ハイパワーターボ+4WD この条件にあらずんば
まず最初に、車好きの方がタイトルにひかれてこの記事を期待されていたとしたら、大変申し訳ありません。
私は車に関しては全くの無知というか、運転免許はあるものの、車はアクセルとブレーキとハンドルがついている乗り物という認識しかありません。
最初、ハイパワーターボ+4WD、というタイトルの記事にしようかと思ったのですが、それだと本当に車好きの人に期待させてしまうかもしれないので、「この条件にあらずんば」までタイトルに入れました。
読んでいた人ならすぐにわかると思います。
有名なセリフですから。
頭文字D(イニシャルD)に出てくる須藤京一が言い放つ強烈な一言ですよね。
私は車には全然詳しくありませんが、イニシャルDは好きです。
車について無知だからこそ、劇中で出てくる説明も全部素直に受け入れられたのかもしれません。
イニシャルDについてよく知らない人は、漫画を読んでもらうとして、タイトルのセリフは、京一が「ランエボ軍団」で秋名に乗り込んできたときに述懐してつぶやいた一言です。
ランエボのハイパワーターボ+4WDと、豆腐屋のハチロクとを対比して、読者にランエボの凄さを一言で印象づけた名台詞です。
話は変わって馬の話ですが、京一風に言うのであれば、
「ノーザンファーム+外国人騎手 この条件にあらずんばG1馬にあらずだ」
というのが、今年の、特に後半の競馬だったかもしれません。
この傾向はしばらく続くでしょう。
別にJRAは日本人騎手でなければいけないとは全然考えていないようですし、外国人騎手で海外遠征を推奨したいというのが、今のJRAの隠れた本音かもしれません。
G1や重賞で外国人騎手が騎乗すれば期待値UP。
日本人騎手が騎乗すれば期待値DOWN。
そういう状況になりました。
一口的には、成績UPを目指すには、自分の出資馬により多く外国人騎手に乗ってもらえればいいなと思うわけです。
今度こそ外国人騎手で確勝だ!と思っていても、現実は、
「今回はいつも調教を手伝ってくれている○○騎手にお願いしたいと思っています。」
という非情な結論。
出資者的には、なんでだよ~と思っても、逆に外国人騎手からしたら、
「××なんて馬、アウトオブ眼中!頼まれたって騎乗なんかしねえよ~」
というお気持ちなのかもしれません。。
この状況の中、永久2kg減になった藤田菜七子騎手が「究極の豆腐屋ドリフト」のような騎乗を見せてくれたら、皆より一層競馬に熱中するんでしょうが。。
さすがにそこまでマンガのようなストーリーはないですかねえ。
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