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April 05, 2015

新種牡馬の取扱い

 もうあと2ヶ月ほどで、新年度の募集が始まります。

 今年はどういう方針で行こうかとか、いろいろ考えることはありますが、そういう中でも、毎年特に気を遣うのは、新種牡馬の取扱いです。
 新種牡馬というと、普通はその年の募集で初めて産駒がラインナップされる種牡馬のことです。実際はその年が2年目の産駒となる種牡馬も、まだ産駒がデビューしていないか、デビューして間もない状態であるはずなので、新種牡馬に含めて良いかと思います。

 新種牡馬について、何より困るのは、データがないこと。データがない分、運次第というか、当たればそこそこの値段でいい馬が買えるし、逆に外せば失敗作を高値でつかむことにもなりかねません。

 新種牡馬が、皆そこそこの成績を出してくれるのであれば、そんなに心配することもないのですが、定期的に大外れ種牡馬というのが現れます。
 記憶に新しいところというか、まだ産駒が現役バリバリではありますが、ごく最近の大型扇風機と言えば、やはりチチカステナンゴでしょう。

 現役馬がいるので全部の結果が出たとは言えないですが、それでも5歳世代を筆頭とする3世代の産駒を通じて、未だ重賞勝利なし。獲得賞金1億円に届いた産駒もゼロ。
 最初からこれがわかっていれば、当然出資する人もいないでしょうが、初年度なんかはかなりの良血牝馬の産駒もいましたし、当然募集価格も高額で相当の期待感がありました。

 結果は、色々なデータを見ても、散々なものでした。
 社台Gでも、毎回上手くいくわけではないんだと思うとともに、新種牡馬の産駒を買う恐さも感じます。

 私も、チチカステナンゴ産駒を3年目の大安売りセールで出資してしまいました。多くの例にもれず、やはり今のところ期待したような結果は出ていません。私の場合は、3年目の産駒への出資ですから、すでに初年度産駒の結果がある程度出ているところでした。そこを敢えて突っ込んだわけですから、運が悪いというよりは、単にバカだったということになるでしょう。
 1年目、2年目の産駒に出資した方で、思うような結果が得られなかった場合は、やはり新種牡馬の賭けに失敗したということになるのかもしれません。

 新種牡馬としての、確実性ということで考えると、やはり「日本馬+サンデー系」の種牡馬が一番確実でしょう。
 何の面白味もありませんが、まだしばらくは父サンデー系の信頼は揺るがないと思います。父サンデー系の種牡馬は、よっぽどのことがない限り大外れはないと思います。ましてや、社台SSに入ってくるような種牡馬であれば、まず、とんでもない大外れはないでしょう。そんなにチチカステナンゴのような心配をする必要はないと思います。初年度産駒でも、いい馬がいたら積極的に考えてもいいのかなと思います。

 次が、「日本馬+非サンデー系」の種牡馬なのかなと思います。非サンデー系といっても、これからは、①サンデーの血が全く入っていない種牡馬、②父サンデー系ではないが、母系のどこかにすでにサンデーが入っている種牡馬、の2パターン出てくると思います。

 どちらかというと、②のほうが安心感はありますね。②のパターンの種牡馬で良さそうな産駒がいるならば、初年度から考えてもいいのかなと思います。とりあえず、すでにどこかにサンデーが入っているような種牡馬ならば、そうそう大外れはないだろうと思いますし。

 ①のパターンは、難しいですね。例えば、ルーラーシップのように、サンデーは入っておらずとも、血統表を見る限り日本になじんでいる血ばっかりというタイプであればほとんど心配する必要はないでしょうが、カジノドライヴのような種牡馬は、今一つわからないです。もちろん、わからない部分があるからこそ種付け料も安いし、そこにねらい目があるのでしょうが、大勝負をするのは恐い気がします。

 そして、一番わからないパターンが「外国馬+非サンデー系(当然ですが・・・)」ということになります。
 チチカステナンゴのパターンです。パターンというよりも、外国から種牡馬を持ってきたら全部このパターンです。外国にはサンデー系の種牡馬はいませんので当然ですね。
 この外国種牡馬に、毎年悩まされることになります。色々な血統専門家の話や、牧場の方の話を聞いても、この種牡馬が大丈夫だという確信は得られません。思い出せば、チチカステナンゴもPOG本で結構注目を集めていたわけですし、結局は走ってみるまでわからないということだと思います。

 わからないことに敢えて挑戦したい場合は、この外国新種牡馬に賭けてみれば良いと思います。
 一方、そういうリスクを取りたくない場合は、2年待って、3年目の産駒で改めて考えればいいのかなと思います。無理に1年目、2年目の産駒に手を出すことなく、そこはスルー。3年目に、何らかのデータが集まったところである程度考えるということですね。
 この場合、その新種牡馬の初年度産駒の成績が良かった場合は、当然募集価格にその結果が跳ね返ってしまい、高値でつかむことにはなりますが、プロ野球で言うところの大型扇風機をつかまされる可能性は低くなります。

 今年度の募集馬にも色々な新種牡馬の産駒がラインナップされると思いますが、安全策で行くのか、それとも積極策で行くのか、色々と考えておきたいです。

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Comments

競馬悟空さんこんにちは
お久しぶりですね

いよいよ桜花賞ですね
私はココロノアイからいきます。ひょっとするとステゴ産駒のワンツーあるかもです

大型扇風機...でも悟空さんの持ち馬はまだわからないですよ
少し長めの距離でって調教師も言ってますし北海道でいい調整も出来てたみたいですし条件戦ならまだまだ望みを持てると思っています。期待しましょ!!

カロ系も2昔前は当たりもあったんですけどね
たとえばフォルティノ〜シービークロス〜タマモクロス

タマモは種牡馬時代に2回実馬を見に行きましたが本当に美しい馬で最高に神々しい馬だと感じました。私の経験談ですが美しいなと感じた馬の血統にパーソロンが入る確率がとても高いんですよね
トウカイテイオー
メジロドーベル
最近ではオルフェーヴル
パーソロンというのは気品と品格を伝える種牡馬でもあったんだと

話が脱線しましたがカロ系そのものがいまの現代日本の近代スピード競馬にはマッチしていないのかも知れません。ただしタマモクロスの系統を残せなかったのは大きな損失だと思っています

他方ハービンジャーとかノヴェリストも非サンデー系ですがキングジョージで時計の裏付けを持って導入されています。ハービンジャーはもう結果を出してますがノヴェリストも結果を出してくるものと私は見込んいます。

キャロットは今年はどんな新種牡馬募集がありそうでしょうか ルーラーシップの牡でよさそうなのがあれば狙ってみたいです
新種牡馬ではないですがカンパニーの牡で良さそうなの欲しいんですよね
値段も上がらないでしょうし(爆)

ではでは

Posted by: ウィングス | April 10, 2015 at 05:59 AM

ウィングスさん、おはようございます!
お久しぶりです。もう今週からクラシック開始とは、あっと言う間だなあと思います。
ココロノアイは道悪になったら他馬よりも力を発揮しそうですね。私はやっぱりルージュバックが強いんじゃないかなあと思っています。楽しみにしたいです。
私が出資しているのは、どちらかというと小型扇風機かもしれませんが、ちょっと体質が弱くて使い減りするのも厳しいです。。成長があるのかどうかもポイントになると思っています。希望は捨てずにいたいですね。
カロ系はタマモクロスも内国産種牡馬としては結構活躍したほうだと思いますが、それでも父系は残せていないですね。やはり多くの種牡馬がサンデーの波にのまれてしまったということでしょう。それでも母父系からではあるものの、メジロマックイーンを通してパーソロンの血が残るのはうれしいです。
チチカステナンゴは、母父としては、もしかすると意外な活躍をするかもしれませんよね。転んでもタダでは起きない社台Gの種牡馬ですから、もうこうなったら長い目で見ていきたいです。
ハービンジャーは2歳時からそれなりに活躍馬を出せましたし、古馬になった産駒たちがどうなるのかに注目です。クラシックというタイプではないかもしれませんが、もう失敗ということはないでしょうし、安心できます。ノヴェリストも、ハービンジャーと同程度と考えておいた方がよいかもしれないですね。期待半分、不安半分ですが、本当に良さそうな馬がいたら気になりそうです。
ルーラーシップ産駒はキャロットにもラインナップされると思いますが、結構な人気になりそうですよね。カンパニー産駒はそんなに人気になることはないはずですが、キャロットだと、そういう馬でも結構すぐに埋まってしまうので、その時の流れをよく読まないといけないですね。

Posted by: 競馬悟空 | April 10, 2015 at 09:29 AM

競馬悟空さん、こんばんは。
大型扇風機を恐れずに2年目もオアシスドリーム×ガリレオで夢を追っております。
ただ、まだ1世代目のみですが上位トップ3の内2頭がサンデーの血一滴も入ってないのは、ある意味レアかと(苦笑)

新種牡馬はアイルハヴアナザーとタートルボウルが大型扇風機の可能性秘めてる…かも? でしょうか。ノヴェリストはオルフェーヴル・ロードカナロアと被っているので人気の盲点で突っ込むのも面白いかもしれませんが。

桜花賞は私もココノロアイ本命なんですけど、4連覇中のディープ産駒がこんなに倍率つくとは穴党の方々歓喜しそうですよね。

Posted by: フィル | April 10, 2015 at 09:08 PM

フィルさん、こんばんは!
キャロットの場合は、サンデー系以外で活躍した牝馬に出資できれば、その後の母優先の夢が大きく開けますよね。そういう意味では非サンデー系の牝馬はいい馬をつかめれば非常に大きいですね。
外国種牡馬は本当に判断が難しいですよね。アイルハヴアナザーとかが活躍したら面白いんですが、どうなるでしょうか。色々なパターンを考えるときりがないです。
さすがに今年の桜花賞はディープの連覇は止まるんじゃないかなと思いますが、本番で力を出す馬がいるかもしれません。もし逆転があるなら、ディープ産駒かステイゴールド産駒だと思っています。

Posted by: 競馬悟空 | April 10, 2015 at 09:53 PM

競馬悟空さん!こんばんは

返信滅茶苦茶早いですね。びっくりしました

桜花賞ねたとパーソロンねたが出てきたのでちょっと小話を・・・・

ココロノアイは母系にパーソロン有りなんです
桜花賞ではさすがパーソロンの末裔といった走りを見せて欲しいです
母のビューティソングはオルフェーヴルと配合するとパーソロンのクロスが発生するんですよね。
ぜひ挑戦して欲しいっす

そして例の私のスーパー未勝利馬も4代遡るとなんとパーソロンの文字が・・・・

頑張れ!!パーソロン

ではでは

Posted by: ウィングス | April 11, 2015 at 12:21 AM

ウィングスさん、こんにちは!
いえいえ、たまたまというか、タイミングによってはなかなかお返事できないこともあるので。
確かに、ココロノアイはボトムラインがマックスビューティーの系統ですから、パーソロンがいるんですね。ステイゴールドとパーソロンはやっぱり相性がいい血だということなんでしょうね。
私の場合は、以前レッドリベリオンというステイゴールド産駒に出資していましたが残念な結果でした。パーソロンの血を持っていましたが、同時に母父がミスタープロスペクター系だったので、そっちの相性の悪さのほうが大きかったのかなと思います。
次はパーソロンの血を持ちつつも、ミスタープロスペクターの血を持たないステイゴールド産駒を狙いたいと思います(笑)。

Posted by: 競馬悟空 | April 11, 2015 at 11:11 AM

競馬悟空さん こんばんは!

今日馬券買ってしまいました ココロノアイ頭からルージュバック絡めた3連単とこの2頭のワイドを少々追加しました。
ワイドでも3倍ちょいつくんですよね。私の勝手な予想なんですがココロノアイが勝つと仮定したら2着もステゴ産のキャットコインかも?と予想して買ってみました。まあ外れることでしょう。ちなみに来週はサトノクラウン頭でリアルスティールを絡めた買い方にしようかと思っています。先週もさすがて感じでしたがこれからはルメールの時代かと思います。やべえ「桜花賞も終わってみたらやっぱルメールじゃん」かも?知れません(爆)

ではでは

Posted by: ウィングス | April 11, 2015 at 09:48 PM

ウィングスさん、おはようございます!
私はまだ馬券は迷っています。ルージュバック中心は動かないですが、相手に何を選ぶか。。ルージュバックからだとあまり点数は買えないので悩むところです。キャットコインは馬体が維持できているかどうかに注目しています。来週の皐月賞は、私はデムーロのほうを選びたいなあと思っています。いきなりルメールとデムーロでクラシック第1冠が決まっても何ら不思議がないでしょうし、それが皐月賞以降も続いたりするかも?まあそんなに出来過ぎたストーリーはないかもしれないですが、G1ともなれば鞍上の力も多大ですから、その点も注目ですね。

Posted by: 競馬悟空 | April 12, 2015 at 09:27 AM

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