シルク天栄ツアー2014 その2
今日は先日の天栄ツアーで当初予定されていた10頭の中の、5頭、6番、13番、15番、16番、45番についての感想です。残りの5頭は次回ということで。
なお、下記のコメントは個人的な感想に過ぎません。知らんオッサンの独り言だと思ってください。すでに各馬に出資されている方もいらっしゃると思いますが、受け入れがたい感想もあるかと思います。以下読み進める場合はその点をご理解の上お読みください。ご理解いただけない場合は以下読み進めないようお願いいたします。
※体重等は左から、体重、体高、胸囲、管囲です。
6 キッスパシオン12
父 ゼンノロブロイ
母父 (ジェイドロバリー)
牡 3,500 万
久保田貴士
血統レベル B
母年齢 19
ノーザンファーム
誕生日 2月13日
ツアー時体重等 507 167 188 21.0
今回の10頭の中では目立っていた1頭でしょう。馬体重も丁度いい感じですし、見映えがしました。調教タイムも2ハロンを12-12くらいで動いていましたし、早い時期から頑張ってくれそうです。ただ、周回展示の動き自体は、特に良いという印象はなかったです。同じゼンノロブロイ産駒の牡馬に出資するならば、すでに満口になってしまっていますが35番のほうが良いかなとも思います。一口を新たに始められる方や、新規入会の予定の方で、なるべく早くデビューできる馬を探しているというのであれば、検討の余地はあるでしょう。
13 ナイキフェイバー12
父 ステイゴールド
母父 (Favorite Trick)
メス 1,800 万
宗像義忠
血統レベル D
母年齢 12
白老ファーム
誕生日 5月11日
体重等 422 153 176 19.0
ステイゴールドの牝馬ですが、やっぱり小さいですね。調教タイムは2ハロンを14-13くらいで走っていて、早めにはデビューできるでしょう。ただ、この馬がパドックに出てきたときのことを想像すると、馬券的にはどうかなと思います。これからさらなる成長があることが望まれます。所属厩舎は一口で成績を出せているところですから、そこに期待する手はあるでしょう。ただ鞍上が田中勝騎手になるのは避けられないので、それが嫌でなければというところですね。
15 トゥルーゴールド12
父 スニッツェル
母父 (フレンチデピュティ)
メス 1,000 万
和田正一郎
血統レベル D
母年齢 5
ノーザンファーム
誕生日 3月1日
体重等 418 153 178 19.5
この馬は全然大きくならないですね。馬体重が示す通り、やはり小さいです。調教タイムは2ハロン12-12くらいで走っており、非常に軽快でした。ただやはり、この大きさで、パドックに出てきたときを想像すると、馬券は買いたくないなと思ってしまいます。どこかのポイントで著しく成長することを期待したいですね。
16 ルビア12
父 キンシャサノキセキ
母父 (Rubiano)
メス 1,200 万
栗田徹
血統レベル D
母年齢 17
坂東牧場
誕生日 5月16日
体重等 421 159 178 19.5
小さくて可愛らしい馬です。調教タイムはラスト13秒を出していました。周回の様子を見ると、まだ緩いところもありますし、非常に子供っぽい馬です。5月生まれですからまだ成長すると思いますが、現時点では子供っぽすぎて、競走馬という感じがしませんでした。周回展示が終わった後には、厩舎から顔を出している馬たちと触れ合うことができたのですが、この馬は本当に人懐っこくてかわいい馬でした。かわいさでは抜群ですが、それと競走とは別ですから、早期デビューしてすぐに通用するのかとなると何とも言えないです。
45 サンスプリング12
父 スニッツェル
母父 (サザンヘイロー)
メス 1,000 万
藤岡健一
血統レベル AAA
母年齢 16
ノーザンファーム
誕生日 3月23日
体重等 442 156 182 19.5
調教タイムはラスト13秒でした。軽快な走りで動きは目立ちました。ただ、やはりこの馬も小さく見えます。あと、少し腰が甘い感じがするので、坂のあるコースなどでは終いが甘くなるかもしれないと思いました。夏デビューで平たんコースを使うならば問題ないでしょう。関西入厩で馬体も小さいとはいえ、牝馬としては許容範囲ですし、何と言っても血統的には母系に活躍馬が並んでいるのが魅力です。短めの距離で一つは計算できるのではないかと思えました。
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