流れ・・・その後
社台・サンデー、東サラ、キャロット、ノルマンディー、シルクと続いた募集も一段落した感じです。
今日の時点での各クラブで満口となっている馬の割合は以下のとおりです。
※左から、募集頭数(募集中止を除く)、満口頭数、満口馬の割合
社台RH 80頭 67頭 83.8%
サンデーR 72頭 81頭 88.9%
G1 47頭 23頭 48.9%
東サラ 34頭 10頭 29.4%
キャロット 79頭 52頭 65.8%
ノルマン 14頭 2頭 14.3%
シルク 53頭 22頭 41.5%
やはり、社台・サンデーはすごいですね。一時期ほどは満口になるスピードは早くないですが、9割方満口です。今までどおりで、また、これからも先頭を走り続けるクラブでしょう。
G1サラブレッドは、テコ入れがあった割にはあまり指示を集められなかったのでしょうか。20頭募集の呪縛から放たれた2年目ではありましたが、正直売れ行きは今一つという感じですね。でも、その分選びやすい、様子見しやすいという利点もありますし、むしろこれくらいの売れ行きが普通なのかもしれません。
東サラは、ほぼ例年通りでしょうか。安定ですね。まだまだ良さそうな馬が残っています。今年から急にキャロットのような母優先が始まりましたので、今後は牝馬の重要性が増すかもしれません。関西の人気厩舎の馬が普通に様子見できるクラブはなかなかないので、そういう意味で貴重な存在でもあります。
キャロットは、だんだんと満口率が社台・サンデーに近づきつつありますね。2次募集の開始後も着々と残口が減っていく馬が多く、気になる馬がいる場合は毎日WEBをチェックしないといけないくらいです。
この残口が少しずつ減っていく感じは、マンガの「カイジ」の限定ジャンケンで、掲示板のチョキの数字がどんどん減っていく感覚に似ているかもと思いました(笑)。読んだことない方すいません。
凱旋門賞は勝ちはしませんでしたが、それでもそういう夢がある馬が出てくるクラブですから、今より会員が減っていくことは基本的にはないでしょう。当分安泰ですね。
ノルマンディーは、大物は出ていませんが、安価な馬で勝ち上がる馬が多く、これからが期待されます。今年は現在のところ、何と40口募集の2頭が満口になるという前2年とまったく違う傾向になりました。今後どういう風にクラブが育っていくのか未知数ですが、3年目の今年の募集馬も粒ぞろいだと思いますし、上昇の余地があると思います。
400口募集馬についてはまだまだゆっくり様子見できそうなのがいいですよね。様子見はしないという人は、早期の割引(現在一括7%)を受けられるわけですし、選択の余地があるというのも良いです。
シルクは実績制になって2年目、昨年は予想していたほど会員数が増えているという実感はありませんでした。今年になっていきなり爆発した感じですね。相当会員が増えたのだろうと思います。まだ安定する段階ではないでしょうから、今から来年を予想するのも難しいです。今年も一番後の募集でしたが、もう4割以上満口になっています。昨年は高額馬でも結構様子見できたのですが、今年は最高額馬も通常募集開始後に満口。キャロットほどの勢いはないですが、今後は残口が表示されたら一気の脚ということも多くなりそうですね。
クラブごと色々な特徴がありますが、変わるところもあれば、変わらないところもあります。自分が納得のできるところを選びたいですね。
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