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October 30, 2018

難しいなあ

 最近競馬を見て思うのは、日本人騎手のサラリーマン的な騎乗が多いなということです。

 一旦隊列が決まったら直線までテコでも動かない。それこそ微動だにしない。

 いい位置取って、人気の馬に乗っているのだったらそれで誰も文句ないですが、そうでない場合は、もう少し何かワクワク・ドキドキさせてくれてもいいんじゃないかなと思います。


 F騎手とか、T騎手とかが、内枠引いて、インにこだわった結果、詰まりました。ごめんなさい。

 これはある意味理解できるんですよ。

 内枠引いたのに、外にワープする必要あるのかっていうのもあるし、インにこだわって距離を稼いで、最上の結果を狙うというのは作戦的には間違っていない。

 ただ、もちろん、レースには流れもあるし、他の馬もいるので、そうそう思い通りにならない。
 結果として最悪のどん詰まりになった。ごめんね。

 これは、下手くそがバカ野郎めって話になるかもしれないけれど、筋道は立っている。


 意味不明なのは、外枠引いて、スローにもかかわらず馬なりでいってなんとなく後ろに。

 そのまま後ろのまま4角回って、そこからバカみたいに追って上がり最速で3着とか4着とか。

 それは一体何の踊りなんですか?と言いたくなる部分はある。


 確かに、外枠だって、動くに動けない場所になってしまう場合もあるけれど、いずれにしてもそういう騎乗が多すぎるというか、妙に目立つなと思います。

 外国人騎手が違うのは、積極的にポジションを取りに行きますよね。

 馬を動かすことを恐れないというか。

 日本人騎手は、馬は「乗ってもいいけど、動かしてはいけないもの」だと思っているのではないかと考えてしまいます。


 でももう、無理なんだろうなと思います。

 外国人騎手にある意味「市場」が解放されてしまって、太刀打ちできなくなってしまった今の状況は、もう変わらないでしょう。

 結局は日本人騎手の活躍を促すには、「利権」として、「保護」するしかない。

 前半の1R~3Rくらいは日本人騎手限定レースにしたらどうですかね。

 そうしたら、日本人騎手の勝ち星も増えるかもしれないし、同時に、某外国人騎手によくある、午前中のレースでのあからさまな「気合ため」のシーンも見なくて済むかもしれない(笑)。

 前半に乗らなければ、後半に力を残せるのは道理ですから。


 昔、地方競馬の騎手のコメントで、「3コーナーで突然M・文男騎手が捲ってきてレースをメチャメチャにされてしまいました」というのを読んだことがります。

 そういう気概のある人は出てこないですかな。


 出てこないだろうなあ。

 鉄人と普通の人を比較してはいけないですよね(笑)。

 いろいろと難しいなあ。

 

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