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May 2016

May 31, 2016

どっちがよかったのか

 社台G系のクラブでも、社台・サンデー・G1は近年特に出資者決定方法に大きな変更はなく、安定しています。

 考え方も、作戦も例年通りでしょう。

 今年も特に変化はなく、変化があるとしたら、最近はノーザンF生産馬の活躍ぶりが顕著なことから、その分より一層サンデーRに票が集まりそうということくらいでしょうか。

 社台G系のクラブでも、キャロットは今年の募集から大変革があります。
 以前にも書いた通り、抽選になる馬は出資上限口数が一律5口になるということ。

 ×1だろうが×2だろうが、関係なく、とにかく人気馬は5口までということです。

 現状で×2を持っている人からしたら、今年から急に上限5口とかになってしまって、何だか損した気分になりますよね。
 私も今年×2なので、気持ちはわかります。
 ルール変更ですから、って言われれば、そうですね、仕方ないですねと思うしかないわけです。
 でも×2で10口、さらにはそれ以上も・・・と考えていた人にとっては、素直には納得の行かない変更です。

 実際に10口とか出資するかどうかはその時にならないとわからないですが、今年の募集を妄想する段階では、キャロットに突っ込む手もあるぞ、とかって考えていただけに、その選択肢が消えてしまったのは、なんだかさみしい気もします。

 しかし、昨年までのルールのままだったら、仮に×2を持っていたとしても、今後出資できるという保証はないわけですよね。もちろん、5口に上限が設定されても、出資できるという保証が発生するわけではないのですが、それでも単純に出資できる可能性は上がるでしょう。
 キャロットは募集口数を多くの人がシェアできるという考え方、方法を採用したということでしょう。

 一時期話題になったワークシェアみたいなものですかね。
 全然流行らず、最近はだれも口にしなくなった用語ですが(笑)、一時は結構毎日のようにニュースでも取り上げられていました。
 そもそも、ワークシェアっていう考え方自体が資本主義と相反していると思いました。独裁国家でもないかぎり、まともな資本主義国家でそんな考え方は定着しないでしょう。

 一口の場合は、「クラブ」が権力者・当局ですから、「クラブ」の決定が絶対です。金○○とかと変わりありません。逆らっても死刑になることはありませんが(笑)、逆らっても無駄なことだけは確かです。
 結局のところ、嫌ならそこから出ていくしかない。

 でも、そんなに気張らなくても、とりあえず5口で満足したほうがいいかなあと思います。

 ×2があっても必ず出資できるわけではないです。それでも今までよりも当選確率が上がるのであれば、納得したほうがいいのかなと思います。
 「ロトのつるぎ」にせよ「はかいのつるぎ」にせよ、どんなに強い武器も当たらなきゃあ仕方ないですよね。
 当たらない剣を振り回しても仕方ないです。

 問題は、どれくらい当たるようになるのかということですが、こればっかりは、全体の票の流れがあるので、募集が始まってみないと誰も何とも言えないでしょう。

 ×2の人を含め、×1その他の人も自動的に当選確率は増えるだろうということはわかりますが、どれくらい増えるのかがわからない。
 当選者が増えてみんなニッコリとなるのか、また阿鼻叫喚が起きるのか。

 いろんな意味で落ち着かない時期が近づいてきました。

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May 30, 2016

共同募集

 社台・サンデー・G1はもう間もなく現2歳(14年産馬)は募集締め切りとなります。

 上記3クラブともにまだ残口のある馬はいますが、サンデーRで残っているのは、当然のように低価格帯の馬のみ。

 社台RHにおいては、低価格帯から中価格帯の馬が残っています。中価格帯で残っているのは、クロフネ産駒とハービンジャー産駒。どちらも最近の傾向を踏まえると、これらの種牡馬の産駒としてはちょっと高めであったり、頓挫があったりしたため残っているのでしょう。

 問題はG1。こちらはまだディープ産駒が2騎残っています。
 しかも2頭とも満口間近ともなっていませんので、まだ口数に余裕があるのでしょう。

 この時期までディープ産駒が残っているクラブはなかなかないでしょう。特にこのご時世ですから、普通ならば高くても真っ先に売れていくはず。
 それが最後まで残っているということに驚きます。

 最近の活躍の印象度がイマイチという点に関しては、社台RHもG1も大きく変わらないように思えるのですが、社台RHの高額馬は売れて、G1の高額馬が売れ残るのは理由があると思います。
 単純に、社台RHはサンデーRとの共同募集であるのに対し、G1は単独での募集だからでしょう。

 社台RHで出資すればサンデーRの実績になるのに対し、G1で出資してもサンデーRに出資する際の実績にならない。実績にならないのであれば無駄金を使いたくないという思考もあって、G1の募集馬は売れ残ってしまうのだと思います。

 売れ残ったからといって、出資者の立場からすればマイナスの要素は一切ありませんし、最後まで様子見できるという点ではむしろプラスです。

 G1も社台・サンデーとの共同募集だったとしたら、おそらくディープ産駒が売れ残るようなことはないのでしょうが、単独募集というところがポイントですよね。

 しかし、仮に共同募集だったら喜ばしいのかと言ったら、そうでもないでしょう。

 社台・サンデー中心に出資している人からしたら、選択肢が増えることになって良いかもしれませんが、G1のみに出資している人からしたら共同募集になったせいで上位人気馬の争いが激化して、むしろ出資したい馬に出資できない事態が発生するでしょう。

 結局これも、良い悪いではなく、立場によって評価は変わるということです。

 ディープ産駒が上位独占したダービーの興奮が冷めない間に、最後、駆け込み出資があるかもしれません。


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May 29, 2016

競馬の世界の大晦日

 ダービーが終わり、今日が競馬の世代の一区切りという感じです。

 POGも今日で終了。
 仲間内のPOGでは最後のオークス、ダービーで豪快に競馬ベジータ氏に差し切られ2位。あと一歩で競馬三蔵法師氏にも差し切られるところでした。

 敗退の原因は、指名した3頭の牝馬がどれも不発だったこと。
 2016-2017POGでは、この反省を生かしたいと思います。

 ダービーは上位三頭が抜けてると思いましたが、結果もその通りに。
 ただし、馬券はディーマジェスティ頭のマカヒキ、サトノダイヤモンドへの馬単、3連単しか買っていなかったので外れ。それでも納得のいく名勝負でした。

 それにしてもディープ産駒は強い。
 ますます強くなっている気もします。

 ここまで結果を出されると、今年度の強気の値付けも納得するしかない感じです。
 あとは、自分自身でどう取捨を判断するかですね。

 明日からPOG新年を迎えますので、また気持ちを新たに頑張っていきたいと思います。

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May 28, 2016

一口破戒録

 自分自身への戒めのために・・・。

※この物語はフィクションであり、登場する人物団体等は実在のものとは一切関係ありません。
※専門家の指導のもと出資しております(ウソ)。


 ああ・・・・・・・・それにしても馬が欲しいっ・・・・・・・・・!!































 ここは、とある地下一口クラブのラウンジ・・・。

 Kイジは、悩んでいた。。
 現役出資馬が次々に故障。。

 気がついてみれば、現役稼働馬なし。。
 追加で出資したいところだが、もうすぐ15年産の募集も始まる。。
 そもそも所属しているクラブでは、もう残口のある馬がほとんどいない。。

 しかし、この地下一口クラブにはまだ残口のある良血馬がいるという。。


 ガヤ・・・ガヤ・・・


クラブ社員石和:「はいはいはい・・・!一口5万円、5万円」


クラブ社員沼川:「大丈夫大丈夫、残口はたくさんあるから・・・!なくならないよ・・・!。」


会員A:「おれにもアソヒビールの14を一口・・・!」


会員B:「おれにも・・・!」


会員M田:「おれはロングカンの14・・・・・・!」


クラブ社員沼川:「はい一口6万円」


会員M田:「ポテチの14も!」


クラブ社員沼川:「はいはい合計9万円・・・・!」


会員C:「カキピーの14・・・・!」


クラブ社員石和:「はいはい・・・・!カキピーの14、一口1万円・・・・!」


 ”バカがっ・・・・!”


 がや・・・がや・・・


 ”欲に流れて・・・・

 夢も追えないのか・・・・!?

 自堕落な連中めっ・・・・・・!”


 ”もうすぐ15年産の募集が始まるんだぞ

 なのに・・・こいつらときたら・・・”


 ”オレは違うっ・・・・!

 オレは貯めるっ・・・・!

 誰が使うかっ・・・・!”


 ”使うかっ・・・・!”


 がや・・・がや・・・がや・・・


 ”しかし・・・・

 くそっ・・・・・・・!

 ざわめきやがるっ・・・・・・!”


 ”オレは買えるっ!

 マルボロの14も、ポテチの14も、カンコーヒーの14、ヤキトリの14・・・サケの14・・・

 その気になりさえすれば・・・・!

 アソヒビールの14も・・・・!”


 ”くそっ・・・・!”


 ミシ・・・


クラブ班長:「フフ・・・」


Kイジ:「え・・・・・・・?」


クラブ班長:「15年産駒だろ・・・・・・!

       考えることは一緒だ・・!」


       「わしも最初そうだった。

       となりゃあ・・・・・・

       こんなとこで使っちゃあ いられねえよな」


       「気持ちはわかるよ

       けど・・・・・・・・

       無理はいけねえ・・・・

       無理は続かない・・・・」


       「適度に自分を許すことが一口のコツさ・・・・!」


 パサッ・・・・

 Kイジの前にカタログが置かれる。。


Kイジ:「は・・・・・・・・?」


クラブ班長:「Kイジくん新入会のお祝いさ
        入会金は取らねえよ・・・・・・・・!」


 ”班長・・・・・・・・”


 ”ううっ・・・・・・・・!”


 ”ひっ・・・・!まだガンガンに残口が残ってやがるっ・・・・・・!”


 ”あ・・・ありがてえっ・・・・・・!”


 ”犯罪的だっ・・・・・・

 魅力的すぎるっ・・・・・・”


 ”本当にやりかねないっ・・・・・・・・!

 一口のために・・・・・・借金だって・・・・・・”


Kイジ:「はぁ~~~~~っ・・・!」


クラブ社員石和:「さあ・・・・一口5万円、5万円・・・・!」


クラブ社員沼川:「もうすぐ入厩するよっ・・・・!」


 ”くそっ・・・・!”


 うま・・・うま・・・


 ”ディープ産駒・・・・

 ううっ・・・!”


 ”ディープ産駒に出資できたら・・・・

 さぞっ・・・・・・!”


 ”いったい・・・いくらするんだ? ヤキトリの14(ディープ産駒)・・・・・・”


 ”えっ・・・・? 一口20万円・・・・!?”


 ”バカ野郎っ・・・・・・・・!”


 ”買えるわけねえじゃねえかっ・・・・!

 くそっ・・・・!”


 ”くそっくそっくそっ・・・・!

 足元見やがって・・・・・・!

 しかし・・・・・・・・・・・・・”


 ”本当は違うっ・・・・・・・・

 買えなくもないっ・・・・!

 その気になれば・・・・・・”


 ”バカっ・・・・・・!

 ダメだダメっ・・・!

 そういう考えが破滅を呼ぶんだ”


 ”こんなとこで使えるかっ・・・・・・!”


















クラブ社員石和:「どっこいしょ・・・・」


クラブ社員沼川:「フー・・・・・・・・」


クラブ社員石和:「一段落ついたな」


クラブ社員沼川:「ああ・・・・・・・・」


 !


Kイジ:「・・・・・・・・」


 スッ・・・


クラブ社員沼川:「はいはいはいっ・・・・なにっ・・・・?

           なんなの? Kイジくん・・・・・・・・どうしたの・・・・・・・・?」


Kイジ:「・・・・・・・・だけ・・・・」


クラブ社員沼川:「は・・・・?」


Kイジ:「・・・・・・・・一口・・・・・・・・」


クラブ社員沼川:「一口・・・・・・・・!?

          一口って、それ・・・・・・

          アソヒビールの14かい・・・・?

          アソヒビールの14を一口ってことかい・・・・・・?」


 コク・・・


クラブ社員石和:「はいKイジくん、アソヒビールの14一口お買い上げっ・・・・・・・・!」


 ”一口はいい・・・・・・

 考えてみれば・・・

 十分我慢した・・・・・・

 今日は特別な日だ・・・・・・!”


クラブ社員沼川:「で・・・・他の馬は・・・・?」


Kイジ:「は・・・・・・・・?」


クラブ社員沼川:「せっかく入会するんだよ・・・・・・・・!

           1頭だけってんじゃ味気ないって・・・・・・・・!

           もう1頭出資しようよ・・・・・・・・なんでもいいからさ・・・・・・!」


Kイジ:「・・・・・・・・」


Kイジ:「じゃあ・・・・・・カキピーの14・・・」

クラブ班長:「嘘をついちゃいけない・・・・!」


 ノソ・・・


Kイジ:「え・・・・?」


クラブ班長:「フフ・・・・・・ヘタだなあKイジくん」


Kイジ:「え・・・・?」


クラブ班長:「へたっぴさ・・・・・・!

        欲望の解放のさせ方がへた・・・・」


        「Kイジくんが本当に欲しいのは・・・

        ディープ産駒(ヤキトリの14)・・・・・・!」


        「これに出資してワクワクしてさ・・・・

        重賞やG1で口取りしたい・・・・・・!

        だろ・・・・?」


Kイジ:「うっ・・・・?」


クラブ班長:「フフ・・・・・・

        だけど・・・それはあまりに値が張るから・・・・

        こっちのしょぼいカキピーの14でごまかそうって言うんだ・・・・・


        Kイジくん、ダメなんだよ・・・・・・!

        そういうのが実にダメ・・・・!


        せっかく新クラブに入会してこれからって時に・・・・

        その妥協は痛ましすぎる・・・・・・・・!」


        「そんなんで出資しても楽しくないぞ・・・・・・・・!」


        「嘘じゃない

        かえってストレスがたまる・・・・・・!」


        「買えなかったディープ産駒がチラついてさ・・・・・・・・

        全然スッキリしない・・・・!

        心の毒は残ったままだ

        出資のし方としちゃ 最低さ・・・・!」


        「Kイジくん・・・・・・

        出資ってやつはさ・・・・・・・・

        小出しはダメなんだ・・・・・・・・!」


        「出資するときはきっちり出資したほうがいい・・・・!

        それでこそ次の世代の出資までの励みになるってもんさ・・・・!」


        「違うかい・・・・・・?」


 ”言われてみれば・・・・

 確かにそうかも・・・・・・”


Kイジ:「じゃあ・・・・・・・・」


クラブ社員沼川:「はいっヤキトリの14一口お買い上げっ・・・・・・・・・!」


Kイジ:「実はポテチの14も・・・・・・・・」


クラブ社員沼川:「はいっポテチの14一口お買い上げっ・・・・・・・・・!」


クラブ社員石和:「となると・・・・・・牡馬ばっかりじゃ全然物足りないよね・・・・!


Kイジ:「・・・・・・・・」

    「・・・・・・・・」


 コク・・・


 こうしてKイジは地下一口クラブの新規会員となるべく申込書を書くのであった・・・・・・


















クラブ社員沼川:「バカ丸出しですね」


クラブ班長:「バカだからね。

        あんなもんよ・・・・・・

        今の会員なんて皆・・・・・・!」


        「申込書を書き終えたら・・・・・・

        奴はとりあえず満足して・・・・

        こう考えるだろう・・・・・・」


        「明日からがんばろう・・・・

        明日からはもう出資しない・・・・と・・・・」


        「その考えがまるでダメ・・・・・・・・

        『明日からがんばろう』という発想からは・・・・

        どんな芽も吹きはしない・・・・・・・・」


        「明日からがんばるんじゃない

        今日・・・・・・

        今日だけ がんばるんだっ・・・・・・・・!」


        「今日をがんばった者・・・・

        今日をがんばり始めた者にのみ・・・・・・

        明日が来るんだよ・・・・・・!」


        「そういう意味で奴はもうダメ・・・・

        終わったよ・・・・!」


 カシッ・・・


クラブ班長:「乾杯っ!」


 ゴク・・・


クラブ社員沼川:「フフ・・・」


クラブ班長:「ククク・・・・

        フ~~~~~~~~」


クラブ社員沼川:「また一人会員確保ってこってすね・・・!」


クラブ班長:「ああ・・・・・

        ってことになるな・・・・!」


        「一口の誘惑は強烈・・・・・・・・!

        一度知ったらもう抗えない・・・・・・!」


        「特に・・・・・・初年度から崩れるような奴にはな・・・・・・!」


        「結局のところ・・・・・・・・

        ちょっと一口ってのが大甘なのよ・・・・・・・・!」


        「その一口がこの地獄の・・・・・・・さらに地獄・・・

        地獄の底へ転がり落ちる

        最初の一歩・・・・

        入り口・・・・・・!」



 一口破戒録Kイジ・・・完


※元ネタが知りたい!という方は、ぜひこのマンガをお買い上げください。損はしませんよ!
(注)競馬とは関係のないマンガです。ギャンブルっていう点では共通かもしれませんが・・・。

これです


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May 25, 2016

やっぱり青天井

 ディープ牝馬はやっぱり強いという話でした。
 牡馬はどうなのかというと、牡馬もやっぱり強い。

 色々なデータからもそれは明らかです。

 しかし。ディープ牡馬はとにかく高い。
 今年のサンデーRの募集価格が発表されていますが、ついに行きつくとことまで行ってしまった感があります。

 それでも、まだ種付料は上がり続けていますので、来年以降はさらに上がる可能性すらある。
 本当にそのうちストームキャットみたいになってしまうのではないかと、いらん心配までしたくなります。

 2008年産~2012年産の社台G生産クラブ馬牡馬の募集価格平均が5,848万円でした。
 今年のサンデーR募集ディープ牡馬の平均は1億1,800万円。
 12年産までの平均の倍に達してしまっているということです。

 ここまで行ってしまうと、いくら長打率が高くて三振率が低いにしても、回収率の点でどうなのかという問題が出ます。
 株で言ったら、高値つかみにならないかということですね。

 永久に上がり続ける株がないのと同様、無限に活躍し続ける種牡馬もいないわけで、ディープであれ、いつかどこかで回収という点では頭打ちになります。
 それが、15年産なのか、それとも昨年の14年産なのか。いやいや来年の16年産からかもしれない。

 考えるとキリがないですが、ピンポイントで当たりを引くという芸当ができない限り、かなり大きなリスクを背負うことになりかねません。

 まだまだディープ産駒の成績は伸びると考えて、青天井の募集価格について行くのか。
 それとも、この辺が引き際と考えて別の種牡馬の産駒に活路を見出すのか。
 悩みは尽きないですね。


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May 24, 2016

ディープ牝馬

 ディープ牝馬はやっぱり強い。
 オークスの結果を見ても、逆らえないですね。

 私自身、13年産はディープ牝馬に4頭出資しました。全馬すでに勝ち上がっています。

 レッドアヴァンセは上位には来れなかったものの、自分にとって一口生活初の牝馬クラシックに連れて行ってくれました。
 パーシーズベストは、勝ち上がりに時間を要しましたが、これからの馬。スピード指数的にも上を目指せる素材です。
 レッドアルカナは、まさかのダート馬宣告を受けてしまいましたが、馬格もあるし、脚元が無事ならまだまだ上を目指して行けるでしょう。
 タイムレスメロディーは逆に馬格のなさに悩まされましたがスピードを生かして勝ち上がり。さらなる成長が望まれます。

 ディープ産駒は、正直厳しいかなあと思っても、結局勝ち上がってくれるという点で、信頼性は抜群です。
 毎年出資牝馬で未勝利馬が必ず出ていたのに、牝馬が全馬勝ち上がったというのは自分としては快挙です。

 13年産は全部で牝馬5頭に出資していますが、ディープ牝馬でないのはオルレアンローズ1頭だけ。
 しかし、このオルレアンローズが結構強かった。
 前走負けはしましたが、まだ子供っぽい馬なのにかなり頑張っています。ダート馬かと思っていましたが、芝で実力を発揮していますし、この馬はかなり上まで行くんじゃないでしょうか。現時点は予想以上の活躍ぶりです。

 しかし、オルレアンローズのような馬ばかりだったら苦労しないですが、サンデーが入っていない馬は正直出資しにくいです。
 安全策で高いディープ牝馬を重視するのか、それとも別の種牡馬の産駒で勝負するのか。
 今年も悩ましいところです。

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May 23, 2016

王双が斬られた

 ひさびさの三国志ネタというか、三国志コラボ記事ということで。

 一般に読まれている小説(戯曲)の三国志には、歴史上実在しない人物も出てきます。
 実在しない人物で一番印象に残るのはやっぱり刑道栄(ケイドウエイ、ケイの字の「つくり」は本当は「おおざと」)でしょう。

 赤壁の後の荊州南群攻略戦の零陵で、劉度の配下として出てくる武将です。

 「重さ五十斤の大まさかりを振る豪傑」として出てくる割に張飛や趙雲にはまったく歯が立たず、捕えられる。そして、劉備のもとに引き出されると「仁愛」の人であるはずの劉備がなぜか即座に「斬れ!」と命令(笑)。

 諸葛亮の口利きで助けられ、劉度に降伏勧告をしてくるということで自陣に戻るも、身の程知らずの謀を孔明に仕掛けてあっさり見破られて死ぬという、もう、文字にするとお笑いキャラでしかないわけです。

 まあ、マンガがアニメになった時に時間稼ぎで出てくるような雑魚と同じ扱いなんですが、妙に印象に残る武将です。

 しかし、三国志はあくまで正史という歴史ベースの小説なので、そうそう次から次へと実在しない人物を登場させるわけにもいきません。
 そのため、小説には、「正史に登場するものの、その事績が明らかでない人物」が結構出てきます。

 その最たるものは黄忠ですね。
 小説だと、老人キャラとして、荊州から夷陵の戦いまで獅子奮迅の活躍を見せる人気キャラですが、実際は正史に伝はあるものの、10行くらいしか事績がありません。

 夏侯淵を斬ったというのは正史に記されているので明らかなのですが、老人などという記述は一切ありませんし、生没年も不明です。
 だからこそ、後に戯曲を作った人からすれば、使いやすく加工しやすいキャラだったのでしょう。

 小説では、厳顔と、まさかの老人タッグを組んだりと、もうキン肉マン的な(笑)方向性の大活躍すらしてしまうという。
 ちなみに、厳顔も正史には老人という記述は一切ありません。

 関係ないですけど、三国志で出てくる関羽以外の豪傑(と言われて出てくる人)で、得物の説明でいちいち重さの説明がついたりする人って、だいたい死にますよね(笑)。
 刑道栄とか王双とか。そもそも「おおまさかり」っていう時点でイカンですよね。ドラクエじゃないんだからねえ。

 そうそう、その王双です。王双も、なんかすごい豪傑だということで、曹真が自信満々に皇帝の曹叡に説明するんですよね。
 で、王双っていうと、やっぱり曹真ですよね。

 王双で浮かぶのは、王双がやられたことを聞いた曹真が「王双が斬られた、王双が斬られた、ウーン」と言って倒れる横山光輝のマンガのシーンです。あまりにも印象的というか。曹真がその後無念のうちに死んでしまうこともあいまって、何ともやるせないシーンです。

 ちなみに、ちなみに、曹真ですが、小説では諸葛亮や司馬懿に徹底的にやられるダメキャラという設定ですが、正史の伝では、まさに知勇兼備の勇将で、配下からも敬慕され誰からも尊敬される武将だったと記されています。
 最初に戯曲を作った人は、諸葛亮や司馬懿を際立たせるため、敢えて曹真には損な役回りを引き受けてもらったということなんでしょう。

 また話がズレましたが、王双です。
 王双も正史に出てくる人物です。
 ただし、伝はありません。陳倉で諸葛亮にやられてしまうということしかわかりません。

 この辺は、三国志の戯曲・小説を作った人たちに感謝しかありません。
 何にも面白くない登場人物を見事に印象に残るキャラに仕上げる技というか何というか。三国志が長く愛される所以でしょう。


 馬の話になりますが、最初出資を決めたときは、私もそうですが、まさに皇帝に王双のことを報告する曹真の気分ですよね(笑)。
 陛下、来年のクラシックはもらいましたぞ!とでも言いそうになるくらい自信満々。

 ところが、なかなか現実はうまくいかなくて、自信の出資馬が敗退(討死)。
 「わしはもう出資する自信がなくなった・・・」という状況に。

 小説の三国志だと、そこに諸葛亮から、「あんた無能ですね」的な内容の手紙が送られてきて、怒りと情けなさで曹真が気死するという衝撃的な結末を迎えるわけです(笑)。


 馬の世界でも、掲示板とかでは、有力馬が負けると、こぞって諸葛亮的な人(笑)が押し寄せてきますが、真に受けてはいけませんよね。曹真のように正面から受け止めてしまうのではなく、笑って済ませるくらいでいないと心がもちません。気楽に行きましょう。

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May 22, 2016

2016/5/22(日)結果

 今日は府中で優駿牝馬(オークス)を見てきました。
 いや~今日はしかし暑かった。レースも熱かったですが、実際に天候も暑過ぎるくらいで、パドックにも長くいられませんでした。


シンハライト (ディープインパクト) メス4,400万 石坂 1着

160522shinha

 前走より馬体は減っていましたが、今日がギリギリの仕上げということでしょう。陣営の執念が感じられる雰囲気でした。レースでは道中は内を通って脚を溜め、直線では馬群の真ん中を突き抜けて勝利。小さな体ながらその勝負根性は卓越していました。スピード指数通りの完勝でした。
 関係者の皆さま優勝おめでとうございます。


チェッキーノ (キングカメハメハ) メス4,000万 藤沢和 2着

160522chekki

 今日はちょっとテンションが高い感じもしましたが、大きく影響するほどではなかったようです。勝てる仕上がりだったと思います。レースでは枠順もあって終始外を回らされて最後僅差の2着まで来たのは力がある証拠。勝ち馬を褒めるしかないでしょう。それにしてもキンカメ牝馬も着実に走る馬が増えてきている感じがします。この馬もこの先が楽しみです。


レッドアヴァンセ (ディープインパクト) メス7,000万 音無 7着

160522avan

 プラス体重で出てきましたが、それでもまだ全体に薄いというか細い感じがします。しかし立て直して走れる仕上がりだったと思います。
 スタートも上手く出て流れに乗り、直線では一瞬伸びましたが、最後は止まりました。距離もあるでしょうが、上位と勝ち負けするにはもう一回りの成長が必要でしょう。身が入ればさらに変わる余地はありそうです。


アウェイク (ディープインパクト) メス3,600万 齋藤誠 12着

160522awake

 ディープ産駒でも距離が伸びて良いタイプには見えませんでしたし、上位とは差もありました。これからの馬でしょう。


ロッテンマイヤー (クロフネ) メス1,800万 池添学 13着

160522rotte

 パドックでの見た目は良かったです。積極的な競馬はしましたが、上位とは差がありました。距離も少し長かったのでしょう。

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May 20, 2016

2016~2017POG用(シルク)

 自分用POGのシルク編です。
 シルクは9頭のピックアップとなりました。
 特にシルクの所属馬がいいというわけではないのですが、種牡馬的に色々な馬を考えた場合に、穴っぽいところで面白そうなのが多かったという感じです。


66 マイネナデシコの14 (サーブルノワール)
父 ブラックタイド
母父 サッカーボーイ
牡 2,400
小島太
母年齢 10
生産 谷口牧場
誕生日 3月4日

 血統的には大穴ですね。POG本でもほとんど注目されていません。ブラックタイド産駒ですから、いくらキタサンブラックが活躍しているとはいえ、人気にはならないでしょう。
 馬自体は、実際に動いているところを見ましたが、非常に良かったです。クラシック云々ということになると、やっぱりサンデー系上位種牡馬と比較した場合には厳しいでしょうが、現時点でもそこそこ仕上がっている感じですし、期間内に2つくらい勝てるんじゃないでしょうか。上手く行けばそれ以上もあるかもしれません。490kgと大きさ的にも丁度いい感じです。
 調教師はかなり気に入っていて気合が入っているという話ですので、楽しみですね。


68 クライウィズジョイの14 (クライムメジャー)
父 ダイワメジャー
母父 トニービン
牡 4,000
池江泰寿
母年齢 17
生産 レイクヴィラF
誕生日 3月31日

 もう入厩しています。とりあえずゲート合格までは進めるようです。その後も、厩舎の馬房の関係もあるでしょうが、特に問題なければ早めに使い出すのではないでしょうか。速攻系というような早熟馬ではないですが、確実性があるタイプで、全然ダメの可能性は低そうです。入厩前に520kgくらいでしたので、デビューする頃にはこの父の産駒としては丁度いい大きさになるのではないでしょうか。
 これもクラシックというタイプではないですが、ダイワメジャー産駒も結構活躍馬が出てきていますし、侮れないですよね。マイル前後の手薄なところで稼いでくれそうな気がします。


37 ペンカナプリンセスの14 (トリコロールブルー)
父 ステイゴールド
母父 Pivotal
牡 4500
友道康夫
母年齢 12
生産 ノーザンF
誕生日 4月8日

 こちらももう入厩してゲート合格済。その後一旦しがらきに出て、再調整しています。今のところ7月の中京芝2,000mでデビューの予定です。ステイゴールド産駒で、おそらく中距離馬。クラシック向きの馬といえそうです。牧場での評判は上々のようですし、気性的にも今のところ難しいところがないので、ここまで順調に進んできました。馬体重は入厩前で480kg。ステイゴールド産駒であっても、やはり牡馬ですし、体はあったほうがいいので、その点は安心できます。
 順調に行ってクラシックに乗って欲しいですね。


46 ナイキフェイバーの14 (ナイトバナレット)
父 ディープブリランテ
母父 Favorite Trick
牡 2000
矢作芳人
母年齢 14
生産 白老F
誕生日 5月11日

 これも大穴っぽい馬です。POG本にもほとんど載っていなかったですが、なかなか見どころのある馬です。5月生まれで、まだ子供っぽいのですが、その割には目立つ馬体をしています。ディープブリランテの初年度産駒ですので、血統的にどこまでやれるのかは不明ですが、ひょっとしてという面白さはありそうかなと思います。
 気性的にも距離はマイル前後かなという感じですが6月に移動の予定らしいので、早めにデビューしてポンポンと行ければ楽しみが広がりそうです。現在470kgですが、腰高で、まだ大きくなるでしょう。この後の成長次第で楽しめそうな感じです。


57 アビの14 (インペリオアスール)
父 エンパイアメーカー
母父 Chief's Crown
牡 4500
石坂正
母年齢 19
生産 笠松牧場
誕生日 4月24日

 普通に考えれば、エンパイアメーカー産駒はクラシックでは用なしということになるでしょう。この馬はディープスカイの半弟ですし、動きも芝向きに見えるのですが、結局はダートかもしれません。いや、最終的には多分ダートになるでしょう。それでも、クラシックまでは芝でいいところを見せてくれるかもしれないという期待を抱かせる馬です。
 適正は厩舎が上手く考えてくれるでしょうし、その辺は間違いないところですから、後は芝にも適性があることを祈るだけですね。馬体重は490kgくらいで、丁度いい感じです。


42 ナスカの14 (カラル)
父 ルーラーシップ
母父 サンデーサイレンス
牡 4000
佐々木晶三
母年齢 11
生産 ノーザンF
誕生日 5月13日

 5月生まれで、募集時はあまり見栄えしなかったのですが、変わりました。成長力がありそうで、もう14秒台まで進んでいますし、始動は早そうです。馬体重も500kgと丁度いい感じ。不安要素は所属厩舎が以前ほど勝てていないことでしょうか。クラシック向きの馬でしょう。


44 フサイチエアデールの14 (インヘリットデール)
父 ルーラーシップ
母父 サンデーサイレンス
メス 2200
高野友和
母年齢 18
生産 ノーザンF
誕生日 3月25日

 血統馬ですし、募集時の動きも目立っていました。475kgと牝馬としては十分な大きさで、その点心配はありません。早期の始動はなさそうで、秋以降だと思います。じっくりといって血統的な素質が開花すれば面白いと思います。


58 クーデグレイスの14 (デクレアビクトリー)
父 ゼンノロブロイ
母父 ホワイトマズル
牡 1800
村山明
母年齢 8
生産 ノーザンF
誕生日 3月17日

 既に、しがらきまで移動してます。現在548kgと若干大きすぎるかなという印象はありますが、芝でもダートでもやれそうですし、それはそれでいいのかなと思います。
 今更ゼンノロブロイ産駒をPOGで選ぶ人も少ないでしょうから、穴っぽいところとして面白いかなと思いました。早めにデビューして順調に進めば期待以上に活躍してもおかしくないでしょう。


32 ミュージカルロマンスの14 (キラーコンテンツ)
父 ディープインパクト
母父 Concorde's Tune
牡 10000
藤原英昭
母年齢 7
生産 ノーザンF
誕生日 1月23日

 正直POGってことを考えると、選びにくい馬ですが、迷った結果ピックアップに入れました。そもそも厩舎側は、この馬についてクラシックという方向性を全く考えていなさそうですし、デビューも秋が深まった頃と予想されるので、POG的には旨みはないと思います。
 でも、なんだかんだで、この厩舎の馬はクラシックが終わるまでに3勝くらいするのもいるので、他のディープ産駒と路線が違うだけに上手いこと賞金を拾えるかもしれないと思いました。積極的には選びにくいですが、誰も選ばないのであれば、押さえとしては面白いかもしれないというところです。
 馬体的にも気性的にも1,200mがベストになりそうですが、馬体は490kgとディープ産駒としては大き目で確実性は高そうです。


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May 18, 2016

2016~2017POG用(東サラ)

 自分用POGの東サラ編です。
 今年は東サラ所属馬には、あまり魅かれる馬はおらず、1頭のみのピックアップとなりました。


7 サビアーレの14 (レッドエレノア)
父 ハーツクライ
母父 Capote
メス 2,400
木村哲也
母年齢 14
生産 矢野牧場
誕生日 5月8日

 募集時から目立っていたのですが、その後も順調に進み、すでに美浦に入厩してゲート合格済。この後、一旦放牧してから福島又は新潟開催を目指すようです。この馬はノーザンF生産ではありませんが、育成はノーザンFです。入厩前の段階で480kg以上ありましたし、大きさは牝馬としては十分です。
 ハーツクライの牝馬ですから、POG的にはどうなのかというのも確かにあります。それでも、5月生まれでまだまだ変わり身がありそうな上に始動も早いので、面白いかもしれないなと思っています。

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May 16, 2016

2016~2017POG用(G1)

 自分用POGのG1サラブレッド編です。
 2頭のみのピックアップとなりました。どちらもノーザンFの生産馬です。いずれも早期から始動できそうなので良いですね。


5 ロジャーズスーの14 (プロディジャス)
父 ハーツクライ
母父 (Forestry)
メス 3,000万円
古賀慎明
母年齢 13
生産 ノーザンF
誕生日 5月4日

 特に注目は集めていないと思いますが、募集時の動きが目立っていた馬でした。
 すでに美浦に入厩しており、ゲート合格済。馬体重は450kg。その後一旦天栄に出ていて、再度リフレッシュしたあとにデビューとなるようです。母父ストームバード系というのもいいですね。
 ハーツクライの牝馬というのは指名しにくいところでもありますが、早めから始動できそうですしこれからの更なる変わり身もありそうです。


20 トップセラーの14 (レジェンドセラー)
父 ルーラーシップ
母父 (スペシャルウィーク)
牡 3,000万円
木村哲也
母年齢 12
生産 ノーザンF
誕生日 3月14日

 募集時大人気だった馬です。もっと時間がかかるかなと思いましたが、こちらもすでに美浦に入厩してゲート合格済。早めから始動しますし、ルーラシップ産駒が本当のところどうなのかを知るチャンスにもなるので、色々な意味で注目です。518kgと馬格があるのも頼もしいです。
 動きもかなり良いと評判になっているようですし、走ると思いますが、どの程度まで行くかは種牡馬のポテンシャルと厩舎次第でしょうか。

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May 13, 2016

社台・サンデー15年産価格発表

 昨日クラブのWEB上で15年産の募集馬の価格発表がありました。

 注目はやっぱりディープ産駒ですが、やっぱり年々高くなりますね。
 社台RHのディープ牡馬は平均8,400万円。
 サンデーRのディープ牡馬の平均は何と1億1,800万円でした。

 いやあ、ついに行きつくところまで行ってしまった価格ですね。

 ちなみに、サンデーサイレンスのラスト募集となった2003年産の、サンデーサイレンス牡馬クラブ馬の平均価格が約1億1,000万円。
 もう、サンデーR募集のディープ牡馬は、サンデー全盛期の価格を超えてしまいました。

 これを妥当と判断するのか、それとも、いくらなんでも高すぎると判断するのかで、今年の方向性も変わってくるでしょう。

 ディープ牝馬は、社台RHの平均が3,850万円。サンデーRの平均が6,000万円でした。
 牝馬も、価格的に行きつくところまで行ってしまった感じです。
 ちなみに、牝馬も、2003年産のサンデーサイレンスクラブ馬の平均価格が約4,200万円です。牝馬はサンデー全盛期を軽く超えてしまっていますね。恐ろしいことです。

 ディープ以外では、ロードカナロア産駒は結構高めなのかなと思いました。オルフェーヴルと大体同様の価格設定のようですね。

 ハービンジャーは人気下降気味で良血馬の産駒もいないので安値傾向。ノヴェリストもそんなに高い馬は見当たらないです。

 やはり今年も、ディープ、キンカメ、ハーツあたりが順当に人気を集めそうな気がします。

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May 12, 2016

遺伝子の世界

 POGの赤本を買いました。
 赤本が他の本とちょっと違うのは、須田氏が馬関係の研究をしている人に対して行ったインタビュー記事が載っていることです。

 今年は、遺伝子関係の研究をしている方へのインタビューでした。
 最近噂のエクイノム・スピード遺伝子検査ってやつですね。

 ミオスタチン遺伝子の型がC:Cだと短距離、C:Tだと短距離から中距離、T:Tだと長距離という遺伝子的な区分になるらしく、これは統計上明らかになっていると。

 ただし、現時点ではそれ以上でもそれ以下でもないらしく、距離適性だけわかっても、一口で出資するような立場の人にはあまり意味ないですよね。
 馬主さんならば、遺伝子検査の結果C:Cだから短距離路線で行こうなどと厩舎側とも話したりするのかもしれませんが、一口ではそういうことはできません。
 基本的には出資者の立場で遺伝子の型を知っても意味ないでしょう。

 ただし、生産者の立場であれば、確かに意味はありそうですね。C:Cの種牡馬とC:Cの繁殖を交配して短距離向きの馬を作ろうということもあるでしょう。
 今までは、それは、経験というか、「おそらくそうであろう」ということで、短距離向きとか長距離向きとか判断していたのが、科学的にわかるわけです。
 ただ、これもそんなに細かい区分でわかるわけでなく、結局多くの馬がC:T型という中途半端な結果になるかもしれず、お金をかけて調べるはちょっとどうかなと思う人も多いでしょう。

 また、LCORLという遺伝子が馬の体高に影響するということもわかっているらしく、A:A型の低い体高、G:A型の中間型、G:G型の高い体高に区分できるそうです。

 このミオスタチン遺伝子とLCORLとを組み合わせて考えた場合には、低体高で筋肉質、高体高でスリム、などと、望ましい馬の体系をある程度推測して生産が行えるようになる可能性があるようです。

 色々難しいことがわかってきて、日々進歩していることを感じます。

 ただし、肝心の競走能力そのものは、遺伝だけでは決まらないとのこと。
 研究者の方の話では、競走成績に占める遺伝的要因の割合は、20%~30%とのこと。
 残りは環境的要因に左右されるであろうと。

 いくら血統が良くても、やっぱり、育成や調教が大事なんですね。施設ももちろん重要ですが、人間側の馬の扱い方も大事だということでしょう。

 興味がありましたら、ぜひ赤本を(買って)読んでみてください。


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May 11, 2016

ツアー

 今年の社台ツアーは外国人の爆買い観光旅行の影響なのかホテルの部屋数が不足らしく、そのせいでツアーの開催にも影響を及ぼしているようです。

 私の友人も、申込書が到着してすぐ翌日に投函したけどキャンセル待ちになってしまったとか。
 何とか別日にしたり、懇親会なしの千歳泊のコースで申込みできたとのことですが、いやいや恐ろしいことですね。

 爆買いパワーはいつまで続くのか知りませんが、知り合いから聞いた話だと、去年札幌の市街地にある、とあるドラッグストアでは1日の売上が800万円超になったこともあったとか。1月ではなく、1日ですよ。その店の近くにあるお土産屋もいつ行っても外国人だらけでしたし、いやあ、凄いパワーです。

 そういう方たちが大挙押し寄せてきているのでしょうし、ホテルの部屋が足りなくなるのもわかりますね。

 ただ、申込みする側からすれば、ノロノロしていて間に合わなかったなら仕方ないですが、届いてすぐに記入して、翌日に投函してキャンセル待ちではどうしようもないですよね。

 やっぱり「郵便」で申込みという手法自体が限界にきているのかなと思います。
 キャロットやシルクはインターネットでの申込みですから、少なくとも住所地による有利不利はないですし、その点は納得かなと思います。

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May 09, 2016

2016~2017POG用(サンデーR)

 自分用POGのサンデーR編です。
 昨年は、実はメジャーエンブレムをきっちりピックアップしていました。
 しかし、自分自身は指名していないという大チョンボでした。
 メジャーエンブレムを指名していればPOGも楽勝だったのになあと思うと大変悔やまれます。
 今年もメジャーエンブレムのような馬がいたら最高です。


102 シユーマの14 (ヘリファルテ)
父 ディープインパクト
母父 (Medicean)
牡 12,000万円
堀宣行
母年齢 6
生産 ノーザンF
誕生日 4月9日

 ディープの牡馬ではやはりこの馬に期待したいです。募集時から動きが目立っていましたし、体も460kg台まで順調に増えてきていますから、心配な点はなくなってきています。あとは厩舎がなんとかしてくれるでしょう。期待です。


146 グルヴェイグの14 (ヴァナヘイム)
父 キングカメハメハ
母父 (ディープインパクト)
牡 8,000万円
角居勝彦
母年齢 6
生産 ノーザンF
誕生日 1月25日

 素晴らしい血統馬で、馬体も最高。キンカメ産駒の良さを全部持っている馬ですから、間違いなく走ると思っています。ただ、この血統ですからPOGでは人気になるでしょうし、あまり面白味はないかもしれません。480kg台ですし、これからさらに成長していってクラシックの頃には丁度良くなるでしょう。


105 マジックストームの14 (フローレスマジック)
父 ディープインパクト
母父 (Storm Cat)
メス 6,000万円
木村哲也
母年齢 15
生産 ノーザンF
誕生日 4月15日

 血統的にも間違いない馬ですし、いかにも走りそうというディープ牝馬ですね。450kg台の馬体なので大きさを心配する必要はなさそうです。6月中にも美浦に入るみたいですから、順調に進んでクラシックに進んで欲しいです。問題は厩舎くらいでしょうか。この馬が走らなかったら坊主になってもらうしかないですね。


121 ハッピーパスの14 (ラボーナ)
父 ルーラーシップ
母父 (サンデーサイレンス)
牡 5,000万円
藤沢和雄
母年齢 16
生産 ノーザンF
誕生日 3月29日

 ルーラーシップ産駒は前評判が高いようです。ルーラーシップ産駒の中ではやっぱりこの馬かなと思いました。馬体も良いですが、何より血統が素晴らしいです。上も先日重賞を勝ちましたし、この血統を知り尽くしている厩舎。大きさも510kg台と丁度いい感じです。5月中にも美浦に移動ということですし、早期からやれるかもしれないですね。楽しみです。


151 マルペンサの14
父 ステイゴールド
母父 (Orpen)
メス 4,000万円
須貝尚介
母年齢 8
生産 ノーザンF
誕生日 1月31日

 ステイゴールド産駒の牝馬ですが、まず大きさがあるのがいいです。現在460kgあり、馬体の心配はなさそうです。血統的には文句のつけようがない馬ですし、厩舎もステイゴールド産駒が得意なところ。POG的には人気間違いなしでしょうが、押さえておいて損はなさそうです。


115 デュアルストーリーの14 (ホットセット)
父 マンハッタンカフェ
母父 (エンドスウィープ)
牡 3,200万円
手塚貴久
母年齢 14
生産 ノーザンF
誕生日 3月22日

 こちらはすでに入厩していて、6月の東京から使うようです。マンハッタンカフェ産駒ということで、クラシックの主役となる種牡馬の産駒ではないのですが、いい馬だと思います。500kgくらいと丁度良い馬体重ですし、まず何より順調に来ていて、早期に使い出せるのがいいです。POG的には面白い一頭かもなと思っています。


166 タンザナイトの14 (ダンビュライト)
父 ルーラーシップ
母父 (サンデーサイレンス)
牡 3,600万円
音無秀孝
母年齢 14
生産 ノーザンF
誕生日 3月3日

 ルーラーシップ産駒は2頭目になりますが、この馬もいい馬で、募集時から目立っていました。産地馬体検査を受けていますが、そんなに早く使い出すわけでもないみたいですね。460kg台の馬体ですが、これからもう一回り成長すればベストでしょう。
 ルーラーシップ産駒の中では、そんなに注目されていない馬だと思いますが、音無厩舎は牡馬は信頼できますし、稼いでくれるんじゃないかなと思います。


122 シャーペンエッジの14 (シャープシューター)
父 ゴールドアリュール
母父 (クロフネ )
牡 1,800万円
久保田貴士
母年齢 8
生産 ノーザンF
誕生日 5月13日

 今年のメジャーエンブレム枠はこの馬でしょうか。ただ、ゴールドアリュール産駒ですから、クラシック向きではないですね。個人的にゴールドアリュール産駒が好きで、募集時の動きも目立っていたのでピックアップしました。
 520kg近くありますが、ゴールドアリュールの牡馬としては丁度いいですね。順調で、5月にも一旦美浦に入るようです。一発に期待します。


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May 08, 2016

2016/5/8(日)結果

 今日は府中でNHKマイルCを見てきました。

 勝ったメジャーエンブレムは強かったです。また、2着のロードクエストも惜しかったです。
 皐月賞大敗の馬がNHKマイルで上位に来るという流れは昨年と同じで、ロードクエストがここで2着になったということは、今年も皐月賞のレベルの高さが証明されたと思います。ダービーはディーマジェスティはかなり信頼性が高いと思いました。


メジャーエンブレム (ダイワメジャー) メス2,000万 田村 1着

160508major

 昨日の競馬番組では調子が絶好調ではないのではないかという人もいましたが、パドックで見る限り全然そんなことはなかったです。万全の仕上がりでした。
 レースでは好スタートを切って自分のペースを刻むと、誰もついて来れずそのまま直線へ。直線でも危なげなく後続を振り切って優勝。完勝でした。
 やはり自分のレースができれば強かった。伊達に高いスピード指数を出していないですね。牡馬を倒しての優勝は本当に立派の一言です。今後も展開に注文はつくでしょうが、それでも嵌まれば強さを発揮できると思います。秋の内回りの京都はいかにも向きそうですし、これからが楽しみです。
 関係者の皆様、優勝おめでとうございます。


アーバンキッド (ハーツクライ) 牡2,400万 齋藤誠 16着

160508urban

 前を追いかけて潰れてしまいました。勝った馬が強かった分、今回は結果として流れが向かなかったですが、マイルにこだわる必要はなさそうですし、まだまだこれから活躍するでしょう。


ティソーナ (ダイワメジャー) 牡4,000万 藤沢和 17着

160508tiso

 デキも良さそうでしたし、ゲートに入るまでは完ぺきでしたが、痛恨の出遅れ。流れに乗れませんでした。そういうのも含めて競馬ですから仕方ないですね。今回のレースではマイルが合うかどうかは不明ですが、仕切り直してまた頑張って欲しいです。

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May 06, 2016

2016~2017POG用(キャロット)

 POG本も大分出そろってきました。もうあと1か月で新馬戦も始まりますし、そろそろ次年度の自分用POG用のピックアップを行っておきたいと思います。

 自分自身の2015~2016は、仲間内のPOGについては現在激しい首位争いの最中。残りのG13つで勝負が決するところです。
 JRA-VAN POG は、チョンボにより何と6頭しか登録できませんでしたが、そこそこ頑張れています。


 今日はまずキャロット所属馬からピックアップします。
 昨年は、運よく、朝日杯優勝馬のリオンディーズをピックアップできました。NHKマイルでそこそこの人気になりそうなティソーナもピックアップしていましたので、今週末はぜひ頑張って欲しいところです。
 今年も当たればいいなと思います。

 一応、自分自身の期待順で上から並べてあります。


3 ラドラーダの14 (レイデオロ)
父 キングカメハメハ
母父 シンボリクリスエス
牡 6000
藤沢和雄
母年齢 8
生産 ノーザンF
誕生日 2月5日

 距離的にクラシックには向かないかもしれませんが、敢えてこの馬を1番手にしました。
 今週末に半兄のティソーナがNHKマイルに出走します。現在3勝しています。結果はどうなるかわかりませんが、弟のレイデオロはティソーナ以上の素質を感じます。現在500kgくらいで、馬体重もキンカメ牡馬としてはベストに近く心配ありません。
 競馬に絶対はないですが、まず間違いなく活躍すると信じています。


43 トゥザヴィクトリーの14 (トゥザクラウン)
父 キングカメハメハ
母父 サンデーサイレンス
牡 12000
池江泰寿
母年齢 18
生産 ノーザンF
誕生日 2月12日

 こちらが1番手でも良いのですが、POG本でも大人気なので、あまり新鮮味はないですよね。
 それでも、この馬もキンカメ産駒の良いところを全部持っていると思うので、まず間違いなく活躍すると思っています。
 募集時から大きな馬だったので、そこを心配する人もいましたが、現在520kgと大きさを心配する必要はありません。あとは厩舎が何とかしてくれるでしょう。
 今年のキャロットは、上記レイデオロと、このトゥザクラウンが抜けていると思います。


21 スターペスミツコの14 (エピカリス)
父 ゴールドアリュール
母父 カーネギー
牡 3600
萩原清
母年齢 12
生産 ノーザンF
誕生日 3月22日

 ゴールドアリュール産駒ですし、POG向きの馬とは言えないのですが、やはりいい馬には違いないです。ダート戦線での活躍も見込んでピックアップしました。
 芝でもやれそうな感じに見えるんですが、血統的にはやはりダートになるでしょう。POG的には人気にならないと思うので、ダートで3つ勝てれば結構他と差をつけることができるかもしれません。
 順調に大きくなって現在500kgくらい。大きさもベストですね。活躍を期待します。


79 ブルーメンブラットの14 (ヴィルデローゼ)
父 エンパイアメーカー
母父 アドマイヤベガ
メス 2800
石坂正
母年齢 11
生産 ノーザンF
誕生日 2月26日

 エンパイアメーカー産駒。POG的には選ぶべきではないのでしょうが、この馬も募集時から目立っていたんですよね。ひょっとして全然ダメという可能性もなきにしもあらずですが、エンパイアメーカー産駒をPOGで選んでくる人は少ないでしょうから、当たれば大きい。今まで見たエンパイアメーカー産駒の牝馬では、この馬が一番いいんじゃないかなとは思っています。
 さらに、所属厩舎が石坂厩舎というのがポイントですね。やはりこの厩舎は牝馬は抜群に上手いです。成績にハッキリ出ていますし、そこを信じたいです。
 産地馬体検査を受けており、馬体重は460kgくらい。牝馬としては丁度いいですね。


46 リリサイドの14 (リスグラシュー)
父 ハーツクライ
母父 American Post
メス 3000
矢作芳人
母年齢 7
生産 ノーザンF
誕生日 1月18日

 募集時に非常に人気が高かった馬です。目立つ動きで、この母の産駒の中では一番じゃないかなと思えるので、期待は高くなります。
 順調に進んでいて動きも良さそうです。450kgを超えていて馬体重も心配なさそう。クラシックを目指して欲しいです。

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May 04, 2016

青天井

 キャロットの1次募集及び1.5次募集における出資口数の制限については、あまりに急な話だったので、まだ今一つピンときていないのですが、全体としてはそんなに大きな変化はないのかなあと思っています。

 口数制限で影響を受ける人がどの程度いるのかは、クラブ側しかわからないでしょうが、10口制限であればまだしも、5口制限だとそれなりに影響を受ける人もいそうですね。

 そもそも、なぜ今まで口数の制限がなかったのかはよくわかりませんが、×制度ができるまでは、仮に10口超の出資者がいたとしても、そんなに多くはなかったのかなと推測します。

 それが、×制度ができたことによって、要するに「ちからため」、「きあいため」のような戦法が現実にありうる手段となってきて、それを実行する人も増えたのかもしれません。

 そうすると、行きつく先は、非抽選除外の結果×ありとなり、その翌年「きあいため」を解放しての2倍攻撃となると。
 その結果、人気馬の口数が通常の2倍の口数(通常の2分の1の出資者数)で埋まってしまい、さらに新たな×保持者が生まれるというループ。

 少し考えれば、最終的にはこうなると予想できますが、でも実際に実行されてみないとどうなるのかわからないですよね。ノーザンF生産馬がここまで強力になると100%の確率で予想できるわけでもないですし、しかも、キャロットの馬がここまで活躍するとは、×制度の開始時には予想の出来なかったことでしょう。

 いずれにしても、クラブ側の予想を上回る過熱ぶりだったのは明らかでしょう。


 キャロットは実質ノーザン直営のクラブでは唯一明確な出資口数の上限がありませんでした。
 一応制度上・理論上は199口までとなっていますが、さすがにそういう人はいないと思うんですよね。
 常識の範囲でという紳士協定?的なモノが各個人にあると思うので。

 ただし、ここまでクラブ馬が活躍してしまうと、それを独占しようという人が出てきてもおかしくないですよね。
 戦国時代の鉄砲じゃないですけど、あきらかに儲かる、あきらかに活躍する、と思うのであれば、それを独占すべきと考える人も出てくるかもしれません。
 実際にそれくらいの経済力を有した人もキャロットの会員の中に存在するでしょう。

 また、カイジの地下チンチロじゃないですけど、ため込んだペリカで青天井勝負のような手法を取ろうとする人も出てくるかもしれません。

 いずれにしても、制度上はあり得るがクラブの常識から離れた「イレギュラー」が存在しえる。又は今後発生する可能性がある以上は、何らかの変更は避けられなかったのかもしれません。


 今回の変更で、大口で出資していた人から大量に退会者が出たりするのかというと、結局のところそういうことはないでしょう。
 今まで5口超で出資していた人は、5口で出資するという方向に落ち着くのではないかなと思います。
 仮にキャロットを辞めたとしても、現状では他に行先はないですから。
 一番活躍馬を多く出しているクラブを辞めて、他の行くというのは冷静に考えればあり得ない判断ですから、不満があっても辞めるという人は少ないと思います。

 ただ、余った口数分のカネがどこに流れていくのかというのはあります。
 何となくですが、行先は一つしかなさそうですが。。

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May 03, 2016

キャロット出資者決定方法変更へ

 今日キャロットのクラブ会報が届きましたが、そこに驚きの内容が記されていました。

 2015年会員アンケート結果のページで、出資者決定方法の変更について言及されていました。

 変更点は、以下の2点。

①抽選となった馬の出資口数を最高5口に制限

②2016年度1次募集での新規入会者は最優先希望が落選となっても、翌年度募集で×1とならない


 まず先に、②について。
 これは、現状では既存会員からしたら当然なされるべき変更だったかと思います。
 新規で申し込んでいきなり×1を取れるというのは、既存会員からしたら納得の行くものではありませんでした。

 次に、①について。
 こちらは、結構驚きの変更ですね。
 今までキャロットは出資口数に一切の制限はありませんでした。
 理論上は1次募集でも199口まで出資可能でしたが、2016年度以降は、1次募集及び1.5次募集で抽選となった馬については、最高で5口までしか出資できないこととなりました。 

 さすがに、口数制限がないのはどうなのかなあと以前から思っていましたが、制限があるとしても、最高10口になるのではないかと思っていましたから、5口というのはちょっと意外でした。
 会員も多くなり、それだけ10口とか20口とかで出資する人が増えてきていたのかもしれません。

 会報の書き方だと、上記方法で決定のようです。


 出資者の決定方法については、以前も書きましたが、「これがベスト」という方法はありません。
 仮に誰かが「ベスト」と思ったとしても、他の人から見たらそれはベストではない。誰かの利益が誰かの不利益となる。そういうものです。
 皆が幸せになれる方法はありません。

 ②の変更については、既存会員は一切不利なしなので問題ないでしょう。問題は、新規でキャロットに入会しようとする人の「今更感」がさらに高まるということでしょう。
 これで新規入会を考えている人は、現在残口のある4頭のどれかに今年度募集中に出資しない限り、2016年度募集においては、完全に既存会員に出資順位で劣後する上に、×1も得られないということになります。

 つまり、既存会員の最優先枠で抽選となるような馬に確実に出資するためには、2年後の2018年度まで待たなければならない可能性も出てくるということです。
 これは、かなりの「今更感」ですね。

 関係ないですけど、競馬ベジータ氏は本当に良いタイミングで入会しました。競馬ベジータ氏のように、今残口がある馬に出資して会員となっておけば、2016年度募集では希望通りいかなかったとしても、来年の2017年度募集では×1で出資も可能となり得るわけです。

 この②の変更によって、今後何が起きるか予想すると、おそらく現在残口のある4頭が早晩売り切れるでしょう。
 キャロットに入会すると決めている人は、もうこの4頭に出資しない限り、最悪2018年度募集まで希望通りいかない(注:希望馬の人気の程度によっては2018年度募集ですら当選するとは限りません。)可能性が高くなりますから。

 まあ、これは既存の会員には関係のないことなので、私個人には影響がありません。


 既存会員に影響するのは①のほうですね。

 この変更は、2つの目的があると思っています。私が勝手に思っているだけです。

 一つは、10口、20口、又はそれ以上の口数の出資によって、人気馬が少数の出資者で占められるのを避け、なるべく多くの出資者に口数が行きわたるようにするという目的。

 個人的には、ある程度は口数制限は仕方ないのかなと思います。サンデーR、キャロット、シルクで、口数制限がなかったのはキャロットだけですし、いずれは何らかの制限はあるのかなと思っていました。ただし、5口というのは正直意外でした。
 もちろん、10口出資したかったという人にとっては明らかな改悪ですし、逆に5口以下でしか出資しないという人にとってはチャンスが広がる改善ということになります。

 個人的には、5口はちょっと少ないような気もしなくもないですが、仕方ないのかなという気持ちです。
 おまえ10口出資してたのかと言われたら、実際はそんなに出資してないわけなんですが、今後ひょっとしてそういうこともあるかもしれないと思ってはいました。思うだけですが、これだ!という馬がいたら10口もありうるとか、そういうことを考えてみたかった。
 でも、上限5口なら、それに合わせて作戦を考えるだけです。

 5口ではつまらないという人にとっては、本当に最悪の変更でしょうね。


 もう一つは、×1、×2を確実には取らせないというか、理論上の口数を応募しての×取りをさせないということでしょうか。
 簡単に言うと、口数の制限がなければ、199口まで出資可能であるわけです。でも、最優先とか×1とかで抽選になりそうな馬に199口とか応募すれば絶対に落選するわけです。細かいことを言いだすとキリがないので、省略しますが、そういう常識はずれな方法もあるということです。
 5口に制限すれば、そういうあからさまな×取りは防げるということもあるでしょう。
 ただ、これはあまり意味はないと思います。5口だろうが1口だろうが、×1を取るには×1だけで埋まりそうな馬に申し込めばいいだけの話です。これも考え出すと色々パターンがあってキリがないのでやめておきますが、色々あるということでしょう。

 やはり単純に前者の、なるべく多くの人に希望馬が行きわたるようにというのが目的なんでしょうね。

 この①の変更によって、今後×2、×1が減っていく傾向にはなるのでしょう。
 ということは、現在×2、×1を持っている人が相当数いて、これをクラブとしても捨て置けない問題と認識しているということでしょうね。

 今年の募集がどうなるのか、全体の流れを見ながらよくよく考えたいと思います。


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May 02, 2016

POG本の話の続き

 昨年の黄色い本だけではなく、黒、青、赤、あとギャロップPOGも調べてみました。
 現時点で活躍している3歳クラブ馬がPOG本に載っていたかどうか、一口の視点でPOG本を見てみます。

 キャロット、サンデーR、シルクのノーザンFの実質直営3クラブの所属馬で、かつ、現時点で重賞3着以上又はオープン勝ちがある馬をピックアップしました。全部で19頭です。クラブごとに現時点での獲得賞金順で並んでいます。


1516pog

(注)
○…写真あり(白黒含む)
△…写真なし、牧場又は厩舎のコメントあり。
×…上記以外

 表の説明ですが、○は写真がPOG本に載っていた馬です。巻頭のカラーページだけでなく、他の記事における白黒の写真も含みます。
 △は写真は載っていなかったですが、牧場又は調教師のコメントが載っていた馬です。あくまで、「牧場」又は「調教師」のコメントが載っていた馬であり、クラブの提灯記事と思われるコメントや、予想家等のコメントはコメントとしてカウントしていません。


 まず、すべてのPOG本で写真付きで紹介されていたのは、リオンディーズ、シンハライト、ドレッドノータス、レプランシュ、チェッキーノ、ハートレー、レーヴァテイン、アストラエンブレムの8頭。
 これらは、皆、ディープ若しくはキンカメ産駒又は有名繁殖の仔というのが共通点です。

 本によって写真が載ったり載らなかったりというのは、メートルダール、ティソーナ、ケルフロイデ、アウェイク、バティスティーニ、ロワアブソリューの6頭。
 これらはキンカメ・ディープの仔であってもそんなに有名な繁殖の仔ではないか、又は、その他のサンデー系種牡馬の仔というところでしょうか。

 写真はありませんでしたが、コメントだけは載っていたのが、メジャーエンブレム、アーバンキッド、ロッテンマイヤーの3頭。
 黄色、黒、青の各POG本はメジャーエンブレムを完全スルーでしたが、赤本とギャロップはしっかりと調教師のコメントを取っていました。

 残りの2頭が、プロフェットとブラックスピネル。
 この2頭のうち、プロフェットは、表にはない東スポPOGに調教師のコメントがありました。

 そうすると、POG関連書籍等で全く名前が挙がらなかったのはブラックスピネルのみ。やはりタニノギムレット産駒ということで、どのPOG本もなかなかピックアップできなかったんでしょうね。。
 しかし、クラブの紹介のような記事でも一切触れられていなかったのは驚きですね。馬自体は募集時から目立っていたんですが、POG的には強気になれなかったということでしょうか。

 ということで、19頭中14頭はどれかのPOG本には写真が載っていた。そして、19頭中18頭は、POG本に何らかの牧場又は調教師のコメントが載っていたということがわかりました。

 あくまで、ノーザンF系のクラブ馬に限った話です。
 POG本に載っていたからといって走るわけではないですが、結果としてクラシックまでに走っている馬は何らかの形でPOG本にほとんどの場合載っているということですね。

 
 とまあ、せっかくPOG本を全種類揃えているので、気になったことを調べてみました。
 しかし、この表を見ると、やっぱり種牡馬って重要なんだなと思います。

 上記19頭中9頭がディープとキンカメの産駒。約半分ですね。内訳はディープ5頭、キンカメ4頭。
 そして、のこり10頭中6頭がその他のサンデー系種牡馬。ハーツクライ、ダイワメジャー、ゼンノロブロイですね。

 残りの4頭がキンカメ又はサンデー系以外の種牡馬の産駒。
 つまり19頭中15頭が、サンデー系種牡馬の仔かキンカメの仔ということです。79%です。

 社台系のクラブでは、自信がないならサンデー系とキンカメの産駒を素直に買っとけということですね。

 そんな中、ハービンジャーは結構頑張ってますよね。上記19頭の中にも2頭入っていますし、しかも両方重賞勝ち馬。価格が下がってきたらねらい目かもしれないです。

 あと、ゼンノロブロイも、2頭入っています。もう社台SSを追放されてしまったので、今後募集されることはほとんどないと思いますが、皮肉なものです。

 最後は全然POG本と関係なくなってしまいましたが、今年も募集が近づいてきましたし、上手く立ち回りたいですね。


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