北夷陵と南夷陵
今年の社台・サンデーの締め切りが迫ってきました。
締め切りは決まっているわけですから、もうすぐ決断をしなければなりません。
しかし、多くの人は最後まで迷うでしょう。
三国志で、赤壁の戦いで敗れた曹操が逃げ帰るときに、2択を迫られる場面があります。
名無し武将 「一方は南夷陵の大道。一方は北夷陵の山道です。」
曹操 「どっちが都に近いのか。」
名無し武将 「南夷陵の大道です。途中、葫蘆谷(ころこく)を越えて行くと、非常に距離が短くなります。」
曹操 「ならば、南夷陵へ。」
そして、南夷陵に向かった結果、張飛に追い立てられ、ほうほうの態で逃げ、そして最後は助かったと思って、周瑜や孔明を嘲笑した挙句、あまりにも有名な、ジャーン ジャーン からの・・・
「げえ! 関羽」 (横山光輝:三国志)
ですよね(笑)。
三国志中の屈指の名シーンです。
でも、いつも思ってしまうのは、タラレバなんですが、北夷陵の道を通っていたらどうなっていたの?ってことです。
孔明のほうが、げえ!曹操!ってなったんですかね(笑)。
いずれにしろ、赤壁の劉備軍と曹操の戦いは正史には一切記述がなく、「演義」のほうの創作ですから、フィクションにタラレバ言っても仕方ないです。
でも、気になりますね。
社台・サンデーに限らず、一口でも、北夷陵か南夷陵か選ばねばならない場面があるでしょう。
社台・サンデーだったら、最後2頭残り、どっちを第一希望にするか。。
一方がダービー馬で、もう一方が未勝利ということもありうるのがこの世界の恐ろしいところ。
しかもすぐに結果が出るわけではなく、結果が出るのは早くても1年後2年後・・・。
曹操のように、呵呵と笑って1年後2年後に「げえ!○○(馬名)」ということになるのか。それとも天下を取るのか。。
そう考えると、本当に重大な決断ということになります。
あと一日。悔いのないように過ごしたいですね。
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