清一色
麻雀を知らないと何と読むのかすらわからないと思います。
「チンイツ」と読みます。
麻雀では、主に3種類の数字の牌と、東南西北などの字が書いてある字牌があります。
清一色というのは、その3種類の数字の牌のうち1種類のみだけで作って「あがり」となることです。
必ず「満貫」という最低でも8,000点もらえる大きな手になりますが、なかなか清一色で上がるは難しい。
1種類の数字の牌は、36枚しかありません。そのうち14枚を自分一人で独占し、かつ、規則的な並びで「あがり」となる手を作らなければならないのですから、難しいわけです。麻雀は4人でやるゲームですから、自分が欲しいと思う牌を他の3人も欲しいと思っているかもしれない。そうすると自分のほうにはなかなかその種類の牌が回ってこないということになります。
誰かが、この清一色という手を作り始めた場合、その清一色を作り始めた人は当然その種類の牌を捨てなくなります。
例えば、一万、二万と書いてある「萬子(マンズ)」という種類の牌を清一色のために誰かが集め始めたとしましょう。
最初のうちは誰も気づきませんが、4、5巡すると、他の3人が気付き始めます。
麻雀ブログではないので話を省略しますが、他の3人に気付かれると、他の3人はその萬子を捨てなくなるのです。萬子を集めている人になるべく萬子を渡したくないわけです。
そうすると、その回ではなかなか萬子が場に捨てられないということになります。
こういう状況を麻雀では「萬子が高い」と言います。
一時的に、その局において、萬子の価値が高くなっている。みんなが欲しくなっていて、みんなが捨てなくなっているという状況です。
みんなが欲しいと思うから価値が上がるわけですね。
一口だけに限らず、競馬全体でノーザンF生産馬が強い状態が続いていますから、ノーザンF生産馬は皆が欲しいものです。
一口でも、ノーザンF生産馬だけに出資するという人もいるでしょう。
今まではそうでなくても、これからはそうしようと思っている人も増えているのではないかなと思います。
皆がそう思えば人気になり、相対的に価値は上がっていく。
そういうことを考えていくと、今までの感覚だと高いかなあと思う値付けも、実は市場の実勢価格に即したもののになっているということかもしれません。
出資馬全部をノーザンF生産馬の清一色にする。
やろうと思えばできますね。
サンデーR、キャロット及びシルクでノーザンF生産又は育成馬のみに出資するという方法。
清一色狙いの人が増えれば増えるほど、先ほどの萬子に相当するノーザン生産馬の価値は上がっていくので、競争率も上がっていく。実際サンデーRやキャロットでは好きな馬には実質1頭のみしか出資できないような状況です。
サンデーRやキャロットは好きな馬とかそういうレベルではなく、もう残っている馬自体が現在5頭しかいない状況ですから、様子見なんて夢のまた夢。今後は余計に何か希少価値のようなものが生まれていく状況になるかもしれません。
そうすると、やっぱり、3クラブのうち、まだ余裕があるのはシルクということになります。
まだ残っている馬も10頭以上いますし、追加募集もあります。
しかし、シルクもこれからさらに人気になっていくのかなと思います。
前にも言いましたが、ノーザンFの生産馬を卸売価格で買えるクラブは、上記3クラブしかなく、そのうち2クラブは全募集馬が埋まりそうな勢い。あふれた票がどこに向かうかと言えば、やはりシルクに流れ込んでいくでしょう。
サンデーRは実績制のクラブなので、基本的に2億とかごく一部の例外の超高額馬を除いては高額馬は売れ残りません。実績を積むには高額馬に出資したほうが効率が良いというのもありますし、単純に高額馬が価格通りに活躍しているというのもあると思います。
キャロットは実績制ではないのもあって、昔は高額馬がむしろ出資しやすかった時期もありましたが、今は高額馬は最優先枠でないと難しい状況。
シルクは実績制なので、やはり高額馬はすぐに埋まります。クラブとしての実績はサンデーRやキャロットに劣っても高額馬が売れていくのは、それだけノーザンFに対する信頼が厚いということでしょう。
シルクについては、今回の第2回の追加募集馬の売れ行きがどうなるか気になります。
こう考えていくと、清一色もただ牌を集めるだけならばなんとかなりそうですが、実際に役がつく手を、一口で言うなら、それなりに活躍している馬を集めるのはなかなか難しいことになりそうです。
別に無理にノーザンF生産馬で固める必要もないですよね。
清一色は難しいけれども、混一色ならばどうでしょう。
混一色は1種の数字牌と字牌のみの手です。清一色ほどは難しくないですが、2種類の牌でまとめないといけないので、それでもなかなか難しい。
社台・サンデーは実績制なので、実績のこともあって第2希望で社台RHを買うという人もいるでしょう。案外ノーザンF生産馬と社台RHの混一色という人も多いのかも?
私も、今年はノーザンFの清一色狙いで!と思うこともあるんですが、現実的には、混一色に。さらにノルマンディーとかもあるので、結局色々混じってノーテン(笑)というのが現実です。
友人の競馬ベジータ氏は今年は清一色で行くって言っていたような気がしますが、どうなるでしょうか。
清一色狙いで行くならば、今後は少ないチャンスの中から上手くツモる「引き」も必要になりそうですね。
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