シルク天栄ツアー2014 その3
今日は天栄ツアーで見た残りの馬についてです。
なお、下記のコメントは個人的な感想に過ぎません。知らんオッサンの独り言だと思ってください。すでに各馬に出資されている方もいらっしゃると思いますが、受け入れがたい感想もあるかと思います。以下読み進める場合はその点をご理解の上お読みください。ご理解いただけない場合は以下読み進めないようお願いいたします。
※体重等は左から、体重、体高、胸囲、管囲です。
18 エンゼルカロ12
父 スペシャルウィーク
母父 (スターオブコジーン)
メス 1,200 万
高橋祥泰
血統レベル B
母年齢 15
ノーザンファーム
誕生日 5月14日
体重等 422 158 178 19.0
ひそかに期待していたんですが、実際見るとやはり小さいですね。5月生まれですし、どこかで一気に成長する可能性はまだ残されているとは思いますが、色々なデータを勘案すると結局のところリスクのほうが大きいかなと思います。馬体に悪いところがあるわけでもなく、調教タイムも2ハロンを13-12くらいで余裕をもって駆け抜けていましたから、魅力もあるのですが。。
24 サマーハ12
父 Dubawi
母父 (Singspiel)
メス 2,000 万
木村哲也
血統レベル B
母年齢 6
ノーザンファーム
誕生日 3月31日
体重等 449 146.5 179.5 19.6
トモの筋肉がとにかく目立ちます。筋肉質で目立つのですが、一方で体高が低く、非常にアンバランスに感じます。ただ、それでもこのトモは魅力には違いありません。過去の経験上、こういうタイプの牝馬は、1つは勝てると思うのですが、そこから先はどうでしょうか。ただ、血統的にはそこそこ近親に活躍馬もいますし、その辺に期待したいですね。預託予定の調教師の先生もいらして、色々マイクで説明していましたが、全然聞いていませんでしたので、何を言っていたのかは覚えておりません。
30 ファストフレンド12
父 ネオユニヴァース
母父 (アイネスフウジン)
牡 2,800 万
高野友和
血統レベル B
母年齢 18
ノーザンファーム
誕生日 4月11日
体重等 526 164 191 21.0
10頭の中では、この馬が抜けていたと思います。緩さもなく、いい馬だと思います。早めに使い出せるのであれば、勝利は近いかもしれません。調教では15秒程度の時計でしか走りませんでしたが、それでも雰囲気を含めてこの馬が一番よく見えました。元々、この天栄ツアーの目玉と考えていたそうですが、残念ながらすでに満口。問題は、兄姉がフォーティファイド以降は鳴かず飛ばずだったところでしょうが、最近の兄弟の中ではデキは一番良いかもしれないですね。母の名をもう一度高める馬にになってくれることを祈りたいです。
40 シャルマンレーヌ12
父 メイショウサムソン
母父 (ダンスインザダーク)
メス 1,000 万
野中賢二
血統レベル C
母年齢 8
白老ファーム
誕生日 2月29日
体重等 415 154 177 19.7
小さくて子供っぽく、調教でもヨレていました。今回は400人以上のツアー参加者に対して、馬が10頭しかいなかったので、集合展示の際はどの馬も人だかりが凄かったのですが、この馬は一番人気が無いようでした。正直、あと2段階くらい成長が欲しい感じがしました。
42 オーバーザウォール12
父 チチカステナンゴ
母父 (ドクターデヴィアス)
メス 1,000 万
清水久詞
血統レベル B
母年齢 18
ノーザンファーム
誕生日 4月17日
体重等 452 154 179 19.5
馬体重は軽すぎるということはないはずなのですが、体高が低いため小さく見えます。この父の産駒は皆こんな感じなので、仕方ない部分かもしれません。緩さは感じないので、早めに入厩して使い出せれば、募集金額位はすぐになんとかなるのではないかと思いたくなります。血統的にも名牝系のペルースポートの一族で、近親に活躍馬がいるところも魅力です。母系にサンデーの血がない、この父の産駒であること、母が高齢であることを除けば、今回のツアーの中では面白い存在かなと思いました。
最後に、全体的な感想になりますが、当初予定の10頭はほとんどが牝馬であることもあって、小さい馬ばかりでした。小さい馬ばかりなので、だんだんそれが普通に見えてきてしまうのですが、冷静に考えればやはり小さいなと思う馬が非常に多かったです。馬体重だけで競走成績が決まるわけではありませんが、小さすぎるのは不利だと私は考えていますので、正直この10頭には手が出ないなという思いです。
一方、ツアーの最後に紹介されたマル外2頭の牡馬は、値段なりの活躍はできそうな感じで、こちらは魅力的に思いました。マル外が欲しいのであれば、考えてみる価値はありそうです。
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