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August 08, 2015

エリカ賞

 番組改編で、今冬の番組からはエリカ賞がなくなるらしいですね。

 重賞でも何でもない、ただの2歳500万下の特別戦ではありますが、少しさみしいです。
 エリカ賞は、後の名馬が踏み台として使う出世レースとしてとくに有名でした。キングカメハメハやクロフネ、エイシンフラッシュ、タヤスツヨシなどのG1馬が勝ちあがっています。

 何となく残念だなあと思って、自分の中でエリカ賞と言えばどの馬かなあなどと考えていると、一番最初に浮かんできたのは、ワコーチカコでした。
 自分でも何故だかわからなかったのですが、とにかくワコーチカコでした。
 そもそもワコーチカコってエリカ賞勝ってたっけ?と自分の記憶に自信がなくなったので、確認しましたが、やっぱり勝ってました。エリカ賞にマーベラスクラウンに勝ってたんですよね。

 後になって、色々と思いだしてきました。
 何でワコーチカコのエリカ賞が思い浮かんだかというと、その原因は、その前のレースの、きんせんか賞にありました。
 忘れもしない1992年のきんせんか賞です。
 当時は関西馬旋風が吹き荒れていました。
 関西馬のワコーチカコは1番人気1.8倍。
 スピード指数から、必勝パターンであると踏んだ私は、当時学生でしたが、単勝1万円をワコーチカコに入れました。

 今だったら1万円ってそれほど大きな額ではないかもしれませんが、学生時代の1万円ですからね。もう死ぬか生きるかくらいの大金です。
 でも裏を返せば、それくらい自信があったということです。

 岡部騎乗のワコーチカコは、レースでは岡部らしい万全の騎乗で、楽勝かと思いました。

 ところが、人生なかなか厳しいものです。最後の直線でゴール前、何と単勝万馬券のスエヒロジョウオーに差し切られるという。。

 単勝1倍台が、単勝万馬券の馬に差し切られる。本当に人生の厳しさを知った日でした。

 関係ないですが、その日のメインレースの根岸Sでは12番人気のハッピィーギネスが勝ち、当然大外れだったことも思い出しました。

 で、そのワコーチカコが、次にできてきたレースがエリカ賞だったんですね。

 今では信じられないことですが、当時は関西の馬券って、関東では買えなかったんです。重賞ですら、基本的に関西エリアの馬券は買えませんでした。当時は、「全国発売」という言葉があって、その全国発売に指定されたレースだけが、関西のレースであっても関東で買えたのです。重賞でも金鯱賞とか朝日CCとかは全国発売ではなかったので、関東では買えなかったのです。

 ワコーチカコがエリカ賞に出るというのは知っていましたが、馬券を買いたくても買えない。何としても、あの「きんせんか賞」の負けを取り返したいのですが、どうにもならない。
 結局どうすることもできず、結果を見たらワコーチカコの優勝。しかも単勝は6倍もついていたなんて。。

 なんというか、その、馬券を買えなかったショックというか、恨みが、今なお記憶に残っていたんでしょうね。

 その後競馬の世界も大きく進化し、全国発売どころか、インターネットでどのレースでも買えるようになりました。
 本当に便利になったなと思います。

 ちなみに、ワコーチカコを差し切ったスエヒロジョウオーですが、次の阪神3歳(現2歳)牝馬Sで、ご存じのとおり再度大穴を開けます。
 私はもちろん、その阪神3歳でもスエヒロジョウオーは買っておらず、「またあの馬か!」と再度悶絶したのでありました。

 エリカ賞はなくなっても、ワコーチカコの思い出は忘れないです。


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Comments

競馬悟空さん、こんにちは^^

マジですか!今年からエリカ賞がなくなるなんて(*ノωノ)
ラジオNIKKEIに向かうステップとして、クラシックの登竜門として重要なレースだと思うのですが…( ;∀;)
しかし、ワコーチカコの頃は自分はまだ競馬に興味がない時代でしたね~(*_*;
馬券が東西でそんなに分断されてると、否が応でも関西馬を関東人としては意識しますよね(^-^;
僕の中でエリカ賞はアドマイヤベガです。新馬戦圧勝も降着→未勝利だったにも関わらず、勝ったものとして格上に挑戦したところにこの馬への自信を感じました('◇')ゞ

Posted by: レプティリア | August 09, 2015 at 12:11 PM

レプティリアさん、こんばんは!
なくなるって、東サラのコラムに書いてありました。なかなか思い出深く、意味のある特別戦でしたよね。アドマイヤベガも覚えてますよ。一時期、そういう格上挑戦が流行ったこともありましたよね。今更ながらエリカ賞の勝ち馬を見ると、本当にすごい馬が並んでいて、驚きます。それだけこの20数年が関西馬の歴史だったというのもあるんだなあと思います。

Posted by: 競馬悟空 | August 09, 2015 at 09:50 PM

競馬悟空さん
こんにちわ
有名レースがなくなるのはさびしいですね。
2歳戦重賞増やしすぎて格がなくなっているような気がしますし、むしろ古馬ダート牝馬とか冬の古馬長距離とか、春の古馬中距離とか、古馬路線充実したほうがよいように思いますけどね。

Posted by: MAYA | August 10, 2015 at 10:26 AM

私の中では、エリカ賞といえばタヤスツヨシです。お金が無い時に、同じように単勝2万円ぶち込んだ記憶が蘇ります。
他にも名馬を輩出した名物500万下なのに、無くすとはJRAも無粋としか言いようが無いですね。

Posted by: youchan | August 10, 2015 at 05:50 PM

MAYAさん、おはようございます!
アメリカ的な2歳戦重視の傾向は理解はしますが、何かJRAの番組変更って、いつも納得がいかないですよね。同じ名前のレースが3200mから1200mに変わったりとかも昔ありましたし。やっぱりイメージってものがありますから、名前とか思い出とかは大事にしてもらいたいです。古馬ダート牝馬はぜひもう少し充実させて欲しですよね。2歳戦だけでなく、手薄なところもカバーして欲しいです。

Posted by: 競馬悟空 | August 11, 2015 at 09:00 AM

youchanさん、おはようございます!
タヤスツヨシですか~。本当に名馬が多く出走したレースでしたよね。馬券の思い出って本当に記憶からなくならないですよね(笑)。レース名を聞いて、過去を毎年振り返るというのも記憶のゲームである競馬の楽しみなんですけどね、その辺がJRAの人には理解できなんでしょうね。

Posted by: 競馬悟空 | August 11, 2015 at 09:03 AM

悟空さん こんにちは
駒草賞がなくなったときを思い出しますね。
あと京都新聞杯が菊花賞のトライアルじゃなくなったときも
思い出します。
そのレースだけじゃなくて、
そのあとについてもつながる
伝統あるレースってありますよね。

なくしてしまうと悲しいです。

Posted by: ぼんじりおん | August 12, 2015 at 08:30 AM

ぼんじりおんさん、おはようございます!
駒草賞も大事な出世レースでしたよねえ。京都新聞杯が春に移った時は、何か季節感が狂ってしまうような違和感がありました。エリ女(現秋華賞)トライアルのサファイアSがなくなったときも何か寂しい思いがありました。時代に合わせて施行条件を変えるのはやむを得ないにしても、せめて名前は残して欲しいですよね。

Posted by: 競馬悟空 | August 13, 2015 at 09:08 AM

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