人の差
明日にはキャロットのカタログが届くでしょう。
カタログを見ると、馬にばっかり目が行ってしまいます。
当たり前と言えば当たり前です。
ただし、実際は馬が勝手に走るのではなく、人の手を介して育てられ、競馬場に向かいます。
常に人間の監視下というか人間の手許で育てられるわけです。
そうするとやっぱり、「ヒト」の差が「ウマ」の差に顕著に表れてしまいます。
一口始めたころは、ヒトについて語られるたびに、「オレは馬を選んでいるんだ、ヒトを選んでいるのではない。」と妙な反発心がありました。
いい馬を選びさえすれば走るだろうと安易に考えていました。
数年経って「ヒト」が重要だと気付き始め、10年以上経った今は、むしろ「ヒト」のほうがより重要かもしれないと思うようになりました。
カタログを見ていると、毎年、そのことが頭ではわかっていても、「これだけはちがう」と思いがち。
カタログを見る前に、自分への戒めとしておきたいです。
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