どっちがよかったのか
社台G系のクラブでも、社台・サンデー・G1は近年特に出資者決定方法に大きな変更はなく、安定しています。
考え方も、作戦も例年通りでしょう。
今年も特に変化はなく、変化があるとしたら、最近はノーザンF生産馬の活躍ぶりが顕著なことから、その分より一層サンデーRに票が集まりそうということくらいでしょうか。
社台G系のクラブでも、キャロットは今年の募集から大変革があります。
以前にも書いた通り、抽選になる馬は出資上限口数が一律5口になるということ。
×1だろうが×2だろうが、関係なく、とにかく人気馬は5口までということです。
現状で×2を持っている人からしたら、今年から急に上限5口とかになってしまって、何だか損した気分になりますよね。
私も今年×2なので、気持ちはわかります。
ルール変更ですから、って言われれば、そうですね、仕方ないですねと思うしかないわけです。
でも×2で10口、さらにはそれ以上も・・・と考えていた人にとっては、素直には納得の行かない変更です。
実際に10口とか出資するかどうかはその時にならないとわからないですが、今年の募集を妄想する段階では、キャロットに突っ込む手もあるぞ、とかって考えていただけに、その選択肢が消えてしまったのは、なんだかさみしい気もします。
しかし、昨年までのルールのままだったら、仮に×2を持っていたとしても、今後出資できるという保証はないわけですよね。もちろん、5口に上限が設定されても、出資できるという保証が発生するわけではないのですが、それでも単純に出資できる可能性は上がるでしょう。
キャロットは募集口数を多くの人がシェアできるという考え方、方法を採用したということでしょう。
一時期話題になったワークシェアみたいなものですかね。
全然流行らず、最近はだれも口にしなくなった用語ですが(笑)、一時は結構毎日のようにニュースでも取り上げられていました。
そもそも、ワークシェアっていう考え方自体が資本主義と相反していると思いました。独裁国家でもないかぎり、まともな資本主義国家でそんな考え方は定着しないでしょう。
一口の場合は、「クラブ」が権力者・当局ですから、「クラブ」の決定が絶対です。金○○とかと変わりありません。逆らっても死刑になることはありませんが(笑)、逆らっても無駄なことだけは確かです。
結局のところ、嫌ならそこから出ていくしかない。
でも、そんなに気張らなくても、とりあえず5口で満足したほうがいいかなあと思います。
×2があっても必ず出資できるわけではないです。それでも今までよりも当選確率が上がるのであれば、納得したほうがいいのかなと思います。
「ロトのつるぎ」にせよ「はかいのつるぎ」にせよ、どんなに強い武器も当たらなきゃあ仕方ないですよね。
当たらない剣を振り回しても仕方ないです。
問題は、どれくらい当たるようになるのかということですが、こればっかりは、全体の票の流れがあるので、募集が始まってみないと誰も何とも言えないでしょう。
×2の人を含め、×1その他の人も自動的に当選確率は増えるだろうということはわかりますが、どれくらい増えるのかがわからない。
当選者が増えてみんなニッコリとなるのか、また阿鼻叫喚が起きるのか。
いろんな意味で落ち着かない時期が近づいてきました。
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