夢か現実か
クラシックが近づいてくると、今年はどれくらいの収得賞金がボーダーラインになるのかなと気になります。
2歳の重賞が増えたこともあって、結構ボーダーは高めかなと。
桜花賞なんて、昔は未勝利、500万下の2勝馬でも抽選でも出られたもんですが、最近はなかなか難しいようです。
ただの馬券ファンだった頃は、狙っている馬がクラシックに出られるかどうかで本番の馬券の組み立ても変わってくるので、応援している馬がとにかく優先権を取ってくれるように願っていました。
一口で出資するようになってからは、最初のうちはもちろんクラシックという名への憧れが強く、とにかく出てみたいという気持ちが勝っていました。
今年は出られるかもと思いつつ、やっぱりだめでした~~。
っていうのもよくある話。
それでも、そこまでのドキドキ感が楽しかったという思い出があります。
クラシック勝ったことはないですが、とりあえず全部出るには出たので、ただ出ることにあこがれはなくなりました。
完璧なローテーションで連勝又はそれに近い状況でクラシックに出走できるのであれば、それは使わないわけにいかないというか、それがその馬に用意された道です。
でも、出られるかどうか微妙とか、既に前哨戦で大敗してしまっているとかだったら、むしろ出なくてもいいのかもと最近は思ったりもします。
クラシックで勝ち負けを狙うのであれば、目一杯仕上げなければならず、そうするとやっぱり反動が出る馬もいるでしょう。
若駒のうちの無理が祟って素質が潰されるということもあるかも。
結果論で、出ないほうが良かったね、というのもよくある話。
夢に向かう代償は意外と大きい場合もあります。
かといって、夢を見ずに、現実を見据えた小銭拾いに徹してしまって、それで本当に良いのかというのもあるでしょうね。
出資者人それぞれ、考え方も違うでしょうし、夢なのか現実なのか正解はありません。
ただ、目の前に夢があるのに、それを避けて通るようなのは、やっぱり「ホースマン」ではないんでしょうね。
こっちに行けばもっと賞金稼げたとかばっかり言っていると、ホースマンではなく、ゴールドマンと呼ばれてしまうかも。
そういえばパペットマン的な調教師もいたりするかも。。
でも、パペットマンならいいかなと思います。とりあえず「どろにんぎょう」にはなって欲しくないですな(笑)。
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