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January 01, 2016

2016年新春占い

 毎年恒例というわけでもないんですが、勝手に自分が所属している各クラブの今年の運気というか動向を予想してみようというものです。
 あたりまえですが、私は占い師でもなんでもないタダの競馬バカですから、運気については、あくまでお遊び、妄想に過ぎません。


1.サンデーR・・・大吉

 2015年は2冠馬も誕生し、馬主リーディング1位に返り咲きました。2011年産馬はゼンノロブロイ地獄のせいもあったのか、良血馬が期待通りに活躍しませんでしたが、2012年産は良血馬がほぼ期待通りに活躍できているのではないでしょうか。明け3歳馬でもすでに2歳時にG1を勝っている馬もいますし、今年も競馬界の中心となる活躍をする馬が、このクラブから多く出てきそうですね。
 ノーザンF生産馬が大活躍している現状を考えると、今年の募集もサンデーR募集馬のほうに人気が集中すると思われます。その分、必要実績額は、今までの2割、3割増しになるかもしれませんね。
 いずれにしても、今年も馬主リーディングの首位争いは間違いないですし、おそらく首位の座は明け渡さないのではないかなと予想します。文句なく大吉でしょう。


2.キャロット・・・大吉

 さすがに2年連続の馬主リーディング1位とはなりませんでしたが、それでもしっかり2位を確保。この位置が定位置になりつつありますし、3位以下に下がることは現状からすると考えられないです。10年前では予想もつかなかった大クラブに成長しました。
 昨年も「OUR BLOOD」は大活躍。シーザリオの仔であるリオンディーズをはじめ、「OUR BLOOD」がG1や重賞で活躍しました。まだまだこれからも「OUR BLOOD」は控えていますし、今後もこのクラブの馬の活躍は続くでしょう。2014年産の募集馬も全馬売り切れそうな勢いですし、クラブの盛り上がりは止まるところを知らない感じです。
 しかしながら、いくらなんでも「OUR BLOOD」の威力が強すぎないかというのも感じますね。全募集馬が「OUR BLOOD」ということにはならないのでしょうが、母優先アリの馬が増えすぎても色々と制約が増えるでしょう。そもそも「OUR BLOOD」と言っても、ノーザンFがキャロットに出すかどうかを決めているだけですから、「OUR BLOOD」崩しのような血統の入れ替えもあり得るのかなと思ったりもします。
 いずれにしても、ノーザンF生産・育成の馬が募集されるクラブですから、成績が急に下がるということもありえないですし、今年も馬主リーディング争いをするくらいの勢いとなるでしょう。


3.社台RH・・・小吉

 馬主リーディングは3位を死守するも、G1勝ちはなし。それでも重賞は7勝していて、昔に比べると満足のいく成績ではないのでしょうが、クラブ全体からしたらまだまだ一流の成績と言えます。ただ、ノーザンFの当たるべからざる勢いに押されているのは否めないですね。
 今年も募集時はサンデーRに人気が集中するでしょうが、それでも社台RHの馬も結局は売れます。なぜなら、共同募集である以上、社台RHとサンデーRの出資実績額は合算されるからです。新規の方やこれから実績を積んで行こうと思う方が社台RHの良血馬を狙ったり、サンデーRを第1希望にしてハズレ2位で社台RHの馬に出資する方は多くいるでしょう。成績が下がったとはいえ、ノーザンF生産馬主体のクラブ以外と比較したらまだまだ大きな差があります。サンデーRは厳しいですが、社台RHであれば、低実績でも良血馬を選べる傾向になっていますから、その点はねらい目もあるでしょう。
 クラシック路線でノーザンF生産・育成馬と対決するのは分が悪い印象になりつつありますが、マイル以下又はダートであればまだまだ活躍馬は出るでしょうから、そのあたりに期待したいです。


4.シルク・・・中吉

 2015年は馬主リーディング5位まで上がってきました。4位は金子氏ですから、実質的にはクラブでは4位ということになります。2015年はこのクラブの成績が伸びたというよりは、前年4位だったラフィアンが成績を下げたせいで入れ替わったという感じですが、それでも大したものです。
 サンデーR、キャロットと比較すると所属馬の小粒感は否めないですが、たった数年でここまで成績を伸ばしてくるというのは驚きです。本当にノーザンF生産・育成馬の勢いはすさまじいです。
 現状の成績に満足できていない会員の方もいるのかもしれませんが、キャロットがリニューアルしてノーザンF生産馬が募集され始めた頃と比べたら、シルクも十分に素晴らしい成績だと思います。あとは、G1レベルでの活躍馬が今後どれくらい出てくるかですね。すぐにサンデーRやキャロットに追いつくことはないでしょうが、今年もじわじわと、一歩ずつ差を詰めていく感じになるのではないでしょうか。


5.東サラ・・・小吉

 生産牧場と直結しているクラブではないので、どうしても年度によってバラつきが出てしまうのでしょうが、2015年は馬主リーディング順位を一つ下げて9位。相変わらず社台F、ノーザンF生産馬の募集もありますが、その割合は少しずつ減っていく傾向でしょうか。
 その分、東サラ版OUR BLOOD と言う感じの、クラブ出身繁殖の仔がそろそろ募集され始めてきています。クラブの浮沈は、その東サラ出身牝馬の仔たちに掛かっていると言えるでしょう。
 毎年必ず素晴らしい馬が募集されるとは限りませんが、何年に1頭か、また、いつどんな募集があるのか想像がつかないクラブですから、今年のラインナップがどのようになるのか楽しみですね。そういう意味では一番楽しみが多いクラブかもしれません。
 ただ、クラブとしては、その東サラ版OUR BLOOD という感じの方向性への過渡期の時期かと思うので、少し生みの苦しみがあるかもしれないですね。


6.G1・・・中吉

 クラブ創設以降5世代がデビューしました。しかし、現時点で1億円以上稼いでいるのは初年度募集のスカイディグニティのみ。社台Gのクラブとしてはなかなか厳しい現状です。明け3歳の2013年産世代は、ノーザンF、白老F、社台Fからの明らかなテコ入れがあったため、募集馬の質も一時的に上がりました。明け3歳からは期待できそうな馬も何頭か出てきていますので、クラブの名を高めて欲しいところです。
 ただ、このクラブの中心となる追分F生産馬の成績が振るわないのが問題ですね。現状誰しも思うことでしょうが、追分生産馬に積極的に投資して良いのだろうかという疑問はあります。いつか走るだろうと思われて、もうクラブも5世代目。このクラブの追分F生産馬が期待ほどの成績を上げていないところは残念としか言えないです。
 ただ、クラブ全体としては成績は上がってきていますので、追分F生産馬にこだわらないのであれば、十分に良いクラブと言えるかもしれません。今年は今まで以上の躍進を期待したいです。


7.ノルマンディー・・・小吉

 社台G生産馬が募集されるクラブと比較してはいけませんが、勝ち上がりも悪くないですし、楽しめる馬はそれなりにいると思います。ただやっぱり、1頭か2頭くらいは、オープンや重賞で勝ち負けできる馬が出てきてほしいですね。現役G1馬の半弟も募集されたりと、毎年少数ではありますが良血馬も募集されています。3世代目までデビューしていますが、4世代目以降につながるような活躍馬が出て欲しいところです。まずはオープン馬の出現。それを期待したいです。


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