キムテツ急行
社台・サンデー・G1の1次募集が締め切られました。
限定ジャンケンほどではないものの、緊張感のある日々を過ごせました。
結果が出るのは来週ですが、最終中間発表で、ある程度の人気はわかります。
基本的には、最終中間発表で上位に来ている馬は、票数上位のままで締め切りを迎えていると思います。
サンデーRに人気が集中するだろうというのは、想定内のできごとです。それ自体は特に驚かないですが、それにしても票が集中しました。
中でも驚かされたのは、キムテツこと木村哲師に入厩予定のマジックストームの14が中間1位だったこと。さらに、サンデーRだけでなくG1でも、同じ木村哲師に入厩予定のトップセラーの14が中間1位に輝いたことです。中間1位の2冠王です。
ついこの間までは、決して人気厩舎ではなかったはずですが、今年の好調ぶり、そして何といってもノーザンF天栄との連携の結果が評価されての人気でしょう。
もちろん、師に対する人気というよりは、馬自体に対する人気が90%くらいを占めているのでしょうが、それでも調教師が嫌なら票はあからさまに減りますからね。馬も良いけど、師も会員の信頼を得ているということでしょう。
私自身はお話をさせていただいたことはありませんが、天栄ツアーなどで見かけたときには、腰が低く、誰にでも分け隔てなく真摯に対応しておられました。傍目から見る限り、これからはこういう調教師が信頼を得ていくのかなと思いました。
それがいいのか悪いのかはわかりませんが、世の中は変動していきます。昨日の常識が今日はもう通用しなくなることもあります。今までの調教師のイメージとは違う、ニュータイプの調教師として、これから勝ち星を重ねていくのかもしれません。
余計なことですが、木村哲師の凄いところは、最初から謝罪の準備が万端なところ。何せ、あらかじめ坊主ですから、もうこれ以上責めようがない。何かあっても、あの頭で謝られたら、許してしまうのかもしれませんね。
冗談はさておき、ノーザンF天栄の躍進は誰もが感じるところ。その天栄とタッグを組んでいる木村哲厩舎に所属する馬は、キムテツ急行の指定席が約束されています。
天栄で育成され、仕上げてきた馬が、キムテツ急行に乗ってトレセンへ、トレセンで一旦停車し、すぐにそのまま競馬場へ。この流れは今後加速するでしょう。キムテツ急行はどんどん増便されていくはずです。
おそらく、これからどんどん結果が出てくるでしょう。
そのときには、キムテツ急行が今後西高東低の流れまでも変える可能性がある。そういう夢すら見たくなります。
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