2億8,000万パワーズ
昨日、キャロットの申込状況の最終結果が出ました。
×2抽選は2頭。
×1抽選は6頭。
×2があれば、上位人気2頭以外の全馬に「確実に」出資できたことになります。
×1があれば、上位人気8頭以外の全馬に「確実に」出資できたことになります。
最優先の争いは、思ったほど過熱しなかったのかなという印象があります。
×持ちの人は、今年は結構みなさん手堅く申し込みをした方が多かったのかなと思います。
そう考えると、最終中間発表の票は、新規の方の票が多く、既存会員の方の票は相対的に少なかったのかもしれません。
×2は、オールマイティーではないものの、現状はオールマイティーに近い効果を発揮していると言えるでしょう。
×1は、その効果は微妙なところではあります。
上位2頭は即落選。
残りの×1抽選の馬の中でも、厳しい抽選の馬と、落選者がほとんど出ないような×1抽選の馬もいるでしょうから、何とも難しいところです。
×2まで行ってしまえば、むしろ作戦は立てやすいかもしれません。85頭中83頭には、確実に出資できるわけですから、97.6%の馬について1頭だけではありますが自由に選択できる。
×1の場合は、90.6%の馬について、1頭だけではありますが自由に選択できる。
90%の馬に有効ならば、×1で十分だとも思えますが、この人気10%の部分が結構「核」の部分でもあったりするんですよね。
1億円以上稼ぐ馬は、多くでもだいたい募集馬の1割くらい。
そう考えると、×1だと、この1割を取り損ねてしまう可能性はある。
人気と成績が一致するわけでもないですから、別にどうでもいいと言えばどうでもいいことなのですが、選択肢が狭まるのはつらいですね。
もちろん、取れる可能性もあるのですが、確実ではないというところがまた難しい。
×なしであれば、この上位人気10%は最初から門前払いですから、むしろあきらめがつくかもしれない。
翌年の×を取ったということで納得というのもあるでしょう。
どのあたりの人気の馬を狙うかで、×作戦も変わってきてしまいます。
好みは人それぞれですが、どのような方針で行くのかは、来年以降も重要になるでしょう。
票の行方の中でも、特に注目していたのが、2億8,000万パワーズの人気。
今年は1億4,000万というキャロット史上最高価格の募集馬が、同時に2頭出てくるという歴史的な年。
2頭合わせて2億8,000万パワーズと呼びたい。
なお、ただ、私が2億8,000万パワーズと言いたかっただけで、誰もそんなことは認めていませんのでご心配なく(笑)。
2,000万パワーズは1,000万パワーと1,000万の技という、今考えるとほとんど意味不明の組み合わせでしたが(笑)、2億8000万パワーズは、最高価格の2頭というわかりやすい組み合わせ。
人気はシーザリオの16が上を行き、一般枠では最優先の×1抽選になりました。
一方、ラドラーダの16は、最優先で行った人は確定。一般で申し込んだ票の中での抽選となりました。
どちらも母優先があれば最優先を使わずに確定でした。
重要なのは、どちらも1次で満口になったということですね。
値付けは正しかった。
高いと文句を言う人はお呼びでない。
これが現実でした。
もちろん、高い高いと言いながら出資をするというのもアリです。
「1億4,000万円は非常にリーズナブル。良心的価格でございます。」
という問いに対し、
「足許見やがって!くそっ!くそっ!くそっ!くそっ!」
と言うのも自由。
しかし、現実は、
クラブ社員石和:「はいはいはい・・・!一口35万円、35万円」
クラブ社員沼川:「大丈夫大丈夫、残口はたくさんあるから・・・!なくならないよ・・・!。」
会員A:「おれにもシーザリオの16を一口・・・!」
会員B:「おれにも・・・!」
会員M田:「おれはラドラーダの16・・・・・・!」
という状況。
というか、「なくならないよ・・・!。」っていうセリフは間違ってますね(笑)。
「早くしないと、なくなっちゃうよ・・・!。」っていうのが正しい。
いやいやいやいや。本当に恐ろしい人気です。
すでに60頭が満口。
1.5次が終わった後に一体どうなるのか考えるのも恐ろしいですが、数年前には予想もしなかった現実が迫っているのは事実です。
Comments