドについては、全牧場の生産馬を対象に価格別、クラブ別のデータを出しています。


6.価格別

価格別牡馬
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 牡馬を価格別に見てみた場合の、6,000万以上のところは、オルフェーヴルとリヤンドファミユの兄弟ですから、あまり参考になるデータではないです。あまりにも偏りすぎてますからね。3,000万未満の区分で見ると、回収率、打率、長打率いずれもそんなに大差ないかなと思います。三振率だけはやはり高めに馬のほうがよくなるのかなと思いますが、それ以外の項目は価格との関係性はあまりなさそうです。
 そう考えると、やはりステイゴールド産駒はあまり母系の血統レベルに左右されないのかもしれません。そもそもオルフェーヴルだって、血統的に見たら母系は超一流ではないわけです。全兄がいたからこそ6,000万という値付けになったわけで、本来的にはあまり母方の「格」というものに縛られない種牡馬なのかもしれません。


価格別牝馬
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 牝馬のほうは、ほとんどが低価格帯の馬であるため、あまり価格別のデータ自体が意味をなさないですね。大会馬が走るというイメージがないというよりは、そもそも高い馬自体が存在していないため、今後高額牝馬がもし現れた場合にどう判断するのかは迷いますね。あまり価格にこだわらないほうがよさそうです。


7.クラブ別

クラブ別牡馬
Stay_kurabubetsu_boba

 クラブ別では、そもそも今回表に挙げているクラブ所属馬自体が多くないので、なんだかスカスカな感じがしますね。それだけ、色々なクラブでそれなりの結果を出せているという証拠でしょう。
 牡馬のトップは当然サンデーRです。オルフェーヴルとフェノーメノがいるのですから当然の結果ですね。社台RHもエクスペディションやフェイトフルウォーがいますので、高くなります。


クラブ別牝馬
Stay_kurabubetsu_hinba

 牝馬のほうは、さすがに頭数が少なすぎて、データとしての体をなしてないです。


8.まとめ

 ステイゴールド産駒は小柄な馬が多いものの、走らせてみたら全身バネというようタイプがいて、その運動神経の良さで突き抜ける活躍をする馬が何頭も出てきました。本当にすごい種牡馬だなと思います。
 タフネスさも売りの一つなので、その点で牡馬のほうが優れているため、牡馬の成績のほうが良くなっているような気もします。牝馬でも運動神経の良さがあって、タフな馬なら上級条件に達することができる可能性はあるでrしょうし、これからは牝馬も嫌わずに注目していきたいですね。

 クラブ馬をデータ面から絞り込むなら、まずは白老F産の牡馬ということになるでしょう。7頭いて、回収率803.3%、打率0.571、長打率0.429、三振率0.000、と素晴らしいデータになります。回収率はオルフェーヴルが引っ張り上げているというのもありますが、それを抜いたとしても、打率、長打率ともに良いのですから、やっぱり何かあるんでしょうね。育成とかで接し方のコツとかがあるんでしょうか。まあその辺は考えてもわからないので、とりあえず良いということだけ押さえておきましょう。

 ステイゴールド産駒は小さい産駒が多いし、あまり大きくないほうがいいんじゃないかという思いもあるのですが、意外にも480kg以上の社台G生産の牡馬という区分だと非常に安定しています。今回のデータだと7頭いて、勝ち上がり率は100%です。回収率376.0%、打率 0.571、長打率0.286、三振率0.000、となり、狙ってみる価値はありそうです。社台G生産で、デカいステイゴールド産駒の牡馬がいたらとりあえず注目しておいたら面白いかもしれません。

 牝馬のほうは、なんだかよくわからなければ、前回書いたように450kg台以上で出走できそうな、とりあえず体が大きいのを選んでおいたらチャンスはありそうです。ただ、牝馬の場合は小さいからダメというわけでもないです。自信があるなら小さめの馬でも、420kg台以上でで走れそうな馬から当たりを引くこともできるでしょう。

 後は、活躍するかしないかには、やっぱり何か血統的なこともカギとなっているんでしょう。とりあえず、ミスプロとの相性の悪さは結構知られています。アルコセニョーラとか活躍馬もいないわけではないのですが、それなりに数がいるはずなのに、やっぱり目立たないですよね。母系にMr. Prospector が入っていたら、とりあえず避けるとか、消極的戦法ではありますが、私みたいにあまり自信がないのであれば、そういう戦法で消していくのもアリだと思います。

 おそらく今年の募集でも各クラブで産駒が人気になると思いますが、価格も含めてどうなるのか楽しみにしたいですね。


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February 13, 2014

ステイゴールドの実力2014(その1)

 第5弾は誰もが注目するステイゴールドです。最近ではディープインパクト産駒やキングカメハメハ産駒とともに、募集時には人気サイドの一角を占める種牡馬ですから、データも気になりますね。


1.全馬
Stay_zentai

 クラブ馬から何頭もG1馬が出ている種牡馬ですから、データ的に良いのはある意味当然ですね。
 牡馬のほうがもちろん素晴らしいのですが、牝馬も意外と悪くないんですよね。今回のデータには含まれていませんが、現3歳のレッドリヴェールが牝馬ですがG1を勝っていますし、今後は牝馬も期待できるのかもしれないですね。
 関東・関西の偏りはそんなにないですね。牡馬のG1馬も関東・関西の両方から出ていますし、そんなに気にする必要はなさそうです。


2.社台G
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 社台G生産馬で見た場合は、さらにデータ的には良くなります。牡馬は、オルフェーヴルやフェノーメノのG1馬が含まれているわけですからデータが亜良いのは当然ではあります。これらのG1馬が回収率を引っ張り上げているのは確かですが、回収率以外も、打率、長打率ともに素晴らしいですよね。社台G生産の牡馬は、今回のデータでは14頭しかいないのですが、そのうちの4頭(オルフェーヴル、フェノーメノ、エクスペディション、フェイトフルウォー)が1億円以上獲得したわけです。やはりこの長打力は魅力ですね。
 牝馬は長打はないものの、長打率以外のデータは良いです。


3.その他
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 社台G生産馬以外のその他の牧場の生産馬で区切ってみても、やはりデータは良いです。牡馬・牝馬ともに長打が出ていますし、隙がないですよね。


4.社台G牧場別
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 社台G内の牧場別では、白老Fと追分Fが抜けていますね。白老F生産馬は、オルフェーヴルを筆頭に、エクスペディション、フェイトフルウォーと長打がありましたから、この数字も納得ですね。追分Fの牡馬は5頭いてそのうちの1頭がフェノーメノですから、ほぼフェノーメノの活躍のみで回収率が高くなっています。
 牝馬は、社台Fは1頭のみなのですが、その1頭がバウンシーチューンです。白老F生産の牝馬にもアイスフォーリスなんかがいて、牝馬も侮れない感じです。
 総合すると、やっぱり何故だかわからないけど白老F生産馬が良さそうですね。


5.体重別

体重別牡馬
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 ステイゴールド産駒は小さい産駒が多いのですが、それでも牡馬で小さすぎるのは良くないようです。430kg台以下の牡馬のデータは、回収率15.4%、打率0.000、長打率0.000、三振率0.500、となってしまいます。ただし、過去にはドリームジャーニーのようにクラブ馬でも420kg台でG1を勝つような馬がいたことも事実です。私はドリームジャーニーが例外的な馬だったのだと思いますが、その辺の判断は難しいですね。
 ステイゴールドの牡馬であれば、出走時平均が440kg台以上であれば、ひとまずOKというところでしょうか。ステイゴールド産駒だからといって、大きくて悪いということは一切なく、フェノーメノなんかも490kg台です。大きいほうが確実性は増す感じですね。


体重別牝馬
Stay_taijubetsu_hinba

 牝馬の場合は小さくても走っている馬はいます。それでもやはり、420kg台は欲しいところでしょう。今回のデータには含まれていませんが、マイネレーツェルは410kg台でしたので、ギリギリ410kg台というところでしょう。400kg台以下でなければ、とりあえずは大丈夫そうです。ステイゴールド産駒の牝馬の場合は、小さい馬のほうが支配的で、大きな馬は珍しいのです。だからといって、大きい馬が悪いわけでもなく、ステイゴールド産駒の牝馬としては大きめの、450kg台以上の馬を今回のデータで見ると、回収率302.8%、打率0.375、長打率0.125、三振率0.125、となり、高めの値が出ます。とりあえず、420kg台でレースに出れるようであれば、なんらの心配もなさそうです。


 次回は価格別、クラブ別を見て、データをまとめたいと思います。


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February 11, 2014

クラシックに向けて

 大雪で東京競馬は土日とも中止になり、土曜分は月曜に行われましたが、日曜分は来週月曜になってしまいましたね。天候によってはこういうことがあるということは、あらかじめわかっていることではありますが、土日とも中止っていうのは珍しいことです。予定が狂ったりして残念なこともありますが、一口馬主を何年もやってると、残念なことには耐性ができてくるというか、そういうこともある、と何事も割り切れてしまうようになりました。本当に我慢強くなったと思いますね(笑)。競馬で上手くいかないときは、一言、人間辛抱だ、と言って胡坐を組みましょう(笑)。

 さて、今日は、3歳クラブ馬で、現時点の獲得賞金上位20位内のうち、自分が募集時にカタログ等を見た馬を、自分はどう思っていたのかというのをちょっと振り返りたいと思います。


東京 レッドリヴェール メス 1,600万
募集時評価 C-C-D-C

募集時には特別悪いところもないと思いましたが、逆に特別良くも見えなかったです。母も高齢でしたし、ここまで走るとは思っていませんでした。ステイゴールド産駒は自分にとっては本当に難しいです。しかも牝馬となれば、さらに難しいです。今のところ、ちょっとこういう素質馬を見抜く力は自分にはないですね。クラシックでどういう走りをするのかが楽しみです。


社台 イスラボニータ 牡 2,400万
募集時評価 C-B-B-A

これは、自分にとってはこの年の会心の一撃でしょう。出資しているわけでもなく、申し込んでもいないのですが、注目のフジキセキ産駒(2011年産)のところでも取り上げたりしてました。募集時の動きが素晴らしかったです。フットワークが大きく、凄く柔かい動きをする馬ですから、2000mまでは持つでしょう。クラシックでどこまで上位に食い込めるのか楽しみにしたいです。


キャロット ハープスター メス 4,000万
募集時評価 C-B-B-B

牝馬の中では比較的良い評価をしたほうかなあと思っていますが、まあディープ産駒はだいたい良く見えていたというのもあるので、何とも言えないですね。第一希望でしか買えない馬ですから、自分は出資するチャンスはなかったです。牡馬を買いたいというのが常にありますので。名牝ベガの血を引く馬ですし、牝馬はやはり牡馬よりも血統面が大事なのかなあとも思います。クラシックの主役として頑張って欲しいです。


社台 マーブルカテドラル メス 2,000万
募集時評価 D-D-C-D

この馬は、もうまったくわからないです。実際ずっと余っていましたし、この馬の能力を見抜けた人は本当にすごいと思います。唯一のプラス材料は、ダイワメジャー産駒で上原厩舎ということくらいでしょうか。これも後付けでそう思っただけですから、募集時にそれだけで「買い」とはならないですからね。岡田総帥は、この馬を見て筋肉が強いと言っていましたが、私は全然わかりません。多分今の私みたいなレベルでは到底見抜けるところではないでしょう。この馬については、自分の中では、「そういううこともある」ということで割り切りたいと思っています。


キャロット トゥザワールド 牡 10,000万
募集時評価 B-B-B-A

この年のキャロットの募集馬の中では抜けていると思いました。私自身は最優先で申し込んでハズレでした。血統、馬体ともに文句なしですが、お値段の方も飛び抜けてました。こういう馬に出資するのは勇気がいりますが、私個人の考えでは、虎穴にいらずんば・・・といつも思っています。まだ重賞勝ちはありませんが、すでにクラシック出走を確実にしており、クラシックでの走りが楽しみです。クラシックでどうなるかは運もありますので何とも言えませんが、無事なら重賞の2つや3つくらいは勝つんじゃないかなと思っています。


社台 キングズオブザサン 牡 4,000万
募集時評価 C-B-B-B

チチカステナンゴ産駒では一番の出世馬で、これからが楽しみです。馬体も動きも良かったですし。これくらい走っても全然不思議はないですね。芦毛でも良く見せていましたからね。ただ、芦毛の馬はよくわからない部分も多いので、ちょっと難しいです。できればツアーとかで実際に見たいですね。中山の皐月賞が楽しみになる馬です。


サンデー フォーエバーモア メス 2,200万
募集時評価 D-C-C-C

ネオユニヴァースの牝馬でデータ的には買いにくい馬でした。多分、今の自分の中では真っ先に切り捨てたくなる馬でしょう。でも競馬はデータ上の数字遊びではないので、こういう馬を見ぬける人は素晴らしいですね。私には無理です。こう考えると、やっぱり牝馬は私にとっては難しいなあと思ってしまいます。


キャロット ピオネロ 牡 3,000万
募集時評価 C-C-B-B

ネオユニヴァース産駒としては自分の好みとはちょっと違っていましたが、募集時からまとまりがあってバランスの良い馬でした。ただ厩舎があまり自分の好みのところではなかったので、検討には入らなかったですね。この馬もクラシックに乗って来る可能性はあるので、今後を楽しみにしたいです。


キャロット デリッツァリモーネ 牡 3,600万
募集時評価 B-C-D-C

募集時はちょっと硬すぎるのかなと思っていましたが、2歳時にオープン勝ちしました。近走は少し足踏みしていますが、短めの距離のほうが面白いかもしれないですね。募集時は、同じキンカメ産駒で別の馬に申し込んだ関係上、この馬には興味はなかったです。


サンデー ラングレー 牡 8,000万
募集時評価 A-A-B-B

やっと2勝目をあげてくれて、ちょっとホッとしました。出資しているわけではないですが、常に注目していますので。間違いなくクラシック級という、初代ウイニングポストの懐かしい決め台詞を引用したくなるくらい良い馬です。まだまだクラシックに間に合う可能性はありますが、完成はもう少し先なのかなという気もしてきました。この馬は長い目で見ていきたいです。


サンデー マラムデール メス 3,000万
募集時評価 C-B-C-B

フレンチデピュティの仔で、柔かい感じではなく、適性距離も短めになってしまいました。短距離ならこれから楽しみなのではないでしょうか。桜花賞がギリギリというところでしょうが、クラシックで頑張って欲しい馬ですね。


 まあ、全体としてみると、大ハズレもないですが、全然的確でもないですね。まあそんなもんでしょう。特に、やはり牝馬は見る目がないですね。今後の課題でもありますが、当面は牡馬のほうを見る力を磨いていきたいです。得意な方に力を入れて行ったほうがいいのかなとも思いますし。
 クラシックに出れるような馬に出資できるよう、これからも少しずつ努力していきたいですね。


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February 09, 2014

2012年産ゴールドアリュール産駒の注目馬

 今日は、ゴールドアリュールの2012年産駒の注目クラブ馬を「種牡馬の実力」のデータをもとに探してみましょう。全部追分F産の牡馬ですが、追分F産馬では、やはりこの種牡馬から走る馬が出てきそうですよね。


125 カロスキューマの12
父 ゴールドアリュール
母父 (Louis Quatorze)
牡 2000万円
東 新開幸一
募集時評価 C C C C
血統レベル D
母年齢 13
追分F

馬体も順調に増えていて470kg台後半となっています。面白い顔をしていますが、地道にがんばってくれそうな感じです。転厩してきた馬をOP馬にまで出世させている厩舎ですし、これから期待できそうです。


17 シーリーコートの12
父 ゴールドアリュール
母父 (Distorted Humor)
牡 2400万円
東 大久保洋吉
募集時評価 C D E D
血統レベル C
母年齢 8
追分F

この馬も順調そうですし、馬格があっていいですね。厩舎は引退が近づいてはいますが、数を使ってくれて、とにかく最終的には勝ち上がらせてくれる可能性の高いところですから、この種牡馬とは合っていそうな気もします。


32 レールマランの12
父 ゴールドアリュール
母父 Silver Deputy
牡 1800万円
東 田中剛
募集時評価 B B D C
血統レベル A
母年齢 12
追分F

祖母がライトライトという血統背景のしっかりした馬ですし、そこにこの種牡馬がついて牡馬に出てどうなるのかは非常に楽しみですね。馬体重も順調に増えてきていますし、もう一回り大きくなれば面白そうですね。


 ゴールドアリュール産駒の牡馬はあまり募集馬が多くないので、もう残口のある馬はいませんでした。今年の募集に期待したいですね。


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2012年産キャロット残口ありの馬一言メモ

 土曜のの東京競馬は雪で中止でした。日曜もその影響で中止になってしまいました。残念ですがこればっかりは仕方ないですね。土曜は競馬場まで行こうと思っていたのですが、やることが無くなったのもあり、キャロットの2歳馬で残口のある馬の募集時のDVDや最近の動画・写真を見て、一言ずつコメントを残しておこうかなと。
 もう、さすがに、これは素晴らしいという馬はいないんですが、何か書いておけば、後々自分のためになるかもなと思いまして。
 来年の抽選に参加するために、何か1頭買わなければならないという方もいらっしゃるかもしれませんが、個人の感想をのぞき見したという感じで気楽にお読みください。


4 エレガントマナーの12
父 キングカメハメハ
母父 シンボリクリスエス
牡 3,600 万
木村哲也
募集時レビュー B A C B
血統レベル D
母年齢 6
ノーザンファーム
誕生日 5月11日

育成も順調のようですし、走りもいいですね。5月生まれなので、これから大きく変わってくる可能性はありますよね。ただやっぱり、値段の割に近親に全然活躍馬がいないのが、社台G生産馬としてはちょっとどうかなというところでしょう。


6 ライラックレーンの12
父 キングカメハメハ
母父 Bahri
メス 2,800 万
加藤征弘
募集時レビュー B B B B
血統レベル A
母年齢 15
白老ファーム
誕生日 6月4日

全兄が重賞勝ちですし、募集時は結構良いかもなと思っていましたが、動きとか見るとやっぱり突き抜けるような魅力は感じないですね。結果論として割高だったということになるかもしれないなと今は思っています。


9 ビスクドールの12
父 ハービンジャー
母父 サンデーサイレンス
メス 2,000 万
田中剛
募集時レビュー C C D C
血統レベル A
母年齢 14
ノーザンファーム
誕生日 1月25日

1月生まれの割には坂路の走りは今一つに見えます。


10 パーフェクトマッチの12
父 ハービンジャー
母父 サンデーサイレンス
メス 2,000 万
木村哲也
募集時レビュー D C C D
血統レベル C
母年齢 10
ノーザンファーム
誕生日 1月27日

走りのフォームが今一つと感じます。


13 タイムウィルテルの12
父 ネオユニヴァース
母父 ブライアンズタイム
メス 1,400 万
中川公成
募集時レビュー D D C C
血統レベル C
母年齢 12
ノーザンファーム
誕生日 2月14日

走りは悪くないように見えますが、血統的にどうでしょうか。この父の牝馬なのでデータ上は厳しいですね。


14 ピューリティーの12
父 ネオユニヴァース
母父 パントレセレブル
メス 1,800 万
小島茂之
募集時レビュー D C D B
血統レベル C
母年齢 9
ノーザンファーム
誕生日 3月7日

この馬も走りは悪くないと思うんですが。13番と同じで、データ上厳しいですね。


17 データの12
父 ゼンノロブロイ
母父 Roy
牡 3,200 万
萩原清
募集時レビュー B D E D
血統レベル B
母年齢 9
ノーザンファーム
誕生日 3月26日

この父の産駒でどうなのかなという思いもありましたし、あんまり好きなタイプではないのですが、動きは確かに良さそうですね。残っている中では期待できるのかもしれません。上は全部勝ち上がってますし、かなりの確率で勝ち上がりは期待できそうな気がします。


19 ラフィントレイルの12
父 ゼンノロブロイ
母父 エルコンドルパサー
メス 2,000 万
勢司和浩
募集時レビュー C D D C
血統レベル A
母年齢 9
ノーザンファーム
誕生日 4月25日

動きは可もなく不可もなくというところでしょうか。4月生まれでまだ小さいですね。もう少し成長を待ちたいです。


20 シャンスイの12
父 ハーツクライ
母父 スウェプトオーヴァーボード
牡 1,800 万
高柳瑞樹
募集時レビュー B B B C
血統レベル B
母年齢 7
白老ファーム
誕生日 4月3日

トモの大きさは魅力ですが、走りのフォームは今一つかなと思いました。


24 ベビーグランドの12
父 クロフネ
母父 トニービン
牡 1,800 万
尾形和幸
募集時レビュー E D D D
血統レベル A
母年齢 15
ノーザンファーム
誕生日 3月17日

特に目立つような点はないですね。馬格があるのはいいですが、怪我とか体質の弱さがある血統なので、大きい分その点は心配ではあります。


27 ジンジャーパンチの12
父 マンハッタンカフェ
母父 Awesome Again
メス 2,400 万
大竹正博
募集時レビュー D D C C
血統レベル A
母年齢 9
ノーザンファーム
誕生日 4月22日

しっかりした血統背景ですし、動きも悪くないと思います。ただ、まだ小さめなので、もう少し成長を見たいですね。


29 カニョットの12
父 スペシャルウィーク
母父 Sunray Spirit
牡 1,800 万
伊藤大士
募集時レビュー D D E D
血統レベル A
母年齢 7
白老ファーム
誕生日 2月20日

可もなく不可もなくという感じに見えます。順調そうなのはいいですね。


30 メガクライトの12
父 シンボリクリスエス
母父 アグネスタキオン
メス 1,400 万
栗田徹
募集時レビュー C D D D
血統レベル B
母年齢 9
ノーザンファーム
誕生日 3月22日

まだこれからの馬だと思いますが、目立つところはないですね。血統的にもあまりプラス材料は見つからないです。


31 リビングデイライツの12
父 タニノギムレット
母父 フジキセキ
牡 1,600 万
菊沢隆徳
募集時レビュー C D E D
血統レベル B
母年齢 15
ノーザンファーム
誕生日 4月21日

順調そうですし、坂路の動きにも良さはあると思います。ただ、あと2回り大きくなってほしいというのが正直なところですね。


32 ライツェントの12
父 タニノギムレット
母父 スペシャルウィーク
メス 1,000 万
栗田博憲
募集時レビュー C C D E
血統レベル B
母年齢 5
ノーザンファーム
誕生日 2月7日

小さすぎますね。動き云々以前に難しさがあると思います。


33 ロゼットネビュラの12
父 メイショウサムソン
母父 ネオユニヴァース
牡 1,200 万
和田正一郎
募集時レビュー C D D C
血統レベル B
母年齢 6
ノーザンファーム
誕生日 3月24日

順調そうですが、目立つところはなさそうです。


34 フェルミオンの12
父 メイショウサムソン
母父 アグネスタキオン
牡 1,400 万
小島太
募集時レビュー D D D D
血統レベル A
母年齢 6
ノーザンファーム
誕生日 5月2日

残っている馬の中では坂路での走りは目立ちます。順調そうですし、あとひと回り大きくなってくれれば楽しみですし、5月生まれだからまだこれから成長しそうなところもいいですね。


35 ピノシェットの12
父 メイショウサムソン
母父 Storm Cat
メス 1,400 万
小西一男
募集時レビュー C D E D
血統レベル A
母年齢 17
ノーザンファーム
誕生日 4月5日

動きは悪くないですが、特別目立つところもないですね。


36 カスタリアの12
父 メイショウサムソン
母父 サンデーサイレンス
メス 1,000 万
金成貴史
募集時レビュー D C C C
厩舎ランク 15.0
血統レベル D
母年齢 9
ノーザンファーム
誕生日 4月26日

可もなく不可もなく順調ですが、特に何も感じないです。


41 イグジビットワンの12
父 Makfi
母父 Silver Hawk
メス 2,000 万
戸田博文
募集時レビュー D C D D
血統レベル B
母年齢 10
ノーザンファーム
誕生日 2月28日

順調そうです。動きも悪くないと思いますが、持ち込み馬ですし、あまり信用できないです。


51 オレンジピールの12
父 ハービンジャー
母父 サンデーサイレンス
メス 1,400 万
募集時レビュー B B C B
血統レベル B
母年齢 18
社台ファーム
誕生日 5月18日

面白い馬だと思ってるんですが、もうひと回りは大きくなってほしいですよね。もう少し待ちたいところです。


52 エンシェントヒルの12
父 ネオユニヴァース
母父 エンドスウィープ
牡 2,800 万
橋口弘次郎
募集時レビュー D D D D
血統レベル B
母年齢 11
ノーザンファーム
誕生日 3月4日

関西入厩のネオ産駒の牡馬で、データ的には面白いんですが、走るフォームが今一つに感じます。


53 ブルーラスターの12
父 ネオユニヴァース
母父 Nureyev
牡 1,600 万
角田晃一
募集時レビュー B C C C
血統レベル AA
母年齢 18
ノーザンファーム
誕生日 5月20日

馬体、走りともに見どころはあるのですが、如何せん小さいですね。5月後半の生まれですから劇的な変化があるかもしれないですが、今のところは強気になれないです。


58 アンプレヴーの12
父 ステイゴールド
母父 トワイニング
メス 1,600 万
吉村圭司
募集時レビュー D C C C
血統レベル A
母年齢 6
ノーザンファーム
誕生日 5月12日

まだ400kgにも達していないのはさすがに現時点では難しいでしょう。5月生まれなので、これから変わる場面があるとは思います。動きは悪くないので成長を見守りたいところではあります。


69 ササファイヤーの12
父 キンシャサノキセキ
母父 Saint Ballado
メス 1,600 万
大久保龍志
募集時レビュー E C B C
血統レベル A
母年齢 13
ノーザンファーム
誕生日 4月15日

新種牡馬だけに何とも言えないですが、この馬余ってたんだ、ってちょっと不思議な感じはしますね。馬格もあるし、馬体もまとまりがあって、動きも悪くないです。余ってる中では面白そうかなとも思います。


70 マンハッタンの12
父 ゴールドアリュール
母父 アフリート
メス 1,400 万
小崎憲
募集時レビュー D C C D
血統レベル B
母年齢 15
ノーザンファーム
誕生日 2月14日

ゴールドアリュールの牝馬ということでデータ的に厳しいですね。


75 スルーレートの12
父 スペシャルウィーク
母父 フレンチデピュティ
メス 1,600 万
募集時レビュー B C D C
厩舎ランク 0.0
血統レベル C
母年齢 10
ノーザンファーム
誕生日 1月28日

写真で見ると良さがあるんですが、走りのフォームがあまり良いとは思えないです。


76 オルティアの12
父 シンボリクリスエス
母父 SaintBallado
メス 1,200 万
中竹和也
募集時レビュー C C C B
血統レベル A
母年齢 12
追分ファーム
誕生日 3月25日

順調ですし、走りも悪くないです。高望みはできないでしょうが、堅実に走ってくれそうな気がします。


78 ファーレサルティの12
父 メイショウサムソン
母父 ダンスインザダーク
牡 1,200 万
千田輝彦
募集時レビュー B C C B
血統レベル C
母年齢 6
ノーザンファーム
誕生日 5月15日

右前の球節に不安が出ているとか。募集時の動画を見直すと確かに右前に多少の不安はある感じですね。素質はありそうな馬なので実に惜しいのですが、当面様子を見たほうが良さそうです。


80 ビオンドパンテーラの12
父 スニッツェル
母父 Seeking the Gold
メス 1,000 万
募集時レビュー A B C B
血統レベル C
母年齢 6
坂東牧場
誕生日 3月29日

動きはいいんですけど、全然大きくならないですねえ。ちょっと予想外でした。今のままだと厳しいですね。もう少し様子を見たいです。


81 セメイユドゥヴォンの12
父 スニッツェル
母父 Sadler's Wells
メス 1,000 万
吉田直弘
募集時レビュー D B C C
血統レベル C
母年齢 11
ノーザンファーム
誕生日 3月8日

走るフォーム、動きともにもう一つと感じます。


82 レストレスハートの12
父 チチカステナンゴ
母父 サンデーサイレンス
メス 1,000 万
浜田多実雄
募集時レビュー D B B B
血統レベル B
母年齢 9
白老ファーム
誕生日 3月9日

順調ですし、見どころのある馬だとは思います。ただ体が小さくて、緩い感じもあります。もう少し大きくなったら面白いと思うのですが。


83 ティフィンの12
父 チチカステナンゴ
母父 トワイニング
メス 1,000 万
庄野靖志
募集時レビュー D D C C
血統レベル B
母年齢 6
ノーザンファーム
誕生日 4月8日

動きも悪くはないですが、4月生まれだし、もう少し成長を見守りたいですね。


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February 07, 2014

ゴールドアリュールの実力2014(その2)

 今日も引き続き、ゴールドアリュール産駒のデータを見ていきます。


6.価格別

価格別牡馬
Gold_kakakubetsu_boba

 価格別とクラブ別は、ゴールドアリュール産駒については社台G生産馬以外のデータも含めた全馬で集計しました。ゴールドアリュール産駒の成績自体が、社台G以外の牧場の生産馬のほうがデータも良いですし、社台G生産馬だけに絞ってしまうと母集団の数が少なすぎるため、そうしました。
 牡馬を価格別に見てみても、とくに大きな偏りはないように思います。3,000万以上のところのデータが良いですが、そもそも3,000万以上の馬はほとんどいませんし、今後もほとんど出てこないと思われるので、このデータをどう考えるかは迷いますね。3,000万台でこのデータというのを鵜呑みにするならば、もしかすると、超良血馬につけたりしたら、あっと驚く大物も出るのかもしれないですね。
 傾向としては2,000万前後の馬が一番活躍しています。今回のデータに入っていない過去の馬を見てみると、エスポワールシチーやシルクフォーチュンは1,000万台ですし、オーロマイスター、タケミカヅチ、タイキパーシヴァルの1億円稼いでいる馬たちはいずれも2,000万の馬です。安い値段で場外ホームランの夢まで見れるというのは、この種牡馬ならではかもしれません。
 値段によってそんなに差がないというを考えると、基本的には、繁殖の能力よりも種牡馬自身の能力を伝えやすい種牡馬だということでしょう。ゴールドアリュールをつけたら基本はダート馬が産まれてくるという前提で考えて問題ないのではないかと思います。


価格別牝馬
Gold_kakakubetsu_hinba

 牝馬はどんな区分で見ても買う要素がないですね。価格別でも、基本的には高い馬を買っても値段分走る可能性は少ないと考えたほうがよいでしょう。


7.クラブ別

クラブ別牡馬
Gold_kurabubetsu_boba

 牡馬のクラブ別ですが、表中のクラブだと基本社台G生産馬となることもあり、母集団が少なくなってしまいます。そのため、あまり有用なデータとは言い難いです。目立つのはG1サラブレッドでしょうか。1頭しかいないのでデータとしての信頼性などはまったくないのですが、追分F生産馬主体(に今後加速するはず)のG1から、やはり同じ追分F出身の種牡馬であるゴールドアリュールの牡馬が募集され、きっちり結果を出しているというのは注目に値しますね。このクラブで狙うなら、ここでしょうね。
 キャロットもデータは良いです。クリソライトが引っ張り上げていますが、惜しくも引退したネクタルなんかもいました。サンデーRやセールにきらびやかな血統の馬が行くなら、キャロットとかにこういう渋めの種牡馬の産駒で良駒が来ても不思議ないかもしれないですね。


クラブ別牝馬
Gold_kurabubetsu_hinba

 牝馬のほうは同じ言葉の繰り返しですが、どのように区切ってもデータは良くないです。クラブ別でもそれは変わりません。


8.まとめ

 ゴールドアリュールは自身の遺伝力が強く、基本は硬い筋肉のパワータイプが産まれてくるのでしょう。そのためダート・短距離で活躍する傾向にあり、どんな血統の馬でも、最終的にはそのように収束していくのだと思います。種牡馬としての遺伝力が強いため、あまり血統的に優れていない繁殖につけても、種牡馬の力だけで活躍馬を出せるタイプなのでしょう。ステイゴールドなんかと似てるのかもしれませんね。

 ただ、産駒はほとんどがダート向きのパワータイプです。パワータイプと言っても、ダートを走らせると快速馬になることも多く、単純なパワータイプとは違うのかなとも思います。。その辺が自身は500kg以上あったのにもかかわらず、なぜか活躍馬は自身の体重よりも低い470~490台の馬が活躍しているという点と関係しているのかもしれません。

 まずは牡馬で平均よりもやや大きめくらいの馬格の馬を選ぶというのがポイントになりそうです。

 牝馬に関してですが、かなり厳しいと言わざるを得ないですね。種牡馬としての遺伝力が強いとすると、そのパワーが伝わるのはいいのですが、牝馬に出た場合には、そのパワーは減殺されざるを得ないでしょう。牝馬として備えるべき素軽さみたいな部分が伝わらず、結局は鈍足馬が多く出てしまうというのが現状かもしれません。理由はともあれ、ゴールドアリュール産駒の牝馬に関しては、買うべきポイントは見つけられないですね。

 あと、今後そんな馬が出てくるかどうかはわかりませんが、もしゴールドアリュール産駒の超良血牡馬が出てくるならば、ひょっとしてという可能性もあるのではないかなと思いますね。ゴールドアリュールでこの値段って、ありえないだろうという感じの馬ですね。ただもちろん、ダート向きだとは思いますが。

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February 06, 2014

ゴールドアリュールの実力2014(その1)

 今日は第4弾として、ゴールドアリュールを見てみましょう。


1.全馬
Gold_zentai

 総合で見ると回収率は平均以下で、その他のデータも可もなく不可もなくというところです。牡牝別で見るとすぐわかるのですが、平均を大きく下回っているのは牝馬のほうで、牡馬は実は回収率も打率も平均を大きく上回っていて、なかなか期待が持てます。長打はあまり多くなく、毎年大物が出るとは限りませんが、牡馬ではクラブ馬でもエスポワールシチーなど、場外ホームラン級の長打もある種牡馬です。ゴールドアリュール自身もダートが得意でしたが、産駒もほぼ間違いなくダート馬になります。もちろん例外的に芝馬にでることもありますが、ほとんどダートだと思って間違いないでしょう。
 一方の牝馬は、活躍馬はほとんどおらず、長打は芝馬しかいません。不思議な気もしますが、それが牝馬の成績が芳しくない原因の一つかもしれないですね。
 関東と関西ではそんなに目立った差はありませんが、やはりやや関西優勢ですね。


2.社台G
Gold_shadaig

 ゴールドアリュール産駒はサンデー系の種牡馬ですが、社台G生産馬が多いわけではありません。社台G生産馬で見た場合も、やはり牡馬が圧倒的に優勢であることにかわりないです。長打はないものの、関西牡馬が成績的には一番いいですね。


3.その他
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 ゴールドアリュールは、サンデー系種牡馬ですが、非常に珍しいことに社台G以外が生産したクラブ馬のほうが成績が良くなります。社台G生産馬以外に出資する場合には心強いデータです。社台G以外の生産馬であっても牡馬優勢は変わりません。牡馬が圧倒的です。


4.社台G牧場別
Gold_shadai_bokujoubetsu

 社台Gの牧場別で見た場合ですが、母集団が少ないのであまり傾向はつかめないです。自身が追分生産馬だけに、追分生産の牡馬の打率は5割と、かなり優秀ですね。ノーザンFはクリソライトがデータを引っ張っている感じです。
 牝馬はどこも似たりよったりで、積極的になれるデータはないです。


5.体重別

体重別牡馬
Gold_taijubetsu_boba

 牡馬を体重別に見てみると、非常に特徴的な傾向があります。出走時の平均馬体重が470kg~490kg台のところに、好成績の馬が集中しています。
 母集団の数自体が少ないので、偏りが出たのかなとも思いましたが、そうではなさそうです。過去の活躍馬を調べてみても、エスポワールシチー、スマートファルコン、オーロマイスター、タケミカヅチ、タイキパーシヴァル、クリソライトなど、いずれもこの枠内に入っています。今回のデータでは、470kg~490kg台の牡馬は、回収率150.1%、打率0.538、長打率0.077、三振率0.231、となり、かなり期待できる感じです。
 当然のことながらパワー型の馬が多いので、小さすぎるのはダメというのはわかりますが、あまり大きすぎるようなのも良くないみたいですね。基本的に牡馬は大きくてダメということはほとんどないのですが、ゴールドアリュール産駒に関しては大きすぎるとあまりプラスにはならないようです。


体重別牝馬
Gold_taijubetsu_hinba

 牝馬は活躍馬自体がほとんどいないというのもあり、馬体重云々はあまり関係ない感じですね。それ以前の問題という感じです。

 
 次回は引き続きゴールドアリュールの価格別、クラブ別データを見ます。そして、最後にまた、まとめとして考察していきたいと思います。


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February 05, 2014

2014年一口馬主と確定申告

 今年も確定申告の時期が近づいてきました。そこで今日は、昨年に書いた確定申告がらみの話を再掲しておきたいと思います。先日友人にも確定申告のことをきかれましたので、気になっている方も多いのかなと思います。内容については、昨年のままです。特に関連する改正もありませんでしたし、昨年かなり気合を入れて書きましたので、さすがに内容的にはこれ以上書くこともありません。

 別にこんな長ったらしい記事を読まなくても、よくわからなければ税務署にきけば教えてくれると思いますが、何事も理屈がわからないと納得できないという方もいらっしゃるでしょうし、自分が損をしてるんじゃないかと気になる方もおられるでしょう。そういう方の疑問の解消に役立てば何よりです。

 なお、あらかじめ申し上げておきますが、税金に関する事情は個人ごとに千差万別であり、すべてをフォローすることはできません。疑問等がある場合は、最寄りの税務署に相談していただきますようお願いいたします。


*****

Q1:所得税では「損益通算」により、損失の金額を利益と通算できるという規定があると聞きました。給与所得者の私でも、一口馬主で出た損失の金額を、給与所得から控除して税金の還付を受けることができますか?

A1:できません。
 まず、一口馬主の所得(利益)及び損失は所得税法上、「雑所得」に区分されます。損益通算というのは、「不動産所得、事業所得、山林所得又は譲渡所得の金額の計算上生じた損失の金額は、一定の順序・方法により、他の各種所得の金額と通算できる。」という規定です。この中に「雑所得」は入っていません。したがって、一口馬主の所得及び損失は、給与所得を含めた他のいずれの所得とも損益通算はできません。


Q2:一口馬主も匿名組合契約で金融商品ですし、上場株式も金融商品の仲間ですから、上場株式の利益又は損失と一口馬主の損失又は利益を通算することはできますか?

A2:できません。
 上場株式の所得は分離課税です。一方、一口馬主の所得は総合課税の雑所得です。その名の通り、株式の所得は他の所得と「分離」して課税する仕組みであるため、原則として他の総合課税の所得と通算することはありません。したがって、総合課税である一口馬主の所得及び損失とは通算できません。


Q3:確か以前はFX(くりっく365以外のもの)の所得及び損失は、一口馬主の損失及び所得と通算できましたよね?これは今年も大丈夫ですか?

A3:改正により平成24年から通算できなくなりました。
 確かに、平成23年分まではFXと一口馬主は通算できました。なぜなら、いずれも同じ「総合課税の雑所得」であったため、雑所得内での内部通算が可能だったからです。ところが、平成24年からは、FXのほうが、「分離課税の雑所得」の区分に引っ越してしまいました。一口馬主が総合所得、FXが分離所得と分かれてしまったため、平成24年分からは一口馬主とFXは通算できなくなりました。
 これは、決して納税者に不利な改正が行われたわけではありません。FXのほうは分離課税になったことにより、所得税の税率も今まで最高40%の税率だったのが、定率(15%)になりました。また、何より大きいのは、3年間の損失の繰越が認められるようになりました。以前はFXも一口馬主と同じ、一番不利な税制だったのが、今は大きくランクアップし、納税者有利な取り扱いとなっています。
 まあ、その代償として一口馬主とは通算できなくなってしまいましたが、これはやむを得ないですね。


Q4:じゃあ、何か一口馬主の所得及び損失と通算できるものって残っていないんですか?

A4:上で話した通り、一口馬主の所得及び損失は損益通算はできません。可能なのは同じ「総合課税の雑所得」に区分されるもの同士での内部通算だけです。総合課税の雑所得となるもので、一般人に関係ありそうなものと言ったら、あとは外貨預金の為替差損益くらいでしょうか。外貨預金の為替差損益と一口馬主の所得及び損失は、今までも、これからも、通算できます。


Q5:雑所得は損益通算できないっていうのは納得しましたが、所得税法には、「雑損失の繰越控除」という規定があると聞きました。ということは、雑所得の損失である一口馬主の損失も、来年以降に繰り越して、来年利益がでたら通算して税金の還付を受けられるんじゃないですか?

A5:まったく違います。一口馬主の損失は翌年以降に繰り越せません。
 確かに、所得税法には「雑損失の繰越控除」という規定があります。しかし、ここで言う「雑損失」は、「雑所得の損失」とは全然違うものです。
 所得税法上の雑損失というのは、震災などの災害等により、住宅・家財などの生活に通常必要な資産について生じた損失の金額のことです。こういう天変地異のような災害によって損失を被った人から税金を取るのは忍びないので、その損失を控除し、また控除しきれない場合は翌年以降3年間繰り越して、税金を軽減又は免除してあげるというのが「雑損失の繰越控除」というものです。
 一口馬主の損失は、私たちが、単なる趣味、要するに無駄遣いで生じた損失ですので、「雑損失」とは似ても似つかない種類の損失です。「雑所得の損失」には、繰越控除の規定など一切ありませんので、損失を翌年に繰り越すことはできません。損失の金額が余ったとしても、その損失の金額は今年で打ち切りということです。


Q6:会社から給料をもらっている給与所得者(他の所得は一口馬主だけ)ですが、結局のところ自分が確定申告しなければいけないのかどうなのかがはっきりしません。一番怖いのは、確定申告する必要もないのに確定申告をして、余計に税金を払うことにならないのかということです。余計なことをして損をしたくありません。

A6:必要もないのに確定申告をして余計に税金を払うという事態は発生しません
 どういうことかというと、所得税法120条の確定申告(確定所得申告)は義務であり、選択制ではないということです。要するに、税金を払わないといけない人は、必ず確定申告をして税金を払うように法律で定められているということです。
 逆に、給与所得者で、所得税を源泉徴収されており、かつ、何らの還付も生じない人は、確定申告したくてもできません。こういう人は、法律上、「確定申告の義務がない人」になります。この場合、「義務がない=申告できない」ということを意味しており、私は税務署が好きだからとか、自分の勉強のためにとかで税務署に行って確定申告させてくれと言っても受け付けてもらえません。そういう変な人が税務署に押し寄せたら、税務署の事務が混乱して行列がさらに長くなってしまうため、そういう意味のないことはできないようになっています。
 クラブからの案内に書いてある、「給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計が20万円超の方」というのは、申告して得になろうが損になろうが、法律上必ず申告をしなければいけない人のことです。この人が確定申告をしないと、確定申告義務違反です。要するに法律違反になります。
 比較のために言うと、給与所得者(源泉徴収されており、医療費控除その他の申告による所得控除がないことが前提)で、一口馬主の雑所得が△10万円、かつ、その雑所得について1円も源泉徴収されていない人は、確定申告する必要はない(したくてもできない)人です。この場合は、仮に申告しても1円も戻ってこないし、1円も支払うこともないので、当然といえば当然ということになります。


Q7:余計なことをして税金が増えるということはなく、法律違反になりたくなければ、義務がある場合は必ず確定申告しなければならないということはわかりました。しかし、上記の説明を読んでも、自分が確定申告義務があるのかないのか今一つはっきりしません。というより、余計混乱してしまいました。何かパターン別の事例とかありませんか?

A7:以下に考えうる限りのパターンを示します。

※特に断りがない限り、給与所得者で年末調整を受けており、かつ、医療費控除等の申告による所得控除がない人が前提です。
※その年において支払いを受けるべき給与の額が2,000万円以下の方が前提です。年収2000万円超の方は必ず確定申告しなければなりません。
※一口馬主の所得とは、クラブから来た計算書の、(収入金額-必要経費)、のことです。クラブの書類上はマイナスの金額でもゼロと表示されている場合がありますが、他の一口馬主クラブの所得と内部通算するときは、ゼロではなく、マイナスの金額を使います。


①給与所得者で、一口馬主の雑所得の合計が20万円以下の方

(例1)
給与所得 500万円
一口馬主クラブAの所得 30万円
一口馬主クラブBの所得 △50万円
源泉徴収税額 6万円

 この場合、クラブAとクラブBの雑所得を通算(内部通算)すると、△20万円となり、「給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計が20万円超の方」には該当しないこととなりますので、確定申告義務はありません。
 しかし、この方の場合、雑所得がマイナス(△20万円)で、かつ、源泉徴収税額がありますので、所得税法122条(還付を受けるための申告)の規定により、確定申告することができます。
 確定申告義務がない人が全員確定申告できないことになってしまうと、こういう、損しているのに税金だけ取られたままの人を救うことができなくなってしまいます。そのため、確定申告義務がなくても確定申告できるという規定が別途設けられているわけです。この122条は、あくまで、「できる」規定で、義務ではありませんので、源泉徴収税額が1,000円に満たないなど、時間の無駄だと思われる場合は、そのまま確定申告しないでおいても何ら問題はありません。税務署側は、得するだけで、損はないですから、来ないでくれればむしろありがたいという感じです。源泉徴収税額というのは、あくまでその年分の支払うべき税額の前払い分です。この場合、前払い分が多すぎただけなので、「返して欲しければ税務署まで来い、面倒なら来なくてもいいよ。」ということです。


(例2)
給与所得 500万円
一口馬主クラブAの所得 △10万円
源泉徴収税額 1万円

 この方も上記の例1と同じで、雑所得がマイナス(△10万円)で、かつ、源泉徴収税額がありますので、法122条の確定申告(還付を受けるための申告)により、源泉徴収税額が還付されます。
 源泉徴収税額というのは、もうかった利益に対する税金の前払いだから、何で損してるのに源泉されてるんだ?と不思議に思うかもしれません。これは、Aクラブ内の、X馬が結構活躍して、出資返戻金以上の配当があったためそのX馬の配当について所得税が源泉徴収されたものの、X馬以外の馬が軒並み活躍できず大損失だったため、Aクラブでの所得としては、合計したら△10万円になったというケースです。
 オレは今年は大損だから確定申告しなくていいんだ、と間違った理解をしてしまうと1万円損することになりますので注意してください。なお、法122条の申告ですから、上記と同じ「できる」規定で、義務ではありません。1万円ごときで税務署など行ってられるか!という太っ腹な方は、もちろん何もしなくても大丈夫です。


(例3)
給与所得 500万円
一口馬主クラブAの所得 △10万円
一口馬主クラブBの所得 △20万円
源泉徴収税額 ゼロ

 この方は例2の方と何が違うかと言うと、源泉徴収税額がありません。つまり、残念ながら、いずれのクラブのいずれの出資馬も出資返戻金を超えるような配当を得られなかったという、大変残念な成績だった方ということになります。この場合も、もちろん確定申告義務はありません。また源泉所得税額がゼロですので、法122条の確定申告(還付を受けるための申告)により、還付を受けることもありません。したがって、このパターンの場合は、「何もしない」というのが正解となります。例2の場合と例3の場合を混同してしまうと、例2に該当した場合に損をすることにもなりかねませんので、心配な方は、もう一度よくクラブからの資料を見直してみてください。


②給与所得者で、一口馬主の雑所得の合計が20万円超の方

※この場合の確定申告は、法120条の確定申告(確定所得申告)となりますので、「できる」規定ではなく、「しなけれればならない」という規定です。したがって、万が一、源泉徴収税額が「還付」となる場合であっても、必ず確定申告をする必要があります。ちょっと変な感じはしますが、「還付」だから何もしなくてもいいというわけではないのでご注意ください。


(例4)
給与所得 500万円
一口馬主クラブAの所得 30万円
源泉徴収税額 6万円

 一番わかりやすい、「確定申告しなければいけない人」の代表的なパターンです。「給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計が20万円超の方」に当たりますから当然ですね。この方の場合、追納(追加で税金を支払う)となるか還付となるかは細かい計算をしなければわかりませんが、仮に追納になるとしても数千円でしょう。そんなにビクビクすることはありません。いずれにしろ、「確定申告しなければいけない」、要するに確定申告義務があることだけは確かですので、2/16から3/15までの間に最寄りの税務署で確定申告を行ってください。


(例5)
給与所得 200万円
一口馬主クラブAの所得 30万円
源泉徴収税額 6万円

 この方も、当然、「確定申告しなければいけない人」です。理由は上記例4と同じです。ただし、この方の場合は、おそらく還付になると思われます。この方の場合、本年分の給与所得が200万円と、一口馬主のようなお金のかかる趣味をやられている方の中ではかなり低いほうだと思います。ご病気等で休職されていた方とかの場合に、こういうパターンがありえると思います。
 雑所得がある(プラス)のになぜ還付になるかについてですが、それは税率のマジックがあるからです。昨年に書いた、「一口馬主と税金に関するよくある事例」の記事でも詳しく書きましたが、源泉徴収の税率よりも、実際の税率が低くなるという逆転現象が起きるためです。
 一口馬主は、「匿名組合契約」であり、匿名組合契約の場合の源泉徴収の税率は20%と決まっています。だから、所得の30万円に対して20%の6万円が源泉徴収されているわけです(注:実際にはクラブから支払われる際に色々と細かい内容があるので、ピッタリ2割が源泉されているわけではない)。
 しかしながら、この例の方の場合は、給与所得が200万円で、雑所得の30万円を加えても230万円です。これらの所得を合計しても330万円以下であり、所得税の税率は10%となります。このため、30万円に対して6万円は取られ過ぎであり、30万円の10%の3万円が適正な税額ということになります。
※話の都合上、基礎控除を含めた所得控除は無視しています。
 源泉徴収税額というのは、あくまで本来払うべき税額の前払い分だと言いました。この方の場合、本年は国が予想していたほど本業で稼がなかったため、その前払い分6万円のうち、3万円が戻ってくるということになります。
 還付になるけれども、忙しいし、面倒だから確定申告しなくてもいいやと思うかもしれませんが、このパターンの場合は、確定申告は義務です。給与所得があり、かつ、「給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計が20万円超の方」に当たりますので、法120条による確定申告(確定所得申告)を行う義務がありますので、必ず確定申告を行ってください。申告しないほうが税務署が得するんだからいいじゃないかと思うかもしれませんが、法律上は申告しなければいけないということになります。まあ実際は、還付ですから放っておいても何も起きないと思いますが。。


(例6)
給与所得 1,900万円
一口馬主クラブAの所得 30万円
源泉徴収税額 6万円

 この方はもちろん確定申告義務があります。理由は上記と同じです。しかも、この方の場合は給与所得が1,800万円を超えていますので、税率が最高税率の40%となり、ほぼ確実に追納となるでしょう。大雑把な計算で、さらに6万円程度の追納になるでしょう。まあ、本業でたくさんの利益が出ている以上、税率が高くなるのは仕方ないですね。


Q8:よく、一口馬主でもうけ過ぎて税率が上がってしまい、損をするというようなことを聞きますが、せっかくもうかったのにもかかわらず、税金で損をするなんて、おかしくないですか?

A8:いや、これは、損したように感じるだけで、実際には損はしてません。超過累進税率の計算を誤って理解している人が結構多いです。この間、何かのテレビでクイズにもなっていましたが、所得が一定額を超えたからといって、その所得全体の税率が上がるわけではありません。具体的に見てみましょう。

Aさん
給与所得 300万円
一口馬主クラブAの所得 40万円
合計340万円

Bさん
給与所得 330万円

 先ほど説明したとおり、所得が195万円超330万円以下の人は税率10%、330万円超695万円以下の人は税率20%と計算してしまうと、

Aさん:340万円×20%=68万円
Bさん:330万円×10%=33万円

と、所得が10万円しか違わないのに、税金は25万も違うというとんでもない逆転現象が起きてしまいます。
 実際はこんな理不尽なことは発生しません。

 なぜなら、0円~195万円までの部分は5%、195万円超330万円以下の部分は10%、330万円超695万円以下の部分は20%と、段階的に計算されるからです。
 この計算方式に従って、Aさん、Bさんの計算を行うと次の通りになります。

Aさん:195万円×5%+(330万円-195万円)×10%+(340万円-330万円)×20%=252,500円
Bさん:195万円×5%+(330万円-195万円)×10%=232,500円

 これなら納得です。Bさんのほうが10万円所得が多いので、その10万円についてのみ、20%である2万円を余計に納税しなければならないのは当然のことですよね。

 で、何で損した気分になる人がいるのかというと、さっきの(例6)のようなパターンで、追納になる場合があるからなんですよね。一口馬主で儲かったと思ったのに、3月になったら、税金を追加で納めろって話になった。損した。と、まあこういうわけです。一口馬主でも源泉徴収でもう税金払っているのに、もちろん給与からも源泉徴収税額が天引きされているのに、また税金払うのか!と腹が立つやら損した気分になるやら。でもこれは仕方のないことです。もうけが出たら、税金も発生するのは当たり前のことですから。気を付けておきたいのは、一口馬主でもうかったからといって、お金を全部使ってしまわないことでしょうか。大きく儲かっている場合は、万が一の追納に備えておく必要がありそうです。
 いろいろ考えると、実は一番損した気分にならないのは、一口馬主の損益がぴったりプラマイゼロになる人なのかもしれませんね。

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February 04, 2014

2012年産シンボリクリスエス産駒の注目馬

 今日は、シンボリクリスエスの2012年産駒の注目クラブ馬を「種牡馬の実力」のデータをもとに探してみましょう。


<社台RH>
26 ウイングレットの12
父 シンボリクリスエス
母父 タイキシャトル
牡 2600万円
東 宗像義忠
募集時評価 A B C C
血統レベル B
母年齢 11
社台F
誕生日3月11日

 やはりデータから浮き上がってくるのはこの馬でしょう。社台F生産の牡馬で関東馬。馬体重も現在466kgで、これからさらに成長してい行けば、レースに出るころには丁度良いくらいの馬体になりそうです。データ的にはほぼハズレなしの枠組みに入ってきますし、所属厩舎もクラブ馬で成績を出せているところです。
 さらに本馬の全姉は、牝馬でも5,000万円以上稼いでおり、この繁殖のシンボリクリスエスとの相性の良さが見て取れます。もう一頭全姉がいるのですが、もう一頭のほうは残念ながら中央では未勝利でした。この2頭で何が違ったのかと言えば、馬体重です。調べていただければわかりますが、稼いでいる方は馬格があり、成績が振るわなかった方は小さな馬でした。理由はハッキリしているので、それなりの馬格になりそうなこの馬は期待できるでしょう。OCDで手術したようですが、OCDは競走能力に何らの影響もありませんので、心配する必要は全然ありません。気が早いですが、POGでもマークしておきたい一頭かもしれませんね。


 残口アリの馬からは、あえて選ぶならこの馬でしょうか。

<社台RH>
27 ニフティハートの12
父 シンボリクリスエス
母父 サンデーサイレンス
メス 2000万円
東 田島俊明
募集時評価 D D C E
血統レベル B
母年齢 15
社台F
誕生日4月21日

 社台F産の牝馬というカテゴリに合致するだけですが、母系も筋の通った血統ではあります。馬体重は440kgほどですが、4月生まれですし、まだ大きくなるでしょう。母高齢だったり、募集時の動き自体はあまり良いとは思えない感じでもあったので、データ面以外にはあまり強調材料がないのですが、募集金額くらい回収できる可能性は高そうです。


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February 03, 2014

シンボリクリスエスの実力2014(その2)

 今日も引き続き、種牡馬シンボリクリスエスのデータを見ていきます。


6.価格別

社台G生産価格別牡馬
Kriss_kakakubetsu_boba

 牡馬を価格別で見てみると、6,000万以上の高額帯の回収率が一番高いですが、これはエピファネイアが引っ張り上げているせいですね。4頭いて、他の3頭は募集価額まで達していないので高いほうが良いというわけでもないでしょう。どちらかというと、2,000万台の中価格帯のほうがお得感がありますね。シーザリオのような特別な良血牝馬につければ母系の力で超一流馬が産まれる可能性もゼロではないですが、基本的には良血につけても期待通りの結果が得られるタイプではなさそうですね。


社台G生産価格別牝馬
Kriss_kakakubetsu_hinba

 牝馬のほうは、高めの馬のほうが結果が出ている感じですね。ただし、そうは言っても長打があるわけではなく、堅実な馬が多いという印象です。牝馬のほうが母系の能力が素直に出ている感じではありますが、高い馬に出資しても突き抜ける魅力がない分、難しいですね。


7.クラブ別

社台G生産馬クラブ別牡馬
Kriss_kurabubetsu_boba

 クラブ別の牡馬では、まずは社台RHですね。回収率、打率、長打率どれも文句なしでしょう。今回のデータには含まれていませんが、サンカルロなんかもそうですし、シンボリクリスエスの牡馬とは非常に相性の良いクラブです。
 それから、キャロットも良いですね。サンデーRを凌駕していますし、シンボリクリスエスと相性が良いというか、なぜかいい馬が来ている感じですね。まあ偶然もあるのでしょうが、縁もあるでしょうし、無視しないほうが良いかもしれません。


社台G生産馬クラブ別牝馬
Kriss_kurabubetsu_hinba

 クラブ別の牝馬では、目立つのがグリーンですね。回収率も良いですが、打率は0.750というのが凄いです。そんなに稼いでいる馬はいないものの、堅実に走ってくれています。
 あとは、社台RHとサンデーRも回収率は100%を超えていて、良いですね。サンデーRは牡馬はあまりデータが良くなかったですが、牝馬は打率が素晴らしいです。まあ、特別な理由はないと思いますが、結果としてそうなったということでしょう。
 逆に、キャロットは牝馬のほうの成績は悪いです。サンデーRとキャロットが、牡馬と牝馬で成績が入れ替わっているような感じになっています。


8.まとめ

 シンボリクリスエス産駒は、高額馬が今一つ走らなかったこともあり、種牡馬としての能力が低いというイメージが定着していました。しかしながら、昨年はついに産駒のエピファネイアがクラシックを制覇し、その悪いイメージを払拭した感もあります。

 実際、元々牡馬に関してはクラブ馬の成績は悪くなく、特にクラブ馬の関東馬に関しては、ほとんど関東の救世主ともいうべき活躍を見せてくれていました。ただし、やはりクラシックに乗ってくる馬自体が少ないため、芝路線でクラシックを目指したい人にとっては、一番手で挙がってくる種牡馬ではないというのも確かです。

 クラシックホースが出たとは言っても、エピファネイアは母系が特別な血統馬ですので、その1頭をもってシンボリクリスエスに秘められた能力があると思うのはちょっと危険な気はします。基本的には、今後もクラシック以外の場面、主にダート又は短距離において、間隙を突くように高額賞金を稼ぎだす馬を出してきそうな気がします。

 そう思う背景は、やはり高額馬で必ずしも結果を出せていないというところです。どちらかというと中価格帯で、超良血と言うよりは、そこそこの血統背景を持つ馬で結果が出ている感じです。
 もちろん、今後超良血の高額馬で結果が出る可能性もあると思いますが、例えばネオユニヴァース産駒の牡馬の様に、母系の血統レベルに素直な感じで結果が出てくるかというと、ちょっと疑問だということです。

 牡馬の場合は、あまり奇をてらわずに、データに忠実に考えたほうが良さそうです。
 まず、一番大事なのは馬格でしょうね。小さい馬はほとんど良いとこなしですから、470kg台以上で競馬に出てこれるくらいの馬を選びたいところです。

 あとは、単純な話ですが、母父がサンデー系の馬を選んだほうが良いでしょう。シンボリクリスエス産駒が活躍するためには、サンデー系の力を借りるのが近道というか安全策である気がします。母父サンデー系の牡馬で470kg台の牡馬では、回収率177%、打率0.500、長打率0.182、三振率0.136、となり、非常に安定感があります。母父サンデー系以外でも活躍馬も出ているのですが、確実性を取るのであれば、母父サンデーを選んだほうがハズレは少なくなるでしょう。

 もっと積極的に狙っていくならば、社台F及び白老F生産の牡馬で470kg台以上の関東牡馬が面白いですね。5頭いて、回収率239.1%、打率0.800、長打率0.400、三振率0.000、となり、ほぼハズレなしという大変心強いデータになります。アリゼオやサイレントメロディなどが含まれますし、今回のデータには含まれていないですがサンカルロもここに含まれます。

 一方、牝馬ですが、牝馬は長打がほとんどないのが残念ですね。牝馬はデータで見るならば、社台F産で馬体重が450kg台以上の馬が良さそうです。回収率167.2%、打率0.700、長打率0.000、三振率0.000、となります。長打がないのは残念ですが、堅実なことこの上ないですね。地方出戻りも含めるならば、勝ち上がり率は100%となっているのもうれしいです。

 シンボリクリスエス産駒は、第一希望や最優先で狙うことは少ないかもしれませんが、第二希望以下や押さえとしては、十分狙う価値のある馬が多くいそうです。クラブ馬を選ぶ際の作戦によっても変わると思いますが、今後も色々と楽しませてくれそうな種牡馬だと思います。


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February 02, 2014

シンボリクリスエスの実力2014(その1)

 種牡馬の実力の第3弾となります。今日はシンボリクリスエスについて見てみましょう。ついに昨年念願のクラシックホースを輩出することもできましたし、注目度は再度上がってくるかもしれないですね。


1.全馬
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 全馬で見た場合は、至極平均的という感じです。可もなく不可もなくで、回収率もそこそこですし、長打も平均以上で悪くないですね。
 牡馬と牝馬では、やはり牡馬のほうが良いです。印象通りというところでしょうか。しかし、牝馬全体のデータと比較すれば、シンボリクリスエスの牝馬は平均を超えていますし、決して悪くはないです。
 それから、シンボリクリスエス産駒の不思議な特徴は、なぜか関東馬のほうがクラブ馬の成績が良いです。関東の水が合うのか、何なのか、よくわかりません。普通はどういうデータを取っても、ほぼ関西馬のほうが高くなるのですが、シンボリクリスエスの場合は明確に関東のほうが高く出ます。非常に不思議です。


2.社台G
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 社台G生産馬で見た場合は、やはり牡馬のほうが良いデータが出ます。特に関東の牡馬の長打率は素晴らしいですね。まさに関東の救世主といった感じです。

 牝馬は回収率もさることながら、やはり長打率が低くなってしまいます。もちろん、牝馬のほうが価格が安い分長打も出にくいわけですが、牡馬に比べると目立ちませんね。それでも、関東の牝馬は長打はないもののデータ的には頑張っている感じです。長打を狙わないのであれば、関東牝馬もアリかもしれません。


3.その他
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 社台G以外のその他の牧場の産駒でも、やはり関東牝馬がデータ的に目立ちますね。長打も出ていますし。関東牝馬以外はデータ的には買い材料はなさそうです。


4.社台G牧場別
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 社台G内部の牧場別では、かなりハッキリした傾向があって、社台Fと白老Fが抜けていますね。それも牡馬の方です。社台Fと白老Fの牡馬の長打率は素晴らしいです。もちろん、長打率だけでなく、回収率、打率も良いので、この区分は非常に狙い目ですね。ノーザンFの牡馬からは、もちろんエピファネイアが出ているわけですが、それにもかかわらず、平均データとするとノーザンF産馬は活躍できていない感じです。

 牝馬のほうは、社台F産の牝馬のほうが素晴らしいですね。打率が5割を超えているのは素晴らしい限りです。長打はないのですが、堅実に頑張ってくれる馬が多いです。


5.体重別

体重別牡馬
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 体重別では、シンボリクリスエス産駒の牡馬は、かなり明確な傾向が出ます。小さい馬はかなり厳しいです。小さい産駒自体がほとんどいない種牡馬ではあるのですが、460kg台以下の牡馬だと、回収率27.8%、打率0.000、長打率0.000、三振率0.250、となり、かなり厳しくなります。最低でも470kg台くらいある、ある程度馬格がある馬を選ぶのがコツになりそうです。


体重別牝馬
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 牝馬も小さい馬は厳しいですね。牝馬は、牝馬全体で考えれば430kg台で競馬に出てこれれば全然問題ないのですが、シンボリクリスエス産駒の場合は450kg台はないと厳しい感じです。440kg台以下で集計すると、回収率12.4%、打率 0.000、長打率0.000、三振率0.643、となってしまいます。3分の2が出走しても賞金ほぼゼロなのですから、このデータには逆らわないほうが良さそうです。シンボリクリスエス産駒の牝馬に限っては、小さくても問題ないという考えは捨てたほうが良さそうです。


 次回は引き続きシンボリクリスエスの価格別、クラブ別データを見て、最後にまとめの考察をしていきたいと思います。


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February 01, 2014

2014/2/1(土)結果

 今日は東京競馬場で4Rから見に行ってきました。馬券は7Rでもうかった分をすべて10Rで吐き出して終了という、よくある風景となりました(笑)。


【東京4R芝2400m未勝利】

サヴァティアーノ (スペシャルウィーク) 牡2,500万 1着
募集時評価 C-B-C-C

140201sava

パドックでは以前より良く見えていました。かなり身が入ってきたように感じました。今日は終始積極的な競馬で逃げ切り勝ち。鞍上との呼吸も合っていましたし、今日は完勝でした。ただ、開幕週でもあり、展開が向いた面もあったでしょうから、クラスが上がって即通用するかはちょっとわかりませんね。長い距離は合っていそうですのでこれからも楽しみです。関係者の皆様優勝おめでとうございます。


ディスキーダンス (ステイゴールド) 牡3,000万 4着
募集時評価 C-B-C-C

140201disky

パドックでは、まだ少し腰に甘さがあるように感じました。ただレースでは最後はいい脚を使っていますし、このクラスはいずれは勝ち上がるでしょう。ただし、すぐ次でチャンスが来るかどうかはメンバー次第かなとも思いました。


【東京5R芝1800m新馬】

レッドシェリール (ゼンノロブロイ) メス2,000万 2着
募集時評価 D-D-C-B

140201redsheril

まとまっていて品のある馬でした。しっかり仕上がっている印象でした。レースでは上手く前の方につけられましたし、頭も良さそうです。今日は惜しい競馬でしたが、すぐにチャンスが来そうです。


レッドメテオ (ステイゴールド) 牡2,200万 9着
募集時評価 C-B-B-B

140201redmeteo

レースではしっかり仕上がっているようには見えましたが、結果は案外でした。除外が続いた影響もあったのかもしれませんね。


★クールドゥブルス (マンハッタンカフェ) メス2,000万 14着
募集時評価 C-B-B-A

140201kurud

仕上がっているようには見えましたが、あまり覇気が感じられず、パドックでもただついて回っているだけというような印象でした。レースでも今一つやる気が見えず、加速しようとするとフットワークがついて行かない感じでした。少し時間がかかりそうですね。


【東京7Rダ1600m3歳500万下】

★レッドアルヴィス (ゴールドアリュール) 牡5,800万 1着
募集時評価 S-B-B-A

140201redalvis

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140201redalvis3

バランスの良い馬体で、トモの張りなんかはオープン級だと思えました。ただ、まだ少し腰に甘さがあるんでしょうか、もっと良くなりそうな気はしますね。レースでは外を回って余裕の手ごたえ。最後も大きく突き放すことはなかったですが、セーフティリードを保って完勝でした。このメンバーでは力が違った印象です。次走はヒヤシンスSでしょうが、今日のレース振りならばいいレースができそうです。鞍上との息も合っていましたね。関係者の皆様優勝おめでとうございます。


スペシャルギフト (スペシャルウィーク) 牡 2500万 6着
募集時評価 C-D-D-D

140201special

パドックではちょっとイライラしている感じで落ち着きがなかったです。その辺がレースでも最後伸びきれなかった理由でしょう。デキ自体は悪くなかったですし、今後もこのクラスで上位争いできると思います。


ジャッカスバーク (シンボリクリスエス) 牡1,800万 9着
募集時評価 D-E-C-E

140201jackus

人気でしたが、パドックでは馬体の割に迫力がなかったですね。デキも今回は万全とはいかなかったのかもしれません。レースでは内枠から先手を取ったものの、粘り切れず直線で沈んでしまいました。流れ的に東京のマイルよりも、もう少し距離のあるコースのほうが良いのかもしれません。


【東京10R芝1400mクロッカスS】

アスコルティ (Danehill Dancer) メス4,000万 8着
募集時評価 B-C-B-A

140201ascolty

パドックでは、新馬のときのような張りや艶が感じられませんでした。調教では好時計を出せていたのですが、ちょっとわからないですね。それでも十分勝てるとも思ったのですが、レースでは余裕の手応えかと思いきや、追いだしても伸びずあっさりと捕まって8着。素質はこんなものではないと思うので、もう一回見直したいですね。

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