やっぱり青天井
ディープ牝馬はやっぱり強いという話でした。
牡馬はどうなのかというと、牡馬もやっぱり強い。
色々なデータからもそれは明らかです。
しかし。ディープ牡馬はとにかく高い。
今年のサンデーRの募集価格が発表されていますが、ついに行きつくとことまで行ってしまった感があります。
それでも、まだ種付料は上がり続けていますので、来年以降はさらに上がる可能性すらある。
本当にそのうちストームキャットみたいになってしまうのではないかと、いらん心配までしたくなります。
2008年産~2012年産の社台G生産クラブ馬牡馬の募集価格平均が5,848万円でした。
今年のサンデーR募集ディープ牡馬の平均は1億1,800万円。
12年産までの平均の倍に達してしまっているということです。
ここまで行ってしまうと、いくら長打率が高くて三振率が低いにしても、回収率の点でどうなのかという問題が出ます。
株で言ったら、高値つかみにならないかということですね。
永久に上がり続ける株がないのと同様、無限に活躍し続ける種牡馬もいないわけで、ディープであれ、いつかどこかで回収という点では頭打ちになります。
それが、15年産なのか、それとも昨年の14年産なのか。いやいや来年の16年産からかもしれない。
考えるとキリがないですが、ピンポイントで当たりを引くという芸当ができない限り、かなり大きなリスクを背負うことになりかねません。
まだまだディープ産駒の成績は伸びると考えて、青天井の募集価格について行くのか。
それとも、この辺が引き際と考えて別の種牡馬の産駒に活路を見出すのか。
悩みは尽きないですね。
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