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January 05, 2017

油断すると鳩でも喰われる世の中

 正月っていうのは、あれもやろう、これもやろうとか思っても、結局何にもできないというのが毎年のお決まりになっている感じです。

 それでも、毎年正月には動物園に行くことにしています。動物たちが元気でいるかどうかを確認して何となく安心するというか、新年を感じます。

 2日に上野に行きました。
 いつもと変わらぬ平和な動物園でした。

 たまたまオオカミ(タテガミオオカミ)の檻に近づいたときのこと、何だか今日は妙にオオカミが動き回って運動しているなと思いました。

 実は運動ではなく、鳩を追いかけていたのでした。
 駅前にいるドバト(カワラバト)ではなく、基本的には自然があるところにいるキジバトがなぜかオオカミに追いかけられていました。

 え?生餌?
 と、一瞬思いましたが、そんなエサの与え方を動物園がするわけありません。

 オオカミの檻は、結構隙間があって、鳩がギリギリ入れるだけの隙間があったようです。

 キジバトは、なんとなく、イイモノ(エサ)があるんじゃないかなあ~と思って、うっかり檻の中に入ってしまったんでしょうね。

 しかし、オオカミからしたら、飛んで火にいる夏の虫というか、歩いて檻に入る冬の鳩という感じで、ロックオンすると、油断した鳩にいきなり「つうこんのいちげき」を繰り出し、二撃目でキジバトはあっさりHPゼロに。

 あとは、おいしそうに鳩を喰うオオカミを皆で見るという、リアルナショナルグラフィック状態となってしまいました。

 後から来た親子連れが、「あら~、オオカミさんは何を食べているんだろうね~~」とか言っておりましたが、真実は知らないほうが良いかも(笑)と思いつつ、その場を去りました。


 何で鳩がオオカミの檻に入ってしまったのか、理由はよくわかりません。

 犬だと思ったんでしょうかねえ。
 日本ではオオカミは絶滅しているので、オオカミに出会ったことはないでしょうしねえ。

 いずれにせよ、一瞬の油断で憐れなキジバトはHPゼロになってしまいました。

 それにしても、私もオオカミが本気を出したのは初めて見ましたが、ありゃあ、死にますね(笑)。

 よく「檻の中に手を入れないでください」とか書いてありますが、勇気試しとか言って、冗談でも檻に手を入れるなんてことがないようにしないといけないですね。
 羽のついた鳩でも瞬殺ですから、人間の指くらい一瞬で持ってかれるでしょう。
 自然の恐ろしさを知った一日でした。


 人間界?も動物界と実はそんなに変わらず、油断していたらすぐに足許ををすくわれる世の中です。

 競馬ベジータ氏の記事にもありましたが、競馬界(競馬会ではない)も怖い人がたくさんウロウロしている。
 情報の取捨は必ず自分で行う必要があり、他人を鵜呑みにしないことが重要だと思います。

 それは、「人」に限らず、「クラブ」かもしれないし、「調教師」かもしれないし、「騎手」かもしれない。

 一方で、自分自身で判断を行うことができるからこそ、競馬の愉しみがあるということなのかもしれませんね。


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Comments

競馬悟空さん、明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。

競馬界、本当にいろいろな方々がいますからね。ブログ界にも色んな方々がいますが…。

まあ、自分は今年は厄年ですから大人しくしています。

Posted by: パパディー | January 05, 2017 11:20 PM

パパディーさん、あけましておめでとうございます!
人それぞれ、色々ですよね。ファンドというか共有状態で行われる趣味ですから、色々な人がいて、それを気にするなというのも無理かもしれませんが、金銭的な負担は個人に帰属するので、あまり周りを気にし過ぎても仕方ないかなと思っています。ましてやインターネット上の出来事は一々把握できないですものね。余計なことは気にせず1年過ごしたいと思っています。
今年もよろしくお願いいたします!

Posted by: 競馬悟空 | January 06, 2017 07:57 AM

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