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December 2015

December 31, 2015

一口馬主クラブとの付き合い方2015(社台・サンデー)

 「一口馬主クラブとの付き合い方2015」の社台・サンデー編です。3年前とは私自信の戦略も変わりました。ノーザンF生産馬の活躍もあり、より現実的な方向にシフトしました。


※クラブの特徴については、私の思い込みもあるかもしれません。大体のイメージということでご理解ください。


【社台RH・サンデーR】

<クラブの特徴>

・サンデーRは毎年クラシックに何頭もの有力馬を送り出すノーザンF生産馬主体のクラブ。社台RHは社台F生産馬主体のクラブ。

・サンデーRは過去に3冠馬、3冠牝馬を輩出し、2015年にも2冠馬を出すなど、その勢いは止まるところを知らない。

・ファンド馬はすべて1/40口での募集なので、当たれば大きいが、外れるとショックも大きい。

・募集は第1希望から第3希望までを選ぶスタイルで、第一希望で40口が埋まってしまった場合は、第2希望以下で応募した票はすべて死票となる。そのため、応募の段階で各募集馬の人気動向を予想することが重要となる。

・つまり、原則として、いくらお金があっても、一名義につき人気馬には1頭しか出資できない。

・第一希望の出資順は過去四年の出資額等の実績順となる。

・ただし、40口のうち10口は、最初に応募者全員で抽選を行うため、実績がなくとも人気馬に出資できるチャンスはある。

・出資実績にはファンド馬だけでなく、オーナーズ馬の実績も加わるため、実績が青天井の高実績会員も存在する。したがって超人気馬は、毎年出資実績額1,000万円超の争いとなる。

・社台RHとサンデーRは共同募集を行っており、社台RH又はサンデーRのどちらの所属馬に出資しても、「出資実績額」は両クラブに共通のものとして扱われる。例えば、過去4年社台RH所属馬にのみ出資して出資実績額が1,000万円だったとしても、その年において、社台RH・サンデーRどちらの所属馬に申し込んでも出資実績額1,000万円として扱われる。

・出資馬が厩舎にいる場合は、毎週近況が更新されるが、外厩や牧場にいる場合は原則として2週に1回の更新となる。

・出資馬がレースに出走した場合は、レース終了後、だいたい1時間以内にはレース後のコメントがクラブの会員Webに載る。

・優勝賞品(メダル等)は出資会員で購入希望者を募り、複数の申込者がいた場合は抽選で購入者を決定する。購入金額は、商品申込者以外の出資者に分配される。

・募集馬は、社台RH・サンデーRともに、当然のことながら社台SS繋養の種牡馬の産駒ばかり。

・ダイナースのクレジットカードで出資額、維持費を支払うことができるため、カードのポイントがたくさん貯まる。


<私の思う付き合い方>

 3年前の時点でも、ノーザンF主体のサンデーR所属馬の活躍が非常に目立っていました。3年経った今もその傾向は変わらず、ますますノーザンF生産馬の活躍が目立つ状態となっています。

 好みは人それぞれあるものの、社台RH所属馬とサンデーR所属馬を比較して、G1レベルの馬がどちらが多いかと言えば、現状は文句なくサンデーRでしょう。募集時の人気も、今年はサンデーR所属馬に集中しました。

 一方で、社台RH募集馬は、数年前であれば第一希望で埋まっていたような馬に1次募集で残口が出たり、人気馬でもそこそこの実績で出資可能な状況になってきました。

 現状、募集馬の人気は圧倒的にサンデーRにありますので、サンデーRの人気馬に新規会員が出資することはなかなか難しい状況です。
 一方で、社台RH募集馬は人気が下がっていますので、結構な良血馬でも、第一希望で申し込めば新規で申し込める可能性があります。

 また、そこそこの実績の会員でも、第一希望はサンデーRの人気馬で抽選含みの夢を見ておいて、第二希望で社台RHの取れそうな馬に出資するという作戦等もあります。

 このあたりの戦略も非常に難しいですね。

 このクラブの場合は、まず、実績を積む方向性で行くのか、それとも実績無視で毎年抽選覚悟の方向性で行くのかを大まかに決めておいたほうが良いでしょう。実績は過去4年の出資実績ですので、後になってから後悔しても4年さかのぼることはできません。

 また、各年の出資額に大きくバラつきがあると、各年の募集時の出資実績額もバラつきが出てしまいます。1年目200万円、2年目は100万円出資したものの3年目は出資せず、4年目は50万円の出資というような状況となると、5年目は実績額350万円。
 5年目に出資しなかったとすると6年目は2年目から5年目までの実績の合計額になるので出資実績額は150万円。6年目に200万円出資したとすると7年目は出資実績額は250万円となります。
 このように、350万円、150万円、250万円、と実績額が大きくばらついてしまうと、年度ごとに狙う価格帯の馬を変えなくてはならないですし、非常に難しい判断を余儀なくされるでしょう。
 理想は、毎年同じような出資額で4年実績を積むのが望ましいと言えそうです。

 変形バージョンとしては、隔年で同額にするというパターンもあります。4年実績です。4年は偶数です。1年目200万、2年目50万、3年目200万、4年目50万、5年目200万、6年目50万というように、隔年で同額にしていけば、5年目以降の出資実績額は毎年均一の500万円になります。他クラブとの関係上、毎年社台・サンデーで高額馬に出資するのは難しいという場合は、このパターンは使えそうですね。

 特に、キャロットと組み合わせるのであれば、キャロットで×1がある年は社台・サンデーは50万に控えておいて、キャロットで×取りをする年はキャロットで出資しないので、社台・サンデーに200万つぎ込むなどというパターンもありえそうです。

 いずれにせよ、サンデーRの良血馬は、毎年まず間違いなく高実績の争いになります。人気馬に確実に出資したいのであれば実績を積むしかありませんが、本当の超人気馬は実績も青天井ですから、自ずと限界があるでしょう。

 だからと言って、毎年抽選頼みの玉砕を行っていると、うまく第2希望、第3希望で出資馬を拾えれば良いですが、最悪の場合出資できない年も出てきてしまうでしょう。残り物の中から選ぶという方針であればそれでも良いですが、毎年それだとあまり楽しくないかもしれません。

 超高実績の方の第2希望よりも、実績ゼロの方の第一希望のほうが強い。
 この特徴を生かすことも重要です。変に超人気馬に突撃しないのであれば、実績がなくとも上手く立ち回る方法はあるはずです。


 色々と総合して考えた結果、3年前とは自分の戦略も変わりました。今現在の自分の方針は以下のとおりです。

・実績は、無理はせずとも確実に積む方向で毎年出資する。

・基本的に抽選は避け、自分の実績で出資可能な馬に確実に出資する。

 どうしてもノーザンFの生産馬に出資したいのであれば、キャロットやシルクもあるわけですし、こちらでは「確実」に自分の狙える範囲の馬を狙っていきたいと思っています。


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December 30, 2015

【ご購入者様用】シルク2015年第1回追加募集馬 募集時レビュー

 シルクの1次募集時にレビューを購入された方向けに、シルクの追加募集馬のレビューを以前の特設サイトに載せました。
 記事の閲覧には、募集時の限定記事と同じパスワードの入力が必要となります。

※パスワードは、当時ご購入いただいたPDFの2ページ目、「まえがき」の一番下に載っています。ご確認ください。

シルク2015年第1回追加募集馬 募集時レビュー

 よろしくお願いいたします。

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December 29, 2015

一口の野望

 信長の野望っていうゲームがあるんですが、私はそれがすごく好きで、今でもたまにやります。
 歴史シミュレーションゲームというカテゴリーに属するゲームで、もう30年以上も前からシリーズ化されている大ベストセラーゲームです。

 ゲームの内容について、本当に簡単に説明すると、「富国強兵に尽力し、かつ、他国を戦争で打ち破る」ということです。

 富国強兵の具体的な内容は、「開墾」、「治水」、「商業」などに投資して、農業や商業を振興して、大名が税金として受け取れる金銭等を増やす。そしてその金銭で軍備を増強するということです。
 その結果として、他国を侵略して領土を増やし、さらにその国を開墾して・・・とこのサイクルが続くわけです。

 実際の戦国自体で言えば、「治水」は武田信玄の信玄堤が有名ですし、「商業」であれば、織田信長の楽市・楽座でしょうか。
 まあ、そういうことをシミュレーションしていくわけです。

 開墾や商業に投資をいまくれば、税金として受け取る金銭は増えるのですが、一方で、それだけでは国を守れません。他国に攻め込まれてしまったら、お金だけあってもどうしようもありません。他国に攻め込まれる前に軍備を整えておかなければいけません。
 でも軍備を整えるにはお金が必要です。軍備にお金を使いすぎると、今度は開墾や商業に投資するお金がなくなってしまいます。
 プレイヤーは、こういうジレンマを抱えつつ、ゲームを進めていかねばなりません。

 基本的に毎月、開墾、商業、徴兵など何らかの行動ができるのですが、大事なのは、先を見据えて行動していくことです。行き当たりばったりで、今月は開墾、来月は徴兵、などとやっていては、上手く先に進みません。
 ゲームですから、織田信長とか武田信玄とかの最初から強力な大名であればそれでも何とかなるんですが、弱小大名の場合は、毎月の行動が、即、滅亡に直結します。
 小大名は周りの大名の動きを把握しつつ、2年先、3年先の計画と目標を持ってゲームを進めていかないと行き詰ってしまいます。
 そこが難しいところであって、一筋縄ではいかないところです。楽したいなら最初から大大名を選べばいいですが、敢えて小大名を選んで自身の才覚で大大名に対決していくという面白味があります。

 私が一口が好きなのは、信長の野望が好きなのと共通している部分があると思いました。
 一口も常に世の中の趨勢を把握しながら、2年先、3年先を考えて出資していかなければなりません。種牡馬もそうですし、生産牧場や調教師など、これから伸びそうなところに先行投資するのか、それとも既存の勢力に肩入れするのか。
 自分自身の経済力その他に合わせて、どのように資金を配分していくのか。大大名のように力押しするのか。それとも小大名のように知恵と才覚で切り抜けるのか。
 天下取り(ダービー制覇?)を目指すのか、それとも自国の領土を守るために、収支の均衡を第一に考えるのか。

 人それぞれ色んな戦略がありそうです。
 一口は出資してもすぐに結果が出るわけではないので、気が短い人には向かないかもしれませんし、人生経験が少ないと、やはり不利な部分もあるかと思います。
 馬という、人間の思い通りにならないものを扱っている以上、我慢と辛抱の繰り返しですから、すぐに爆発してしまうようでは冷静に2年後、3年後を考えられないでしょう。
 そう考えると、一般的には、やはり人生で多くの経験を積んで年齢を重ねた人のほうが有利なのかなと思います。

 何事もそうですが、一年一年、なるべく無駄の行動を減らして能力を高めていければ最高ですね。


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December 28, 2015

無駄な努力

 子供のころは時間はいっぱいあったような気がしますが、大人になると毎日何かに追われているようで忙しいですね。
 本当は年末年始くらい、ゲームでもしてゆっくり過ごしたいんですが、なかなかそういうわけにもいかなかったりして。

 結局人生何事も時間との戦いだなと思います。
 時間はお金に変えられますが、お金は時間に変えられない。

 そう考えると、一番大切なのは時間。
 その大切な時間を浪費しないためには、「無駄な努力」をしないということが大事かなと最近は思っています。
 無駄なことを考えて時間を浪費したり、無駄に喜んだり、無駄に怒ったり。
 でも、人間ですから、すべての無駄を省くこともできませんし、すべての感情を抑え込むこともできません。
 それでも、無駄だとわかっていることについては、余計な努力はしたくないなと思います。

 一口関係だと、私が思う無駄な努力の一番手はクラブの批判です。
 所属馬の活躍ぶり、出資者の決定方法、情報更新の頻度などなど、色々と不満が出てくる要素はあると思いますが、それについて批判しても仕方ないと思っています。
 出資する側にできることは、不満があるならそのクラブを退会するということだけです。それが一番簡単な解決方法だと思います。嫌なら辞める。それが一番。
 ただし、一口の場合は、出資馬が残っている限り原則としてやめられないのが悩みの種でもあるのですが。。

 そして、もう一つの無駄な努力は、騎手の批判及び騎手の騎乗についての考察だと思っています。
 一口では、騎手は自由に選べません。
 調教師(厩舎)は出資の段階で選べます。嫌ならその調教師の管理する馬に出資しなければいいだけのことですから。
 一方、レースに騎乗する騎手については、選べません。完全にクラブ任せです。
 そう考えると、騎手の騎乗内容についてあれこれ深く考えても仕方ないことだなと思います。

 ここで言うのは、あくまで「一口」という切り口での話であって、「競馬」という切り口ではありません。
 「競馬」という切り口であれば、騎手の騎乗内容について色々と考察するのは大いに有益だと思います。
 また、私自身も、普通に馬券を買っているときはバカヤロウとか普通に言ってますし。これは批判と言うよりも、単なる罵詈雑言ですが(笑)。

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December 24, 2015

大三元

 年末になるとどうも忙しいですね。
 色々とやらなければならないことを後回しにしていたツケが回ってきている部分もあるので自業自得なのですが、なるべくできることは片づけて新年を迎えたいものです。

 そんな忙しい中なのですが、先日仕事の仲間内で麻雀しました。
 麻雀は好きですが、最近はフジTVの有料放送で「割れ目でポン」を見るか、さもなくば、まれにNontendo DSの麻雀をやるくらいです。

 人間相手に麻雀をするのは、丁度1年ぶりくらいだったのですが、大事件が起きました。
 生まれて初めて大三元を上がりました。しかも親で。

 うれしいのはうれしいのですが、仲間内の麻雀でしたし、ツモではなくロン上がりで同僚の一人にぶち当ててしまいました。色々とお世話になっている人だけに、申し訳ない気持ちもあって、うれしさ半分、申し訳なさ半分と言うところです。ツモ上がりだったらもっとうれしかったのでしょうが。DSの麻雀だったら、相手がゴリラやキノコなので気を遣う必要もないんですが、相手が知り合いの人間だと、なかなか気持ちの整理も難しいです。
 その点、競馬や一口は、知り合いとお金のやり取りをするわけではないところがいいですね。仮に大勝ちしても気兼ねがないです。

 配牌では、発が暗刻で中が2枚白は1枚しかありませんでした。
 1順目で白を引いてきて、お、これは小三元くらいあるなと思っていたら、4順目にもう一枚白を引いて、さらに5順目くらいに下家が中を捨ててポン。これでもう大三元確定になりました。7順目ではテンパイになりました。

 何と言うか、こんなこともあるんだなあという感じでした。うまく行くときはとことんうまく行くと言うか。
 この日2卓で3半荘打ったのですが、私が入った卓は、私がすべて1位。さらに、一度も放銃しませんでした。得点が減ったのはツモで上がられたときだけでした。
 大三元の前局では、ドラを暗刻で持っていたら、下家が明槓をし、ドラ表示牌が重なって、私は一気にドラ6に。そこで跳満を上がりました。本当にすべての流れが自分に向かってきたと言うくらいのバカつきでした。

 一口でも、上手く行くときは本当に上手くいくんだよなあとか思ったりもしました。
 残口があった馬が重賞を勝ったり、キャンセルで当たった馬が活躍したり。色々とありますね。
 なにかそういう運の流れみたいなのを掴める時もあれば、まったく運に見放されてしまうときもあります。

 期待していた馬が、怪我・病気で長期休養・引退など。一口をやっていれば避けることはできない事柄です。
 そういうときは、運が悪かったと割り切るしかないですよね。人智の及ばぬ部分もあります。

 今回の麻雀は、まさに「すべてが上手く行った」というだけで、99%運です。私は別に麻雀が上手ではないです。それでも流れに乗れれば、こういうこともあるんだなと思いました。

 でも、できれば、麻雀ではなくて、競馬のほうで運を使いたかったですね。
 この運が継続できれば、有馬記念の馬券も期待できそうですがどうでしょう。

 忙しくて有馬も見れないかもしれませんが、一年に一度の盛り上がりですし、馬券だけは何かしら買いたいと思っています。

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December 19, 2015

競馬最強の法則2016年1月号

 年末が近づいてくると、なんだかんだで忙しくなりますね。
 だいたい競馬最強の法則は発売日に買うのですが、今月は読むのがだいぶ遅くなってしまいました。

 今月号は、記事自体はそんなに目を引くものはなかったですが、小島茂之師のロングインタビュー記事がありました。
 ロードクエスト、ブライトエンブレム、アストラエンブレムについて熱く語っています。これらに出資されている方は是非読んでみて欲しいです。

 それからトレセン最前線では、クラブ馬のブラックスピネル、ケッアルテナンゴ、そして阪神JF優勝馬となったメジャーエンブレムが取り上げられていました。こちらも出資されている方はぜひチェックしてみてください。


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December 13, 2015

一口馬主クラブとの付き合い方2015(キャロット)

 このカテゴリの記事を書くのは、実に1年半振り以上ということになります。
 以前書いていた「一口馬主クラブの付き合い方」ですが、以前の記事は3年前になりました。3年経って、色々とクラブ事情も変わってきている部分もあります。そこで、以前の記事をリニューアルして、「一口馬主クラブとの付き合い方2015」としたいと思います。

※クラブの特徴については、私の思い込みもあるかもしれません。大体のイメージということでご理解ください。


【キャロットクラブ】

<クラブの特徴>

・何年前か正確には覚えていないが、10年前くらいにリニューアルされ、その後ノーザンファームを中心とする社台Gで生産された馬が募集馬としてラインナップされるようになった。

・現在はほぼ社台G生産馬一色で、中でもノーザンファーム生産馬の募集がほとんどとなる。

・北海道での育成は、社台F生産馬及び追分F生産馬以外は、基本的にノーザンFでの育成となる。社台F生産馬は社台Fでの育成。追分F生産馬は追分Fリリーバレーでの育成となる。

・外厩は、ノーザンF生産馬、白老F生産馬、レイクヴィラF生産馬及びセールでクラブが購入した他牧場生産馬については、関東馬は原則としてノーザンF天栄となり、関西馬はノーザンFしがらきとなる。社台F生産馬及び追分F生産馬は基本的には山元トレセンになるはずだが、例外もありうる。

・一口1/400でありながら、毎年のようにG1馬が出ていることもあり、近年は会員数が爆発的に増加した。現在は新規入会者も多くいるが、退会者も多いので一時期ほどは増加していないらしい。

・一口1/400なので、高額馬にも出資しやすい。

・実質ノーザンF直営のクラブで、唯一、実績制を採用していない。

・募集は最優先枠があり、最優先枠で埋まった馬は、一般枠で希望してもすべて死票となる。社台のように何口か抽選ということはなく、すべて死票となる。

・最優先枠で落選した人は×1というフラグが立ち、翌年の抽選においては、通常の最優先枠に完全に優越する。ある馬について、×1を持つ人の出資口数が400口に達したら、×1を持たない通常の最優先枠で申し込んだ人の票はすべて死票となる。

・×1の状態であったとしても、自分が申し込んだ馬に対し、×1の出資者だけで400口を超える申し込みがった場合は、落選の可能性がある。この状態で落選すると×2となる。×2は、通常の最優先及び×1最優先に対し、完全に優越する。ある馬について、×2を持つ人の出資口数が400口に達したら、×2を持たない通常の最優先枠及び×1最優先枠で申し込んだ人の票はすべて死票となる。

・なお、×は×2までしかなく、×2で落選したとしても翌年に×3にはならない。×2で最優先に落選した場合は、翌年も引き続き×2を保有している状態となる。

・過去にこのクラブで出資していた牝馬の仔が募集された場合、母優先枠(400口のうち200口)で出資できる。

・ただし過去にこのクラブで出資した牝馬の仔がこのクラブで必ず募集されるという保証はまったくない。

・母優先枠に最優先枠(×1、×2を含む。)を重ねて応募することも可能。

・募集馬の抽選システムはおそらく全クラブの中で一番複雑であり、一言で説明することは不可能なレベル。

・つまり、人気馬には毎年1頭しか出資できない。

・2015年の実績では、×2同士で抽選となった募集馬も存在したため、1番人気馬には×2を持っていないと抽選にもならず、かつ、抽選となる以上×2を持っていても必ず当選するという保証はない。

・可能性としては×2で落選が続くこともありうるため、半永久的に1番人気馬には出資できない可能性もある。

・2015年の実績では、×2同士で抽選となった募集馬は2頭に過ぎない。現状では3番人気以下の馬であれば×2があれば確実に出資できる。

・一方で、×2がないと1~3番人気程度の人気馬には出資が難しいことになる。つまり、このような人気馬には、実際は3年に1回しか出資できないこととなる。

・最優先枠で落選した人は、2次募集の前に残った馬の中から、1.5次の優先出資の権利が得られる。この1.5次の優先権利はあくまで「最優先枠で落選」した場合であり、社台・サンデー・G1のように「1次募集で1頭もご希望に添えなかった」場合ではなく、最優先枠でハズレ、一般枠で当選馬があったとしても1.5次の権利がもらえることに注意。

・募集馬情報については、1歳幼駒の更新は原則月1回。年明け2歳1月から原則2週に1回更新。2歳募集締め切り後(9月以降)は毎週1回更新。

・募集馬の動画も定期的に更新される。だいたい2か月に1回程度。

・牧場、外厩、トレセン、どこにいても、2歳募集締め切り後(9月以降)は毎週1回更新。

・出資馬がレースに出走した場合は、レース終了後、だいたい1時間以内にはレース後のコメントの一部がクラブの会員Webに載る。全レース終了後、その日の夜のうちにレース後のコメントの完全版が会員Webに載る。

・優勝賞品(メダル等)は出資会員で購入希望者を募り、複数の申込者がいた場合は抽選で購入者を決定する。購入金額は、商品申込者以外の出資者に分配される。


<私の思う付き合い方>

 3年前の記事では、「キャロットクラブは、募集馬の埋まり方に関しては社台・サンデーに近づきつつある」と書いてありました。
 この2015年バージョンでは、「キャロットクラブは、募集馬の埋まり方に関してはすでに社台・サンデーを超える勢いである」というふうに書き直さないといけない感じですね。

 2014年産馬に関しては、12月のこの時点で、残口がある馬は中央所属馬が9頭、地方所属馬が2頭。サンデーRでもまだ中央所属馬で8頭残口がある状態ですから、募集馬の埋まり方に関しては、社台RHは軽く凌駕し、サンデーRとほぼ同等の勢いになったと言えるでしょう。

 2014年度はクラブ馬主で獲得賞金トップとなりました。ということは馬主リーディングでもあったということです。
 3年前にはさすがにここまでの爆発は予想できなかったです。現時点でも、その勢いは止まることを知らずというのが、キャロットクラブの現状だと思います。
 今年は馬主リーディングは、首位のサンデーRと僅差の2位ですが、いずれにしろ、サンデーRと並ぶ日本屈指のトップクラブとなりました。

 3年前に、今後は3年に1度しか好きな人気馬には出資できなくなるだろうという予想でした。それはほぼその通りになりつつあります。
 そして、×2については、母優先がある馬で残りの200口を争う馬でもない限り、そうそう落選ということはないだろうという前提で書いていましたが、今年の募集では、母優先のない馬で早速×2同士の抽選となり、×2アリでも落選が発生しています。

 そう考えると、予想以上のペースで抽選の熾烈さが増している感じです。

 既存の会員の方は、色々紆余曲折の抽選方法の変更があり、現在の出資者決定方法に至ったのも知っていますし、あらかじめそれを分かった上で会員になっているのでまだ心の準備ができているでしょう。一方で、新規でキャロットに入会しようとする人にとっては、とても敷居の高いクラブになりました。

 新規会員は、1年目の出資では人気の馬にはまったく出資できません。
 募集時までに会員になっておかない限り、会員で400口以上が埋まった馬に関しては一切出資がかないません。
 新規枠もありませんし、抽選枠もありません。既会員はすべての抽選において新規会員に優越するので、会員で埋まった馬には新規会員の出る幕はないわけです。

 今から新規で会員になる人の場合は、1年目は超人気馬にダメ元で最優先枠で申し込んで×を取り、その上で余った不人気馬に一般枠で出資するしかありません。つまり、場合によっては、1年目はほぼ「捨て」の1年になってしまうこともあるということです。

 ×1が取れた翌年は、既会員となって、他の既会員と同じ枠組みで、かつ、×1最優先も有する立場になります。こうなれば、よっぽどの超人気馬に申し込まない限りは落選の憂き目には遭わないでしょう。

 ×1がなくなり、通常最優先となるその翌年では、また×取りをするのか、それとも、×なしの通常最優先枠で出資可能な馬に申し込むのか。
 いずれにせよ、既会員になっても毎年希望馬に出資できるとは限らない。大体の場合において、旬の血統の有名厩舎に入る馬を望むのであれば、毎年希望馬に出資できる可能性はかなり低くなるでしょう。

 そう考えていくと、やっぱり強力なのは母優先枠。過去に出資した馬が繁殖になって、その仔がキャロットクラブで募集された場合には、400口のうち200口が母優先枠に割り当てられるため、その馬が人気馬であったとしても、出資できる可能性は大幅に高まります。

 そのためには、牝馬に出資しなければなりません。
 牝馬は種牡馬になる可能性がありませんので、牡馬に比べるとその分楽しみは少なくなります。まあそれは仕方ないにしても、問題は、その出資した牝馬が必ずしもノーザンFで繁殖になれるとは限らない。さらには、ノーザンFで繁殖になったとしても、キャロットクラブで募集される保証はどこにもないということです。

 その「空手形」かもしれないものを求めて牝馬に出資するのかどうか。
 最優先枠を使わずに、一般枠でも良血牝馬に出資できるのであればまだ選択肢の幅もあるのですが、大体の場合は、牝馬でもそれなりに名が知れた繁殖の仔だったりすると、そう簡単に一般枠で出資することもできません。

 色々と総合して考えた結果、3年前とは若干考え方が変わった部分もありますが、基本は変わりません。


・最優先枠は妥協せず自分の欲しい馬に申し込む。外れたらバツ1権利を得たと思って納得する。

・母優先枠が設定されている馬で、自分が母優先権を持っていない馬は、倍率が高くなる傾向にあるので基本的に最優先枠での申込みはしない。むしろ積極的に×を取りに行く場合に申し込む。

・血統的にみどころのある牝馬が一般枠で通りそうだったら、将来の母優先枠のことも考えて申し込んでみる。

・最優先枠で2年又は3年に1頭出資できればよしとする。一般枠はあくまでオマケと考えて期待はしない。最悪出資馬がゼロにになっても、他クラブで出資すればいいと割り切る。


 こんな感じでしょうか。
 いくら考えたところで、×2がない限り、いや、×2があっても、希望の馬に出資できるのかどうかはわからない現状です。あらかじめ、毎年希望通りいくものとは考えず、出資できたらラッキーくらいに考えておこうと思います。


 それから、キャロットの場合は、新規会員は特に不利ということもあるので、もし私が新規会員だったらと仮定して考えた場合について書いておきたいと思います。

・新規初年度の最優先枠は単純に×1を取るためと割り切る。そのためには1番人気と思われる絶対に当選しない馬に最優先で申し込む。

・一般枠で何らかの馬に出資しないと会員になれないため、むしろ初年度は一般枠で何を取るかが大事。どうせ希望通りに出資できないのであれば、せっかくなので将来の母優先の可能性にも期待して牝馬に一般枠で出資する。

・1次募集で全馬落選しても、1.5次募集のチャンスがあるが、1.5次は1.5次で激しい抽選になってしまうので、なるべく1次募集で確実に出資できそうな馬に申し込む。会員としての権利を得るためと割り切って、ここは確実に行く。

 こんな感じでしょうか。

 3年前と同じことを書きますが、抽選が厳しいのは皆同じ条件です。私の場合は、キャロットで落選した分は、他クラブで補充するという考え方で行きたいと思っています。


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December 08, 2015

シルクのキャンセル募集

 12月18日にシルクの募集馬検討会があるので、その際に、同時に追加募集馬が発表されるんじゃないかなと楽しみにしていましたが、その前にキャンセル募集が発表になりました。

 1次募集で満口になった馬はだいたいキャンセルが出ている感じです。
 口数も少ないですし、当選する確率は非常に低いとは思いますが、今年最後の運試しとしてはおもしろいかもしれませんね。
 私も、何かしらに申し込んでみようと思います。

 馬によっては、そんなに倍率が高くならなさそうなのもいそうなので、その辺の読みも大事ですね。
 ただやっぱり、1次募集で人気を集めた馬は、今回のキャンセル募集でも人気を集めるでしょうから、過度な期待はしないほうがよさそうです。

 外れたら、元どおり、追加募集馬に期待することにしたいと思います。

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December 04, 2015

社台・サンデー・G1のキャンセル募集

 今週末に社台・サンデー・G1のキャンセル募集があります。
 電話での先着順なので、電話がつながるかどうかが勝負の分かれ目となるわけですが、全馬一口のみのキャンセル募集ですし、出資できる確率は相当低いでしょう。

 私は、今年はキャンセル募集の電話をするつもりはありませんが、やはり気にはなるので、キャンセルが出た募集馬を見てしまいます。

 もしキャンセル募集に応募するならということで、字面と募集時の印象及び現在の情報を総合して考えると、サンデーR募集のロージーチャームの14が一番面白そうかなあと思っています。
 キングヘイロー産駒っていうのも、最近は少なくなってきて珍しさもありますし、動きや馬体は募集時から目立っていました。ただ、育成が追分なんですよねえ。そこがどうか。迷うところです。

 あとは、社台RH募集のギャビーズゴールデンギャルの14はやっぱり注目ですよね。ここ最近の堀厩舎の活躍ぶりを考えると、注目せざるを得ないというか。しかもディープインパクト産駒ですから、ここでは注目の的でしょう。ただ、如何せん、まだ体が小さいのが悩ましいところです。そこは賭けでしょうね。

 G1のキャンセル募集は、特に気になる馬はいなかったです。

 激しい電話合戦になるでしょうが、誰かしらは電話がつながるので、強運に賭けてみるのも面白いかもしれませんね。

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