競馬最強の法則2015年5月号の付録
先日、競馬最強の法則5月号に付録がついていると書きましたが、この付録、大変良いです。
一通り読んで、付録にしてはその内容の素晴らしさに驚きました。
「儲かる!ジョッキー名鑑」という付録なのですが、色々なデータが載っていて、非常に役に立ちます。
特に良いのが、「社台率」と「積極率」という指標です。
「社台率」は文字どおり、その騎手の騎乗馬のうち、社台G生産馬の占める割合を示す指標で、改めて全騎手のデータを見比べると大変興味深いです。M.デムーロ騎手やルメール騎手は、当然のごとく圧倒的な社台率の高さです。逆に、過去には社台G生産馬にも結構乗っていたあの不肖の息子は、現在は社台率ゼロでした。
わかってはいたけれど、こうやって数字で出てくると非常に納得がいきます。
さらに面白いのが、「積極率」という指標。その騎手の全騎乗機会のうち、「逃げ、先行」でレースをした割合を示すもので、前付けする率と言い換えることもできます。
予想通りというか、あの外国人騎手なんかは積極率が非常に高いです。一方で、タメ殺しのタメゴローという異名があるかどうかは知りませんが(笑)、タメ殺し説が流れる騎手はやっぱり非常に積極率が低かったりします。
一口の場合は、自分で騎手を選べるわけではないので、これらの情報を知ったところで直接的には役に立ちません。しかし、調教師がどの騎手を積極的に採用するかは、ある程度わかりますので、それを根拠にどの厩舎を重視するかという戦略は当然にあります。
そういうことを考える上でも、また、単純に馬券の参考としても非常に役に立つ付録だと思います。
各騎手についてコメントもしっかりついていますし、正直、付録にするのはもったいないくらいです。
個人的には、この付録だけに1,000円払ってもいいなと思いました。
ということで、今月号の競馬最強の法則は、この付録のためだけにでも買う価値が十二分にあります。売り切れないうちにぜひ読んでみてください。
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