しかし じゅもんは ふうじこめられている
キャロットは募集馬が発表されましたが、それと同時に、予告のあった5口制限についても正式に案内がありました。
10口、20口という申し込みをする人がどれだけいたのかはわかりませんが、10口程度なら、それなりにいてもおかしくない気がします。レート的には40分の1のクラブを同じわけですし、そちらと口数を合わせたいという人もいるでしょうから。
キャロットは×制度を導入したため、×をためれば、ある程度は希望通りの出資が可能でした。
×2までいけばだいたいの馬には出資できた。
しかし、×3は制度上存在しないので、運が悪ければ×2のまま何年も…なんてこともなくはない。
昨年の1次募集終了後において、×2権利保有者が何人いたのかはわかりませんが、相当数発生したのでしょう。
このまま×保有者が増え続けると、×制度自体が崩壊しかねないというのもあっての、今回の5口制限なのでしょう。
キャロットは口数に制限がない(全口数の2分の1未満まで出資可)というタテマエでしたので、×2をとって、最優先希望の馬に、好きなだけ何十口も1次募集で申し込むということも可能でした。
これを、私は勝手にマダンテ作戦と呼んでいました。
マダンテというのは、ドラクエ6で出てくる呪文で、ストーリー上最強の呪文という凄い触れ込みの呪文でした。
しかし、この呪文を使うとMPがゼロになってしまうため、実際には役に立たないという意味不明な呪文でした。
キャロットにおいても、×2をとって、その翌年に全財産を1頭の馬に突っ込むということも可能だなと思い、勝手にマダンテ作戦と呼んでいました。
全財産とまでは行かなくとも、10口程度であれば、作戦としては普通にありえたでしょう。
しかし、呪文は封じ込められてしまいました。
キャロットにマホトーンで先手を打たれてしまいましたね(笑)。
可能性としては、今後マダンテの応酬が続くというドラクエではあり得ないような大味な展開もありえたわけですから、このタイミングでの5口制限は仕方なかったのかもしれません。
少なくとも、私が入会したころのキャロットとはまったく異なる質のクラブに変貌してしまったので、今までがどうだったこうだったと考えても仕方ない。
これからのことを考えないといけないですね。
×2を持っていても、効果がなければ意味がないわけです。持っているだけでは役に立たない。使えて初めて意味があるわけですから、そういう意味では、5口制限が発動したことによって、×2が実際に「使える」可能性は高まったともいえるでしょう。
一方で、確かに×2、×1での一出資者による募集口数の大量独占は防げるかもしれませんが、それがどれくらい人気馬への出資しやすさにつながるのかは不明です。
5口制限って言われると、なんだか5口出資したくなるっていうのもあります。
私自身、近年キャロットで1頭に5口も出資したことはありません。
でも、今年は×2だし、5口制限と言われるならば、5口出資しようと思っています。
なんか、せっかくある権利を使わないっていうのももったいないような気もして。
5口制限がなかったとしたら、10口とか出資したのかといえば、それもなかったと思います。
キャロットは実績制でもないですし、そんなに突っ込む必要もないよなあと思っていました。
ネタとしては、マダンテとか言っておもしろがってみても、現実を考えるとそんなに軽々しく10口20口とかできないです。
でも、なんか、制限って言われると、かえってその制限値に合わせないといけないような、損するような気もしてしまう。その辺が人間の心理の難しいところですね。私だけかもしれませんが。
いろいろ考えてみたところで、結果が出るまで何もハッキリしたことはわからないのですが、色々な可能性を考えておいて、後で慌てないようにしたいなと思います。
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