スピード指数的2歳牡馬ランキング
阪神JFの後に牝馬の2歳ランキングについて書きましたが、今回は牡馬です。
【2016年12月25日時点終了時点ランキング】
1位 レイデオロ 指数79 (ホープフルS) <キャロット>
2位 マイネルスフェーン 指数77 (ホープフルS) <ラフィアン>
3位 グローブシアター 指数76 (ホープフルS) <キャロット>
3位 コマノインパルス 指数76 (葉牡丹賞)
5位 ベストリゾート 指数75 (ホープフルS)
5位 サングレーザー 指数75 (ホープフルS) <G1レーシング>
7位 アウトライアーズ 指数73 (ひいらぎ賞)
8位 サトノアレス 指数72 (朝日杯)
9位 モンドキャンノ 指数71 (朝日杯)
9位 ウインブライト 指数71 (ひいらぎ賞) <ウイン>
9位 マイネルズイーガー 指数71 (未勝利) <ラフィアン>
9位 アサギリジョー 指数71 (葉牡丹賞)
牝馬の方は人間が選んだいわゆる「番付」的なものと大体同じになったと思いますが、牡馬のほうはかなりそういうのとはズレが出ているんじゃないかなと思います。
まず、1位のレイデオロですが、スピード指数的には文句なしで1位です。ホープフルの79という指数も世代トップですが、その前の葉牡丹賞でも77という、その時点で世代最高の指数を出していました。ホープフルでも上がり最速ですし、その強さは現時点で際立っています。
ホープフルを経由して最近はG1級の馬が出ていないこともあって、メンバー云々とか色々言われることもあるでしょうが、指数的には文句なしのトップです。中山で2勝していますし、皐月賞までは崩れることは考えにくいと思っています。
2位から5位まではホープフルS組が幅を利かせます。レースレベルが高かったので、どうしてもこうなってしまうのですが、5着までの馬のみを対象にしています。さすがにいくら指数が高いとはいえ掲示板に載らなかった馬を取り上げるのはおかしいとも思いますので。うまくレースの流れに乗って流れ込んだだけというケースもままありますから。
2位のマイネルスフェーンはステイゴールド産駒ですし使いつつ強くなっていると思います。ただ、血統的なことを考えると3位のグローブシアターのほうがこの先の成長という期待値は高いのかなと予想します。
グローブシアターは新馬を勝っての2戦目でホープフルS3着ですから、価値のある3着だったと思います。今の中山の馬場も合うとは到底思えないですが、やはり能力なんでしょうね。先が楽しみな馬です。ただ、馬体が小さいので、タフなクラシックを乗り切っていくには、ここからさらなる成長が望まれるでしょう。
同指数で3位のコマノインパルスはバゴ産駒ですが、指数は高いです。前走はレイデオロが強すぎただけで、この馬も強さを見せたと思います。次いきなり重賞でも上位に来れる可能性はあります。ただ、バゴ産駒ですから、結局のところクラシックというイメージはわきません。
5位のベストリゾートはハービンジャー産駒で、いかにも今の中山が合っただけというイメージがあるので、素直に信用できません。
一方、同指数で5位のサングレーザーはディープ産駒ですが、今の中山で高い指数を出したのは評価できそうです。クラシックで勝ち切るようなイメージまでは持てませんが、常に相手なりに上位に来れる馬ですから、この先楽しみがありそうです。
7位のアウトライアーズはヴィクトワールピサ産駒で500万下を圧勝。中山が合う感じもありましたが、勝ちっぷりが見事でしたし、即重賞で通用しそうです。次のレースでどんなレースをするかが楽しみです。
8位にようやっとサトノアレスです。
朝日杯がややスローに流れたレースだったので、指数が高く出なかったとういうのが8位になった原因です。
今年は牡馬が弱いというか、いい馬がいないというような話になっていますが、指数的には全くそんなことはありません。実際ミスエルテは牡馬にあっさり跳ね返されましたし、世代トップの指数を出しているのも、斤量差を考慮しても牡馬です。
サトノアレスも、普通に強い馬だと思います。ディープ産駒ですし、さらにここから成長するでしょう。
どの程度の器なのかは、朝日杯の結果からは推測できません。次のレースでどんな競馬をするかでクラシックの主役となるか脇役で終わるか変わってくると思います。
9位のモンドキャンノはダイワメジャー産駒で、クラシックには向かわないので、マイル戦線でどれだけやれるかでしょう。ただ、あんまりここからの成長がなさそうな気もするので、その辺がどうかですね。
同じく9位のウインブライトはステイゴールド産駒。前走のひいらぎ賞でもなかなか見どころのあるレース振りでしたし、これからの成長次第で楽しみです。
マイネルズイーガーはアイルハヴアナザー産駒。未勝利勝っただけの馬で、逃げ切りだったので、特に注目を集める存在ではないでしょうが、前走の指数は未勝利戦としては非常に高いものでした。前走の馬場がかなり特殊だった可能性もあるので、半信半疑ですが、ここから大きく成長する可能性もありそうで、指数的には注目しています。
ブレスジャーニーやムーヴザワールドなどの名前が出てきませんでしたが、2頭とも指数70でギリギリ出てこなかっただけです。
そもそも、この時期は2歳馬はどんどん成長していて、指数も年末に近づくほど全体的に上がって行きます。
11月のレースよりは12月のレースのほうが指数が高くなるのは当然で、実際最後のレースのホープフルが重賞でも一番高く出ています。
クラシック勝ち負けには最低でも80台後半、ダービーならば最低でも90は指数が必要になってきますから、結局のところ大事なのはここからの成長力ということです。
来年これらの馬がどのような活躍をしてくれるか楽しみにしたいと思います。


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