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May 13, 2014

過去問(続き)

 カタログやDVDなんていくら見たって無駄、と思っている方も世の中にはいるかもしれませんが、おそらくそういう方はこのブログはご覧いただいていないでしょうから、以下、カタログやDVDの重要性を理解しているという前提で話を続けます。

 カタログ等を過去問のように扱って、それを読み解き、毎年少しでも納得のいくような出資を続けて行きたいというのが自分の考えでもあります。

 種牡馬のデータとか色々な「データ」を集めてきましたが、その過去のデータは、試験で言うなら、過去問の最初のほうのページに載っている「出題傾向」に過ぎません。当然、試験に勝ち抜くためにも「傾向と対策」は必要で、無視できませんが、出題傾向を把握しただけでは問題は解けません。

 学生の頃、よくいましたよね。試験の後友達同士で答え合わせとかするときに、「あ~、あの公式を使う問題ね。やっぱ出たね。」とかいう友達。「できたの?」と訊くと、「いや、できてない。出そうな気はしてたけど、そこまで手は回らなかった。あの公式を使うということだけわかった。」とかいう友達(笑)。なんだよ、そういう口振りは解答できてからにしてくれよという(笑)。

 データを見て、自分自身で納得するだけだと、過去問の前書き部分を読むだけの状態が続いてしまうので、できれば、本当の問題部分、要するにカタログの各馬の写真やDVDの各馬の動きを読み解く時間を増やしたほうがいいと思います。

 それらを見ながら、日々自分自身に蓄積してきた情報をまとめて、読み解く力をつけていくしかないでしょう。

 問題は、受験の過去問には、基本的に解き方が書いてあるのですが、一口の場合は、カタログ(問題)と、その馬のデビュー後の成績(答え)はあるものの、解き方に当たる部分がないということです。仮に誰かが解き方を教えてくれたとしても、それが正しいという保証もありません。結局は、「解き方」に当たる部分は自分自身の責任で作るしかないということでしょう。

 そんなのは単なる自己満足に過ぎず、そもそもカタログやらDVDを見ただけで何がわかるのか。競馬関係者も、カタログ写真やDVDで見たってよくわからないで言ってたぞと思うこともあるでしょう。
 それはある意味真実ですし、一方でそうとも限らない部分もあると思います。

 例えば、騎手はカタログやDVDを見ても馬の良し悪しの判断は難しいでしょう。以前競馬番組で、蛯名騎手がゲストで来ていた時に、パドックで馬を見てどれがいいかわかりますかと聞かれていましたが、「いや、わからないですね。乗ってみないと。。」と言っていました。至極当然の話だと思います。騎手は馬に「乗れる」人ですから、馬に乗ってみて初めて過去の経験等による自分のデータベースを検索して比較できるのだと思います。

 調教師は、馬を見れば当然わかる部分が多いでしょう。ただ、それは、我々で言うところのツアー、要するに実際に馬を見て良し悪しが判断できるわけで、カタログやDVDを見るのは得意ではないでしょう。

 牧場の方々は、仔馬の頃から馬に一番近いところにいるわけですから、やはり情報は多く持っているでしょう。ただし、個別の馬の担当の方なら、その馬に愛着はあるでしょうし、色々なことをプラスに解釈したいという意識も働くでしょう。また、すべての馬を見ているわけではないでしょうから、過去に自分が乗ったことのある馬とのタテの比較はできても、同世代の他馬との横の比較は難しいかもしれません。仮にカタログを見たとしても、先入観が入ってしまうかもしれませんね。

 こう考えると、カタログ・DVDで判断している人っていうのは、おそらくクラブ会員だけなんですよね。だから、カタログ・DVDから得られる情報だけで勝負するならば、普通のクラブ会員から素晴らしい成績を収める人が出てきても不思議ないと思います。
 馬を普段から見ている人からしたら、永久に、カタログ等を見たって何もわからんというということであり続けるでしょうし、一方でクラブ会員は、そのカタログ等からの情報で勝負し続けるわけですから、わかる、わからん、って言うこと自体が不毛なのかもしれません。やはり自分自身が納得できるかどうかという点が一番重要でしょうね。

 とりあえず、来るべき受験(出資)に備えて、過去問(カタログ・DVD)を今一度研究しておきたいです。

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Comments

競馬悟空さん、こんばんは。
この前はありがとうございました。この記事を見てあくまで自分の話ですが勝負をするにはカタログ、DVDは大事だと思います。どんなに高価格な馬でも気に入らない部分があったら出資は見送ります。気性面は仕方がないですが馬体等はやはり譲れないので。まあ好みの場合もありますが(笑)
後悔はしたくはありませんから。
あ、資金面と運の問題もあります(笑)

Posted by: パパディー | May 14, 2014 at 12:27 AM

こんばんは。カタログ一式が届いてしまったら、もう、まったなしですね。
私は受験のとき「例の方法」というものが役に立ちましたが、ご存じでしょうか?
要は問題を作成する人の心理を読んで正解にたどりつこうという邪道も邪道(笑)の方法ですが、これを馬選びのときも意識してしまいます。つまりカタログのコメントをよーく読んで正解を見つけたいという……。
そんな時間があれば写真を見ることのほうが王道とわかってはいるのですが。

Posted by: shasyo | May 14, 2014 at 12:53 AM

競馬悟空さん、こんばんは。
私はキャロの会員ですので過去問は結構持っています。それなりに活躍馬を出しているクラブですので、活躍馬の1歳時を見て、当時の自分はどうしてその馬を選べなかったか?を突き詰めていくと、なにか見えてくるかもしれませんね。
あとはオープンキャンパスに参加。。じゃなくてツアーですね(笑)生の馬から感じるものがなにかないか…。抽象的なものですが一流馬の発するオーラを間近で感じられるいい機会だと思います。

Posted by: メタル左近寺 | May 14, 2014 at 02:10 AM

パパディーさん、こんばんは!
いえいえとんでもありません。馬体に関しては、本当に好みに左右されますが、譲れない部分はありますよね。自分の中である程度の尺度を持っていないと絞り込めませんし、最後は自分を信じるしかありません。運はもちろんあると思いますが、考えようによってはなんでも運次第にできてしまうので、何とか自分の中で納得できる理論を構築していきたいです。

Posted by: 競馬悟空 | May 14, 2014 at 11:09 PM

shasyoさん、こんばんは!
本当に募集時期が近づいてきましたね。楽しみです。
「例の方法」もちろん知ってますよ!
私は使わなかったですが、私の友人が心酔していて、センター試験本番で「例の方法」のみで国語を解いたら、200点満点で90点しか取れなかったという、仲間内での伝説となる事件がありました(笑)。
確かに、カタログコメントについては、「例の方法」が使えそうですね!やはり言葉の端に、どうしても本当の気持ちが出てしまうと思いますし、注意深く読みたいですね。コメントは無視する方もいらっしゃるようですが、私はコメントも全部読んで、なるべく多くの情報から納得のいく選定をしたいと思っています。

Posted by: 競馬悟空 | May 14, 2014 at 11:15 PM

メタル左近寺さん、こんばんは!
やはり過去を振り返ることも必要ですよね。その時はわからなかったとしても、後になって、2年後、3年後に、自分自身が成長して、良さがわかるようになるということもあるでしょうから、やはり過去問は大事にしたいです(笑)。私はツアーは夏季(秋季?)講習かなと思いました(笑)。必須ではないですが、参加したい人は参加すればよいというような感じでしょうか。受験の時の夏期講習はさぼってばっかりでしたが、一口の夏期講習は眼を見開いて真剣に臨んでます(笑)。

Posted by: 競馬悟空 | May 14, 2014 at 11:20 PM

カタログとDVDは大事ですね。逆にDVDの方を先に見るくらいです。
突き詰めるとDVDだけでもダメで、誰かが牧場に見学した際に撮影された動画がyou tubeに掲載されていて、それが決め手になり出資した馬がアルフレードでした。DVDでは出資するに値しなかった馬でした。しかしyou tubeで掲載された動画が、DVDと全く違う動きだったのです。これがDVD映像だったら即満口だったと思います。ですので自分が牧場行った際は、なるべく動画を映したいと思っています。

Posted by: | May 15, 2014 at 12:51 PM

?さん、こんばんは!
お名前の入れ忘れだと思いますが、大丈夫です。なんとなくどなたかわかります。
実は私も同じことを考えていました。写真は奇跡の1枚という感じの場合があるので、できればカタログ以外のショットを自分で撮って補完したいなというのがありました。そうなるとDVDでも、見えない部分が確かにあるので、そういう点はツアーで動画を自分で撮るしかないだろうなと思っています。なので、最近行った天栄ツアーでは、動画を撮る練習をしてました(笑)。でも素人なので、上手く撮影するのがなかなか難しいんですよね。今年のツアーまでに、まずは動画撮影の練習が必要かなと思っています(笑)。

Posted by: 競馬悟空 | May 15, 2014 at 09:46 PM

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