クラシック第一弾終了
今年の桜花賞が終わりました。
ルメではなくデムでした。
でも、清水成駿氏が言っていた、「どっちか」というのは当たりましたね。
ルメールが騎乗していたメジャーエンブレムについては、色々と敗因があるとは思うのですが、個人的には、ローテーションと展開かなあと思います。
昨日の競馬予想TVでも、指数で予想している予想家はいずれもメジャーエンブレム本命でした。私が使っている西田式スピード指数でも、当然メジャーエンブレムが1番手の評価となっていました。
指数派としては、これはもうメジャーエンブレム頭確定ということになるのですが、私も20数年スピード指数をやっていて、こういうパターンは意外と危険なことも知っています。結構何度も嵌ったので。
前走の勝ちっぷりがあまりに強烈すぎますし、かつ、勝ち時計もちょっと異常でした。前走は馬場に何らかのバイアスがあったのかなと思っています。
そのような馬場のバイアスを補正して指数にするのがスピード指数だろうと言われれば、確かにそうですねと言うしかないのですが、補正しきれない場合もあるのです。馬場の急変とか、内外の差とか、数値に現れない部分もあるので、完璧ではないのです。
それでも、事実5馬身つけて勝ってるんだから、強いはずだろうと言われれば、それも確かにそうなんですけど、ああいう勝ち方をした馬が、次のレースであっさり飛ぶのをいやというほど経験してきました。指数的に負けようがないと思うんですが、なぜかそうならない。
なぜなのかは説明できませんし、経験上こういうこともあるということを知っているとしか言えないですが、G1ともなると、馬の強さはもちろんのこと、体調、展開、馬場、鞍上等、すべてが噛み合わないとうまくいかないのでしょうね。
アンカツはルメールが前に行かなかったことを敗因に挙げているみたいですが、私はルメールが前に行こうとしたら、他もついてきてもっと厳しい展開になったんじゃないかなと思うんです。どうでしょうかね。後からなら何とでも言えますし、まずは今日の結果がすべてです。
自分自身は、スピード指数に逆らうのもなんですし、人気3頭を混ぜた3連複7頭BOXというセコイ馬券をセコく買ったのですが、3着を抑えていなかった。。
メジャーエンブレムを不安視したまでは流れが来てたんですが、詰めが甘かったです。
デムーロは素晴らしかったですが、まあ、さすがに、1着と2着の差は運ですよね。
先日NHKの番組で武豊騎手が、馬70%、人20%、運10%と言っていたのが思い浮かびます。
どうにもならない運の要素もあるのが、競馬の面白さなのかもしれません。
来週も人気馬でデムルメの対決となりますし、他にも有力馬がいますから、楽しみにな皐月賞になりそうです。
Comments
悟空さん、おはようございます。
僕はメジャーエンブレム本命で玉砕でした…
メジャーエンブレム本命としては、アンカツさんの意見と同じで無理にでも行ってほしかったです
JFやクイーンカップを見る限り消耗戦の方が高いパフォーマンスを見せていたので、今回も自らそういうペースを作ってほしかったです
とは言っても、スタートが速くなかったし、内枠だったので難しかったのかもしれませんね
やっぱり競馬は難しいw
Posted by: 御味噌 | April 11, 2016 07:46 AM
御味噌さん、こんにちは!
メジャーエンブレム本命の方からしたら、やっぱり逃げて欲しいということになりますよね。でもそうならなかったのは、本当に競馬の難しさだと思います。何というか、日本人の騎手のプライドと言うか、絶対にルメールに楽をさせないという気迫を回りから感じたレースでした。1頭で走っているわけではないということを痛感し、また、スピード指数の恐ろしさも感じるレースとなりました。
Posted by: 競馬悟空 | April 11, 2016 12:06 PM