« いよいよ次は | Main | ふっかつのじゅもん »

August 14, 2017

それができたら苦労はない

 社台・サンデー・G1は6月の募集で既に過去の話。
 最近は東サラとシルクの募集があって、1次募集が終わった後も何かと話題の多いのはシルクですが、それもあと2週間。
 月末にはキャロットの募集が始まります。
 その頃には巷はキャロットの募集の話で埋め尽くされ、シルクのことを語る人もいなくなるでしょう。

 何せ、社台、サンデー、G1、東サラ、シルク、ときて、もう社台系の、特にノーザンの馬を手にするチャンスはここが最後になりますから、皆当然に必死です。

 シルクでは不本意な結果になったから、ぜひともキャロットでは!となると思います。

 昨年まではシルクとキャロットの順番が逆でしたから、キャロットでだめで仕方なくシルクという流れもあったのかもしれません。

 今年はキャロットが締めのクラブになる人も多いかもしれません。
 それだけに気合が入るでしょうが、自分だけでなく、皆気合が入っているわけです。

 皆の気合が集まった結果・・・元気玉が大爆発。。というか、人気馬は大爆発になるわけです。
 最優先当たり前。×1上等。×2ですら安全とは言えない昨年の1次募集の結果でした。

 ×2持ちの数が減っているのか増えているのかもわかりませんし、どの馬に×1、×2の票が集まるのかもわかりません。
 とにかく言えることは、それなりの数の人気馬が今年も必ず出て、それらはすべて×アリでなければ確実には出資できないだろうということです。

 それが1頭なのか、2頭なのか、5頭なのか、10頭を超えるようなことになるのか。
 昨今のキャロットの人気ぶりからは、正確に予想することは難しい状況です。

 毎年、まさかそこまでは・・・というレベルを超える人気になるのがキャロットの1次募集。

 ×2どころか、制度はないですが、実質的には×3、×4まで存在している今の状況は、本当に、

「予約しないと食べられない有名店」

そのものです。

 2年待ったら食べられるとは限らず、3年、4年待ちになることもある。
 それでも、そこまで待ってでも食べたいと思う。

 いや、そこまで待ったからこそ、もう極上の一品を食べないわけにはいかない。
 そういう思考もあるかもしれません。

 予約前提の店ですから、一見さんお断り。
 新規は、予約のメニューは食べられません。
 人気ではない通常メニューから選んで、とにかく会員になるしかない。

 そうして初めて、翌年キャロットの特別料理を食べられる「可能性」が得られるにすぎません。
 最高に人気の料理は、そこからさらに2年待たなければなりません。
 しかも、2年待ったところで、食べられるかどうかわからない。
 運が悪ければ3年待ち、4年待ちもある。

 うーん、ここまで書いていくと、いったいどれほど高級な料理なんだってことですよね(笑)。

 でも、別に誇張しているわけではなく、上記のことが毎年起きているのがキャロットです。

 私は高級料理を予約して3年経ちます。
 今年こそはと思いつつも、もうそこまで頑張る必要あるか?という自問自答もあります。

 超高級料理の数種類さえ避ければ、少なくとも×1があれば、ほぼ間違いなく食べられるはず。
 でも、それができたら苦労はないという話です。

 最悪なのは、超高級料理を食べたられたはいいけど、結果最終的には腹をこわすような結果になることかもしれません。。

 キャロットでは一度流れにからズレてしまうと、本当にドツボな流れになることもあるので、どこまで突っ張るのかも重要です。

 あくまでも四暗刻を目指してロン上がりは避けるのか、それとも対々和三暗刻で良しとするのか。
 自分の中で納得のいくように、また悔いのないように立ち回りたいですね。


|

« いよいよ次は | Main | ふっかつのじゅもん »

Comments

競馬悟空さん、こんにちは。
世の中のノーザン礼賛は当分続くのでしょうが、そんな中で見逃せないのが岡田さん弟の所と思います。
正直言って、馬自体は社台系と比べて見劣りする中で満口馬が続出しているのは、馬よりクラブ自体の在り方が支持されているのだろうと思います。
もちろん四暗刻は狙えないので、タンピンドラ1、リーチで良くてゴンニ程度の期待なのでしょうが。
私的には、昨今の人気ぶりで希望する馬への複数口出資がやりにくくなり、魅力がやや薄れた感は否めないところです。

Posted by: レッドスター | August 15, 2017 09:04 AM

レッドスターさん、こんにちは!
世の中の流れはしばらくは変わらないでしょうね。
ノルマンは重賞,G1となると難しいかもしれませんが回収率とかを重視するのであればいいですよね。
満貫程度かもしれませんが、それでも十分に楽しめそうです。
私も満口になる馬は減口される可能性があるのは残念というかなんというか。でも、出資できないのとどちらがいいかと言われたら、迷います。

Posted by: 競馬悟空 | August 15, 2017 12:24 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« いよいよ次は | Main | ふっかつのじゅもん »