出資者ですが
あんまりおもしろくない話なんですけどね。
最近あんまり競馬場も行ってないですし、行っても、パドックにいる時間は少しです。
さっと自分の出資馬の写真を撮るなり、見るなりして、馬場のほうに出るっていう感じですかね。
クラブの馬が自分の出資馬1頭しか出走していないレースだったらいいんですけど、他にも2、3頭、クラブ馬が出走している場合も普通にあります。
そういう場合は、なるべくスーツの人に近づかないようにしています。
パドックで、連れとあれこれ話したくとも、何か他のクラブ馬について言及すると、その発言でそれらの人を不快にしているかもしれないなと思うこともあります。
実際、何でもないただの競馬ファンが、あの馬は良くない、あっちのほうがいいと言っただけで、その人が去った後、スーツの集団が「なんかバカにされたな」とか言っていた場面に出くわしたことがあります。
そういうのを見ちゃうと、何だか、面倒だなと思うことが多くなりました。
ただの競馬ファンでもなく、馬主でもない、出資者という存在は、競馬場で歓迎される存在なのかどうか。
最近は、どうも違うような気もするなあと感じています。
実際、スーツ軍団がパドックから去った後、周りにいた競馬ファンが、
「うるせえ奴らだったな」
「ああ、一口の奴らだろ。しょうがないよ。」
という会話も聞いたことがあります。
自分とは何らの関係もない方々の話なので、恥ずかしいとも思いませんし、大目に見ろとも思いません。
ただ、普通に馬券を買うだけの人と軋轢が生じるのは避けたいなと思います。
競馬の掲示板でも、別にクラブの掲示板でもなんでもないのに、仮に正当な内容だったとしても、その馬に対して「負」の意見があると、「出資者ですが」って言う人が出てきて、「応援しないならば出ていけ」というのも見たことがあります。
見たことがあるっていうか、ほぼそれですね。
自分としては、自分の出資馬であっても、負の意見も見たいし聞きたいです。
そりゃあ、
岡林 「死ね!死ね!死ね!2、3戦出走して死ね!死にさらせ!」
というような単なる暴言は私だっていやですよ。
でも、それなりに考えや分析があるものだったら、聞いてみたいし、教えてほしいなとも思います。
出資者という立場からすれば、そりゃあ大本営発表のようなヨイショの意見が心地よいですが、それって本当に「競馬」なのかなあとも思います。
競うってことは、勝ち負けがあるってことで、こっちが強いと言えば、遠回しにあっちは弱いと言うことになる。
パパス 「なんだか言っていることがよくわからない人だな」
と言われてしまいそうですが、自分にとって心地よくないものがすべて悪いというか、排除すべきものだという考え方は、いかがなものなんだろうかとも思う今日この頃です。
そういう意味では、本気で意見し合う、競馬予想TVは好きですねえ~。
1年に何回か、本気でキレる人もいますけど、「競馬」ってそういうもんなんだとも思います。
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