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August 2017

August 30, 2017

×2は武田海軍

 武田信玄が好きです。

 歴史小説は大体好きですが、オーソドックスなものが好きです。
 山岡宗八とかの、昔ながらの歴史小説を何度も繰り返し読みます。

 武田信玄は、やはり大河ドラマにもなった新田次郎の「武田信玄」が好きです。

 読んだ小説によって、戦国武将のイメージって誓うのだと思いますが、私の武田信玄像は新田次郎の「武田信玄」です。

 昔習った歴史が、なんだか間違っていたとかなんとか、後で言われると、腹立ちますよね。
 小学校のときに教科書に載っていた武田信玄の肖像画が、実は関係ない人だったとか。

 そんなこと今さら言われてもねえ。
 武田信玄って言ったら、「禿+もみあげ」でしょう。これは譲れないですよね。

 今さら違うって言われても、もう無理です。
 私の信玄像はあくまで「禿+もみあげ」です。

 肖像画はどうでもいいのですが、武田信玄は三方ヶ原の戦いで徳川家康を粉砕した後、病気で亡くなります。
 葬儀が執り行われたのは死亡してから3年後でした。

 跡を継いだのは武田勝頼です。
 武田勝頼の時代に武田家の最大版図を達成しますが、みなさんご存知、これも教科書に出てくる「長篠の戦い」で、武田軍は織田信長率いる「鉄砲隊」に「三段鉄砲」の戦術で粉砕されます。

 これも、小学校で習った三段鉄砲はどうやら嘘っぽいというのが今の歴史解釈なんだとか。
 これはある意味納得できます。

 どこの世界に、鉄砲がズラッと並んだところに、騎馬又は徒士で正面切って突っ込んでいくバカがいるのか。
 それも1人や2人ならまだしも、何千人もそんなことで死ぬわけない。
 死ぬに決まっているのにそんなことするのかなあと子供ながらに思っていました。

 実際は織田方の武将が武田軍の調略により謀反するはずだったのが、逆にそれが織田方の策で、裏切りを期待した武田方の指揮系統が乱れ、さらには武田方の御親類衆が勝手に退却してしまい、総崩れとなったところを、馬防策から出てきた織田軍に叩きのめされたということらしいです。

 その辺のことは、新田次郎の武田信玄の続編である「武田勝頼」を読んでください。

 「武田勝頼」は「武田信玄」と違って、読んでいてもイライラするところばかりなので、信玄ファンは面白くないかもしれません(笑)。
 とりあえず、読むと穴山梅雪が嫌いになるでしょう。

 で、実はというか、武田家には、信玄の時代から海軍があったのです。

 天下への道筋を確かにするためには、内陸国の甲斐・信濃しか支配していない信玄は、どうしても海に出る必要がありました。
 そのため、信玄は今川家との婚姻関係を無視して今川を徳川と挟み撃ちにして滅ぼします。

 駿河を得た信玄は、武田海軍を作ります。

 しかし、武田海軍を使用することないまま、武田信玄は没します。

 時代は流れ、勝頼の時代になります。

 武田家と同盟関係にあった長島の一向宗である願証寺が織田信長の攻撃を受けます。

 願証寺は武田家に救援を求め、なんとか武田海軍を救援に送ってほしいと要請します。

 陸路では駿河や信濃から伊勢の願証寺を救援することはできませんが、海路であれば可能。

 ここぞ、まさに武田海軍を使うとき・・・となるのですが、ここで揉めます。

 また例の、穴山梅雪を含めた、武田家の「御親類衆」が難癖をつけるのです。

「武田海軍は天下取りの戦に使用するものである。」

「武田海軍を使うときは上洛時でなければならぬ。」

「それが信玄公の御意向であった。」

とか、もったいつけはじめるわけです。

 模型の船ではないのだから、使わなければ意味がないのに、なぜか置き物のように海軍を扱ってしまう御親類衆。

 武田家は合議制であり、勝頼といえども御親類衆を含めた合議の意見には逆らえず、結果として願証寺を見殺しにします。

 最終的に武田家は天目山で信長に滅ぼされるわけですが、結局武田海軍は滅亡まで一度も使われることのないまま。
 そっくりそのまま徳川家康に吸収されることになります。

※三国志と違って、小説しか読んでないので、本当の歴史解釈と異なるかもしれません。そこはただの戦国好きの話と割り切ってください。


 武田海軍を使っても、結局滅んだのかもしれないですが、もったいないなあと、いつも思ってしまいます。

 そして、思うのが、キャロットの×も「武田海軍」と化していないかと。

 ×なしの年は、とりあえずここは×をためる時と考えて、動かざること山のごとし。

 翌年×1となるも、どうも思ったほど気に入った馬がいない。ここはまだ×を使う時ではない。
 動かざること山のごとしで、ここも×取り。

 そしてさらに翌年、ついに×2に。
 ここが×の使いどころと思う。しかし、欲しい馬はどれも人気。
 ×2を持っているのだから今さら不人気馬に行くのはもったいない。×2はまさに「天下分け目」といえる馬に使うべき。
 果敢に人気馬に挑戦。
 落選。結果として動かざること山のごとしとなり×2継続。

 その翌年も、同じことが起こりえます。
 武田海軍のように×2をありがたがり、神格化することによって、余計に使いにくくなるというか、結果として役に立たないかも。

 なんかこんなことを考えてしまいました。

 武田勝頼のようにはなりたくないし、かといってどうしたら自分として納得が行くのか。
 人それぞれ考え方もあるので、なかなか難しいですね。


 ちなみに新田次郎の「武田勝頼」ですが、真田昌幸が出てきます。
 武田勝頼よりも、タイトルが真田昌幸のほうが良かったんじゃないかと思うくらい真田昌幸は活躍します。
 真田昌幸は「武田信玄」の後半から登場するので、真田昌幸ファンの方は、ぜひ、新田次郎の「武田信玄」及び「武田勝頼」を読んでみてくださいね。

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August 29, 2017

迷ったら

 血統やら厩舎やら馬体やら、色々考えた挙句、それでも迷う場合はどうしたらいいでしょう。

 5頭も10頭も候補がいて、そこから絞り込めないということだと、もうちょっと何とかならないかという話です。
 しかし、最後2頭残って、どっちが最優先候補として良いかとなったときは迷いますよね。

 血統とか、厩舎とかでハッキリ差がつくのであればよいですが、一長一短だったりした場合は迷いに迷ってしまいます。

 もうこうなったら、後は数字の出ているもので比較するしかない。

 わかりやすいものでは、母の馬齢で判断するというのもアリかも。
 単純に若い母の仔を選ぶ。

 高齢の繁殖からも活躍馬は出ますが、生き物ということを考えると、高齢の繁殖からのほうが強い仔がどんどん出てくるということはないはず。


 そんな区別の仕方は納得がいかないとか、偶然にも最後に残った2頭の母年齢が同じだったという場合はどうしましょう。

 もう、こうなったら、誕生日で選ぶというのもアリかもしれません。

 誕生日が「遅い」募集馬を選ぶ。

 誕生日が遅いほうが、月齢は若いわけですから、その分幼いはず。
 幼いにもかかわらず良く見えるのであれば、将来的な成長を祈りつつ、遅いほうを選ぶというのは面白いかもしれません。

 まあ、これも、1月生まれと5月生まれだったら迷わないかもしれません。しかし、3月31日と4月1日生まれで差があるのかと言われたら困ってしまいますが。。

 悩みは尽きませんが、何か自分なりに納得の基準があればよいですね。

 

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August 28, 2017

新規だったら

 キャロットはカタログとDVDもほとんどの人に届いたでしょうし、早い人は、もうコレに決めたという感じになっている場合もあるでしょう。

 キャロットの場合は、既存会員であるか否か、また、×ありかなしかで大きく戦略が変わります。

 特に、既存会員と新規会員では天と地ほどの差があります。

 新規会員は、「そうびなし」か「ひのきのぼう」しか装備していない状態と同じですから、ほとんどの敵(募集馬)はその攻撃(申込)を受け付けません。


 本当に、キャロットはドラクエのような感じです。

 ドラクエは、誰でも最初はレベル1ですし、装備もありません。
 武器も最低限のものしか手に入りません。

 それでも冒険を始めなければいけませんから、最初は城の周りをグルグルまわってスライムを倒すという行動しかできません。

 うっかり遠出して、橋を渡ってしまうと、強い敵が出てきてあっさりやられて死にます。

 スライムを倒して経験を積んで、少しずつレベルが上がり、強い武器を購入し、そうして初めて、強い敵と戦えるようになっていきます。

 キャロットの募集も、新規会員は、最初は好きに選べません。
 スライムとは言いませんが、基本的には既存会員が選ばないような低価格帯で成績不振の厩舎に所属するような馬くらいしか出資のチャンスがありません。
 もちろん、運良く1匹目に倒したのがメタルスライムということもありえなくはないですが、確率的には非常に低いでしょう。

 翌年既存会員になって初めて、本当の冒険の始まりです。

 今度はちゃんとした、真の意味での「最優先」の権利が手に入りますから、贅沢言わなければ、それなりの馬は1頭だけなら手に入ります。
 もちろん、最優先があったとしても、目の前には×1最優先、×2最優先の群れがいますから、真の人気馬は既存会員1年目では手に入りません。

 あくまで人気馬の取得を目指すなら、さらに1年、2年とレベルと武器を強化して待たなければいけない。

 自分で書いていて、気が遠くなってきました。

 まあでも、厳しいのは新規の初年度だけですよ。

 既存会員となる2年目には、黙っていても「どうのつるぎ」は手に入るわけです。
 とりあえずそこまでいけば、それなりに戦えます。
 スライムは一撃で倒せますし、ゴーストとかガイコツぐらいは何とかなるでしょう。

 あとは、どこまで人気馬にこだわるかですよね。
 既存会員になったところで、ダースドラゴンとかスターキメラみたいなのは「ロトのつるぎ」なしではどうにもならないわけですから。

 あっさりやられて、

「おお○○、出資できないとは なにごとだ」

 というオチが待っています。

 それでも、既存会員になれば×がもらえますから、さらに翌年は幅が広がります。

 結局のところ、最初の1年を我慢すれば、それなりに道はひらけてくるはずです。

 どうしても、城の周りをグルグルまわってスライムを倒すのは嫌だという人は、正直キャロットには向かないかなと思います。
 素直に他のクラブを検討したほうがいいのかもしれません。
 キャロットのように新規に厳しいところばかりではないですから。

 既存会員でも、きあいため+バイキルトで、さらに会心の一撃を繰り出したと思ったら、ひらりと身をかわされることもしばしば(笑)。

 何事も我慢と辛抱です。

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August 27, 2017

脚元とか

 カタログやDVDを見ていつも問題になるのが、脚元が云々とかのこと。

 確かに明らかに曲がっているのもいたり、繋ぎが立ち過ぎているのもいたりします。
 そのような馬が過去に残念な結末となった例も多くあって、どう判断したらいいのか迷うところです。

 繋ぎは45度くらい、四肢は真っすぐで、飛節は適度に折れていて、弓脚でも膝がかぶってもおらず、骨瘤もなく、云々。細かく考えて行って完璧を求めようとすればいくらでも項目は出てきます。
 じゃあ、それをすべて満たす完璧な馬がどれくらいいるのかという問題もあります。

 馬っていうものは高い買い物なので、デパートで売っている野菜や果物のように、傷一つない完璧な見た目を求めたくなるのも人情。

 ただ、野菜や果物だって、表面が傷ついていたとしても、食べたら美味しいということはごく普通にあること。
 傷が深く入って、半分腐っているようなものではどうしようもないですが、結局は程度なのかなと思います。

 野菜や果物は、勝手に走り出したりしないので、馬とはそもそも異なりますが、考え方というか気持ちの面では共通する部分もあります。

 私自身は、昔ほど脚元にこだわらなくなりました。
 脚元の丈夫さがイコール能力ではないと思っているのもあります。また、世話をするのは自分ではなく、牧場、外厩、厩舎の方々ですから、それらの「信用できる」プロが扱ってくれるのであれば、それを信じたほうが良いだろうというのもあります。
 見た目や脚元が完璧な馬がいたとしても、それを扱う人間側が未熟ならば、残念な結果が待っている気がします。

 ただ単に回数が使えればよいという地方競馬に行く馬だったら、また考え方は違うのかもしれません。
 中央で上を目指すには、もちろんある程度の丈夫さは必要ですが、それ以上に別の要素で良い部分がないといけないと思っています。

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August 26, 2017

キャロット飲み会

 来週仲間内のキャロット飲み会があります。

 何年前からか忘れましたが、結構続いていて、毎年キャロットの募集の前に飲み会があるということになっています。

 参加予定は5人いたのですが各人の都合などもあり、参加は私を含めて結局4人。
 キャロットの募集前の飲み会なので主にキャロットの募集馬の検討になりますが、皆シルクとか他のクラブにも入っているので、キャロットに限った話をするわけでもないです。

 毎年この時期に飲み会をやっても、まだ2歳馬で勝ち上がっている馬はほとんどいない状況だったのですが、今年は異常事態が発生。
 この5人の誰かが、新馬勝ち順に並べると、トゥザフロンティア、レイエンダ、フラットレー、ルーカスのいずれかに出資しているという状況。

 いずれも新聞雑誌で星をたくさんもらうような、将来を嘱望される期待馬です。
 さらにまだデビューはしていませんが、×2抽選になったデサフィアンテに出資している人もいます。
 今年の飲み会は盛り上がりそうです。


 皆さん、キャロットについては×制度を上手に使っているなと思います。
 実際はうまく×制度を使えていない人も含まれてはいますが・・・。
 うまく行く人もいれば、そうでない人もいるのは仕方ないことです。

 ×制度だけでなく母優先の制度もありますし、それらを上手く使っていけるかが、キャロットで希望通り行くかどうかの大きな分かれ目。

 今年は高額馬と低額馬の値段の開きも大きく、各人の方針や好みで票が分かれそうです。
 各人がそれぞれの最優先又は×をどのように使うつもりなのか、その作戦の立て方が注目されます。

 私も十二分に研究して飲み会に参加したいと思っています。


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August 25, 2017

種牡馬

 これももう、今さらですが、ディープ産駒は走ります。
 ディープインパクト産駒です。

 だから種牡馬の種付料が高く、募集価格も高くなります。当たり前の話です。

 その昔、初代のダービースタリオンが発売されたころは、それなりに可能性のある種牡馬がたくさんいました。

 グリーングラス産駒が重賞勝ったりもしました。

 ダンシングキャップという無名種牡馬の産駒であるオグリキャップが日本中を鳴動させたのも今は昔。
 近年は、ほぼそういうことはなくなりました。

 色々細かな理由はあるのでしょうが、端的に言うと、サンデーサイレンスが来日して、さらに輸入繁殖のレベルも上がり、日本の血統レベルが全体的に底上げされたのが主な原因だと思います。

 指数やってるとよくわかりますが、高い指数が出にくくなりました。特に芝の中距離。
 これは馬の能力が下がったわけではなく、馬の能力の上下差が縮まったせいもあると思っています。
 指数というものは、基本はどの指数も偏差値的な尺度の指数ですから、上下の差が縮まれば、高い偏差値が出ないのと同様、高い指数も出なくなります。

 もう一つ大きな理由はスローのレースが多くなったことですが、これはもう仕方ないです。
 いわゆる補正しきれないスローの・・・って奴ですね。
 スローのレースを単純に除外していってしまうと、それこそ基準タイムや馬場指数を構成する要素そのものがなくなってしまうことになりますし、非常に難しい問題です。

 いずれにせよ、芝のレースではスローの瞬発力勝負での決着が増え、それに対応できない種牡馬は淘汰されることになります。

 結果として、現状はサンデー系の天下となっているということでしょう。

 サンデー一切なしの馬が重賞を勝つ可能性もあります。実際ダービーも勝ちました。
 ただ、それは稀有な例でありますし、今年のダービー馬は、ディープの次に位置するキンカメです。

 自然とサンデー系又はキンカメ以外では厳しいということになるでしょう。

 前置きが長くなりましたが、芝のクラシック及びマイルから中距離は、リーディング上位種牡馬以外では厳しいというのがデータから考えた場合の結論だと思います。
 どんなデータを根拠にしても、そうなると思います。

 芝のレースで上級条件に行く馬を探すのであれば、高くてもリーディング上位種牡馬の仔を探すのが良いと思えます。

 一方、ダートについては、確かにゴールドアリュール産駒やキンカメ産駒も強いですが、マイナー血統の馬でもチャンスはあります。

 結局のところ、みんな芝のクラシックを主な目標に定め、それを実現して次の世代の種牡馬をつくりだします。
ダートは二の次です。

 ダートの種牡馬を生み出しても利益にならないので、そこを目指すことは基本的にはありません。
 結果としてそうなったということはあるでしょうし、実際そういう種牡馬もいます。
 そうなると、どこから強い馬が飛び出してくるかわからない部分もあります。

 リーディング上位種牡馬以外で勝負したいのであれば、ダート向きの馬のみを狙って探してみるというのも一興かもしれませんね。

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馬体重

 キャロットの募集馬の測尺が出ました。

 これも最初の頃そうだったんですが、カタログが来るとカタログやDVDばっかり見て、尺のことを忘れてしまいます。

 重要なのはやはり馬体の大きさでしょう。

 昔書いた、種牡馬の実力という記事を見てもらえばわかりますが、とにかく大きさが重要です。

 まず、ほとんどの場合小さい馬は走らない。

 あくまで「ほとんどの場合」であって、どんなものでもそうですが、例外はあります。

 牡馬だと、さすがにドリームジャーニーは例外中の例外だと思いますが、その昔はライスシャワーとか、小柄で最強クラスの馬もいます。

 しかしこれらはあくまで例外。

 基本はやはりそれなりの大きさであることが望ましいでしょう。

 出走時に牝馬は430kg台、牡馬は450kg台以上であることが望ましいとは思います。
 ただし、これらの数値に届かなくとも、現役期間を通算して牝馬で430kg以上、牡馬で450kg以上となることが予想されるのであれば、とりあえず馬体の大きさ面の心配はそれほどしなくてもいいのかなと思います。

 逆に今度デカすぎる馬っていうのはどうなのかというと、これもやっぱり望ましくはないですよね。

 デカすぎる馬は体のどっかに負担がかかってしまってけがをする可能性が高まるでしょう。
 フレームがしっかりしていれば大丈夫というのもあるかもしれませんが、やっぱり「種」としての決まった大きさというのがあると思います。それを超えるような大きさというのは、ある意味「異常値」であり、そうなると世話するほうも色々と気を遣ったりするのかもしれません。

 牡馬であれば、出走時にできれば520kg以内におさまるのが理想かもしれません。
 牝馬は、そうそうバカでかい馬はいないので、そこまで気を遣う必要はないでしょうが、500kg以内にはおさまってほしいところです。

 問題は募集時の馬体重ではなく、出走時にどうなるかですよね。
 これは正確に予想する方法はありませんが、募集時の測尺をもとに、兄姉の馬体重、父の産駒の傾向から予想するしかないでしょう。

 1月、2月生まれの馬は、現時点で500kg近くになっていてもそんなに心配する必要はありません。
 ここからはもうそんなに大きくならないです。
 4月、5月生まれの馬は、大きすぎるとかえって問題かもしれません。4月、5月生まれは、これからまだまだ成長するので、ちょっと小さいかなと思うくらいでちょうど良い場合が多いです。

 管囲に関しては、気にする人も多いようですが、私はそんなに気にしません。
 馬体に対して明らかに細く見えるような場合は気にします。
 あら、と思って管囲を見るとやっぱりそうかという場合があります。
 そのような場合は気になってしまいますが、基本的に管囲で切り捨てるということはないです。

 体高については、悩む部分ですが、とりあえず低すぎなければ良いかなと思っています。
 1月、2月生まれで140cm台とかだと、大丈夫かなと思ってはしまいますが、体高だけでどうこう気にすることはないですかね。
 馬体全体が小さいというか、馬体重も小さくて、体高も低い場合は要注意でしょう。

 胸囲はほとんど気にしたことありません。


 カタログを見ていて、もう何が何だかわからなくなった、という場合は、馬体のサイズから取捨を決めるのもよいと思います。


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August 24, 2017

人の差

 明日にはキャロットのカタログが届くでしょう。

 カタログを見ると、馬にばっかり目が行ってしまいます。
 当たり前と言えば当たり前です。

 ただし、実際は馬が勝手に走るのではなく、人の手を介して育てられ、競馬場に向かいます。
 常に人間の監視下というか人間の手許で育てられるわけです。

 そうするとやっぱり、「ヒト」の差が「ウマ」の差に顕著に表れてしまいます。

 一口始めたころは、ヒトについて語られるたびに、「オレは馬を選んでいるんだ、ヒトを選んでいるのではない。」と妙な反発心がありました。

 いい馬を選びさえすれば走るだろうと安易に考えていました。

 数年経って「ヒト」が重要だと気付き始め、10年以上経った今は、むしろ「ヒト」のほうがより重要かもしれないと思うようになりました。

 カタログを見ていると、毎年、そのことが頭ではわかっていても、「これだけはちがう」と思いがち。

 カタログを見る前に、自分への戒めとしておきたいです。

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August 22, 2017

2017年度 キャロット 募集馬第一印象メモ

 カタログPDFだけを見ての、自分用のメモです。
 なんだか、今年は「高い」という愚痴が多くなってしまった気がします。


1 レーヴディマンの16
悪くはなさそうですが、なぜこの厩舎なのか。

2 リッチダンサーの16
みんな待ってた組み合わせでしょうし、これは人気になりますね。

3 オリジナルスピンⅡの16
追分育成になるでしょう。何でこのクラブなのかと考えると、なんかね。

4 クルソラの16
人気厩舎で人気間違いなし。

5 ディアデラノビアの16
この厩舎で牡馬ですし、馬も良さそう。これは一番人気になるかも。

6 グレースランドの16
母高齢でこのクラブに来るというよくあるパターン。普通でしょう。

7 アディクティドの16
特に目立つ印象はないです。

8 ヒルダズパッションの16
この母の仔は皆まとまっていますが、まとまりすぎているかも。

9 ビキニブロンドの16
普通ですし、この厩舎では人気にならないでしょう。

10 フレンチバレリーナの16
オルフェ産駒は動きを見ないことには何とも。見た目は普通でしょうか。

11 ラドラーダの16
「我々は皆様にダービー馬の弟に出資できるという未曽有のチャンスを与えているのです。1億4千万円は非常にリーズナブル。良心的価格でございます。」

12 ミスティックリップスの16
悪くはなさそう。動き次第でしょうか。ちょっと高いような気も。

13 スカーレットベルの16
まとまっています。母高齢でこのクラブに来るというパターン。

14 コンカランの16
ダイワメジャー産駒らしい馬です。

15 カメリアローズの16
ごつごつした感じではなく全兄と似たタイプのような気がします。

16 アウトオブタイムの16
悪くないけど、繁殖がそもそも期待されてないんでしょう。

17 スルーレートの16
この母の仔はだいたいまとまってますし、今年もそれなりに良さそう。

18 キューの16
母高齢で繁殖能力低下が顕著。それとともに価格も急降下。

19 ケイティーズジェムの16
値段なりでしょうか。

20 マイティースルーの16
目立つようなタイプではなさそう。

21 エルミラドールの16
全身から湧き立つハービンジャー感。でも悪くはなさそう。

22 プリンセスカメリアの16
あんまりハービンジャーっぽくないですが、動きが気になります。

23 リビングデイライツの16
うーむ。

24 フラゴリーネの16
普通です。

25 クライフォージョイの16
セールで買ってきたから高いのは仕方ないですね。見た目は良さそうです。

26 ユールフェストの16
普通ですね。

27 ピースエンブレムの16
ディープブリランテ産駒でこの値段ですか。良心的価格とは思えないです。

28 フォルテピアノの16
普通かな。

29 ドルチェリモーネの16
ノヴェリストを評価するのであれば、馬体は悪くなさそうですが。

30 ティフィンの16
普通でしょう。

31 ヴァイスハイトの16
昔はよくいたこの父の産駒。まだまだやれる種牡馬ですし、見た目も悪くないです。

32 ピューリティーの16
見た目は悪くないですから、動き次第でしょう。

33 フェルミオンの16
うーん。

34 チアズメッセージの16
4月生まれですし、成長次第でしょうか。

35 ホールロッタラヴの16
まとまってはいます。

36 ネオイリュージョンの16
安定のBクラス感を醸し出すワークフォーク産駒でしょうか。

37 カラベルラティーナの16
普通でしょうね。

38 プロミネントの16
あんまり好きな見た目ではないです。

39 ライツェントの16
悪くないですが、小さいっていうオチでないことを祈ります。

40 シーザシーの16
新種牡馬だけによくわかりませんが、普通なんでしょう。

41 ポロンナルワの16
まとまっています。動き次第でしょう。

42 スカイディーバの16
良い厩舎ですからそこそこ人気になるでしょう。

43 チェリーコレクトの16
これも厩舎で人気間違いなし。上もいい感じで勝ちましたし。

44 ココシュニックの16
この厩舎にかわってこの値段ですか。悪くないでだけに悩みそうです。

45 ジュモーの16
上がハービンジャーで重賞勝っていて、この厩舎。人気にならないわけがないです。

46 ハープスターの16
意外と「はがねのつるぎ」くらいで何とかなったりして。

47 アビラの16
良さそうですけど、この繁殖の仔って毎年過剰人気するんですよね。

48 アナアメリカーナの16
普通です。

49 ピュアブリーゼの16
普通かな。動き次第でしょう。

50 マルティンスタークの16
まとまっていますが、特別な雰囲気もないかな。

51 ヴィートマルシェの16
これも人気になるのかなあ。

52 シーザリオの16
この母にこの父を配するとこうなるというのは、ある意味納得。良心的価格かも。動きが気になります。

53 スペシャルグルーヴの16
いいんじゃないですか。しかしロードカナロア産駒は妙に高いですね。

54 シードオブハピネスの16
安いと思ったらこれ。

55 マハービスタの16
母父ディープ。5月末の生まれですから、変わる可能性はありそう。

56 アブソルートリーの16
何か高いと思ったら、母が優秀なんですね。厩舎もいいところですし、人気になりそうですね。

57 モンプティクールの16
この父の産駒としては普通かな。

58 フェアリーバニヤンの16
なんだか高くないですか。何か、何が本当に良心的価格なのかよくわからなくなってきます。自分でも何を言っているのかわからなくなってきました。

59 ヒカルアモーレの16
この父の牝馬で良くいるタイプ。

60 グレイトフィーヴァーの16
ジャスタウェイ産駒はどうなんでしょうね。

61 アマルフィターナの16
普通ですかね。

62 ディアマイベイビーの16
うーむ。

63 サンドミエシュの16
地雷の可能性も残しつつ、厩舎と馬体は目立つかも。

64 ブライダルソングの16
悪くないですね。動きが気になります。

65 イストワールの16
サイズが知りたいですが、悪くはなさそう。

66 アヴェンチュラの16
ハービンジャー感をどう考えるか。

67 ラフォルジュルネの16
ハービンジャー産駒だけに動きが気になりますが、ちょっと高いような気も。

68 ハルーワソングの16
名繁殖です。ただやっぱり全身に溢れるヴィクトワール感をどう考えるか。

69 クーデンビーチの16
普通でしょう。

70 ブロードピークの16
新規開業。うーん。

71 ヴェラブランカの16
この母の仔という感じはよくわかります。新規開業。

72 ヴィアンローズの16
牝馬かあ。動き次第でしょうか。

73 バイラオーラの16
悪くはないです。むしろこういうのは面白いかも。

74 カニョットの16
普通かな。

75 スサーナトウショウの16
ダノンシャンティ感がすごい。嫌いじゃないですけどね。

76 アドマイヤレッドの16
追分の馬ってこのクラブに必要なのかな。

77 プルーフオブラヴの16
何というか、現代の競馬とズレているような。

78 ローズノーブルの16
さすがにワークフォースの巻き返しはないと思うんですよね。

79 ピンクアリエスの16
ホマレボシ感があるわけでもないですが、そうでなくても普通です。

80 ダブルゴールドの16
普通。

81 クリソプレーズの16
全兄もこんな感じでしたし、これはこれでいいのかも。動きが気になります。

82 ササファイヤーの16
高すぎないですか。種付料50万なんですが。

83 デルフィニウムの16
ザ・ワークフォースと言いたくなるワークフォース感。

84 エポキシの16
普通でしょう。

85 グルーヴィクイーンの16
タートルボウル感はありますが、地方なら意外と面白いかも。


 例のやつは、おそらく週末ごろになると思います。
 またこちらでお知らせします。


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August 21, 2017

希望が通るかは武器しだい

 今か今かと思っていたら、もう明日にはキャロットのカタログPDFと動画が、会員webにて公開。
 忙しくなりますね。

 カタログや動画を見たところで、出資したい馬に出資できるかどうかは票次第。
 票の流れによっては、既存の会員ですら、申し込みをする以前で実質的に落選してしまうことがあるのがキャロットの恐ろしさ。

 まず、そもそも新規で申し込む場合は、最優先も一般も関係なく、既存会員に劣後するので、人気馬に出資できる可能性はほぼゼロと言えるでしょう。


 ドラクエ風に考えると、

新規一般枠 → そうびなし

新規最優先枠 → ひのきのぼう

 という感じでしょう。
 誇張でもなんでもなく、それくらいの感覚だと思います。


既存会員一般枠 → こんぼう

既存会員最優先枠 → どうのつるぎ

 既存の会員でも、一般枠はかなり厳しいですよね。
 こんぼうくらいの攻撃力でしょう。

 既存会員の最優先枠になってはじめて、まともな戦いができるかなという印象です。


既存会員×1最優先枠 → はがねのつるぎ

既存会員×2最優先枠 → いなづまのけん

 ×ありで、こんな感じですかね。
 実際は、×1最優先はもっと攻撃力がありそうな気もします。
 あくまで魔物(募集馬)次第という感じでしょう。
 ×1であっさり勝てる場合もあれば、お話にならない場合もある。

 ×2は、やはりほとんどの馬に出資できる可能性が高いという点で、価値が高いです。
 ただし、「万能」ではないというところが、また、難しいところでもあります。
 現実に×2でも運次第で敵わない場合もあります。
 もう、これは運です。
 ドラクエ2で、シドーがベホマを連発するくらい運が悪かったとあきらめるしかないです。


母優先一般枠 → はじゃのつるぎ

母優先最優先枠 → ロトのつるぎ

母優先×1最優先枠 → てんくうのけん

母優先×2最優先枠 → おうじゃのけん

 キャロットの特徴である「母優先」に関しては、こんな感じでしょうか。

 通常人気の馬であれば、母優先の一般枠で普通に勝てるでしょう。

 ただし、過去にはラドラーダの仔とかアヴェンチュラの仔だとかで、母優先一般枠では落選者が出たことがあります。
 したがって、母優先だけでは安心できません。

 一方で、母優先に最優先を加えた場合には、過去、私の記憶では落選者は出たことがないはずです。
 ここまでくれば、基本的には一撃必殺。一振りで当選となります。まさにここからは「伝説の武器」のレベルの強さでしょう。

 ただし、伝説の武器は誰でも持てるわけではなく、そもそもその母に出資していなければ伝説の武器を持つ資格を与えてもらえないわけですから、やっぱり厳しいことには変わりないです。

 人気という面をドラクエのモンスターの強さに例えるなら、正直な話、スライムから、りゅうおう、シドー、ゾーマ、etc.のレベルまで、さまざまです。

 自分の持っている武器で敵う相手なのかよく見極めてから戦いたいですね。

 「にげる」という選択肢もあるはずですから。

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August 18, 2017

秩序あるクラブ

 ごく一部のタクティクスオウガのファン以外からしたら意味不明なこのタクティクスオウガシリーズ。

 引っ張ります。
 なぜなら、私がタクティクスオウガが好きだから(笑)。
 ただそれだけです。


 先日キャロットの募集価格が発表されました。

 すでに記事にしましたが、驚きはやっぱり1億4千万円の2頭でしょう。

 それでいいんじゃないですかね。とか、適当ぬかしてましたが、内心は、冷静ではなかったです。

 「それってアリだったんだ」

 というのうが、最初の正直な感想です。

 今まで、どんなに人気爆発が予想される募集馬でも、頑なとも言えるほど、市場価格が遵守されていました。

 具体的には、種牡馬価格(種付料)と繁殖の価格(血統・繁殖実績)の枠を超えるような価格設定はなかった。

 ところが、今年1億4千万円の値付けとなった2頭は、確かに繁殖実績、血統ともに素晴らしいですが、まだ結果の出ていない種牡馬の仔です。
 2歳戦で結果が出ていなくもないですが、あくまで2歳戦。今後どうなるかなんてまだハッキリとはわかりません。

 ディープの仔じゃないですからね。あくまでロードカナロアの仔ですから。
 「クラブ馬としての」市場価格を逸脱した価格設定だったと思います。

 言うまでもないことですが、なんとなくとか、勘違いでこの価格設定がなされたわけではなく、意図があってこの価格になっているわけです。

 その意図は、間違いなくコレ。
 確実に人気になるのが分かっているから、過度な人気集中を避け、同時に×取りを封じる。

 これでしょう。

 そうは言っても、どうせ人気にはなるわけですが、人それぞれ予算というものがある。
 募集価格が高くなったからといって、予算の枠が増えるわけではない。
 結果として、4口行こうと思っていた人は2口に。2口と思っていた人は1口に。元々1口のみと思っていた人は、そのまま強行するか諦めるか。という選択を迫られることになります。

 いずれにしても、過度な人気集中は避けられるでしょう。

 ×取りに関しては、そんなに影響はないかなと思います。
 結局、その分ある程度手ごろな価格の馬に人気が集中し、そちらに今度は×取りの票が集中するでしょう。
 募集馬は80頭以上いるわけですからね。


 思い出すのが、暗黒騎士ランスロットの台詞。

 昨日の暗黒騎士ランスロットの台詞には、まだ続きがあります。


暗黒騎士ランスロット
「人は生まれながらにして深い業を背負った生き物だ。幸せという快楽の為に他人を平気で犠牲にする・・・。より強い馬を望み、そのためなら他人を虐げることだっていとわない。しかし、そうした者でも反省をすることはできる。彼らは思う・・・、これは自分のせいじゃない。クラブのせいだ、と。」

「ならば、我々が乱れたクラブを正そうではないか。秩序あるクラブにしてやろう。文句を言うことしかできぬ愚クラブ会員には、ふさわしい馬を与えてやろう。すべては我々が管理するのだ!」


 私も、さんざん文句言ってきました。

 人気馬に出資できない。
 口数制限はどうなんだ。
 結局×があっても出資できないじゃないか。


 それに対するクラブの答えが1億4千万円なんだなと理解しました。

 文句を言うことしかできぬ愚クラブ会員である私は、管理されているんだなと、今さらながらに思うのでした。

 1億4千万円が高いと思う会員は、別の「ふさわしい馬」を買えということなのでしょう。
 これが、新たなクラブの秩序。
 秩序あるクラブへの道筋なんでしょう。

 この流れは、来年以降、他のノーザン系クラブに波及すると思います。
 サンデーRは社台RHとの共同募集という性格もあるので、どうなるかわかりませんが、次のターゲットは間違いなくシルクでしょう。


※この作品はフィクションであり、実在の人物・団体等は一切関係ありません。

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August 17, 2017

一口解放戦線

 覚えているでしょうか、一口解放戦線のことを・・・。
 覚えているでしょうか、風のシスティーナのことを・・・。

 って、覚えていないですよね(笑)。ごく一部のタクティクス・オウガファンを除いては。

一口解放戦線とは?

 
 風のシスティーナは、「平等」と「真の平和」のために戦っているのです。

 システィーナは最後にこう言いました。

「わかりました。でも私はあきらめない。必ず平等なクラブを築いてみせるわ。いつか、あなたたちも気づくはず。
争いのない真の平和を望むなら、個人の欲望は棄てなければならないことに。」


 もちろん、そんなクラブは存在しえないという皮肉を込めて、システィーナの言葉を借りたわけですが、今日、よくよく考えたら、すでにシスティーナの望む「真の平和」を」実現しているクラブがあることに気が付きました。

 それは、ちょうど昨日話題にした、DMMバヌーシーです。


 まず、争いのない「真の平和」を望むのであれば、「個人の欲望」は棄てなければならないとシスティーナは言いました。

 DMMバヌーシーは事業統括自らが、「この商品は元本を下回る可能性が極めて高い商品です。」と明言している。まさに、「個人の欲望」を棄てた人に向けたものなのです。

 そして「平等」について。
 口取りや牧場見学については必ずしも平等ではないようですが、少なくとも出資については平等。
 抽選もなければ×制度もない。もちろん実績制もない。
 だれでも出資できる。
 それも、誰もが欲しいと思う目がくらむような良血馬に。

 さらに「真の平和」がある。
 「感動の共有体験」をするためのクラブですから、最初に事業統括が言うように、「元本」とか「回収率」とか、そんな「真の平和」を乱すような者は最初からお呼びでないのです。
 あくまで、感動を皆で共有するのです。感動に向かって皆が一つになる。それが真の平和というものです。

 争いなど起きようもないです。
 誰もが自由に自由な口数出資でき、少なくとも出資に関しては完全な平等であり、誰かが差別されることもない。
 皆、「元本」とか「回収率」とかは気にせず「感動の共有体験」を求めているのです。


 おめでとうシスティーナ。
 一口解放戦線の勝利だ!

 お・わ・り・・・


 かと思いきや、なぜでしょう。
 真の平和が実現された理想のクラブのはずのDMMバヌーシーに、新規会員が殺到するかと思いきや、今のところそうなってはいません。

 争いがなく、平等で、真の平和があるクラブなのに、思ったほど人気が出ない。
 そんなはずはない。
 なぜなら皆、平等で真の平和があるクラブを求めていたはず。。。
 なぜだ・・・。


 答えは、システィーナがいれば、ヴァイスもいるということです。

「ばかなことを。俺たちが一緒に戦えるわけないだろう。こいつが言った『真の平和』ってのは『俺たち』が会員らしく生きていける世界ってことだ。おまえたちなんかと一緒に暮らす平等な世界なんて望んじゃいねぇッ!そんなモン、クソ食らえだ。」

 自分さえよければいい。

 いや、それはさすがに言い過ぎかもしれない。

 しかし、まず「自分」、「俺たち」が最初で、その後でみんなってことなんでしょう。

 「平等」と言いながら、馬の世界ではその実、平等を望んでいない人が多い。
 なぜなら、真に平等だったら、最初からゲーム性が失われてしまうという部分もあるでしょう。
 感動の共有体験だけでは飽き足らず、そこに「ゲーム性」があってこそ、夢中になれるものなんでしょうね。


 暗黒騎士ランスロットが言うように、幸せという快楽の為に他人を平気で犠牲にするのが人間なのかもしれません。
 だって、どんな方法にせよ、400口のクラブで401口以上の応募があったら、誰かは必ず犠牲になるわけです。
 全員が幸せになることはない。

 あれ、暗黒騎士ランスロットのことも忘れてしまわれましたか?
 困りましたね。

暗黒騎士ランスロットとは?

 暗黒騎士ランスロット
「人は生まれながらにして深い業を背負った生き物だ。幸せという快楽の為に他人を平気で犠牲にする・・・。より強い馬を望み、そのためなら他人を虐げることだっていとわない。しかし、そうした者でも反省をすることはできる。彼らは思う・・・、これは自分のせいじゃない。クラブのせいだ、と。」


 一口解放戦線の挑戦はまだ始まったばかり。
 システィーナが正しいのか、ヴァイスが正しいのか。それとも暗黒騎士ランスロットが正しいのか。
 全員正しくないのか。

 どの立場に立つのかも、人それぞれということでしょう。


※この作品はフィクションであり、実在の人物・団体等は一切関係ありません。


タクティクスオウガ
New 3DSでダウンロードできます。823円(税込)です。名作です。


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August 16, 2017

ばぬーしー

 なんというか、かなり出遅れた感はありますが、知らない間に、一口的な極めて怪しいファンドが開設され、募集が開始されていました。

 ご存知DMMバヌーシーってやつですね。

 遅ればせながら当該ファンドのwebを見ました。

 まず、薄汚いなあと思ったのは、他の広告的なバナーからたどると、トップ画面には、「募集馬情報」が出てこないこと。

 まず、何としてでも「無料で口座を開設」をクリックさせたいという画面構成。

 これじゃあ、自ら「詐欺っぽいことやってます」って言っているようなものだと思いますが。。

 「本当の」トップ画面にたどりつくと、そこには募集馬の情報へのリンクがあります。

 それをクリックすると、ご丁寧に、残口数も1口単位で書いてあるんですね。
 そこは潔いと思います。


 見ればわかりますが、まあ、売れてないんでしょうね。
 このままだと、どの馬も2割売れれば御の字ってとこでしょう。

 愛馬とか馬のためとか夢とか希望とか。
 耳触りの良い言葉を使ってみても、やっぱり皆、最初から損をすることがわかっているものには手を出さないですよね。

 会社側は、夢を、希望をと唱えても、出資する側は大事なお金を使うわけですから、相手側が考える以上に冷静でしょう。

 売る側と買う側の思惑がある程度は一致していないと、色々と難しいんじゃないかなあと思いました。

曹操 「口に大義をとなえても心に一致するものがなければ同志も同志ではない」
(横山光輝・三国志)

という言葉が思い浮かびました。

 バヌーシーに関しては、社長が、「来年はもっと安くできる」とかtwitterで言っちゃっているみたいですし、その辺もどうなのかなあ~と思います。

 安くできる・・・ってそれを企業努力と捉える人はほとんどいないでしょう。
 逆に、じゃあ今の値段が詐欺なんだなと勘ぐられてしまうのではないかなと思いました。
 ますます今年買う人はいなくなってしまうのでは。

 まあデビューするのはまだ先の馬も多いですし、初年度の2歳馬の活躍次第では、大人気一口的クラブになる可能性もありますから、とりあえずは外から半笑いで眺めていたいところです。


 真面目な話をすると、馬は客寄せパンダで、本当の目的は証券会社の口座を開設させることなんでしょう。
 銀行とかと同じで、一度作った証券会社の口座を意味もなく変える人ってほとんどいないと思います。
 若者を自分の口座に引っ張ってきて、長い付き合いをするには、堅苦しい証券会社じゃあ困りますものね。

 若者もいずれはおっさん、おばさん、になるわけです。その時、その人が金持ちになってからDMM証券ですとか言って売り込んでも歯牙にもかけられないでしょう。

 しかし、若いころからの付き合いとなれば話は別。
 様々な金融商品を人生を通じて買ってくれる「かもしれない」わけですから、先行投資というか、囲い込みの一種なんでしょうね。


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August 15, 2017

空前絶後のキャロット募集

 キャロットの募集馬の価格と東西の振り分けがクラブのWebを通じて発表されました。

 最高価格はラドラーダの16(ロードカナロア)とシーザリオの16(ロードカナロア)の2頭。
 なんと1億4,000万円というキャロット史上最高価格となりました。

 先日、今年も何個の「史上最高、史上初」が起きるのか、なんて書いていましたが、もう早速、まだ募集が始まる前の段階で判明するという。。これが現実か。。

 なんか、この価格を見た瞬間、頭の中で、

「空前絶後の~」

っていう、サンシャイン池崎の声が聞こえてきたような気がしました(笑)。

 別に、サンシャイン池崎が特に好きというわけでもなく、池添騎手に顔が似てるな、くらいにしか普段は思わないのですが、何か値段を見た瞬間に、自分もサンシャイン池崎のように叫びたくなりましたね。

 いやいや、そうきたか、という感想です。

 でも、それでいいんじゃないですかね。
 売れるとわかっている産駒、血統なんですから、この値段でも即満口ですよ。今のノーザンの勢いなら。

 さすがにこの値段なら、×2抽選はないと思いたいけど、昨年は1億2千万の馬で×2抽選でしたからねえ。。
 油断とか、思い込みはイカンですよね。

 これから、じっくりと、他の馬のことも考えたいと思います。

 とりあえず、今は、空前絶後の~~と叫んでおきたいと思います。


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ふっかつのじゅもん

 ドラクエの新作はやってません。

 ドラクエは好きですが、もうなんせ時間がなくて、新作ゲームをじっくりやるのは難しい。
 いつになるかはわかりませんが、働かないでゲームだけしていいということになったら、まだやっていないゲームをまとめてやりたいと思っています。

 ドラクエは6まではクリアしています。
 7は途中で飽きて止めてしまいました。

 思い出深いのは、やはり初期の頃の1~5です。

 この中でファミコンで発売されたのは、1~4の4作。

 1~4は、1,2と3,4でゲームの快適性?が大きく異なります。

 ドラクエ3以降は、ファミコンのカートリッジにバッテリーバックアップ機能が内蔵されています。
 ドラクエ1,2は、バックアップ機能がないので、「ふっかつのじゅもん」がありました。

 コンティニューというか、ゲームを再開するときに、「ふっかつのじゅもん」を入れると、最後に、「ふっかつのじゅもん」を聞いた状態で再開できるというシステムでした。

 ドラクエ1はまだ良かったのですが、2になったら、その「ふっかつのじゅもん」が長くて。。

 あるある、というか、語り草ですが、とにかくその「ふっかつのじゅもん」を書きとめるときに、写し間違えてしまうことが多かった。。

 全部ひらがななんですが、特に、「め」と「ぬ」とか、「ね」と「わ」とかの間違いが多かったです。
 この間違い方も個人差があるようで、「ぶ」と「ぷ」とか、「ば」と「ぼ」とかを間違うことが多かったという人もいますし、これらすべてにおいて間違えたという人もいるかもしれません。

 今思うと、とんでもない作業だったなと思います。

 でも、当時ゲームやっているときは、その「ふっかつのじゅもん」に特に疑問はありませんでした。

 ゲームってそういうもんだと思っていたし、とにかく面倒でもなんでもドラクエやりたいわけですから、文句なんてないです。

 むしろ、ドラクエ3が発売されて最初に電源切るときに、「これ本当に大丈夫なのかな?ちゃんとセーブされているのかな?」と心配になったくらいです。
 「ふっかつのじゅもん」に慣れていたから、むしろ新技術のバッテリーバックアップ機能のほうに疑問があるというか、すぐにはしっくりこなかった思い出があります。

 リアルタイムでファミコン版のドラクエ1,2をやっていた人ならば、「ふっかつのじゅもん」を普通に受け入れるでしょう。

 しかし、逆にドラクエ3以降から始めた人にとっては、後でドラクエ2をやってみようとしたら、「ふっかつのじゅもん」が出てきて、「なんだこりゃあ!」となるでしょう。

 やる気が大きく失われるでしょう。
 ドラクエ3だったら、冒険の書を記録しますか?→はい。で済んでいたことが、「ばべぼかにみそ むめらぽめよ・・・」とか意味不明なひらがなを書きとめなければならないんですからね(笑)。
 
 上を見てしまったら、下には戻れないというのはあるでしょう。


 一口では、ほんの10年位前までは、G1を勝つなんて40口のクラブでしかほとんどあり得ず、重賞すら400口のクラブでは珍しい事象という印象でした。

 私もG1どころか、重賞すら自分とは半永久的に無関係な話と思っていました。
 もちろん、希望はあるものの、周りを見渡しても、そうそう実現する希望ではないというのは認識できました。

 最近は400口のクラブ、特にキャロットの馬が上級条件で活躍する姿がすさまじく目立っていて、この状況から一口に参加したら、誰でも楽に、普通に重賞やG1を勝ててしまうと思ってしまうでしょう。

 現実にはそんなに簡単ではありません。
 何せキャロットは希望馬にはなかなか出資できない「予約がないと食べられない店」です。
 しかも予約して順番が回ってくるのをひたすら待っても、結果がでないこともあります。

 すべての馬が重賞・G1で活躍できないと、何か損した気分になってしまうというのもあるのかもしれません。

 私は「ふっかつのじゅもん」の頃を知っていますので、むしろ今が異常というか、信じられないくらいです。
 別に走らない馬を引いたとしても何の文句もありませんが、人それぞれ色々な感情があるなとは思います。

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August 14, 2017

それができたら苦労はない

 社台・サンデー・G1は6月の募集で既に過去の話。
 最近は東サラとシルクの募集があって、1次募集が終わった後も何かと話題の多いのはシルクですが、それもあと2週間。
 月末にはキャロットの募集が始まります。
 その頃には巷はキャロットの募集の話で埋め尽くされ、シルクのことを語る人もいなくなるでしょう。

 何せ、社台、サンデー、G1、東サラ、シルク、ときて、もう社台系の、特にノーザンの馬を手にするチャンスはここが最後になりますから、皆当然に必死です。

 シルクでは不本意な結果になったから、ぜひともキャロットでは!となると思います。

 昨年まではシルクとキャロットの順番が逆でしたから、キャロットでだめで仕方なくシルクという流れもあったのかもしれません。

 今年はキャロットが締めのクラブになる人も多いかもしれません。
 それだけに気合が入るでしょうが、自分だけでなく、皆気合が入っているわけです。

 皆の気合が集まった結果・・・元気玉が大爆発。。というか、人気馬は大爆発になるわけです。
 最優先当たり前。×1上等。×2ですら安全とは言えない昨年の1次募集の結果でした。

 ×2持ちの数が減っているのか増えているのかもわかりませんし、どの馬に×1、×2の票が集まるのかもわかりません。
 とにかく言えることは、それなりの数の人気馬が今年も必ず出て、それらはすべて×アリでなければ確実には出資できないだろうということです。

 それが1頭なのか、2頭なのか、5頭なのか、10頭を超えるようなことになるのか。
 昨今のキャロットの人気ぶりからは、正確に予想することは難しい状況です。

 毎年、まさかそこまでは・・・というレベルを超える人気になるのがキャロットの1次募集。

 ×2どころか、制度はないですが、実質的には×3、×4まで存在している今の状況は、本当に、

「予約しないと食べられない有名店」

そのものです。

 2年待ったら食べられるとは限らず、3年、4年待ちになることもある。
 それでも、そこまで待ってでも食べたいと思う。

 いや、そこまで待ったからこそ、もう極上の一品を食べないわけにはいかない。
 そういう思考もあるかもしれません。

 予約前提の店ですから、一見さんお断り。
 新規は、予約のメニューは食べられません。
 人気ではない通常メニューから選んで、とにかく会員になるしかない。

 そうして初めて、翌年キャロットの特別料理を食べられる「可能性」が得られるにすぎません。
 最高に人気の料理は、そこからさらに2年待たなければなりません。
 しかも、2年待ったところで、食べられるかどうかわからない。
 運が悪ければ3年待ち、4年待ちもある。

 うーん、ここまで書いていくと、いったいどれほど高級な料理なんだってことですよね(笑)。

 でも、別に誇張しているわけではなく、上記のことが毎年起きているのがキャロットです。

 私は高級料理を予約して3年経ちます。
 今年こそはと思いつつも、もうそこまで頑張る必要あるか?という自問自答もあります。

 超高級料理の数種類さえ避ければ、少なくとも×1があれば、ほぼ間違いなく食べられるはず。
 でも、それができたら苦労はないという話です。

 最悪なのは、超高級料理を食べたられたはいいけど、結果最終的には腹をこわすような結果になることかもしれません。。

 キャロットでは一度流れにからズレてしまうと、本当にドツボな流れになることもあるので、どこまで突っ張るのかも重要です。

 あくまでも四暗刻を目指してロン上がりは避けるのか、それとも対々和三暗刻で良しとするのか。
 自分の中で納得のいくように、また悔いのないように立ち回りたいですね。


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August 12, 2017

いよいよ次は

 シルク、東サラの募集が終わって、いよいよ次はキャロットの募集の番。

 一口ブームと言うよりは、ノーザンブームの今日この頃。
 シルクも当然のように昨年以上の満口馬が発生してていますが、キャロットは一体どうなることか。

 何せキャロットは全馬満口という快挙を成し遂げた恐ろしいクラブ。
 今年は1次募集で一体何頭満口になるのか。。

 バツ持ちの人は、強気に攻めるのか、それとも守備的に確実にいくのか。どのような作戦を取るのかで、その後の運命が大きく変わるかもしれません。

 「気合いため」の後に会心の一撃が出るのか。

 それとも、「ミス! ダメージを与えられない!」
となるのか。

 まさかの、「スライムの16は すばやく みをかわした!」
となるのか。

 今年も厳しい残暑がやってきそうです。


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